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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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1281.  こどもつかい 《ネタバレ》 
清水崇のねっとりとしたモノや陰惨さが全くないので「呪怨」や「輪廻」みたいなのを期待するとガッカリしますね。滝沢秀明演じる「こどもつかい」の見た目や口調や能力が酷くチープ丸出しだったので割り切って観ないといけない気がします。人形の化身で幼児性があるにしろ、やる事なす事ギャグにしか見えなかったです。これなら映画初出演という滝沢じゃなくてローリー寺西でも良い気がしますね。ハーメルンの笛吹き男っぽいなと思ったらまんまそれだったのは良いとして、もうちょっとどうにかして欲しかったな。子供の怨念を操って大人を制裁するってのは面白いんだけどね。 まあジャニーズを起用してファンを取り込みたいため甘い描写の数々(レイティングGで誰でも鑑賞可能)も予定通りなんだろうけど、もうちょっとゾクゾクくるモノを観せて欲しかったな。音楽だけ割と良かったです。
[映画館(邦画)] 3点(2017-06-26 20:40:45)
1282.  無限の住人 《ネタバレ》 
原作既読。予告編を観たら主要キャラクター総登場的だったのであの濃厚な原作をどうするのかと思ってましたが、まさか仇討ち完了までとは思いませんでしたね。1本で描くのだったら顔見せ程度の百琳と偽一と狂犬の尸良は市原がハマっていたけど無骸流一派、道中で待ち伏せしていた火瓦、宇留間、花田は丸々カットで良かった気がする。儚げでいて華麗な槇絵の次元を超えた最強っぷりの描写が弱いしなぜか花魁なんかになっているうえ大事な天津との関係も単純なモノに悪変され、そのせいで天津も槇絵もキャラが薄くなってて凄く残念だった。無駄にキャラを入れまくって大事なトコ省いてどうするんだよと思いましたね。 前半はただ順番に戦闘を繰り返して消火するだけのダイジェスト。戦闘での殺陣は誰が相手でも変わり映えせず乱闘的にぶった切りまくるだけで見せ方に特徴も工夫もない。万次が変わった得物を出しても相手が特異な恰好をしていても大してクローズアップされずエピソードを抽出して順番に入れているだけ。その間にキャンキャン吠えながら鼻水を垂らしている凛が入ってくるワンパターン芸ばかりで退屈だった。肉体破壊や残酷な描写はほとんど音で誤魔化すだけなのは主役に釣られて観に来る層を意識してのレイティングのせいなんだろうけど、この原作を映画化するなら逃げちゃダメだろうと思いますけどね。まあ「不死身って死ぬほどめんどくせぇ」なんてセンスのないコピーや300人斬りなんて意味不明なモノを売りにしたり、背中の「卍マーク」を「万」に替えてる時点でダメだこりゃとは思ってましたが原作テイストが全く感じられないただのキムタク向け時代劇でした。せめて前後編にすべきだったな。三池と時代劇の相性は良かったと思うけど今回はダメでしたね。
[映画館(邦画)] 3点(2017-04-30 18:03:26)(良:2票)
1283.  ゴーストバスターズ(2016) 《ネタバレ》 
OPのオルドリッジ邸で現れるゴーストからいつものテーマ曲が流れる辺りは良い感じなものの、ほんの触りだけであっという間にフェードアウト。「え~、あの曲をそんな使い方?」と思っているとその後は面白みも魅力もないキャラたちが続々と出て大騒ぎしてグダグダ話を繰り返すばかり。ボケだらけの出来の悪い身内コントを延々と見せられてるだけな感じでテンポも悪く、編集も雑すぎるので会話がここまで面白くないと全く楽しめないですね。女性に一新してどうのこうの言われてましたがそれ以前の問題。おバカキャラでヘムズ・クリスワースが唯一の男として受付役で出てるけど、可愛げのあるおバカとは次元の違う馬鹿っぷりで笑えないし可哀想だった。エンドロールでずーっとダンスシーンが流れてたけど本編用をカットしたんだろうな。アレも本編で流れてたらさらに酷かった気がする。こういうギャグ主体の作品は作り手のセンスが問われるだけに大失敗だなとしか思えませんでしたね。訳の問題もあるのかもしれないけど本国でも大コケだしね(「けったいな」はあのお方へのリスペクトかと思って笑ったけど)。予告編は良く出来ているし、オリジナルのプロットを踏襲しつつ映画好き向きな小ネタを織り込み、アイテムのギミックやゴーストの映像なんか良く出来てるのにもったいなかったな。
[映画館(字幕)] 3点(2016-08-20 18:42:38)
1284.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
優しいけれど葉っぱが大好きでボンクラの冴えないコンビニアルバイトが、実はマインドコントロールされていた凄腕殺人マシンだった。という設定はよくある系ですが、シリアスなのかコメディなのか安定せず全てにおいて中途半端な出来だった。わざわざ寝た子を処分しに行くのも意味不明だったし、その顛末のお偉いさんの行動も意味不明。盛大に話を大きくして田舎町の地元警官を殺しまくるCIAってのも解せないし色々と非効率的かつ頭が悪い。「どうだ?クールだろ?」とでも言いたげなシーンが多いだけ。面白く出来そうだっただけにもったいないなという作りとストーリーだったな。最後はCIAエージェントの彼女とともにエージェントとして行動しているのは自分が思い描いていた強いアポロになったって事なんだろけど、結局はCIAの操り人形になっただけなんだよね。CIA内のゴタゴタの迷惑賃として全てが免除され、行けなかったハワイで彼女とラブラブな最後の方がよかった。
[映画館(字幕)] 3点(2016-02-04 23:31:54)(良:1票)
1285.  寄生獣 完結編 《ネタバレ》 
原作既読。人間が垂れ流したり野山に捨てた産業廃棄物が絡んでくる下りを放射性廃棄物にしたのはいただけなかったな。どう見ても普通のゴミ処理場で放射性廃棄物を燃やしてるのはスルーしても、それが付着している棒を食らって後藤は壊れたのに、そこにいた新一とミギーはミギーの治療で完治ってねえ。期間未定で眠りにつくほど力を使ったとはいえパラサイトは放射能すら浄化できる存在とでも?良い方へ解釈してもそれはナンセンスだな。地球に対して人間の毒性を表していた大事な部分を、震災以来大きな問題とはいえ無駄に叩かれるようなモノに改変しててセンスを疑う。挙句に後藤は焼却炉にポイ捨てで終わりってのも放射能を選択した結果そうせざるを得ないのかもしれないが、新一が葛藤しながら自らの手で始末をつける重要さやメッセージ性が全て台無し。「この種を食い殺せ」は「人間を捕食し減らしてバランスを保つために人間から来た」なんて陳腐でズレた解釈を入れちゃうし、最後にはミギー健在を印象付けるためにしか存在していないと言っても過言ではない狂気と残虐性の薄いボンクラ風の浦上にも萎えた。そもそも対面式じゃなくマジックミラー越しでしか会ってない浦上が、わざわざあの場に出て新一を狙う必要性もなくなってると思うんだけどな。脚本から演出全てグチャグチャでしたね。出来る役者が多く出ていて雰囲気は良いのにもったいないな。あの原作を映画2本(109分+117分)で描かなければいけない制約もわかるけど無理があったわ。最低三部作でやって欲しかった。
[映画館(邦画)] 3点(2015-04-27 22:03:58)
1286.  イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 
元になったというブロードウェイミュージカルは見たことありません。 おとぎ話の主人公たちのその後、と宣伝してますが、それぞれが同一世界に存在し誰もが知っているおとぎ話を消化しつつゴチャ混ぜにして絡んでいくという、新たに再構築したIFの世界というかパラレルワールドのようなモンですね。それぞれが願いを胸に森へ向かうワケですが、予告編の雰囲気は抜群で歌も良くて出演者も達者なメンバーなので楽しみだったものの、話が酷くて色々と中途半端なためにノレませんでした。 おとぎ話を混ぜてその後を描くという着想は良いと思いますが、見た目も悪い色ボケの馬鹿王子兄弟は不快なだけだったし、混ぜた世界もゴチャゴチャになってるだけでまとまりがなく無駄に悲劇的な扱いを受けるキャラもいて、現実社会の人間のようにキャラを生々しくしてるだけ。後半の肝心の『その後』が特に酷く見どころは無いですね。同じディズニーの『魔法にかけられて』のような振り切ったモノが無かったです。
[映画館(字幕)] 3点(2015-03-15 12:11:48)
1287.  呪怨 -終わりの始まり- 《ネタバレ》 
物語を新たにリブートしたとは知らずに観ましたが、ビデオ版から劇場版2までのシリーズに比べると『呪怨』が甘いですね。前シリーズ(?)と比べると、アレでそこまで強い恨みや呪いを抱くと感じませんし、伽椰子も俊雄くんもメイクしただけで、どうやっても抗えない引きずりこむような怖さが足りなかった。常に中途半端に明るい場面ばかりで、闇が足らないってのも解せません。それに、焼き直しのお約束は良いとしても演出にキレがないので驚きもなく、淡々とイベントを消化している感じ。新しい【あっち側へ連れていくネタ】も脚本がお粗末なのでイケてないし、終始テンション低いままでしたね。『終わりの始まり』と副題がついてますが、今後どうする気なんだろうか。素直に『終わり』でいいんじゃないでしょうかねぇ。佐々木希は華があって存在感もあり演技も悪くなかったんですが、そのせいでトリンドルの酷さが余計に際立ってしまってたかな。 【余談】佐々木効果なのか若い女性がいっぱい観に来ていましたが、3歳くらいの子を連れてきていた若いお母さんにはドン引きしました。人ぞれぞれに都合や理由はあると思いますが、子育てにはもうちょっと気を使いましょうよお母さん。
[映画館(邦画)] 3点(2014-07-02 23:58:13)
1288.  MONSTERZ モンスターズ(2014) 《ネタバレ》 
オリジナルは韓国映画らしいですが全く知りません。 『見ただけで誰でも操れる男』vs『唯一操れない男』の戦い。藤原竜也、山田孝之、この世代では抜きん出た役者だと思っていますが、やはり上手いです。特に藤原竜也は見ただけで人を操れる男の役というだけあって、眼力や表情の演技をかなり要求されたと思いますが、ちょっとアレ系の役に慣れているからか形相が凄くて異能っぷりをよく表現できていたと思います。ただ、その『視界に入った人を操る』という力が、状況によってとても都合がよく雑すぎますね。視界を遮れば効力が無くなると言いながら、視界に入っていなくてもずっと操られ続けていたり、その場に都合よく話を作っているだけで、設定から脚本からアバウト過ぎます。警察は無能だし、操れない男を自分の世界から排除しようってだけの繰り返しで、頭を使うわけでもなく、他人を巻き込むだけで面白みもない。異能力者の悲哀は木村多江の幸薄さっぷりが良かったけど、設定は面白いのに物語の肉付けで失敗してるな。反対側のビルで働いでいる人たちを一斉に操ったり、能力を使うことにより足や手が壊死していったり、と、ところどころの描写は良かったんですけどね。操られていたとはいえ、終一を刺した上に父親を突き落としたヒロインは最後のアレ程度で救われてる気はしないし、無駄に話を大きくしようとして大失敗した感じ。 あ、そうそう、格闘家の川尻達也が向いている役柄で出てきた瞬間に笑いました。相変わらず良い体つきしてたけど日本格闘技界も冷えてるから大変だな。
[映画館(邦画)] 3点(2014-06-08 22:59:03)
1289.  相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ 《ネタバレ》 
絶海の孤島という領域でもスーツ姿の右京はミスマッチで面白くもありますが、TVと違った軽いホームズ風な軽い縁起と音楽と相まって余裕が裏目に出てる感じがした。民兵組織は動機はいいとして、リーダー役の伊原以外は凄みがなく、少数精鋭にしても動作が隙だらけでチープにしか映らず、貧弱そうで説得力がなかった。予算の関係上で人員を揃えられないなら、もうちょっと演出でどうにかしないと滑稽なだけですけどね。 上辺は大掛かりでスケールのある風な劇場版ですが、中身は相棒らしいいつも通りの主義主張、思想のお話。現状の日本を右傾化としチクリと刺し、勝った気になっているあたり、違和感がある。まあ昨今いろいろ起きているし問題提起のつもりかな。この内容ならテレビで十分な感じ。せっかくの劇場版なんだから、もっと各キャラの特性を生かした万人受けするエンタメな脚本でいいと思うんだけどな。
[映画館(邦画)] 3点(2014-04-27 02:05:10)
1290.  劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ) 《ネタバレ》 
原作既読。限定100万名入場者特典で0巻が貰えましたが、週刊少年ジャンプで読み切りとして掲載された分で既に読んでいました。その0巻の延長線上にあるといえばある今回のお話でしたが、0巻で描かれたクルタ族の末路への経緯や幻影旅団の過去が描かれると思いきや、オリジナルで違和感のある世界で拍子抜け。クラピカはほぼお休みでキルアのトラウマ克服話みたいになってますね。キャラ崩壊しているし、コレは無かったコトにした方がイイんじゃないかと思います。『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』なんて副題を付けてるし、冨樫が0巻で描いたクルタ族絶滅やそれをやった旅団の設定をした上での映画、と思った私が甘かった。ヤツがそんなに仕事をするわけないわな。
[映画館(邦画)] 3点(2014-02-12 23:22:46)
1291.  47RONIN 《ネタバレ》 
日本風ファンタジーですね。日本人の大多数がよく知っている忠臣蔵をネタにしてるだけに賛否両論間違いないでしょう。よくある中世ヨーロッパ風ファンタジー映画を欧州の人が見たらこんな気持になるのかな、と思ったけど下手に史実を元にしているだけにコレの方が酷いかな。主要登場人物を日本人が占めているから余計に色々と際立ってしまうのが難点。映像や美術関係もありきたりだし場面展開も上手くないので飽きる。『コレは日本風な異世界だな」と思って観るのが良いんだろうけど難しいですね。ご乱心もアレな理由だし武士道や忠義心もアレじゃ海外の人には理解できないだろうな。真田広之の殺陣だけが見どころか。
[映画館(字幕)] 3点(2013-12-07 23:16:04)
1292.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
メカデザインはシンプルで古めかしくて好みではある。破壊された自由の女神、ゴールデン・ゲートブリッジ、エンパイア・ステートビルなどアメリカの象徴がチラ見せされる荒廃した地球の映像はどれも美しく、その破壊された地球をパトロール機が飛ぶシーンなどは爽快感もあって観ていて楽しい。破壊され崩れている月が浮かんでいるというのもインパクトはある。人類は地球にしてみれば寄生虫なんだろうな、と感じる美しさもあった。 ただ、色々なSF作品と似通っていて既視感がありますね。肝心なストーリーは『月に囚われた男』そっくりだし、アッチの方がお金もかけてないのにセンスを感じましたね。
[映画館(字幕)] 3点(2013-06-06 22:44:43)
1293.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
 団地というと経済成長期に建てられた物が多く現代ではかなり老朽化していますね。でも、団地住まいの友達も多くいたので、完全に庶民派な私なんかは愛着があるというか親近感が湧きます。5階の友達の家に遊びに行って留守だった時の徒労に終わったガッカリ感も疲労感も良い思い出です。 で、クロユリ団地。現代の日本の最大の問題かもしれない超高齢化社会における孤独死なんかを絡めつつ、主演二人のバックグラウンドも悪くないので面白くなりそうな雰囲気はあったものの非常に雑な作りだったかな。点と点が線にはならなかったという印象。 全く無意味で不能な霊能者には失笑だったし、あのミノルくんも、あれだけ凶悪な力(別世界に引きずり込んだり念動力じゃ飽き足らず、身内に化け心理攻撃をする5歳児ってのも凄い)を身につけるコトが出来たのは何故だろう?勝手にゴミ箱に入って焼かれただけで恨みも怨念も呪いもそこまで無いでしょうに。友達と遊べなくなった悲しみだけでアレだけの力を得られ悪霊化するなら、世界中悪霊だらけで大変だわ。リングの貞子にしろ呪怨の伽耶子にしろ強烈な思いがあったから、アレだけの存在になった。このミノルくんにも幼児虐待を受けてた、などの説得力を持たせるモノが欲しかった。それが無いのが作品として浅いなと思わせる点。最後、明日香は現世に残ったものの家族に囲まれ幸せな頃に幼児退行、もう一人はどこぞに引き込まれ行方不明。ミノルくんはこれからも弱い心を持った者にとり憑き引き込んでいくのだろうか。なんいせよ悲哀が感じられないし何でもアリの化物になっていて面白みのないキャラクターでした。 音楽だけ雰囲気あって良かったな。川井憲次のムダ使い。
[映画館(邦画)] 3点(2013-05-24 22:43:51)(良:1票)
1294.  宇宙刑事ギャバン THE MOVIE 《ネタバレ》 
『海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン』の興行収入は知りませんが、作品内容と復活のギャバン(大葉健二)に心が踊ったのはファンだけじゃなく関係者も同様だったようですね。新たな金脈を探し当てた、と思ったんでしょう。 さすがの『大葉健二』も57歳ともなり、次代に引き継ぐ年代になっているのは理解できる。でもね、『ゴーカイジャーvsギャバン』は『大葉健二』が演じ、敬意を払った丁寧な内容だったからファンにも受け入れられたんですよね。ファンにとっては、いつまでも『ギャバン=大葉健二』なワケなんですよ。今作は新たな宇宙刑事ならまだしも、『二代目ギャバン』ってのがもう間違いですね。ファン心理を完全に無視してます。100歩譲って二代目がアリとしても、今回のこの映画版は陳腐な三角関係をグダグダと描きつつ、流行ってるのか知りませんが口調が乱暴で滑舌が悪く見た目も柄が悪い華の無い主人公とパートナーで、「これがギャバンか…」とガッカリした人も多いんじゃないでしょうか。まぁ主役の石垣佑磨は打撃系格闘技が得意というだけあって殺陣の動きは良く動きも俊敏なんですが脚本が致命的に酷いですね。 初登場なのに主人公の魅力を描くこともできず、知らない人たちの安っぽい恋愛ドラマを延々と見せられ、終盤の戦闘もぶつ切りダイジェスト風。音楽もセンスのないアレンジになっててカタルシスも感じなかった。新人刑事見習いで成長物語風でもありますが、いかんせん全てにおいて中途半端。無駄にアレコレ詰め込まず普通に爽快なヒーロー映画を撮ればいいのにね。 大葉健二が出てくるとグッと引き締まりますが登場場面が少なく、変身前はどこのエグザイル?と思ったシャリバン+シャイダーは供え物程度で出す必要性が感じられなかった。せっかくの単独映画がこの内容で非常に残念。OPでテンション上がりまくった『ゴーカイジャーvsギャバン』とは雲泥の差ですね。関係者は猛省すべき。
[映画館(邦画)] 3点(2012-10-25 23:12:10)(良:2票)
1295.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
原作キャラやシリーズに出たコトのあるキャラが多く登場し、「おっ!」とは思うものの、何度も何度も同じような音楽をバックにスロー映像のイケてないアクションを繰り返すばかり。アンダーソンはいつまでもその演出がカッコイイと思ってるんだろうな。こういう画が撮りたいだけというのがよくわかる。リメイク『ドーン・オブ・ザ・デッド』やら『エイリアン2』やら数々の作品からネタを失敬してきて既視感ありまくりな上に、全てがネタ元の超劣化版という可哀想な出来なのはいつものコトだった。なんでこのシリーズがそれなりに稼げるのか不思議だ。 華もなくドン臭そうで雑魚キャラにしか見えなかった奴が終盤にレオンと判明した時は脱力しましたよ。エイダも出たけどダサかったなぁ。
[映画館(字幕)] 3点(2012-09-18 23:03:39)(良:1票)
1296.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
原作既読。オリジナルも当然観ています。 シュワルツェネッガーとバーホーベンによってエグイ描写や粋な会話を織り交ぜつつ壮大な展開を見せ、当時の技術としては度肝を抜く映像を使っていた旧作。ゴールドスミスのメインテーマも印象的で、シュワの出演作トップ3に入ると個人的に思ってますがリメイクの必要があったのかな?と疑問に思いましたね。やはりシュワのような見た目でモノが違うと思わせる稀代のアクションスターは別格だなと再認識。スタローンやシュワのようなアクションスターは今後出てくるのかなぁ。 主役の半端ない地味さと旧作には遠く及ばない富裕層vs貧富層という単純でチープな図式なストーリーでテンションが上がるコトはなかったです。あ、旧作へのオマージュシーンはニヤリとしたか。 昨今、これだけVFXの技術が上がっていると、何でもありな映像を作り出すコトが出来ますが、やはり作り手のセンスが一番大事ですね。既視感のある世界観で『ブレード・ランナー』や色々な作品が脳裏をよぎりました。時代を表すという意味で中国っぽさが強いのかな。
[映画館(字幕)] 3点(2012-08-14 21:46:48)
1297.  スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》 
ームの映像の方が凄いかも?と思わせる程度のCGでフルCG映画とは思い切りましたね。 せっかく特徴づけしたキャラ達もあのスーツを着てると誰が誰だか判りにくく、前フリのネタも回収しないままあっさりと無駄に戦死。やっとマローダーが出たと思ったら、ほぼ瞬殺レベルで萎えました。カッコつけたセリフやシーンを入れて印象づけたいんだろうけど、突っ込みどころ満載になってしまっているのは残念。色々と制約もあったんでしょうけど脚本はもうちょっと練って欲しかった。お約束シーンだけ力が入ってましたかね。
[映画館(字幕)] 3点(2012-08-14 21:41:56)
1298.  メリダとおそろしの森 《ネタバレ》 
この邦題にある『おそろしの森』というのは誇張でしかなく、売りになるモノがないから意味ありげに付けたんだろうな、と思いましたね。馬が入るのを拒絶するストーンサークルや鬼火などが出てきたあたりは、どのような意味があり秘密があるんだろう?と考えたりしましたがな~んにも無く、ただ欠陥ありだが都合のいい物を出してくれる魔女がいただけで拍子抜け。 結局は母娘の成長物語ですが先が容易に浮かびつく流れだし、場面も城内や夜の森ばかりと単調。いちいち無駄にドッタンバッタン大騒ぎするだけで物語が面白くなく出てくるキャラクター全員にも魅力がない。宣伝のポスターでも使ってますが、序盤で弓の達人っぷりを派手にアピールしまくってたお転婆お姫様も、何のアピールだったんだろう?というくらいクライマックスではスルー。凄く中途半端で退屈でした。あ、愛嬌がある三つ子の弟が熊になって出てきたトコだけ面白かった。この作品の上映前に流れた短編が2本ありましたが『月と少年』が一番良かったな。 仕方なく吹替え版を鑑賞。400以上の公開館数で数える程しかない字幕版。子供向けと判断したのか、某アイドル人気を当て込んだのか知りませんがヤリすぎじゃないですかねぇ。
[映画館(吹替)] 3点(2012-08-06 22:19:09)(良:1票)
1299.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
70年代の音楽を流しまくり、デップお得意の人を食ったようなユーモア溢れる演技が、200年のズレを持つ時代錯誤の男の滑稽さと相まって良さ気な雰囲気の予告編。アレを期待して本編を観ると物凄くガッカリすると思います。 時にシリアスで無駄にえげつなく、時にコメディで下らない下ネタもあり、どの層に向けたものなのか分からず中途半端としか思いませんでした。 落ちぶれた一族の末裔を含め、何かありそうなキャラクターが多く面白そうではありますが、結局何もなかったな。唐突に化けた狼少女や、幽霊が見えるという男の子が急に強気になったと思ったら死んだ母親の霊が出てきて魔女を仕留めるとか、複線も何もなく完全に観てる側は置いてけぼりでしょう。やたらと家族や一族をアピールするなら、煮え湯を飲まされてきた一族総出で勝たないとスッキリしないけどね。脚本がダメダメです。 いつものバートンらしいダークな雰囲気は抜群で色調や美術はとっても良かったんだけどな。
[映画館(字幕)] 3点(2012-05-24 21:18:22)(良:1票)
1300.  タイタンの逆襲(2012) 《ネタバレ》 
神話の魔物は造形も悪くなく、映像は綺麗なので迫力はあります。冒頭の町を襲うキメラなんか怖いくらい。でも前作と比べると、捻りの無い演出でワンパターンの大雑把な肉弾戦ばかりなので飽きがきますね。尺も短くポンポン進むので単調で印象の薄いアクションが頭に残りません。ドラマ部分も雑な印象しか受けなかったので、せっかくの燃える要素であるゼウスとハデスの共闘もイマイチ。 父子の愛だの家族愛だのを入れたかっただけなのか知りませんが、初っ端で既にイオが死んでいる事が判明してガッカリしましたね。アンドロメダも勇猛果敢な戦士になってるし方向性が狂ってるとしか思わなかった。予告編は凄く良かったんだけどなぁ。
[映画館(字幕)] 3点(2012-05-10 21:14:51)
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1412.73%
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729419.55%
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9734.85%
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