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121.  REDリターンズ 《ネタバレ》 
テンポは1作目のほうがよかった。場面=ロケーションの切替でアニメーション使ったのは感心しないけど。ま、観て損はしないと思います。はまったのは、ベイリーの造形がどう見てもハンニバル“カニバル”レクター意識してるとしか思えないところ。数々のシェイクスピア作品や「エリザベス1世」演じてるヘレン・ミレンに、今度はスコットランドのメアリーやらせたこと。残念だったのは、オープンルーフの2CV使ってるんだから、狭い路地に挟まったときは上から抜け出すシーンほしかったこと。そうそう個人的に大受けだったのは、葬式シーンでオルガン演奏されてる曲が、なにげにストーンズ「無情の世界」なことですね。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-16 16:53:45)
122.  許されざる者(2013) 《ネタバレ》 
エンディング変更しちゃったから、この点数。ただ色んな意味で「セデック・バレ」踏まえていて、そこはかなり評価します。個人的に「黒潮に乗ってやってきた民」の物語に強く惹かれているので。クリント版もう一回観ます。
[映画館(邦画)] 7点(2013-09-20 18:10:12)
123.  すべて彼女のために 《ネタバレ》 
「スリーデイズ」の元ネタってことで観ました。むこうは本作を踏まえた上で「あの」ポール・ハギスがシナリオ作り直してるので勝てはしないんだけど、こっちがちゃんとしてるからリメイクされたんだと思います。ということで、主人公のかかえる「パートナーの無実を完全に信じる」「愛するものと一緒に暮らしたい」を解決する手段として脱獄以外方法がないこと、を受け入れることが出来るかどうかで感じ方が違ってくる。そのためには何でもするというのが主人公の行動原理となっているわけで、それを理解できなければ感情移入できなくてもしかたない。私には受け入れられない人のことは判らない。この骨格に関する評価は「スリーデイズ」と同一です。弱い部分としては、糖尿病、行き先=エルサルバドルなどを先にバラしちゃうことで話が平板になってしまうところ。検査結果を抜き出して持ち去ったり、偽のデータを差し込んだりってのはバレると思っちゃってもしょうがない。リメイク側がうますぎるだけにつらいね。VOLVOとシトロエン乗ってるってことでどんな階層の夫婦かってことが判るんだけど、外車興味ない人にはわかんないよね。そうそう、主人公が「君を想って海を行く」の水泳コーチだったり、ダイアン・クルーガーがフランス語うまかったりと発見も多かった。こんだけフランス語しゃべれるなら「イングロ」の使いかたもったいなかったんじゃあないでしょうか。 特にランダ大佐に殺されるシーンは。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-19 17:30:50)
124.  クレイジー・ハート
Tボーン・バーネットが音楽担当なので観に行った記憶があります。結果「レスラー」のプロットそのままの作品なんだって思ったのは間違いない。合衆国南部の白人社会に根ざす音楽がわからないと、この物語の背景は理解できないでしょうね。さすがに音楽は素晴らしく、サントラ買ったんだけど、本編観たときほど心に入ってこなかった。多くの日本人には関係ない作品だと思います。「レスラー」観てください。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 03:13:58)
125.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 
私、字幕と英語台詞を同時に追いたいので3Dは観ませんから(気持ち悪くなります)2Dでの評価。原作をどうやって三部作にするんだろうと思ってたら、尾鰭を付け、ベイキングパウダー大量にぶっこんでまるで「旅の仲間」でしたね。したがってガラドリエル登場。ケイト・ブランシェット、経年変化を見事にメイクと画像処理で隠しててファンとしては嬉しいかぎり。原作ではサラッと記述されていたのですが、故国を追われたドワーフ(発音はドォーフだと思います)たちという設定はどう考えてもユダヤを思い出してしまい安直。いかにも絵に描いたようなCGって箇所が多く、たぶん3Dだったら気にならないのでしょうね。あ、でも鷲の脚や爪のニュアンスの出し方はよかった。一作目からビルボが指輪に淫していく兆しを見せたほうが、物語への吸引力があったと思う。この指輪が物語を引っぱるのですから。それからゴクリ(スメアゴル)が、なぜ「わしら」というのかということを踏まえた字幕であるべきです。 この順で作品化したのは「スターウォーズ」へのデディケイト?
[映画館(字幕)] 7点(2012-12-21 17:52:14)
126.  ゴッド・ブレス・アメリカ 《ネタバレ》 
いくらでも膨らましようがある話なのに、こぢんまりまとまっちゃって残念。とにかくスピード感に欠けますね、「キック・アス」くらい突き抜けてたら名作になれたのに。銃のディテールはちゃんとしてるし、音楽(特にアリス・クーパー)は最高なのにもったいないの極み。あ、DVDで借りるんならおすすめですよ、それまで待ったほうが… 観て損はない作品だから。
[映画館(字幕)] 7点(2012-09-12 13:40:15)
127.  映画 ひみつのアッコちゃん(2012) 《ネタバレ》 
いいんじゃないんですか? いいかげんでご都合主義、深みのかけらもないシナリオ、演出だけど。赤塚漫画の実写版映画化だから怒らない、怒らない。ただ、テレ朝だったらもうちょっとディテール詰めたはずだと思う。ドラやクレしんの映画版のようにきっちりとはできなかったにしても、実写版戦国大合戦レベルくらいには。綾瀬はるか、もたいまさこという日テレ御用達俳優出演だからしかたないんだけどね。タイムスリップものとして、あのエンディングならOKでしょう。ま、大杉漣、谷原章介、吹石一恵、鹿賀丈史が小学生の女の子になって演技するの観るだけでも一見の価値ありです。綾瀬はるかが小学校高学年女子の喋りをすると「見事にはまる」のも見物だね。ところで、最高に残念だったのは、シッポナをCGで完璧に創ったのに(できれば少将を跨がらせた)ドラを登場させなかったこと(怒)そうそう、元アニメのオープニング曲、エンディング曲をアレンジした劇伴は見事でしたね。
[映画館(邦画)] 7点(2012-09-06 16:56:10)(良:2票)
128.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
よい映画だと思います。静謐で、余計なことは絵でもセリフでも語ってないから。ただ、吸血鬼が鏡に映っていることはありえない(ハマー・プロ、ポランスキーに失礼、そうそうジョニー・デップにも)、退治にはナイフじゃなく木の杭を使用する、という2点を見ても制作姿勢が雑。“Let me in”にこだわるなら細部を詰めなきゃ。次にこちらではオスカーと呼ばれている少年の持つ疎外感が「なんとかなりそう」なレベルだってこと。イジメは別として、離婚した両親がまだオスカーに関心を持ってることがわかり、観客にとっては「時が解決する」って思える人物造形。またイジメをする側の兄弟関係をきちんと表示してない(弟が何故イジメてしまうのかということ:台詞だけでも可能、この点はハリウッド版は見事)。ということで、私としては「モールス」が上。性別問題は原作読まないとなんとも言えないのですが、ちょっとわかりにくい。少なくとも男の子じゃなくなった理由が語られてないから。もしかしたら1700年代末期(200年前)にそんな魔女狩り的なことがあって、ほとんどのスウェーデン国民は知ってるのかも知れないけどね。ところで、この作品やミレニアムのスウェーデン版なんかを観てて気付いたんだけど、結構人間関係が田舎的というかベタベタしていて「やかまし村」みたいだとか、福祉国家といっても悪いヤツ(色々な意味で)がいたり、イジメも深刻なんだとか、スウェーデン語ってドイツ語+英語みたいな音なんだとか、夜に子供がヒッチハイクしても乗せてくれるとか新しい発見ができて楽しいですね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-21 11:21:33)
129.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
ずっと前、公開時に観ていました、それも2回。チャプター分けしてそれぞれにタイトルを入れてるところで「勝ち」ですね、私的には。みなさん色々書かれてますのでそれ以外のことにふれてみたいと思います。まず「地下の居酒屋」での会話。山岳映画のスターとしてダイアン・クルーガー演じるハマーシュマルクが登場しますが、こんなジャンルが成立してたのは、ナチスが山に登ることをリクリエーションとして推奨したから。ワンダーフォーゲルってのがドイツ語だってことでわかると思います。これは「愛を読む人」でのリゾートのシーンにつながります。ナチスは健康や衛生を政策に組み込んで「清潔」を目的化したわけです。その到達目標はユダヤという「汚物」を排除することだったんですが… 次に、挿入される「国家の…」って映画は、たぶんリーフェンシュタールの「民族の祭典」「意志の勝利」を意識してるんだろうなって思えるところ。作った人の「つもり」を考慮せず、作品として映像表現だけを評価した場合「これはあり」ってレベルまで到達してますね。フル・サイズがセルDVDに入ってるようなのでチャンスがあれば観てみたい。メラニー・ロラン「オーケストラ」よかった、ダイアン・クルーガーますます好きになってきました、ジュリー・ドレフュス90年代からずっと好き、ってことで女優陣も申し分なしです。最後に、個人的に心の奥底に引っかかっていた疑問を解いてくれたのが「映画館の看板掛け替え」。エルトン・ジョンの「ピアニストを撃て」のジャケットで描かれているフランスの映画館、間違いなくトリュフォーへのオマージュなんだろうけど、この上部にある白バックで赤と黒の文字がならんでいる看板がほんの少し気になってたわけですよ、70年代前半から。あ、こういうことだったのねってことで、個人的評価は10点ですが、人様に手放しでお勧めするものではございませんのでこの点数。
[映画館(字幕)] 7点(2012-04-30 04:56:08)
130.  アレクサンドリア 《ネタバレ》 
封切り時観てたのですが、ブックマーク等をすべて失ってしまうという大惨事に見舞われてましたので今頃レビュー… このヒュパティア(英語だとハイパシア)という人の存在、1969年(多分)から知識としてありました。角川書店から出てた「科学史物語」という本にこの件について記述があり、そこには「キリスト教徒によって石打ちにされ、肉片は骨から削り取られた」となっていたのでかなり鮮烈に覚えています。その本は父親が購入したのですがそのまま放置、当時中2で無線マニア&フォーク・クルセダーズ・ファンだった私がそれを読んだのですが、記憶の隅に置き去りになって40年。その間、中学高校の世界史、大学の西洋史(カトリックだったからここでこれに関する講座は当然ないか)では思い出すこともなく過ぎていって、朝日新聞の沢木耕太郎氏のコラムでこの映画の存在を知ったわけですよ。 最初、近所では公開されなかったので、ちょっと離れた大きな街で観ました。ヒュパティアが先進性があったことを示すため地動説+ケプラーの法則を組み込み、また古代の奴隷制からの解放と初期キリスト教がリンクしたように話を作って、現代の人々にもわかるようにしてますが、ちょっと無理があるんじゃないでしょうか。ただ、宗教がそのときの体制、人民を飲み込み、大きな流れとなって全く違った世界を作ってしまうってことは、この辺では2~300年のあいだに2回発生し、その後というか現代にまで影響をおよぼしているわけですから、その原初のエネルギーの一端が映像化されたってことは評価すべきだと思いますね。「ネロの迫害」から「ミラノの勅令」まで250年間のキリスト教徒のことは、日本に住む私たちはほとんど知りませんから。つけた点数は、古代アレクサンドリアを様々な文献・伝承からできるだけ再現しようとした熱意と、このまれな女性学者(次に学者として女性が出てくるのはキュリー夫人、つまり19世紀)を主人公に据え、古代における科学と宗教という問題を映像作品にしたことに対してです。 ところで、ネルソン・ミンゲラの息子マックス・ミンゲラ、ライティングによっては「小島よしお」に見えませんでした?
[映画館(字幕)] 7点(2012-04-25 19:26:17)
131.  モンゴル 《ネタバレ》 
小学校5年の時、学研の「学習」に連載されてたテムジンの物語(タイトル失念)でうっすらと記憶がありましたので、話の流れつかめました。テムジンの台詞が極端に少ないし、唐突に展開するのでちょっとわかりにくいかも。ただね、部族毎に分裂していたモンゴルが何故ひとつにまとまったかというのが観終わってからもわからないのね。作品中で語られる理由だと弱すぎる。現在のモンゴルと内蒙古自治区、タタール部とオイラート部といったように後にまわり(ロシアだとか中国だとか)から強制的に分割されたわけでなく、ばらばらに存在してた各部族を一気にまとめ上げたテムジンという存在のすごさがこれでは伝わらない、残念。浅野忠信の「眼の芝居」がよいだけにもったいない。よくモンゴル語勉強してると思うよ。
[映画館(字幕)] 7点(2008-04-15 11:12:48)
132.  28週後... 《ネタバレ》 
前作は大好きでDVD購入して何度か見返しました。5番のかたが指摘してるように、感染してからゾンビになるまでが早くなってて、まあそのほうが「迫り来る」恐怖なんでしょうけどちょっとね。前作には「希望」が見え隠れしてたけど、今作は絶望だけが残されたってことで。コード・レッドに現在のアメリカへの批判が含められてることはわかりますけど、観ていて楽しくなかった。家族、裏切り、ちょっとした出来心を根幹にすえて作ったらこんなシナリオなんでしょうが、私はこんなの好きじゃない。よくできた作品なので7点つけましたけど、もう観たくないですね。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-24 18:21:36)
133.  スターダスト(2007) 《ネタバレ》 
結局、貴種流離譚だったわけですが、まあそれなりに楽しめました。宮崎駿の実写版という声も聞かれますが「ラピュタ」「ハウル」の要素が目につくだけで、それほどでもありません。脇をつとめる豪華助演陣たちはすばらしかったですね。ピーター・オトゥール、久しぶりに観ることができてよかったよかった。特筆すべきは「女装趣味」のロバート・デニーロ、このためだけに入場料払ってもよいかもね。しかし、むかしと比較して、ねーちゃんとすぐにベッドインてのは時代の流れかね? とくにとーちゃんの設定、壁を越えて出会ってすぐやっちゃって、そのときできた子が物語の主人公って安直すぎないか? ま、主演の女の子がよかったから許す。個人的にはヴィクトリア役の子のほうが好きですけどね。そうそう、ミシェル・ファイファー、おばさんなんだけどこんな魔女だったらついてってしまいそう。日本映画で誰か真矢みき様に魔女やらせないかなぁ。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 15:30:43)(笑:1票)
134.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
しっかりネタばらしますのでご注意。サウジの警察大佐がファーストネーム告げるあたりから〈この人死ぬ展開だな〉って思ってたら案の定。アジトに踏み込むシーン(1回目)で犯人側のカットと交互に映し出されて〈羊たちの沈黙みたいということは…〉やっぱり。でも落としかたが超ヘタクソ。しかしこの手法、誰が最初にやったんでしょうか?知ってる人は教えてください。アメリカ利権に対する自爆テロ、理屈つけて強引に捜査に介入していくFBI、結果FBIは全員助かるというご都合主義、冷静に考えると胸くそ悪くなってくるんですが、エンタテインメントとしてそこそこよくできていました。FBIの科学捜査の進め方に共感している自分もそこにいましたし。ベンツ旧Sクラスとレンジローバーのカーチェイスで行き着く先に、2代目シビックやTNなどのHONDA車があるってのが今のアラブなんですね。国によってはプジョー504が現役でした(15年前の話ですけど、たぶん今もあるはず)。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-18 16:46:51)
135.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
力一杯「痛い」作品でした。あんだけ刺されて、切られて普通にふるまうってランボーみたい。金槌やペンチ見せるだけで恐怖演出できるのは、やっぱ魔女狩り世界一の国だけありますね。ファンタシーの体裁借りてますけど、空想の世界にしか居所を見つけられなかった当時のスペイン市民の心を映しだしたんだと思います。オフェリアの死とそれによってたどり着く王国がそれを表しています。ということで、結果的に映像美を堪能することができました。ラストのカタルシスはつかの間の休息ですね。考えてみればこの後30年にわたってフランコ独裁が続くわけですから。色々な意味で万人には勧められませんなぁ。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-16 16:55:41)
136.  プロヴァンスの贈りもの 《ネタバレ》 
ををっ、誰かがコメント済みだと思ってたら1番だったとは… リドリー・スコットがラッセル・クロウを使ってボーイ・ミーツ・ガールをやる意図を探りたくて観に行ってしまいました。ディテールはおもしろかったですよ、いきなりsmartだったり「ランス・アームストロング!!」だったり、フランス人の特性満開だったり。でもなんか腑に落ちない、リドリーは自分のイギリス人としてのスタンスを披露しないことには先に進めないと思ったのかな? この先の彼の作品を観たうえで結論づけたいと思います。音楽はよかったねぇ、ジョニー・アリディ(シルヴィー・バルタンの旦那ね)の「ヘイ・ジョー(ジミヘン)」生まれて初めて聞いた。
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-23 22:05:26)
137.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
ジュリアン・ムーア好きじゃないので遠ざけてました。しかしイギリス人、このテーマ好きだねぇ。TVモニターが各人の前にあるって設定観た瞬間に「伝統」を感じました。一言で言うと、なんでキーに子供ができたのかってことが語られてないことで「小骨がのどに引っかかった」まま終わってしまうから???です。未来世紀ブラジル、28日後のほうが釈然とする。どちらも2つの結末を用意してるからずるい作品ではありますけど。いきなり流れるクリムゾン・キングの宮殿、空に浮かぶ豚のバルーン、子供の名前がディラン、それだけでやりたいことはわかりますけどもうちょっとちゃんとしようよ。でもおもしろかった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-05 07:40:51)
138.  バベル 《ネタバレ》 
21グラムおもしろかったし、グランドホテル形式の作品好きだから観に行ったわけですよ。遠く離れた3地点で「袖すり合うも多生の縁」どう作るか期待してたけど、ちょっと苦しかったかな? クラッシュ観てよくわかんない人には向かない作品です。この監督得意の時制の行ったり来たりがあるから、意味不明になってしまう人が多数出るのはしょうがないにしても、場所の背景を理解していないとちんぷんかんぷんでしょうね。一般大衆向けとは言えない。ということはGW公開が裏目かも。メキシコのサンティアゴ役がCHEだったのでうれしかった。ただ彼がどうなったかが明らかにされなかったのは心残りです。個人的にはモロッコの父親に一番感情移入してしまいました。一本気でまじめな長男が、不器用だし挙げ句の果てに撃たれてしまうという情けない結末を受け入れなければならないってとこに。しかし、菊池凜子は松嶋尚美、役所広司が鳥越俊太郎に見えてしまってちょっと失笑。エンドロールで冒頭のバレー・シーン指導がヨーコ・ゼッターランドだったのを知ったときはびっくりしました。
[映画館(字幕)] 7点(2007-05-05 07:28:39)
139.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
カタルシスという言葉の意味をあらためて考えさせられる映画でした、スッキリしたい人は観ちゃダメ。8年前に2番手なのにネズミ取りに引っかかって、当時の仕事の都合で訴訟に持ち込めなかったことを思い出して今でも地団駄踏みそうです。ま、持ち込んでもこの映画とおなじ流れだったんでしょうけど。減点の理由は、長すぎるってこと、たぶんずいぶんと削ったんでしょうが。鈴木蘭々をキャスティングする意味があったのかってこと。周防くんの落とし所はなに?ってこと。観る意味は充分すぎるくらいある作品だと思いますが… 最後に亀山千弘くん、小日向くんに特徴的なキャスティングして、HERO映画版で相変わらず事務官させるのは危険じゃないですか?CXとして。それから事務官の多くが現在副検事になってることもあることは考慮しないと。結局、脇を演じる俳優が払底してるんでしょうね。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-22 21:05:03)
140.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 
なかなかに面白い作品でした。「パルプ・フィクション」みたいでもあったけどね。ブルース・ウィリス出てるからよけいそう感じたのかもしれません。ただこの作品、観る側に知識ある/なしで面白さがわからない可能性もありますね。ユダヤ系、ポーランド系、旧ユーゴ系などの違いを知らないと意味わからんかも。それに映画(007)の知識も必要。訳がちょっと拙いところも気になりました。アクィダクト→アケダクト、これは競馬場名。それからユダヤ人名のイヅアーク→イツァーク。綴りはIzaacで英語だとIsaac=アイザックのことですね。エンディングはご都合主義もいいところだと思うけど、グッドキャットという殺し屋が妙に甘いところがあるキャラという設定と考えればありかな。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-19 16:30:10)
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