101. ウォーリー
いま思い出しても泣ける、くらい幸せなストーリー。目は口ほどにものを言う、とはこのことかと思うほど、ロボットたちの感情が伝わってきて涙していました。そこら辺もやはり映像技術のたまものかなあと。 [映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 23:47:31) |
102. ダークナイト(2008)
ゴッサムシティに生きる人々は一体何を信じたらいいのか?何て怖い映画なんだろう!というのが正直な感想。バットマンがジョーカーに喰われている。今作の見所は全てジョーカーの登場するシーンにありました。監督クリストファー・ノーランは「バットマン ビギンズ」に引き続き、バットマン=アメコミキャラクターのイメージを覆しましたね。映画の世界からヒース・レジャーという一人のすばらしい俳優が旅立ってしまったことを、とても悲しく思います。 [映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 13:15:35) |
103. 容疑者Xの献身
TVドラマは数回見ていたけど、原作は未読。あまり先入観なく劇場へ行ったのですが、なかなかよい映画だった。期待していなかったから、本編が終ったらすぐ帰るつもりが明るくなるまで立てなかった。予告CMの華やかなイメージとは異なり、最初から最後まで、とても哀しい気持になる映画。この容疑者はタイトルのような“献身”ではなく、自ら進んで“犠牲”を望んでいて、その気持を推し量るととても寂しくて哀しい。 [映画館(邦画)] 7点(2008-11-29 11:56:21) |
104. メリンダとメリンダ
ウディ・アレンの熱狂的ファンでも何でもない私には、『サラ(SARA)っと楽しめるで賞』入賞でした。皆どこか背伸びした感のある、中流階級のニューヨーカーのライフスタイルも見ていて飽きなかったし。同じストーリーをそれぞれ悲劇と喜劇に見立てる作家2人と、役者さん(だっけ?)、仲介役の女性。4人のテーブル議論のメッセージに“何が起きても人生、自分の捉え方次第なんだよ”という、明るさを見出せたのが一番です。肩肘張らず、昼下がりにティーカップ片手に観るのがオススメの映画。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-20 17:36:30) |
105. 屋敷女
久しぶりにベアトリス・ダルを観られたので満足◎◎◎このテの作品の最後によくあるように、やっぱり皆してゾ○ビ化してます。母娘あたりの展開も相当ショッキングなので、刺激強い映画をお求めの方にはお薦めします。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-13 01:21:32) |
106. 崖の上のポニョ
宮崎駿作品に多くあるような、登場するキャラクターや、ストーリー展開で起こる超自然的事象に多分の箴言を含ませた映画を期待する方には、ポニョはイマイチのようですね。宣伝予告のキャッチコピーだった『生まれてきてよかった』や、映画の中でたびたび宗介くんが口にする『僕がまもってあげる』にグッと来てしまった私にはとても心地のよい映画でした。人間が当たり前に持っている、人間の根源にあるような感情を喚起させてくれる映画です。最終的には、私にはポニョと宗介くん2人しか映らなかったような気さえします。いつしか大切なひと達のことを思い出しながら鑑賞していました。子供のころの人間関係だけで観たら、きっと今ほど感動はしないはず。おとなに成りきれない子供向けというところでしょうか。 [映画館(邦画)] 7点(2008-08-11 17:43:36) |
107. 近距離恋愛(2008)
《ネタバレ》 期待よりは面白いラブコメだったかなと思います。皆様指摘されておられる通り、ストーリー展開もいい意味で、古めの王道路線をしっかり守っていましたね。女性目線としては、《実はハンナの方が自分の気持ちに気付いていた》という辺りの葛藤を見せてくれるとより深みがあったのかも。同じく女性目線で言うなら、出張先で公爵をつかまえて1ヶ月余りでスピード結婚に持ち込んで、更に意中の男性と天秤にかけちゃうハンナって、相当やり手のような気もしちゃう…なんて、ね~笑笑。ううむ、あなどれません! [映画館(字幕)] 7点(2008-08-08 01:39:17) |
108. ザ・マジックアワー
全編通してコンビ芸人のよく出来た“勘違い”コントを見ているような映画。佐藤浩市の大胆な演技にはびっくりしました!!単純に笑いたいときにはとてもよいクスリになる映画です。平日昼間に十数人しかお客さんの居ない劇場で観たのに、皆してゲラゲラ笑っていい時間共有させて頂いたので、苦言は書き留めずにペンを置こうと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2008-08-07 20:05:42) |
109. ドリームガールズ(2006)
華々しいエンターテイメント業界の裏側を描いた作品。もちろん、実際よりも誇張した表現にはなっているのだろうと思うけれど、案外深い作りでとても楽しめた。鑑賞して1年以上経ったけど、しっかりオチまで覚えているし。絶対に観て損はない! [映画館(字幕)] 7点(2008-07-02 01:15:24) |
110. 奇跡のシンフォニー
「音楽はそこら中に溢れていて、ただ耳を澄ませばどこからも聞こえてくる」という世界観に惹かれた。ラストまでうますぎるくらいトントン拍子に話は進んでゆくけれど、起承転結のお手本のようなストーリーなのでそれもまた楽しめる!!“転”では、ロビン・ウィリアムス演じる悪役がいい味を出していますね。いま何歳になったのだろう?久々にスクリーンで彼の活躍を拝めてファンとしては嬉しかった。不満な点を挙げれば…その後の続きをもっと観たかったこと、父母のエピソードが案外シンプル過ぎること、そのくせ父、母それぞれのシーンがあまりに多いこと。でも、音楽がひととひとをつなぐという本当に単純なストーリーなのに、ついつい目頭が熱くなってしまう素敵な映画です。ギターを弾き、ピアノを伴奏し、風の中や日常の生活音に“音楽”を感じる少年がちょっと羨ましくなる作品です。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-22 02:02:07) |
111. ダージリン急行
ふまじめな私(当日、会社の面接をサボッて鑑賞)にはヒットでした!!反対に、真面目に生きているひとにはきっとピンとこないであろう映画。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-10 00:57:53) |
112. ハンティング・パーティ
《ネタバレ》 ごくごくありふれた今を生き、生死を分かつような危険な目にあったことなど無い。そんな私には戦争報道に命を賭けるジャーナリストの気持は、きっと一生分からないままなのだろうと思う。最愛の女性の為に、彼女がかつて暮らしていた街の為に、あまりに無謀すぎる復讐だったかもしれない。でもこの映画は、ひとりのトンでもない報道マンの姿を描いた立派な作品だと思う。しがらみの多い世の中、報道では真実全てを伝えきれないだろう。駆け回って得た特ダネも何の価値にもならないかもしれない。けれど、こういう原動力に突き動かされてがむしゃらになるアツさって、きっと大切だなあと思った。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-10 00:52:09) |
113. ラスベガスをぶっつぶせ
株取引にしろ競馬にしろ、“ギャンブル”では数式やら統計やら高等な数学の知識を持つ者が勝つと言う。実際そうなのであろう。“超”とか“ド”がつく程優秀な21歳の学生が、未来を左右する大きな人生の岐路に、面接前のいいネタ作りしたなー!!という話。でも、ケビン・スペイシーが出てるってことでそれだけでは終わらない。うーん、最後まで期待通りの作品だった。ブラックジャックがもっと日本人に身近なゲームだったら、もっとヒットしたんだろうな。それと日本がギャンブル大国であればね。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-08 11:20:42) |
114. ワーキング・ガール
元気の出る映画。ちょっとアバズレっぽくて負けん気の強そうな、メラニー・グリフィスの容姿がピタリとテスのイメージにハマっていて楽しめます。こんな話はないだろうなあとは思いつつも、よく出来たサクセス・ストーリーで引き込まれました。要所要所で熱っぽいセリフが効いて、じ~んとしました!!来春からワーキング・ガールになる私も、仕事の関係上株価に縁深くなりそうだなあ…なんて思いながら観てたのも一因かも知れませんが◎ [DVD(字幕)] 7点(2008-05-21 21:28:03) |
115. アース
映画は大きいスクリーンでみることをぜひお薦めします。少しくらい画面を見上げるくらいの前方がベスト。だいたいどこでもF列くらいが良いのではないかなあと思う。私は今まで見てみたい!と思っていたフウチョウのオスの求愛シーンが見られて感動しました!!!う~ん、かわいかった。ただし、映画のメインテーマはあくまで地球保全ですので、動物の出演状況は不公平な感じですね。(もっとアデリーペンギンを見たかったので。)難しい、突っ込んだ話はないので、環境ビデオに近い。水族館や動物園に行きたいけど行くヒマのないカップルのデートにもオススメの映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2008-02-11 00:43:58) |
116. 愛より強い旅
ロマン君のサーヴィス精神に仰天!!!自分のルーツを求めてアルジェリアへ。自由奔放のロードムービー。好き。そういえば授業で見た「アルジェの戦い」にもあんな風に楽器を演奏して踊ってるシーンがあったナ。世界がものすごい勢いで変化をとげてるのに、彼らはあの時代から変わっていないんだなあと思うとなんかこう、すごいなあ…。 [映画館(字幕)] 7点(2006-04-28 00:12:59) |
117. ミュージック・オブ・ハート
イーストハーレムの小学校でバイオリンの先生をする傍らプライベートでは夫に捨てられ、2人の息子たちと3人暮らし。強気に前向きに居たいけど、ほんとは脆くもある。そして時々ヒステリック。ひとりの等身大の女性を演じるメリルはステキです。そして「心を強く持って」は誰にでも通ずる教訓ですね◎ [DVD(字幕)] 7点(2006-03-26 15:32:04) |
118. ポビーとディンガン
お兄ちゃんの人なつっこい笑顔がとても可愛い!ロカホリさんが指摘されていますが、確かに子役っぽい、熱の入った演技じゃないんですよね。本当に2人の兄妹の日常のような、そんなところもこの映画の魅力◎たまにホロっとしたり、胸が熱くなったり。観たあと透き通った気持ちになれる映画でした。冒頭のオパールの美しい映像も一見の価値アリ◎ [映画館(字幕)] 7点(2006-03-26 14:03:00) |
119. アマロ神父の罪
日本公開の新作続々!メキシコからやって来た美青年ガエル・ガルシア・ベルナル。初めて見たのはこの作品でした。ガエルっち演じる神父は身勝手、傲慢といえばその通り。けど演じる人がこうも濡れた純粋そな瞳で訴えかけてくると可哀想にさえ思える。手枷足枷をはめたままの恋愛に藻掻きに藻掻く、青臭いガエル君がめちゃんこ可愛い。ただ内容はちょいと重たくて、もう1本観る予定がこれ1本で帰宅……心して見るべし。 [映画館(字幕)] 7点(2005-12-27 18:46:10) |
120. キャリー(1976)
初っぱなからヒロインのシャワーシーン。ヌードをパーツごとに映して、伝う水が突然鮮血に変わる。恐怖ではなく映像美のホラー。毒々しいキラキラのダンスシーンなんてまやかしの幸福て感じでEでスよね。画面大分割はデ・パルマ監督の十八番だとか。虚構のようで妙にリアルさを感じる作品だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-07 23:58:09)(良:1票) |