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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1481.  セイジ -陸の魚- 《ネタバレ》 
個人的には映像表現が凄くいいなと思いました。 序盤から、ハッとさせられるようなセンスある 映像の蓄積に思わず魅せられましたね。 バブルの熱気があった時代の話だけど、 全体的なけだるさや雰囲気はむしろ現代的で、 付随音楽も今風な感じで、伊勢谷友介の 直球スタイルが伝わってきます。 それでどう話が進んでいくんだろうと思い見ていましたが、 動物愛護団体の人たちが出てくるシーンの演出は あまりにあざといし、我々は鈍感だけどセイジは あまりに多くのものを見すぎて~という台詞を おじいちゃんが語る下りとか、凄く安直なんですよね。 伝えようとしてることとか、伝え方が凄く「若い」んです。 でもそれは良くも悪くもです。 終盤のシーンは確かに衝撃で、女の子の心を解き放つためには あんな荒行事しなきゃならなかったのかと。 たぶん違和感を持つ人も多いかとは思うんですが、 これもまた若さ故の表現という感じがして、 個人的には伝わってくるものがありました。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-04 16:31:23)
1482.  青春の構図 《ネタバレ》 
一言で言えば、「きっちりとした少女漫画」でしょうか。 スポーツと恋に邁進する女子大生。 恋愛に対しては、みんな実に初々しい感じなんだけど、 ガソリンスタンドの店長やってたり、 堀君は実業家から経営を任されたりと、 実に早熟なんですよね。先を行くような 大人っぽい人格が少女漫画的であると同時に、 それは決して嘘くさく感じない。たぶん、 この頃の若者は本当に自立心が強かったんじゃないか。 現代っ子の自分としては、70年代の青春というものは いろんな意味で考え深く、それ故に面白く見る事が出来た。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-04 16:29:58)
1483.  スクラップ集団 《ネタバレ》 
どういう解釈で汲み取っていけばいいのか正直悩むような話なんですが(笑)、まぁ、へんてこな男4人でスクラップ集団を作り、スクラップセンターを建てるまでのその奇想天外っぷりは実に愉快だし、特に象の解体シーンなんてかなりシュールな笑いでしたね。あの象さんは本物ではないだろうけど、割と良く出来てたと思います。ラストなんて、ちょっと物悲しいというか、これまたかなりシュールですよね。「え、そういう結末になちゃうん?」て驚いたけど、喜びだけでなく、悲しみも含めて喜劇に昇華させたかったのでしょうね。個人的に、炭坑テーマパークがすごく気に入りました(笑)。本当にあったら行ってみたいです。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-02 20:12:45)
1484.  みな殺しの霊歌 《ネタバレ》 
確かに、フィルムのワールな映像は実に雰囲気があるし、白黒で見せる乳房というのも妙な艶かしさが出ていて惨殺シーンはどれも芸術的香りすら漂わせる。故にファンが多いのも理解出来るが、お話自体はどうにも理解出来ない。なんの接点もない少年が女性たちに犯されたからという理由だけで、その女性たちを惨殺しいくというのは動機として意味不明だし。なんというか、現実的でなく、いってみれば「文学的」な動機付けだと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2012-11-02 17:17:13)
1485.  アーティスト 《ネタバレ》 
実際に鑑賞してみて、アカデミー作品賞受賞というのも納得の出来だなと思いました。これの対抗馬が「ヒューゴの不思議な発明」でしたから、そりゃあどっちを選ぶかと言われたらこっちでしょう。内容的にはシンプルで、深遠なテーマがあるような話ではないですが、誰にでもお勧めの出来る良質な娯楽作品に仕上がってると思います。ほぼ全編に渡って「サイレント」形式で進んでいくのですが、完全なサイレントではなく、「メタ」サイレント形式になってる。途中の悪夢シーンとかで突如音が入ることに思わず「おっ」と驚かされる。そしてラストの締め方にしても、いやはや実に効果的。形式と主人公たちの境遇をシンクロさせ物語を構築していくアイデアは巧い。マーシャル・マクルーハンが言っていたように、既存のメディアは古くなることでアートになるわけですね。テレビが登場したことで映画がアートになったように。サイレントにこだわった主人公は、その意味ではアーティストなのかもしれない。でもアートとは古いだけでなく、そこに違う試みをやることで新しいものを作り出すことも出来る。主人公はアーティストならではの苦悩を抱えながらも、ついには「ミュージカル」という一つの新しい形を生み出した。印象的なシーンは色々あるけれど、やっぱりヴァレンティンが銃を手にする中ペピーがやってきて、二人抱き合うシーンですかね。それまでずっとすれ違っていた二人の気持ちが一つになる。いい映画です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-29 22:12:31)
1486.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 
実話に基づくお話だそうですが、まぁ実際は大幅に脚色してはいるんでしょうけど、この話の肝はやっぱり「殺し屋の苦悩」ではないかなと思います。多くの殺し屋の人たちは、なにも好きで殺しをしているわけではない。本当は辞めたいと思っている。だけど色々な境遇があって、抜けたくてもなかなか抜け出せない、そういう泥沼な職業なんだろう。その実情が伝わってきただけでも、本作の意義はあると思う。派手ではないけど、キレのあるアクションも見ものでした。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-10-29 21:09:18)
1487.  ブレイクアウト(2011) 《ネタバレ》 
ニコラス・ケイジ×ニコール・キッドマン、 そしてジョエル・シューマカー監督ということで、 まぁそれなりに楽しめることは楽しめるのだが、 家族がイカれた犯人グループに襲われ肉弾戦を 繰り広げるというパターンは最近よくあるタイプで、 しかも過激なものが多い中、本作はまだ控えめで 刺激に乏しい感は否めない。 まぁ、ビッグスターであまりグロいものは 作れないのかもしれないけど。 犯人グループはどいつもこいつもアホばかりで、 なんというか脇の甘すぎる連中だなと。 武器をポイッとそのへんに放り投げたり 今時手首をガムテで結んだり、 そもそもの計画の見通しが甘かったり。 家族だけでなく、犯人たちの人間模様を大きく クローズアップさせて物語を紡ぐ展開は 悪くないけど、もう少し頭のキレる人が 犯人の中にいても良かったかなと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-10-28 21:03:56)
1488.  僕達急行 A列車で行こう 《ネタバレ》 
鉄ちゃんなら面白さ3倍、普通の人ならそれなりに、といったところでしょうか。かなりユルい笑いで、変な効果音がついたり妙なやりとりが続いたりするので、人によって合う合わないがあるかもしれません。僕自身も笑えたところは二箇所くらいしかなかったので、コメディとしては正直物足りなかったのですが、出てくる人全てが善人キャラなので、観ていてさわやかな気持ちになるのもまた事実です。鉄ちゃんでない自分にとっても、鉄道の話で盛り上がったり幸せそうに模型を楽しんでいる姿を見てるとこちらもその幸せを共有出来そうなものがありました。特に、同じ鉄オタで意気投合した人が実は会社の社長で~という下りは愉快だし、人の縁の繋がりってやっぱり大切よねと実感させられる。あやめちゃんの父が実は~まで繋がっちゃうのは少し行き過ぎな気もしたけど(笑)。まぁ、全体としては佳作かなと。
[DVD(邦画)] 6点(2012-10-28 21:00:01)(良:1票)
1489.  尻怪獣 アスラ 《ネタバレ》 
文字通りのお馬鹿映画で、しかもZ級のクオリティですから、 これは栄光の0点を捧げたいと思います。 こういう作品に0点をきちんとつけてあげるのは、 素晴らしいことだと思います。 それは言って見ればイグ・ノーベル賞みたいなもんです。 同様の気持ちで0点を捧げた作品としては「死霊の盆踊り」があります。  演技に難ありとか、「アスラ~や♩」ってアンタ、 本家にちゃんと許可取ってるのかとか、 そういう突っ込みはこの際もうどうでもいいです。 おっさんのきったねぇケツが巨大化し、 下劣な攻撃で人々を襲い、街を破壊し、 画面いっぱい元気に暴れまくる光景を見ているだけで、 なにか人間の創造力の素晴らしさみたいなものを 感じ、勇気をもらったような気さえします。 あまりの下品さに、見ているうちは 穴があったら入りたい(下ネタじゃないよ!)気分に なっていましたが、見終わるとむしろ清々しい 気分になります。小さなことでくよくよしている 自分こそが恥ずかしいって気持ちになります。 あ、一つ申し上げれば、 「誰もがうらやむ桃尻」は看板に偽りありです。 アップシーンにはモザイクが必要です。合掌。
[インターネット(字幕)] 0点(2012-10-27 23:00:24)
1490.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 
童話の白雪姫を、戦う女としてアレンジした内容で、これはもう完全に別ものとして見た方がよろしいと思います。個人的にはセットの数々が見ものでした。特に妖精が住む森の美しさは実に圧巻で、こんな素敵な森が本当にあったらなぁと思わせる景観です。大きいシカみたいなのが出てきたときは、思わず「もののけ姫」かと目を疑いはしましたが(笑)。それから、なんといってもシャーリズ・セロンの見事な熱演がよかったですねぇ。すごく憎たらしいんだけど、もの凄く美しい。妖艶さがハンパなく、それに比べるとスノーホワイト役のクリステン・スチュワートは彼女自身の魅力は勿論あるけれどもやはり見劣りするなという印象。戦闘シーンは悪くなかったけど、スノーホワイトと女王の一騎打ちのシーンがあまりにあっけなく、個人的にはもう少しなんとかならなかったのかなと感じる。全体としては一つの娯楽作としてきちんと楽しめるレベルになってると思う。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-24 21:23:32)
1491.  遙かなる走路 《ネタバレ》 
今でこそ当たり前の存在になっている自動車ですが、 その自動車の創成期がどのようなものであったのか 本作を見て知る事ができ、とても興味深く、 そして面白かったです。  トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の お話ということですが、やっぱり見ていて思うのは、 「創業家精神」というやつですよね。 父の佐吉さんから受け継いだ、やると決めたら とことんまで突っ走る精神、誰もやってないことを やり抜く精神、この精神の崇高さを感じた次第です。 誰もやらないことに挑戦すると、いつの時代でも必ず 批判や困難がつきものです。 何度失敗しても、うまくいくまで何度でもトライする。 そしてどんな困難があろうと、成功するまで挑戦する。 全ての創業者は、多かれ少なかれ皆同じ道をくぐり抜けて いるんだろうなと、これまでの日本を作り上げてきた 多くの先人の努力に思いを馳せ、胸が熱くなりました。  物語としても、ぐっとくるところがあります。 経営陣に幾度となく反対されながらも、彼らを説得する 様子や、ついに一台の車を作り上げたときの、 多くの技術者たちの喜び様など色々ありますが、 一番はやっぱり実の母と対面して、お母さんを 自分が作った車に乗せようとするシーンですかね。 本当に感動しました。まぎれもない良作です。
[DVD(邦画)] 8点(2012-10-22 20:56:34)
1492.  喜劇 爬虫類 《ネタバレ》 
渥美清主演の喜劇。 渥美さんといえば「男はつらいよ」の寅さんの印象が 強いので、おっぱいが出たり人殺ししようとしたりする 映画に出ていたんだということが新鮮でした。 1968年の作品ということで、内容が凄く時代を 感じさせるわけで、それもまた新鮮で面白かったです。 ストリッパーのメリーは毎日ビフテキを食い、 裏舞台を支える三人組はいつもひもじい飯を食う。 「アメリカと日本じゃ生活のレベルが違うんだから 仕方ないだろ」なんて言ってたり。 そしてまた、外国人自体が物珍しい時代でも あったんだろうなというのがわかる。 どこかの炭坑でのショーなんて、男たちは もはや野獣と化してメリーに襲いかかろうとする。 なるほど。今と違い、この時代はエロ自体が 充実していなかったのだろう。 欲望こそが、人をエネルギッシュにさせる。  ちゃんと笑わせてくれる内容だし、 この三人組の友情が目に楽しい。 喧嘩したり、よからぬことを企んだりしつつも、 最後には3人とも丸く収まってる。実に微笑ましい。 見終わった後には爽やかな満足感が漂う。
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-22 19:28:17)
1493.  アイアンクラッド 《ネタバレ》 
観たところ低予算な感じではありますが、 だからといって安っぽいわけでもなく、 とてもちゃんとした作りになっていると思います。 特に戦闘シーンのグロ描写が見もので、 カット割りと手ブレなどの多用により上手い事 見せているし、手足を切り落とせと命ずる ジョン王の外道っぷりには憤慨の念を覚えます。 終盤の追いつめられていくシーンも釘付けに させてくれるし、なかなかのものですよ。 そんでまた、まとめ方がいいですよね。 城は再建され、今も残っている。そして マグナ・カルタ署名の精神も、今に生き続けている。 なるほど、自由と平等は、こうやって 勝ち取ったものなんだなというのがしみじみとわかり、 心地よいカタルシスを味わう事が出た次第です。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-22 19:23:41)
1494.  ビーチ・スパイク! 《ネタバレ》 
スタイルのいいお姉さんたち4人が 水着姿でのビーチバレーを見せてくれるので、 その点は幾分目の保養になります。 ただ、ボールが顔面に当たって顔のお肉が ブルンブルンでなるところをスローモーションで 頻繁に見せられる。ああいうのはさほど美しくないので 別にいらないです(笑)。どんなに動いても 汗をかいても、メイクが落ちないのはご愛嬌。 突然始まるカンフーアクションのシュールさも 香港映画ならではといったところか。
[DVD(字幕)] 5点(2012-10-22 16:52:56)
1495.  デスティニー 未来を知ってしまった男
可もなく不可もなくの佳作だと思います。 凄く地味で、なにかサスペンスフルなものが あるわけではないんですが、しいていえば、 「運命」というキーワードが好きな方、 そして一人の男がその運命に翻弄される様を 見るのが好きな方におすすめです。 恋人との幸せな日々、新しい事業の立ち上げという いわば「未来」の構築に対し、ムショでの約束事や 悪い友人といった「過去」がそうはさせんぞ 逃がさんぞという、そういう攻防みたいなストーリー。  一つ考え深いのは、占い師が「君は死ぬ。 いつかはわからないが、初雪までは持たない」と 言っていたけど、初雪が降った後も彼は生きてるし、 友人と心中させられそうになるも運良く助かる。 だけど帰り道での事故で結局死んでしまう。 死ぬという運命は変えられなかったけど、 その経緯は変更出来てるような気もする。 果たして運命とはなんなのだろうか、と 色々考えさせられる。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-22 14:27:48)
1496.  ザ・インシデント 《ネタバレ》 
「失神者続出」だなんてパッケージに書いてあったんで、 どんだけ凄いのかと思って観てみたけど、 正直期待はずれでした。いや、確かにエグいシーンも あるにはあるんだけど、単にエグいというだけで、 ストーリーが全然面白くないんです。 ヤバい奴らだらけの精神病棟から逃げ出すにあたって たとえば追いかけっこでハラハラドキドキさせるとか、 脱出するためにあれこれ考える頭脳戦とか、 そういうのを見せて楽しませてくれると思いきや、 ヤバい奴らがパッと出てきてパッと襲われ パッと捕まり、そして延々酷い事される様子を 映し出すというだけで、ストーリーに面白味が全然なく、 これではただのマゾぐらいしか見ていて 楽しめないのではないかと思う。 映像的には暗さやイカレっぷりなど よく出来ていただけに尚更もったいなく感じる。
[DVD(字幕)] 4点(2012-10-22 14:25:58)
1497.  アフロ田中 《ネタバレ》 
なかなか面白かったですね~。終始ニヤニヤしながら観ていました。松田翔太が見事なまでにはまり役といいますか、巧い事演じきっていたように思います。彼の「心の声」がまた面白いんだな~。妙に真面目キャラではあるんだけど、彼の心のつぶやきは、大方共感出来るものがある。恋愛の初心者だった頃は誰しもが経験するであろう気持ちというものを代弁しているようなところがあるし、その純粋さやウブさを観ていると、いつのまにかアフロ田中君を応援したくなる自分がいる。だから、あのラストはちょっと悲しいというか、上手くいってほしかったから残念ではある。まぁ、恋愛だけでなく、この話は男の友情の物語という側面もあって、そっちのほうもまた同様に共感出来るものがあり、4人がまた仲直りしているから良しとするか。田中君が、次こそは素敵な彼女が出来ることを祈りつつ7点を献上。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-10-19 20:26:44)(良:1票)
1498.  貞子3D 《ネタバレ》 
貞子が3Dで飛び出してくるというもんだから、どれどれと思い見てみましたが、3Dの実力を醸し出しているシーンは貞子の手と飛び散るガラスと蝶々ぐいかな?それでいて特に序盤は、その3Dをもの凄い意識して作りましたっていう映像ばかりで安直さを感じる。いや、それよりも、ホラーなのに全然怖くないことが問題だ。なんというか、全体的に綺麗すぎるんだ。怖いというよりむしろ笑えるシーンが多いので、ホラーじゃなくてコメディだと思って観た方がより楽しめるかもしれない。終盤になると「モンスター貞子」が出てくるのだが、個人的にはこの斜め上の進化は嫌いじゃない。というか、貞子があまりにジャパニーズホラーの定番になりすぎて食傷気味だったので、こういう新しいタイプを作り出してくれるその心意気を買いたいと思った次第だ。ストーリーとしてはよくわからない点も多く、茜の超能力を貞子はどうしたかったのかとか、あの蝶々の意味はなんなのかとか、なんでスマホをぶっ壊したら貞子が消えるのかとか、管理人の女性は一体何者なのかとか、謎が多くて釈然としないのでもう少し噛み砕いて理解出来る内容だったら良かったかなと思う。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2012-10-17 22:41:15)
1499.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
まずなんといっても、ゴシック風のお屋敷が素晴らしいですね。この作品の真の主役は、このお屋敷そのものなんじゃないかというぐらい。町並みも含めて全てセットなんだそうですが、実に見事な出来映えだったと思います。ティム・バートンの近年の作品はあまりぱっとしないものが多かったので期待してはいなかったのですが、個人的には割と楽しめた次第です。これまでのバートン作品と同様に、「普通じゃないことが普通」なへんてこな人たちがたくさん出てくるんですが、今までと一つ違うのは、そのクラシカルなキャラを徹底的に茶化してるというところにあります。200年ぶりに蘇ったバーナバス・コリンズは、1972年の世界でのギャップをあれこれを見せられるわけですが、それがまたいちいち面白い。この映画、吹き替えで見た方が良いと思います。そしてあくまでも現代に蘇ったわけでなく、「1972年」というところがまた良いんですよね。その時代の服装、スタイル、ヒッピー、そして音楽。蘇ったコリンズ同様に、観る者にとっても懐かしさが蘇る。ヴァンパイアと70年代の掛け合わせそれ自体が新鮮で面白かった。確かに、見終わってなにか心に残るものがあったかというと何も無いし、内容はよくあるソープオペラを化け物キャラでやってるだけなので特段の良さは無いのですが、前述のセットとキャラの茶化し具合、そして72年のエッセンス、これらの要素がとても楽しかったので、少し多目の7点を入れたいと思います。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-10-17 20:52:44)
1500.  ダメおやじ 《ネタバレ》 
いや~愉快愉快。大いに笑わせてもらいました。なにをやってもダメな平社員のダメおやじと、いつもしごきまくるオニババの掛け合いはそれだけですでにコントになってるんだけど、課長の不倫のいざこざが引き起こす悲喜こもごもの人情劇などストーリーもよく出来ていて実に感心させられる。資格をとるために徹夜で勉強させられて、ノイローゼ気味になり、かなり危うい妄想を試験中にはじめちゃうシーンなんかは少し可哀想な気もするが、課長の件も含め、ブラックユーモアがちゃんとユーモアとして機能していた古き良き時代というものを感じさせてくれる。こういうのを今やるとコメディにならなそうな気もするので、昔はとてもおおらかな時代だったんだなと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-15 20:26:06)
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