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空耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 180
性別 男性
自己紹介 「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。
「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。
「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。
「黒沢映画」……まだまだ

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141.  裸の銃を持つ男
10点つけるのはどうかと思ったんだけど、映画で一番笑ったのはこれなので敬意を評して。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-05-27 08:14:40)
142.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
これを最初にみたときは中学生のときで、マセガキだった私は芥川の主要作品は全部文庫で読んでいたから、途中から「あれ? これ『藪の中』じゃん」と肩すかしというか妙な違和感を持ったのを覚えている。それから相当年月が経ったけど、どうして「藪の中」でなくて「羅生門」なのか、いまだにわからないままだ。 この作品に対しては、黒沢よりも原作者の芥川龍之介に軍配を上げたい。この作品について「今昔物語の話を多少設定を変えて書き直しただけ」だと私は長年思っていたが、実は原作はこんな話では全くなく、妻を目の前で手込めにされる情けない男の話でしかないことを最近知って驚いた。要するにこれをミステリー仕立てにし、さらに一つしかない事実が人(死者も含めて)によってかくも違うように語られるという不条理さを追加したのは全部芥川の手腕なのだ(もっとも、これについても何か原案がある可能性は残っているが)。まことに驚嘆するべき想像力、洞察力ではないだろうか。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-05-25 14:36:20)
143.  チャップリンのニューヨークの王様 《ネタバレ》 
黒沢ですらも老いて無残な映画を残したが、チャップリンには老いはなかったことの見事な証明。いわゆる「チャーリー」ではなく、スクリーンに写る姿は老いたチャップリンそのものだが、精神は断じて老いてはいない(相変わらず女好きでもある:笑)。ユーモアを交えながらも痛烈にアメリカを皮肉っているのがまさに「王様」の貫祿だ。なるほどこの映画がアメリカで10数年の間公開できなかったのも頷ける。なお本作は当時のアメリカの状況がわからないと意味がわからないので、赤狩りやチャップリンがアメリカを追放された歴史について少しでも知っておくべきことは、言うまでもない。それにしても病めるアメリカの姿は、ついに飛行機による自爆テロまで引き起こした。あれをチャップリンが見ていたらどう思っただろうか。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-25 11:13:42)
144.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM> 《ネタバレ》 
やはりラストが弱すぎるでしょうこれは。それまでの運びは悪くないんだから、最後にびっくりするような仕掛けがあれば相当優れた作品になったと思われるのに残念。あと殺される場面で被害者が犯人の方を見てしまうのは絶対おかしい。その瞬間に「ケン、何するんだ!」って叫ばれたら電話してる奧さんに聞かれて終わりじゃないか。電話している最中に撃つのなら絶対バレないように慎重に後ろに回ってズドン、とやらないと……。あとラサンカさんが殺される場面の表情が秀逸だった。
[DVD(吹替)] 4点(2009-05-25 09:51:09)
145.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 《ネタバレ》 
最高傑作とは思わないが、情感あふれる作品だと思う。しかも犯人の側を一方的に美化して描くことをせず、被害者側の人間から「兄貴は少しおかしいんだ」と言わせているところが奥が深い。人生ワイン一筋、結婚より監獄が自由だなどという人間は「どこかおかしい」と言われても仕方がないからである。だがコロンボはそうした声を耳にいれた上で犯人を敬愛し、本気でワインに取り組む。この姿は「自爆の紐」の30日間トレーニングをやりだす態度などとは全く違って、「本気も本気、大本気」なのだ。この作品に我々が感動するのはまさにこのコロンボの姿ではないだろうか。憎むべき殺人犯を心から尊敬し、真摯な態度で犯人に接し、犯人がコロンボの努力を素直にたたえると本当にうれしそうに笑い「何よりもうれしいお褒めの言葉です」と心から感謝する。なんと人間味あふれる刑事なんだろうか。コロンボの魅力はやはりこの人間味にある。私が全然古畑を評価しないのは、コロンボがすばらしく人間臭いのに対して、古畑からは演技臭さしか感じないからである。
[DVD(吹替)] 7点(2009-05-24 06:32:45)
146.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
他の作品には見られないラストの論理的な追い詰め方がこの作品の最大の特徴。まるでパズルを解くかのようだ。もっとも「いや、実は『先々週の』日曜の朝に見たんだ」と強弁したらどうするつもりなのかという疑問は出るが、軍人としてそういう態度は潔しとしないだろう。なおこの殺人の動機は学校がなくなったら自分が職を失うからなどという個人的な動機ではない。「あれは必要だった。必要なら何度でもやるだろう」と言っているのは「アメリカのためにまだまだ有能な軍人を養成することが必要だ」という意味であり、そのための学校をつぶしてはならないというのが動機である。「アメリカを守るため」だから殺人だろうが何だろうが「何度でもする」のであって、それを単に私怨と受け取られては、大佐にとったら不本意だろう。それとラスト以外で一つ印象的な場面は、大佐が珍しく相好を崩して「バラがあってね……」と語るところである。コロンボの追及を交わすためだった可能性はあるが、堅物軍人が心をほんの一瞬だけ開いて見せるその瞬間が印象的だ。本当にコロンボ作品は、人間をよく描いている。
[DVD(吹替)] 7点(2009-05-24 06:05:09)
147.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
最後の謎解きは面白みにはかけるけど逃げようがない証拠で、微妙な証拠のまま終わってしまう作品と比べたら実に明快である。ラストで奥さんが泣き崩れるような悲鳴を上げるがこれは吹き替え版だけに存在し、元作品には存在しない。非常に効果的であり、これを追加したことを評価したい。それにしても犯人の最後の悪あがきのセリフは奥さんならずとも唖然呆然、ひどすぎる。奥さんに同情。
[ビデオ(吹替)] 6点(2009-05-24 06:02:16)(良:1票)
148.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 
…………いやあたしゃ最初からね、あの時計がひっかかってねぇ……。だってそうでしょう? あの農家の雰囲気にあわないもの。チグハグなんだ。第一文字盤がないってのが妙だよねぇ。ウチのカミサン曰く、まるであれじゃぁ、時限爆弾の装置みたいじゃないかってな代物だよね。でも謎解きの場面で、ピーンときたんだよね。なぜって文字盤があったら裏焼きのミスがすぐわかってしまうから、トリックが成立しないものねぇ。それであんな変な時計をわざわざ持ち出す必要があったわけだ。はなっからあの時計が気になって仕方がなかったけど、やっとこれですっきりしたよ。辻褄がちゃんとあった。  ……ああそれからもう一つ、浮浪者に間違えられる場面だけど、いろんな作品でいろんな人からいろんなものに間違えられるのが常でね、荷物運びに間違えられたり職探しにきた失業者と間違えられたりとにかくうんざりするほど間違えられるんだけど、シリーズ全体でもピカ一の「間違えられ方」だねこれは。これほど笑えるのは他にはないよ。ほんとドジな話でね。…………   それはさておき、実はこの作品、いまいち動機がはっきりしない。本人は一流のカメラマンなんだからいくらでも稼げるし、若い愛人(らしき女性)もいる。妻がうるさいだけならさっさと離婚すればいいだけじゃないか? 「白鳥の歌」では弱みを握られていて離婚できなかったわけだし、「権力の墓穴」ではそもそも妻の財産なんだから離婚するわけには行かないという事情があるが、この作品ではそれがわからないままになっている。
[DVD(吹替)] 6点(2009-05-11 05:59:54)
149.  刑事コロンボ/愛情の計算<TVM> 《ネタバレ》 
ラストの逮捕劇のあまりのお粗末さにコロンボシリーズ(もちろん旧作)の中での最低作品として2点を献上する。いくら犯人を逮捕するためだとは言え、完全なでっち上げで息子を逮捕するなんて無茶すぎる。コロンボの逮捕劇はかなりキワドイものが多いが、それが犯人に向けられているのならともかく関係のない息子と被害者の妻が愛人関係にあったなどというでっち上げはまことにいただけない。裁判やったら負けるどころの話じゃないと思う。大体あんなでっち上げで犯人が音を上げる必然性がないではないか。だからせめて「本当は愛人関係ではないけど、そう思われても仕方がない状況があった(モテルには行ってないけど、モテルの近くで密会していたとか、一度だけ息子が奥さんにキスしようとしたところを誰かに見られていた、など)」ぐらいの設定がほしかった。それまでが非常にいい出来だっただけに残念。それにラストの音楽は「野望の果て」などのラストの音楽と同じだけれども、この作品のラストの場面には全然合ってない。
[DVD(吹替)] 2点(2009-05-11 05:45:05)(良:1票)
150.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボ的なワナに引っかけるようなトリックがないのが少し不満だが、それでもラストの畳みかけは見事だ。単に「銃があやしいから調べた」ではなくて、将軍の性格論から始まって「あの銃をなくすなんて、ありえない」と持っていくところがコロンボ節。それにしても目撃者の女性を口説いてしまうのはよくわからない展開だが(好色な犯人という設定ではなく、あの年まで独り身でいた堅物軍人なので)、結局本気だったのかどうかわからない。最後のセリフが「本当に好きだった」ではなく「済まなかった」なので、結局演技でしたってことなのか。最後犯人が去った後にコロンボが軽く女性の肩を叩いて一言言って終わることもできたのに、少し長めの会話が始まってしまう。ちょっとラストの緊張感を壊してしまうが、あのままではあの女性がかわいそうなのでつけられた場面なのかもしれない。ただこの場面、日本語版だと会話が少し意味不明なのがずっと以前から気がかりだったので英語版で確認したところやはり最後の会話は全然違う内容だった。ちょっと勇み足的翻訳である。
[地上波(吹替)] 5点(2009-05-10 05:30:33)
151.  刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 《ネタバレ》 
トレーニングするコロンボや珍しく怒りの感情をあらわにするコロンボが見られるのはいいが、残念なことにラストが弱い。靴紐の結び方って、私なんか昔から紐が結べなくてわっかなんかあっちいったりこっちいったりしてるもの。私が陪審員ならそんなことでとても有罪にはできない。「被害者は不器用だった」で終わり。それよりも、電話の記録とか残ってないの? 「実は自宅のもう一本の電話からかけてた」または「クラブからは電話をかけていない」ことがわかったら、それで犯人はオシマイじゃん。靴紐よりずっと説得力あるし。
[DVD(吹替)] 6点(2009-05-10 05:07:44)
152.  刑事コロンボ/断たれた音<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボに何本かある「え、こんなことで逮捕できるの?」と思わせる作品の中の一つ。しかもこの作品の場合、そもそも殺しの動機が弱すぎることもあって(愛情や遺産をめぐる殺人というのは実際にもあるが、チェスや将棋で「対戦相手に勝てそうにないから殺す」というのはちょっと現実には聞いたことがない)無理がさらに重なる印象を受けてしまう。で、そういうところに疑問が浮かぶと、例えば薬のリストをちょっとみただけで暗記するというのはともかく、それを暗記してどうするんだ? みたいな疑問も浮かんだりする。殺したいのなら適当な毒物を混ぜればいいだけのような気がするし、そうじゃなくてその薬の成分をうんと強くして殺すつもりだったというのなら相当その方面の知識が必要だろうから、なぜチェスの名人がそんなこと知ってるんだということになってまたしても不自然さが増す。あとレストランでのチェスだけど、チェスというのは将棋と違ってとられた駒はもとに戻せないからどんどん駒が減って行ってしまうはずなのだ。あんなに長時間打っててあんなに駒が残るものなんだろうか? まぁどうでもいいことですが……。 あ、あと一つだけ。殺された名人がなんとな~く鈴木銀一郎氏に似てると思ったのは、私だけだろうか……(汗)。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-20 04:04:26)
153.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 《ネタバレ》 
ロバート=カルプは他の作品にも犯人役で出ている。この人、ご本人は低くて渋いとてもいい声なんだが、日本語の吹き替えは妙にトーンが高く軽い声なので個人的には全然あわないなぁ……といつも思う。犯人の専門分野を活用した逮捕劇はお見事なんだけど、もう数日経っているはずなのにずっと口径変換器をランプに隠したままってちょっとマヌケじゃないかいな、とも思える。それにしてもこの変換器なんだけど、堂々と凶器を飾っておいてバレないんだからメチャクチャ便利じゃないか。ホリスター将軍もこれ使っていればよかったんだよ、きっと。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-20 03:54:04)
154.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
これは「双子のどちらが犯人?」という疑問が最後まで続くので、厳密に言えば「最初に犯人は明らかになっている」という他のコロンボシリーズとはパターンが違うと言っていい。その点で結末はかなり意外なものになっていると思う。だがそのせいで第二の殺人についてどちらの犯行だか示されないし、しかも結局謎解きも何もされないので、いかにもとってつけたようになってしまっている。それにしても全財産が結婚予定だった女性に行くというのはよくわからないのだが、遺留分とかないのだろうか? 特に甥たちを嫌っていたわけではないと思うのだが、妙な設定だと思う。あとペックさん怒りすぎです(笑)。
[DVD(吹替)] 7点(2009-04-07 16:20:18)
155.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM> 《ネタバレ》 
はっきり言えば犯人が墓穴を掘っただけだが(もちろんそれを見逃さなかったコロンボが一枚上だったとも言える)緊迫感満点のラストが見事だ。銃声の後の大混乱の中で犯人が怒声でコロンボを何度も問い詰める、その最後の問に「いいえ」と否定するところからドラマはコロンボの独り舞台になってしまい、最後の「あなたを逮捕します」まで、そこにいる全員、さらに画面のこっち側の視聴者も皆コロンボのセリフにじっと聞き入ってしまうしかない……。お見事。それから全然関係ないけど、どこかに犯人のセリフとしてドラマを崩さない感じで「御隠居」って入っていればよかったんだが……(汗)。
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-07 16:04:00)
156.  シュレック 《ネタバレ》 
オープニングが汚すぎる(笑)。発想はいいけどここまで汚くしなくても……。評価する人もいるし評価しない人もいる吹き替え、私の評価ではドンキーは十分合格だがシュレックはまるでだめ。関西弁がどうこうではなくもっと野太い声で粗野な感じじゃないとあわないだろう。終始かすれ気味の声質で、まるでカセットテープに録音したヒスノイズがひどい音楽を聞いてるみたいな気になる。お話はそこそこ面白いが、単なるパロディってだけでそれ以上の心に訴えかけるところに欠ける。それと「本当の姿」が化け物ってのはおかしいじゃないか。生まれたときは人間だったんだろうから。「ふさわしい姿」の間違いなんじゃない?
[DVD(吹替)] 4点(2009-03-21 05:21:04)(良:1票)
157.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
そんなに好きになれない作品。まず最後のトリックが弱い。コロンボ慣れしていない人にすら読めてしまうんじゃないだろうか。事実ウチのカミサン(コロンボあんまり知らない)と一緒に見てたとき、ラストの場面で「コロンボがもうここにいるとか」と読んでしまっていたもの。トリックというのはその瞬間まで「思いもしなかった」ぐらいじゃないとね……。それとその前のパンクの場面は何の意味があったのかいまいち不明。緊迫感はあるけど、結局意味がないので拍子抜けする。さらに疑問なのは死体の隠し場所がわからなかったとコロンボが言っているが、殺される直前にその現場で調教師(?)と会話しているわけで、それが被害者が犯人以外に目撃された最後の現場なんだから、近くを徹底的に捜査すれば見つかったんじゃないの? と思えてしまう。少なくともパイルを掘るよりは楽なんじゃなかったかと。それと関係ないけど奥さん二人がそんなに年が違うように見えない(汗)んですが……。もっとピチピチじゃないと「若い」とは言えないよ、ねぇ?(カミサン、ごめん)。何度も出てくる音楽はブラームスのピアノ協奏曲第2番の第2楽章。
[DVD(吹替)] 5点(2009-03-17 03:42:16)(良:1票)
158.  刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM> 《ネタバレ》 
あの花だけではあまりにも苦しい。が、この犯人は裁判やればまず有罪になるだろう。なぜって潔癖な奥さんに「僕は有罪だよ」ってしゃべっちゃったもん。これって自白だよね? それを陪審員の前で奥さんが証言したら、やはり有罪とされてしまうだろう。 しかしこの作品は異様な雰囲気がする。鬼気せまるというか……。殺されてしまったピアニストが「あなたは奥さんの気持ちを傷つけるのか怖いんじゃない。お母さんの支持を失うのが怖いだけ。そしてお金ね」と言い当てているのは実に鋭い洞察力なんだが、この男の本性を見抜くほどではなかったのが命取りになった。興味深いことに奥さんの方はかなり早い段階からダンナが殺人犯ではないかという強い疑いを持っているようなふしがあり、犯人の本性をより深く見抜いていたのでは、と思わせる。最後の「でもこれだけは」と夫の懇願を拒絶する場面も、英語では「But not murder」とはっきり「殺人」と言っており、夫が殺人犯であることを確信したことがよりはっきりとわかる(だから「でも人殺しなんて」などと訳した方がよかった気がする)。セリフの違いでもう一つ書いておくと犬の名前の「パンチ」は原語では「munch(むしゃむしゃ食う)」だった。ムンチじゃわからないからひっかけたんだろうけど、ジェットはともかくなぜ「パンチ」なのか長年不思議に思っていたのですっきりした(笑)。他に細かいことだが多数出てくる指揮をする場面、素人目にも全然曲とあってない気がするんですが……。アイネクライネなんて曲の終結に余計な休符が入っちゃってる。あれを撮り直してないのは不思議なぐらいだ。他にもオードリーとのやりとりやワン公の登場やコロンボのピアノ演奏など楽しい場面も多く、なんだかんだで記憶に残る作品。あ、それからもう一つだけ。「30畳」ってのは、舞台がアメリカなんだからおかしなセリフに聞こえてしまうと思う。
[DVD(吹替)] 6点(2009-03-15 03:24:23)
159.  フライングハイ 《ネタバレ》 
自動操縦の機長に大爆笑。あんなんで操縦できる飛行機って……。それと、途中でエンジンが一つ火を吹かなかったっけ? あと移植の女の子、どうなったの?
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-24 05:24:19)
160.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
最終シリーズからすると10年も前につくられた第一作だけに、コロンボが若い若い。格好も普段よりパリッとしてるし、登場するときの音楽もなんか、違うよねぇ……?   だがコロンボはコロンボ。第一作目からねちっこく犯人にくらいつく性格、ほとんど犯人を引っかけるようなキワドイ(あくどい?)トリックと、コロンボ節はすでに全開である。
[DVD(吹替)] 7点(2009-02-17 16:03:02)
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