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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
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自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
 監督が山田さんではない本作は、やはり説得力に欠けている印象が残る。  断言できるのは冒頭からラストまでの伏線が一つもないことだ。   副題通り「フーテンの寅」の物語ではあるが、さくらさんの出番はほとんどないし(スケジュールの関係か?)、マドンナの役割も「恋」という段階までは決して運ばれていない。   しかし、この時期の作品は、まさかシリーズとして40作以上も続くとは到底考えられなかったのだろう。  今では放送に引っかかる「馬鹿」という言葉が頻繁に使われている。  現在のメディアと違い、規制緩和の緩い時代の中で自由に模索されて作られた作品の一つであることは間違いはない。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 05:48:10)
142.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》 
 今回の脚本は相当苦労されたのではないでしょうか?   ほとんどのギャグが滑ってるし、無駄なシーンが多いです。  それに、観ている側には既に読めてしまうのに、なかなか進まない展開に、もどかしい気分にもなります。  宇野重吉さん演じる日本画家と寅さんのやりとりは面白いのですが、マドンナ役の大地さんの登場が、あまりに遅いのです。大地さんが登場する度に三味線が鳴るのもハッキリ言ってクドイです。  寅さんの「俺と所帯持つか」という台詞は、リリーさんに言った時とは意味合いが違うように思います。プロポーズとは言えないでしょう。  なんだか2つの違うエピソードを最後、下手に計算して繋ぎ合わせたようで、段取りっぽく感じます。  芸術と金の価値に対して日本画家がどういう決断をするのか、どんでん返しのラストシーンだけは「お見事!」と言いたくなりました。       
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-19 04:27:00)
143.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》 
 「あなたは何のために勉強してる?」  この台詞で、子供の頃宿題をやりながらテレビで観た記憶が蘇りました。  小学生の私も「ふ~ん、なるほどねぇ」と思いました。  しかし、今、もう一度観賞して気付いたことは、未だに「己」が何であるのか自分自身わかっていないことです。(苦笑)  樫山文枝さん、桜田淳子さん、ホント綺麗ですね。今は皆同じヘアースタイル、同じメイクばかり……。飾り気がなく素朴な美人っていなくなっちゃいましたね。  作品自体は他と似たような内容だけど毎度毎度本当に面白い。  「なんだ、また同じような話か…」と言う人、真似してもいいから、これだけ泣けて笑えて、うなずける話を考えられますか?  それを自分に問いかけると山田監督がいかに凄い作家なのかと痛感します。  またコメディ作ってくれないかな。
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-15 10:29:09)
144.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 
 山田監督は、世間から一見馬鹿にされるような人間に魅力を感じるとインタビューで答えていたのを覚えています。  「生まれた子には何の罪もないんだ」  寅さんが言ったセリフを、後のシーンで御前様にも言わせる山田監督の計算高さ。頭が下がります。  本作は、赤ん坊を取り巻く寅さんたちの騒ぎっぷりが最高。  さくらさんの「私、おかあちゃんじゃありませんから!」  もう窒息しそうなくらい笑えました。  挙句の果て、源ちゃんが赤ん坊をおんぶしてるんだから!  最近観賞した寅さんシリーズでは、最高に笑えた逸品です。
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-15 06:11:39)(良:1票)
145.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
 最近図書館で借りた「男はつらいよ」の研究本を頼りに、このシリーズを見続けているのですが、ある程度パターンがあっても時代に勢いが感じられますね。  今観ても笑えるし、凄く面白い。  若尾文子さんが演じるマドンナは、監督の意向かイメージを崩さない守りに入った役作りですね。池内淳子さんとキャラが被っているように思います。  意外なのは、宮本信子さんと森繁久彌さん親子。これだけのエピソードで終わるのは、とってももったいない。  宮本さんは個人的に好きな女優さんですが、マドンナとしての花がないのが残念。  でも、DVDについた予告編を見ると、本編にはない寅さんと宮本さんのドラマがあったりするんです。そこんとこ、もっと観たかったなぁ……  話は変わりますが、倍賞千恵子さんは茶髪が似合います。 
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-14 12:36:59)(良:1票)
146.  ドラゴン怒りの鉄拳 《ネタバレ》 
 ビックリするほどつまらない脚本。酷い。酷過ぎる。日本人がどう描かれているかが問題ではない。ほとんど中学生の学芸会レベル。Cとして挙げるなら、1時間20分から始まる10分程度ののアクションだけが見もの。  こんな作品観るくらいなら、私だったら「死亡遊戯」のほうを勧める。  リーが凄すぎるせいか、悪役も含めて全くアクションについていけてない。  中国人と日本人の格闘合戦など、拳法の型の違いがわからない。もうメチャクチャである。  後に製作される映画で、プロ級のチャック・ノリスと戦わせた意図が、本作の失敗で納得がいく。  しかし、こんな駄作でも見せ場はいくつかある。  顔の表情だけで観客に訴えるリーの演技はたいしたもの。  ヒロインの女の子もそれなりにカンフーをやっているらしく、メチャクチャ可愛い。  それだけ。  評価が高すぎるから、敢えて厳しい点をつける。  
[DVD(字幕)] 2点(2009-08-14 05:50:29)
147.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》 
 他のレビューを拝見すると一年に何回テレビ放送しているんだろうと思ってしまう。  こういう用心棒の話ってどっかで聞いたことがあるなぁと思いますが、カンフー映画では本作が最初でしょう。  ブルース・リーは冒頭30分はほとんどアクションを演じませんが、店の裏で行うジークンドーのミット打ちは格闘技ファンなら必見でしょう。  今回の観賞で感心したのが、リー本人は他の格闘技(空手)の批判を全く口に出していないことです。  勿論、自分が最強だなんてことも言いません。(言うわけありませんが)  最後の対決に選ばれたチャック・ノリスは本人にとってもベストワークと言えるのではないでしょうか?この仕事をきっかけにハリウッドスターになれたのですから。  武道家としてのブルース・リーが観れる最高の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-12 21:49:41)(良:1票)
148.  男はつらいよ 寅次郎恋歌
 子供の頃読んだ赤塚不二夫の漫画で、ピストルのおまわりさんの尋問が未だに記憶から離れないんです。「その女はそんなに美人だったのか? 池内淳子ぐらいの美女だったのか?」  私の脳みそに「美人」の代名詞を植え付けられている池内淳子さんは、その存在だけで、寅さんを一目惚れさせる女優さんでありました。  今回、寅さんは結構冒険してます。上映時間も少し長いです。  山田監督の脂の乗っている時代の作品です。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-11 02:26:53)
149.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 
 順番通り観てる訳じゃないけど、この頃の寅さんって結婚願望があるんですね。  今回のヒロインは花子に加えて、さくらさんも特別な役回りをしているような気がします。  花子をあきらめて、一人、寂しそうな寅さんのワンシーンがありますが、一転して明るいエンディングに、人間は一人きりでは生きていけないんだと痛感しました。  寅さんは自分の幸せより相手の幸せを喜んだのですね。…まぁ、いつもと同じですけど(笑) 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-10 01:24:56)(良:1票)
150.  おもいでの夏 《ネタバレ》 
 1971年製作とは思えない清涼感ある映画です。セックスに興味を覚えた青年たちの「スタンド・バイ・ミー」といったところでしょうか?  年上の女性の脚線美には魅力を感じさせるものの、下品なヌードなど一切ないので、全編詩的情緒に溢れています。  雑貨屋にコンドームを買いにいくスリルは、どの時代の少年たちにとっても皆同じです。  ジェニファー・オニールはキャリアはあまりパッとしませんが、10代をとりこにする魅力的な女優だと思います。  私も一目惚れしました。  しかし、女性とセックスすることが、特に主人公にとって、この年頃の目的でしょうか?  私もこの時代の頃、年上の人に恋をしましたが、セックス願望よりも、この人の為に人生を歩みたいと思う気持ちの方が強かったような気がします。  戦死した夫の通報を知った青年は彼女を抱きしめて涙を流します。  彼は彼女に心底同情したのでしょう。  彼女は同情してくれた青年に唇を重ねて感謝の気持ちを伝えます。  しかし、彼の性的欲望まで満たそうとするでしょうか?  夫の戦死した通報が届いたその晩にですよ?!  これは、当時、初体験をテーマにした映画が頻繁に制作された影響もあるかと思います。  キス止まりでエンドマークを打ったら、不満を漏らす観客は沢山いただろうと思います。  個人的には「マレーナ」とは違う、プラトニックな映画の仕上がりを期待しました。  でも、テンポがあって青年の純粋な心を描いた素晴らしい映画です。  時間も短いし、お勧めです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-07 03:48:48)
151.  男はつらいよ 寅次郎相合い傘 《ネタバレ》 
 浅丘ルリ子第2弾。これもいい。船越英治が二人の間に入り、それが邪魔になったり、引き寄せる要素になったりと、観ているこちらが楽しくなってくる。  やはりメロンのシーンは有名ですね。どうして、これほど他愛のないネタに魅力を感じるのでしょうか?  やはり、浅丘演じる「リリー」の存在に他ならないからだと思います。  本作の前に必ず「寅次郎忘れな草(マドンナ役、浅丘ルリ子)」を鑑賞して下さい。
[DVD(邦画)] 8点(2009-07-08 01:01:32)
152.  男はつらいよ 寅次郎忘れな草
 浅丘ルリ子「リリー」第1弾。  マドンナの設定を寅さんと同じような性格にした山田監督のセンスは凄いと思う。  単純な展開かもしれないが、当時、娯楽映画を期待して映画館へ足を運ぶ人たちにとっては、この作品は充分満足できたのではないだろうか?  今回、浅岡ルリ子がマドンナ役を演じた作品を4作品連続して鑑賞したが、私にとっては本作が一番であった。  二人は似ているようで、生い立ちは全く違う。  そこに胸を詰まらせるセンチメンタリズムを感じずにいられなかった。  90分程度で、これほどの映画を作ってしまう山田洋次監督、一番油が乗っていた時期である。
[DVD(邦画)] 8点(2009-07-08 00:52:15)
153.  メカゴジラの逆襲 《ネタバレ》 
 メカゴジラを倒すには連結してしまった博士の娘が死ななければならないのがミソ。  このドラマ部分が理解できないとつまらないと感じてしまうだろう。  苦戦するゴジラに対して、意外とアッサリ殺られてしまうメカゴジラと恐竜(キョーリュー)。  怪獣映画なんて数十年ぶりに観たから、ホント面白かった。  私にはCGなんかより、こうした特撮の方が合ってる。  観ていて気持ちいい。  それから作品情報を作った人、キャストに藍とも子さんを入れてやりなさいよ!主役なんだからさぁ。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-03-13 04:09:30)
154.  ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター 《ネタバレ》 
 一応、映画なんですね…ウン、確かにドキュメントである。  特に2008年に公開された「Shine a Light」しか観たことない人にとっては特別な衝撃を受けるに違いない。  ストーンズを護衛するヘルス・エンジェルス。間違っていたのは、そのエンジェルスを取り締まる人間がいなかったことである。  オルタモントに集まった人間は、あの時20歳だったと仮定して今年60歳になる。  1列目で涙を流しながら哀しげな表情でミックを見ていた少女。素っ裸でステージに上がろうとしていたオバサン…今どうしているのか? 消息がおわかりの方がいたら是非このサイトへ一報いただきたい。  シャウトするミックの前を素通りしていく犬の姿には笑えた。   この映画でジェファーソン・エアプレインに衝撃を受けた人も少なくないと思う。せめてあのテンションのまま完奏してもらいたかった。
[レーザーディスク(字幕)] 7点(2009-02-27 12:19:27)
155.  私のように美しい娘 《ネタバレ》 
 タイトル(邦題)とトリュフォーという監督の高評価に裏切られた気分です。  主人公の女性に全く魅力を感じません。どうみても娘には見えません。実際調べたら32、3歳らしいけどアラフォーにも見えます。でもいましたよね?一時期ワイドショーで騒がれていたアニータを思い出しました。  邦題を考えた人のセンスは買いますけど、実際は「私のように美しい女…と勘違いしているキチガイのおばさん」にしたほうがいいかもしれません。  このおばさんに振り回される男たちにもストレスを感じました。観ているこちらが恥ずかしくなるくらいのギャグのセンス。中でも一番鼻についたのが、論文学者のセリフ回し。秘書との会話はまるで小中学生の夏休みの自由研究について語っているような次元の低さ。これは脚本家の質の問題か、字幕のセンスの問題か?  でもこれだけイライラする男だっただけに、最後の最後のどんでん返しだけはチョットだけスッキリしました。  それに加えて主人公の音程の外れた歌声にも何故かハマりました。
[レーザーディスク(字幕)] 3点(2009-02-22 22:41:51)(良:1票)
156.  ミツバチのささやき 《ネタバレ》 
 私にとっては高評価ですが、観る人を選ぶ作品です。  純粋無垢の少女がいろいろな物を感じとって形に見えない新しい何かを発見するという、詩的情緒溢れる作品です。  冒頭は「フランケンシュタイン」のフィルム鑑賞から始まりますが、少女アナにとっては映画も毒キノコも姉のいたずらも逃亡者も同じレベルの衝撃です。  小さい頃、私もチャップリンの映画を観て夢中になった記憶がありますが、今もう一度鑑賞して同じ気持ちを味わうことができません。  「監督はこの子に何をさせたかったのか?」なんて疑問に思ってはいけません。  生も死も関係ないのです。  私たちにも記憶の奥底にあるはずです。それは特にパソコンもテレビゲームもなかった世代ほど共感できるのではないかと思います。  目に見えない何か…それを描き出すのは自分自身で作り出したイメージだけ。  子供部屋の窓はまるでミツバチの巣の様だが、その子供のシーンに重なる父親のミツバチの解説は全くマッチしていない。ラストはフェイドアウトまでしてしまう。  子供が映るのシーンと大人の映るシーンが水と油のように混ざってないのは、子供には子供にしかわからない世界があるということだと思います。  少女アナの前に現れたフランケンシュタインがそれを証明しています。  アナはこれらの経験を通して「死」が何であるのかなんて考えているはずありません。  むしろ新しい何かを発見して感動を見つけたのでしょう。  補足。レーザーディスクの字幕は縦書きの上、字が汚くて読みづらい。 
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-02-16 17:02:40)
157.  アメリカの友人 《ネタバレ》 
 満足した「都会のアリス」に続いて鑑賞し、期待してしまったせいか、イマイチパッとしなかった。  展開の変化とクライマックスの盛り上がりに欠ける。  ストーリーは死の宣告を受けた主人公が家族のために殺しを引き受けるといったところだが、つかみどころのないシーンの連続に退屈する人が多いかと思う。  一応、西ドイツ映画でフォルクスワーゲンも使われるが、英語のやりとり(デニス・ホッパー)もあるせいか、ヨーロッパよりアメリカの雰囲気が漂っている。  クレジットではデニス・ホッパーが主役のようにみえるが、実際は「イージーライダー」と同じようなポジション。次元大介である。  殺しのシーンは敵の抵抗もほとんどなく淡々と実行されていく過程が冷酷さを増してアクションとは違うスリルを味わった。しかし、一つ言わせてもらいたい。本作を観て「太陽がいっぱい」の続編と気付く人間がどこにいるというのだ?! 
[レーザーディスク(字幕)] 5点(2009-02-16 08:25:14)
158.  都会のアリス 《ネタバレ》 
 未見の方には「ペーパームーン」の亜流と思われがちだが、中年男(31)と少女、モノクロ映像以外、共通点はあまりありません。  それにしても能書きばかり並べて、気に入らない事の全てを社会や周りのせいにするこの主人公、会社の上司、挙句の果てには元カノの家に押し入って愚痴を吐き散らし迷惑がられ…こんなジメジメした男、日本にもいますよね?(笑)女に絶対モテないナンバー1ではないでしょうか?  そんな男でもさすがに小さな子供相手にはおとぎ話しかさせてもらえない。  映画の主観はライターもどきの男側ですが、そんな情けない男相手に小生意気な少女アリスがどう対応していくのか見方を考えると面白さも変わってきます。  画面いっぱいに映るアリス、たまに鼻なんか弄ったりしながら。おばあちゃんの家を探す気なんか毛頭ないといった表情がたまらなく可愛い。このアリスに魅力を感じないと映画自体失敗作と判断されてしまうでしょう。  結局二人は自分たちの力ではおばあちゃんの家にたどり着くことが出来ず、警察が加わるのですが、そう考えるとこの旅はいったい何だったのか?…でも間違いなく二人に変化があって…なんだか可笑しくてしかたありません。  アリス役の女の子は今頃は40代半ばでしょうか、どんな成長を遂げたのか気になるのは私だけではないと思います。   ヴィム・ヴェンダースは映画とロックが大好きなんですね。  ラストシーンは「夜の大捜査線」のオマージュに見えました。反対に証明写真のシーンはヴィンセント・ギャロが「バッファロー66」でオマージュしているように感じました。  それとチャック・ベリーの演奏ですが、あれはDVD「スウィート・トロント」からの抜粋です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 08:35:58)(良:1票)
159.  こわれゆく女
 妻役のジーナ・ローランズが、朝食シーンから、いつブッ壊れるか、ドキドキハラハラしながら観ていました。  小道具や伏線も特にないまま、役者たちの繊細な演技で心理を押し出していく世界は、観ている側も気を引き締めないと受け入れられないかもしれません。  147分という長時間でありながら、シンプルな「序・波・急」の三部構成。アッという間に終わってしまいました。   因みにキャストの順番がバラバラです。  主役がジーナ・ローランズです。
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-01-30 14:55:14)
160.  わらの犬(1971)
 口先だけ達者で頼りない男と、体ばかり成熟して頭ん中は空っぽの女。こんなカップル、日本にもたくさんいますね。  サム・ペキンパーとダスティン・ホフマンが一番脂がのっていた頃の作品。  「知らない人についていってはいけません。どこへ連れて行かれるかわかりませんよ」…本作を観て、そんな教訓を覚えるかと思います。 ↑が2009年に書いた感想。 今、見直すと、なんで8点も付けたのだろうって感じ。 自分が年を取ったせいか、こういうアメリカン・ニューシネマみたいな作品は、もう飽きた。 バイオレンスというのは古くなるものなんだと実感。
[レーザーディスク(字幕)] 5点(2009-01-29 06:22:12)
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