Menu
 > レビュワー
 > ドラえもん さんの口コミ一覧。7ページ目
ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 903
性別
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
昔々、「帝国の逆襲」が公開された時、“見世物映画としては一つの頂点に達した作品”と評されたことがあった。CGやデジタル合成というテクノロジーの格段の進歩で、あらゆる映像表現が可能となった現在、この作品もまさに一つの頂点に立ったと言えるだろう。様々な宇宙船やクリーチャーたちのデザインの素晴らしさや、その有無を言わさぬ凄まじいスペクタクル映像の完成度の高さには、脱帽せざるを得ない。こういう作品に“空疎な大作”と揶揄した表現をよく耳にするが、ここまで徹底的に見せてくれれば、金と時間とアイデアをたっぷりかけただけの事はあったと思う。
9点(2002-07-20 22:58:30)
122.  シェーン
遠くロッキー山脈の雪の白さと青い空。颯爽と登場するシェーンのカッコ良さ。一見、絵に描いたような西部劇のようだが、実はそのカッコ良さとは裏腹に、この作品は西部開拓期の終焉とローンライダーの孤独と侘びしさをオーバーラップさせ、その時代をだだっ広い荒野で共に生き抜いていこうとする、或る貧しい家族との心温まる人情ドラマだと言える。とりわけ、友達もいないことで寂しさが募る少年ジョーイと、やはり孤独なシェーンとが心を通わせていくというプロセスや、少年の母親との仄かな愛にも似た気持ちの機微など、J・スティーブンス監督が実に木目細やかに、そしてあくまでも正攻法で鮮やかに描ききった点で、やはり映画史に残る名作たり得ていると思う。V・ヤングの名曲に乗って、史上余りにも有名なラスト・シーンの残像は、生涯脳裏に焼き付いて離れることはない。
9点(2002-07-07 18:21:52)(良:2票)
123.  スパイダーマン(2002)
超低予算映画でその名を知らしめたS・ライミ監督としては、この超高額予算映画はいかにも不似合いで居心地悪そうに映る。金が掛っていても掛っていないように見せることにも才能のある人かも知れない。だいたいコミックブックからして、そのスケール感など微塵も感じないではないか。そしてそんな予算などとは関係なく、むしろ意外なほどキチンとした人間・青春ドラマになっていることに、一種の驚きと爽快感を覚える。T・マグワイアの特徴のある眼の演技が存分に生かされ、彼の言うに言えない気持ちは十分に伝わるし、そして彼女の唇に残っている微かなキスの感触が暗示的なこのエンディングには、切ないまでの情感が溢れている。たった一度だけTVスポットで見た、遠景の世界貿易センタービルにクモの巣を張った逆光のショットが、諸般の事情でやむなくカットされたのが何とも残念。あと、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」の名セリフを吐いたC・ロバートソンの元気な姿が嬉しかった。
9点(2002-06-30 14:20:30)
124.  ロード・オブ・ザ・リング
とてつもなく膨大でイマジネーションの洪水とも言われる原作を、よくぞここまで映像化に成功したもので、まさしく現代テクノロジーの成せる技。ここにきてこの原作に見合うSFXの発達がようやく映像化を可能とし、その完成度の高さは堂々たるもので風格すら漂わせる。これがやはり只事ではない作品でそして好感が持てるのは、例えば某宇宙SFシリーズのような、これ見よがしの騒々しいだけで纏まりのないSFXと違って、映像効果的にはむしろ必要最小限ですらあり、しっかりと地に足がついた、そして節度を持った、さらに万人に納得させるだけの映像に説得力があるからに他ならない。ジャンルとしては冒険モノ+武勇伝モノといったところだが、一種の友情モノとしても実に良く出来ている。
9点(2002-06-24 00:13:00)
125.  活きる
栄枯盛衰。一日たてば立場が逆転してしまうという、なにが起きても不思議ではない時代。映画はそういう激動の中国を舞台に、時代に翻弄されながらも尚且つ逞しく生きていく、どこにでもいそうなある家族の姿を中心に描いていく。次々と襲いかかる運命の悪戯。中でも「人の死」は身内や旧知の間柄の区別なく、実に唐突で呆気なく描かれていく。それは人生の流れの中のほんのひとコマに過ぎないとでも言いたげだ。象徴的なのは、娘のお産の一見ユーモラスでありながら結果的にはなんとも皮肉でブラックなエピソードが強烈で、まさしくこの時代が生んだ悲劇だと言える。それでも彼らは決して運命に逆らわず、むしろ甘受しているようでもある。そして終始、彼らの生活ぶりを克明に描いているという意味では「生きる」ではなく、やはり「活きる」というタイトルに大いに納得してしまう。数奇な運命を経て、それでもこれからも幾多のことがあって人生というものが流れていくということを暗示したラストに、爽やかな余韻を残して映画は終わる。ひたすら正攻法で丁寧に、そして少しも深刻ぶらず決してユーモアを忘れない。こういう作品を撮らせたらチャン・イーモウ監督のまさに独壇場だと言っていい。
9点(2002-06-14 00:53:28)(良:2票)
126.  メメント 《ネタバレ》 
几帳面な人ほど痴呆症になり易いという説を聞いた事があるが、人間本来の喋る事や食べる事、或いは車を運転するといった生活習慣は忘れないそうだ。そう言えばこの映画の主人公は10分前の記憶が途切れるという事は忘れないようで、その為のメモを採ることもしっかりと覚えていようとする、実に神経の細やかな男のようだ。(しかし体中にメモを刺青にするという行為は、いくらなんでも悠長な話ではないか?)もうひとつ、主人公が車を乗り降りするたびに何度も繰り返し使用するドアリモコン(キーレスエントリー)。本来他人の車であるのにもかかわらず、決してその行為を忘れることがないという事を、ことさら強調するかの如く執拗に描写することで、主人公の性格を炙り出してゆく過程が何とも面白い。冒頭での、記憶が薄れていく暗喩としてのポラロイドが上手く生かされていると思うし、またどこかで記憶が廻り廻って、その度に主人公が混乱している様子も巧く表現されている。
[映画館(字幕)] 9点(2002-04-05 23:33:23)(良:1票)
127.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ユーモアとウイットに富み、仕掛けはひたすら大きく、緻密に計算され尽くしたド派手なアクションと、ロマンス(ときにユーモラスな)の緩急自在の演出はスピルバーグの面目躍如たるものがある。昔々に流行した大冒険活劇を今風に味つけして、現代に見事に復活させたこの作品での彼の功績は大きく、冒険&アクションのお手本ともなった。紛れも無くH・フォードの出世作であり代表作でもある本シリーズ、今は“パート4”での復活を待ち望むばかりだ。
9点(2002-03-16 22:48:32)
128.  蝶の舌
少年モンチョは大人の世界の入り口に立ち、その現実を否応無しに突きつけられていく。そして大人の世界を垣間見た少年のあどけないその表情は、強烈な印象を残すと同時にこの作品の命だと言ってもいい。自然の美しさと、蝶にも舌があるという事を教えてくれた優しい先生。そして自由に生きる事がいかに尊いかという、人間味溢れる感動的なスピーチを残して引退した先生。その先生との出逢いと切なく厳しい別れ。人間の狡さ、卑劣さ、したたかさ、そして弱さと哀しさを描出した見事な幕切れ。最後の言葉、“蝶の舌・・・”の後に少年は何を叫びたかったのだろうか。
9点(2002-03-10 17:54:59)
129.  スピード(1994)
短髪でガムを噛んで颯爽と登場したキアヌに、プロとして余裕綽々のカッコ良さと逞しさを感じたもので、このオープニングのスリリングな展開で、本作はサスペンス・アクションとして上々の滑り出しを見せる。工事中で寸断された高速道路をバスが飛び越えるシーンや、空港の滑走路をぐるぐる廻るというシーンには案外、迫力や緊迫感がないものの、公衆電話のダイヤルに映る炎の演出や、飛行場での大爆発が乗客の乗ったバスのガラスに映るシーンなどの細やかな描写に、これが初監督とは思えないほど熟練した腕の冴えを見せたヤン・デ・ボンだが、結局この作品を超えるものは未だに創られていない。
9点(2002-03-01 00:01:39)
130.  エイリアン2
「今度は戦争だ!」の謳い文句通り、前作とがらっと趣を変えた、一大バトルのエンターティンメントに徹したことが功を奏したようだ。ただ戦争とは言ってもやはり人間側は圧倒的な劣勢で、唯一エイリアンに果敢に闘いを挑むリプリーの存在が、一段と強烈な光彩を放つ。絶望的な状況でも決して最後まで諦めない彼女の姿は感動的ですらあり、さらにクライマックスの対決シーンは、娯楽映画としてのひとつの頂点と思えるほど興奮させられる。J・キャメロン監督の、静寂から一転して阿鼻叫喚へのサスペンス演出が冴えまくる秀作。
9点(2002-02-21 01:04:50)
131.  アクシデンタル・スパイ
十年ぐらい前なら正月映画として堂々と公開されていたであろうJ・チェンの新作だが、正月映画の繋ぎ的に公開されたのには、時代の流れとは言えあまりにも勿体無く、個人的には彼の作品のベスト3に入れてもいい程、その出来はすこぶる良い。細かな小道具を使っての小技を効かせたアクションと、大掛かりなアクションとが見事なバランスを醸し出し、その心地良さと興奮度のボルテージは上がりっぱなしだ。とりわけ米映画「スピード」をさらにスケールアップしたような、クライマックスの大チェイスのなりふり構わぬサービス精神には、香港映画の真骨頂とその潔さを感じる。
9点(2002-02-17 17:59:19)
132.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
タイム・トリップがテーマの作品は数多くあるが、とりわけ本作は未来社会の出来事を知る由もない人たちに、それをさり気なく知らしめるという、ある種の優越感と言うか、爽快感な気分を存分に味あわせてくれる作品だったと言える。夢のあった時代に遡る事で、アメリカ史の一段面を巡る面白さや、細かなエピソードがそれぞれ重要な意味を帯びてくるといったように、とにかく脚本が良く出来ている。R・ゼメキスの演出も実に歯切れの良いテンポで笑いとサスペンスを盛り上げていく。エンターティンメントとしては彼の最高傑作ではないだろうか。ダイナミックでスピード感溢れる迫力ある作品となったのも、タイムマシンにスポーツ・カーを選んだ事が大きなポイントだったという事も付け加えておきたい。
9点(2002-02-10 00:07:16)(良:1票)
133.  おかしなおかしなおかしな世界
札束が詰まったひとつの鞄を巡って繰り広げるドタバタ・コメディ。主演には大御所S・トレイシーを迎え、周囲にM・ルーニー、J・ウインタース、T・トーマス、S・シーザー、E・マーマン等々といった、オールド・ファンなら狂喜する大物の顔ぶれが並び、しかも社会派のS・クレイマーが監督するといった、ミス・マッチな感覚がまず面白い。クライマックス、鞄をめがけて出演者たちが追いかけっこをするビルの屋外の非常階段が、次々と分解してゆくスリル。それの救助に向かった消防車の梯子に、一度に何人もが乗り過ぎて土台ごと揺れ始め、梯子の頂上から人間がひとりずつ弾き飛ばされていくというスペクタクルな面白さは、まさに空前絶後で、未だかつてこれほど笑った経験はない。S・クレイマー監督らしく、金と人間関係に鋭い風刺を効かせた骨太で逞しい大作喜劇に仕上がっている。
9点(2002-02-03 16:01:08)
134.  ハタリ!
壮大なアフリカを舞台に、銃器というものを一切使用せずに野獣と闘い、その大きな獲物を生け捕りにするという、H・ホークス監督が圧倒的な迫力と興奮で描く、実にスリル満点の作品。大画面に突進してくるかの如く、縦横無尽に暴れまくる動物たちのライブ感覚は、昨今のCGで再現されたものとは比べものにならないほど、まさに本物だからこその迫力で我々に迫ってくる。そういう意味では「ロスト・ワールド」の恐竜の捕獲シーンの原点とも言える作品で、当時の撮影隊の労苦が偲ばれる。
9点(2002-01-03 15:32:02)(良:3票)
135.  アメリ
J・P・ジュネ監督独特のクローズ・アップの多用や凝りに凝った画面作りによる作品世界は、まさにファンタジー・ワールドそのもので、突如、彗星のように現れたアメリに扮する妖精のようなオドレイ・トトゥが、その夢先案内人として実に魅力たっぷりに演じてみせる。そして人間ってほんの些細な事で幸せな気分になれるということを、寓話でありながら実に細やかな描写の積み重ねで説得力をもたらせる事に成功していると思う。余談ですが、人形が一人旅をしてそれぞれ各地で撮ったスナップを送ってくるというエピソードは、確か実話にあったと記憶しています。
9点(2001-12-24 18:07:28)
136.  太陽に灼かれて
ロシア郊外の別荘を舞台に、明らかに特権階級だと分かる人々の優雅な日常会話からドラマは始まる。しかしやがて、スターリンの恐怖政治という時代背景が重苦しくのしかかっているのが分かるようになる。その状況下で引き裂かれた男女と、もう一人の男とを中心に物語は進展していき、やがて破滅的な結末を迎える。不幸な時代に生き、その時代がもたらす悲劇を誰もが味わい、しかしそれでも確かに生きたという人間の真の姿を、静かだがドラマチックに描き出した名作。
9点(2001-12-14 23:33:11)(良:1票)
137.  コックと泥棒、その妻と愛人
難解な作風で知られるP・グリーナウェイ監督の、これは比較的解かり易い作品。タイトルからも容易に想像できると思うが、まさにドロドロとした生身の人間の感情のぶつかり合いと、そのかなり歪んだ愛と復讐の物語。その作品世界は極彩色の悪夢とでも言うべきか、グロとエロスのまさに退廃と悪趣味の極みを描き、また悪には悪をもって征すというカタルシスも用意され、媚薬のようななんとも魅力的な作品となっている。
9点(2001-12-14 17:29:38)(良:1票)
138.  赤い橋の下のぬるい水
人間の生と性を終始一貫描きつづけている今村昌平監督ならではの大人の寓話。物干し場から鏡を光らせて、ひたすら乞う清水美砂のしぐさや表情がなんともいじらしく、仕事を放ったらかしてまでその期待に応えようと必死に彼女に向かって走りに走る役所広司ともども、実にユーモラスに描かれている。従って二人のまさに凄まじい“濡れ場”も、どこかカラッとしていて些かのエロティックさも感じさせない。様々な登場人物たちにもそれぞれに比重が置かれ、実に無駄がない。
9点(2001-12-02 00:01:11)
139.  GO(2001・行定勲監督作品)
校門のゲートを何度も軽々とカッコ良く飛び越えるという象徴的なシーンは、まさに古い傷に縛られずに過去の壁を鮮やかに飛び越えていけるエネルギーを感じとれるし、それと同時に主人公の青年のこのほとばしる様なエネルギーと向こう意気の強さに、韓国の人の持つ血というものを感じ無いわけにはいかない。彼の命の輝きとその純真さがたまらない魅力だし、それをものの見事に演じる窪塚洋介は凄いと言うしかない。韓国人と日本人との対比も面白く、脇を固める出演者や製作側の熱気というものも十分伝わってくる。今年一番熱い日本映画だ。
9点(2001-12-01 23:39:22)
140.  ソードフィッシュ
J・トラボルタは悪役がすっかり板について貫禄十分だが、もはや普通の役など出来なくなってしまうのでは・・・・と要らぬ心配を他所に、映画は彼のどアップから始まり、度肝を抜くシーンの連続で快調に飛ばしていく。あらかじめあらゆる思考(行動)パターンを想定した上で、その計算され尽くした計画をそのまま実行に移すという設定は、D・フィンチャーの「ゲーム」をやはり連想してしまうし、また、多くの犯罪映画を見慣れている我々観客に対する挑戦のようでもある。常にエポックメーキングなアクション映画をプロデュースし続けているJ・シルバーの真骨頂とでも言える作品で、これぞまさにプロデューサーの映画だと言える。
9点(2001-11-25 16:26:29)
000.00%
100.00%
240.44%
320.22%
4131.44%
5283.10%
610511.63%
719521.59%
832636.10%
916017.72%
10707.75%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS