Menu
 > レビュワー
 > まさかずきゅーぶりっく さんの口コミ一覧。9ページ目
まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21
変更日付順1234567891011121314151617181920
21
>> カレンダー表示
>> 通常表示
161.  名犬ラッシー(2005) 《ネタバレ》 
一番最初に長編映画化された「名犬ラッシー・家路(1943)」のリメイクですが、やっぱり泣けます。リメイクだから先の展開が読めちゃうのに、ジョー君の素朴なキャラに「この子・この家族に何とかラッシーを戻してあげたい」と心から願ってしまいます。ちなみに私は4度泣きました。ジョーが親に促されてラッシーに「お前はダメな犬だ」と涙声で言う所。ラッシーが何度捕まってもオリから脱出する所。クリスマスにへたりながらも教会の前に辿り着く所。そしてピーター・オトゥール演じる公爵が「これはラッシーではない」とわざと嘘を付く所。下に書いている方の仰るように老夫婦とのエピソードは残して欲しかったので本当は8点なんですが、エンドロールの最後に「製作において動物は一切虐待しておりません」と表示してくれて安堵したのでプラス1点。親子共々安心して楽しめる1作です。こんな忠犬がいたら、確かに幾ら貰っても譲れないですよー。
[DVD(字幕)] 9点(2007-06-02 19:30:36)
162.  スキャナー・ダークリー
これはとても不思議な映像体験。原作未読ですが、この脚本は・・・。敢えて映像にする意味があったのか「?」とか思ったり。ドラッグを捜査する捜査官が自ら溺れていくのは新鮮味もないけど、その分この作品自体は新鮮です。全編アニメなんだけど、普通に実写で撮ってからそれを基にアニメにしてるんですよね。何故そんな面倒くさい事したのか狙いは分からないんですが。で、展開は若干分かりにくく、中だるみもあり、展開も地味なので他のディックの映像作品(「ブレラン」「トータルリコール」「マイノリティリポート」)みたいなものを期待して観たらガッカリするかもしれません。ただあの人物が実はウィノナだったのか等、見応えはあり、終わり方も切ないながらある意味での救いも感じます。キアヌは「マトリックスやったばかりでまたSFはイヤだ」と言って初めは断ったみたいですが、同じSFでも全然違う!この作品の方が現実味を帯びた内容です。面白いと思えるかどうか、賛否両論は必至の作品です。ご覧になった方のレビューが楽しみです。
[DVD(吹替)] 5点(2007-05-27 22:36:32)
163.  ミュンヘン
いやー、これは面白いとか面白くないって映画じゃないですね。キツイ。切ない。観終わった後の脱力感・・・。政治的背景のある映画は難しい。スピルバーグがユダヤ系の血をひいてるので、どうしても中立な感じがしなかったけど、それでも1度観て損は無いですね、でも2度観るのは辛いかなー。 終始「目には目を」みたいな国家を背負った暗殺者の復讐劇。でもどこまでいっても終わらない。首謀者をやっても今度はそれに代わるテロリストが出てくるし。やったヤツはやり返されるオチだし。金で雇われた第三国のスナイパーまで絡むし。民間人も大勢巻き込まれるし。きついよ。対立の妥協点なんて簡単に見つかるならこの世に戦争なんて無いけど、とりあえずこの世に武力なんて無ければいいのにとずっと自問自答した2時間45分でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-21 10:44:27)
164.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
レベッカ・ローミン・ステイモスが俺の好きな子に顔のパーツが似ているので、俺もきっと悪女に引っかかるタイプだと思います。もし風呂場で寝ちゃってそれが夢だったとしても、それに懲りずに結局2度騙されそうです。ボレリッシュ、カメラワーク、スタイル抜群のパツキン、バンデラスの情けなさ、夢オチ、全部がデパルマ印です。良かったね、2人とも幸せになれて(=^^=)
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-20 02:18:16)
165.  21グラム 《ネタバレ》 
いやーーーこれ凄い。脚本だけで言えば100点満点。文句なし。出演俳優も全員が全員上手かったです。演技とは思えない程自然だし。ショーン・ペンなんかあの知恵遅れの役なんかより全然凄い。でも誰より凄かったのがナオミ・ワッツ。「マルホランドドライブ」も相当良かったけど、この女優さんいつオスカー獲ってもおかしくないと思いました。とりつかれたかのような演技をしてましたよ。   ただ1つ残念な部分。時間軸をバラバラにしてわざと映画を分かりにくくさせてる。時間通りに進んでも全然凄い作品なのに、間にわざとラストシーンを挟んでみて、ネタバレさせてみたり。多分作品全体に緊張感を持続させたかったからだと思うけど。途中までは3人の主役がどう物語に絡んでくるかという意味では重要なんだけど、1時間過ぎて、3人が1つの話にどう絡むかが掴めた辺りからはただのネタバレにしか感じなくてちょっとウザく感じます。   テクニックに走らないで物語だけを追っても良かったのにとか・・・。でも普通に人に「凄い作品!」とオススメできます。命の尊さ、儚さ、親子愛、家族愛、自己愛、他人への愛、愛に満ち溢れています。その中でも「自己愛」が圧倒的に強くて。人はそれぞれエゴを持ちつつも平凡でそこそこ幸せな生活を行っている中で、それが壊れた時の精神的な寂しさ・人間のもろさをこれでもかとぶつけてきます。俳優が全員上手いから、もう画面から目を背けられない。まだご覧になっていない方で、ビデオ屋で見かけたら是非借りてみてください。
[DVD(吹替)] 8点(2007-05-17 13:53:05)
166.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
全くピンチを感じさせないヒロインってどうなんでしょう?ハラハラしないし(パンドラの箱とか扱ってるのにまぁ映画の雰囲気が全体に軽い)どうせハッピーエンドなんでしょと思って観るから、無難と言えば無難だけど、新鮮味もありませんでした。彼氏の死に方も最後までぶざまでしたね(笑)しかしヤン・デ・ボンは作品に恵まれてないなあ・・・。「スピード」のように全編緊張感溢れるアクションをまた撮って欲しいです。というわけでアンジーの見事な肉体に4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-15 00:11:08)
167.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 
刑務所の父に会う。旦那の愛を感じながらも、後悔しないように(ばれないように)浮気もする。誕生日を祝う録音テープを医者に託す。余命2~3ヶ月となった自分を冷静に受け止め、やりたい事を淡々とこなしていく主人公に、生への力強さを感じました。こういう作品だとどうしても迫り来る「死」への恐怖をクローズアップしがちでしたが、出演者の自然な演技も相まって、よりリアルに感じました。でも次の奥さん候補(母親候補?)まで探してから逝けるなんて、彼女からしてみれば非常に幸せな人生だったのではないかな?と思いました。卵巣腫瘍をただの貧血とごまかせるのかな?という疑問こそ残れど、悲しませまいとテープに思いを録音するシーンは演技とは思えないほど自然で、こみ上げてくるものがありました。こんなステキな家庭にも容赦なく運命はやってくるのだなと考えたら、何気ない1日にも何かしらの意味があるんじゃないか?と思えて、観て良かったなと感じる作品でした。
[地上波(字幕)] 7点(2007-05-13 23:40:45)
168.  16ブロック 《ネタバレ》 
酒びたりで過去に汚点を持つ刑事が、過去の自分を精算して正義感を取り戻すという、一見目新しさの感じられない話も、敢えて無駄な脚色やエピソードを減らし、スケール感も抑えたこの作品では見事良作にまとめる事ができたと思います。「リーサルウェポン」のリチャード・ドナーと「ダイハード」のブルース・ウィリスのコンビなので、派手な作品を予想して観るとちょっと違和感を覚えますが、悪徳刑事仲間との決別、護送する囚人との友情に加え、警察の中にいる内通者の存在にドキドキもさせられ、見所が沢山あります。DVDに収録されていた別エンディングは非常に切ないので、本編どおりのオチは綺麗すぎる感もありますが個人的には好きです。しかしデヴィット・モースって凄く目が優しいのにこんな役が多いですねー・・・。あと妹の存在は、逃げられた女房的な感覚を一瞬、観客に騙す為だけにあったのかな?後半、バスを乗っ取った後、もう一盛り上がりあれば更に興奮できたのですが、それを差し引いても中々のヒット作だと思います。哀愁漂うブルースの見事な表情と役作りに8点献上。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-13 13:27:09)(良:1票)
169.  コンフィデンス 《ネタバレ》 
逃げ切る勝者が多すぎ。せめてアンディ・ガルシアの1人勝ちで終わらせて欲しかったです。それにエドワード・バーンズが始めから切れ者詐欺師に全然見えないし。「騙された!」という爽快感は皆無でむしろ「観客をバカにしたオチ?」という感じがしてしまいました。救いは銀行の副部長をハメる所でのレイチェル・ワイズの色気。あれはヤバイです・・・。
[地上波(吹替)] 4点(2007-05-13 13:13:48)
170.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
セックスシーンと、銃で頭部を打ちぬかれた人間描写のグロさはまさにクローネンバーグ。ただちょっと期待しすぎました。個人的にはジョーイ⇒トムになった背景をもう少し見せて欲しかったですね。外周だけ見せられた感じで観た側としては一種の疎外感があり、映画に深みが出ない、消化不良、1週間後に映画を忘れてそう・・・。それ故にトムが家族と共に戸惑う姿も、全容を知った後に何だかあざとさみたいなものを感じてしまった・・・。人間てそんな簡単に過去を忘れられる程、記憶を封印できるんですかね?ただ自分自身に葛藤するヴィゴの演技(特にラストの家族で卓を囲んでる時のあの目と表情)は素晴らしかったと思うのでそこに4点。クローネンバーグは前作「スパイダー」が興行収入でコケたから、観客の涙をそそるのを目的としたようなコテコテな作品は作りたくなかったのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-12 16:42:26)
171.  エネミーライン2 -北朝鮮への潜入- 《ネタバレ》 
軍事アクションですが、題材が題材だけにかなり期待したんですけどねー・・・、まずスケールが物足りなかったです。それにやっぱりアメリカ側から描いている事の(ウチは軍事力が凄いんだぞ)的なニオイが鼻についたり。それ以外にも北朝鮮側にやけに人間できている理解者が1人いたり、韓国側が突然援軍にきたりと「いくら映画でもそんな上手くいくか?」という感じでイマイチ入り込めませんでした。あと酷かったのは演出。ムダにカッコつけてスローモーションやコマ送りの倍速かけてみたり、そんなもん映画の世界に入りづらくするだけで誰も求めてませんよ。そして戦闘シーンでのカメラワークも最悪、ご覧になる方はあのグラグラに酔わないように注意してください。
[DVD(吹替)] 4点(2007-05-12 16:35:35)
172.  タイタンズを忘れない 《ネタバレ》 
この映画が何度観ても好きで(^^)全編見せ場ですが、特にぐっとくるのは、いがみ合ってた白人黒人の選手たちが最初に打ち解ける合宿のところと、ヨーストとブーンが、一緒になって闘おうと団結する終盤です。   黒人コーチのブーンをクビにしようと、審判がフェアなジャッジをしない戦いがあって、そのままクビになればヨーストは総合コーチに復帰し、名誉も得られたのですが、彼はそれを捨てて紳士な戦いを挑むその男気にまず涙(笑)   最後の戦いで、ブーンはオフェンス、ヨーストはディフェンスと分担して指示を出してたところを「このままでは勝てない。我々も大人になる時がきたようだ」とか言ってコーチも団結するシーン。結果ヨーストが出した攻撃によってタイタンズが奇跡の大逆転を起こすシーン(黒人と白人のコーチが抱き合って喜びを分かち合う姿が感動)にまたまた涙(>_<)  スポコン&男の友情モノ、自然と高得点を入れてしまいます♪
[地上波(吹替)] 8点(2007-05-08 11:06:39)(良:1票)
173.  スパイダーマン(2002)
ぼくはキルスティン・ダンスト好きです。
[地上波(吹替)] 7点(2007-05-07 18:04:15)
174.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 
「CUBE」の謎を解く解明編ですが、下に書いていらっしゃる方もいるように元々単発で作った映画の世界であり、後付け感は否めません。それにミステリアスであるからこそ、CUBEの魅力もあったわけで、そこで政府やら実験施設やらと説明されると少々興ざめです。またオリジナル公開から7年も経過した後の続編は少々食傷気味であり「今更どうしたの?」的な見方をしてしまいます。最後の最後で「CUBE」の彼に繋がった部分で少しはスッキリしますが、この結び付け方を見せたいがための作品かと思うと、前半の展開にもう一山欲しかった気がします。それでも亜流のCUBE系や「CUBE2」よりはだいぶ頑張ってます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-07 13:34:53)
175.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
サスペンスとしたらかなり面白い。でも死刑制度の是非や、オチを考えると満点とは言いがたい。脚本も無理に練りすぎている気がして、展開の要所要所がなおざりになっている感じもした。死刑制度に本当に反対なら、生きて戦うべきであり、1人の人間が死を軽視或いは身を持って証明した所で、何が変わるんだ?と思ってしまう(権威ある専門家の驕りとも思える)。学生の誘惑に負けて関係を持ったり、奥さんに離婚を突きつけられたり、そんな自分に自暴自棄になったからこその行動なのか?と考えたらあまり彼の行動は釈然としないし、彼の死を志なかばの非業の死とも思えなくなってしまう。あと社会派ドラマを目指すのであれば、観客を驚かせようとする部分はさほど無くてもいいと思うし、第一ケビン・スペイシーを主役に置いた時点で観客は(このままじゃ終わらないだろう)と疑ってかかる。彼は本当に上手い役者だが、ドンデン返しを狙う作品に使うのは少し間をあけた方がいいのではないか?ここまで続くと(ドンデン返し俳優)と思われ、観客は、はなから彼を疑い、結果映画の本筋を楽しめなくなってしまうかもしれない。でも死刑制度云々よりも、結果死を軽視した者が死刑によって命を絶たれた部分に考えさせられる作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-06 13:39:20)(良:2票)
176.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
「羊たちの沈黙」のような緊張感が無いのは、やはりレクターが初めから自由の身だった事が要因かと思います。牢にいる時の方がカリスマ性があって怖いし、最初の1時間は間接的にしかクラリスと絡まず、懸賞金狙いでレクターを追うエピソードも、さほど面白いと思いませんでした(最初にクレジットされないゲイリー・オールドマンの怪演はさすがですが)。クラリスの部屋に上がって蝋燭を立てる辺りから面白くなってきますが、クラリスに対するレクターの愛の形、FBIで窮地に追い込まれているクラリスの、レクターへの想いがイマイチ描き切れていなかった気もします。上品で格式高い演出が逆に恐怖感を削いでしまった感じで、もっとギラギラしたレクターを見たかったです。個人的には脳ミソお食事シーンよりも、家畜に襲われるシーンがキツかったです。そしてジョディとジョナサン・デミが降りたのは個人的には正解だったと思います。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-06 13:25:45)
177.  ブギーマン(2005)
最後の15分まで、クローゼットの中の何かがよく正体が見えないという点では「ドリームキャッチャー」や「サイン」的な正体見えてガッカリは無かったのですが、いざ正体現したら動きが速くて結局なんだか分からないとなると、怖さも無いし観客はただ戸惑うんだなあと再認識しました。モーテルのドア辿ってったら自分の家に出ちゃったり、そこらへんの意味不明さは嫌いじゃないんですが、説明が欲しかったです。演出がヘタなのかなー?見せ方によってはもう少し怖く出来たんじゃないかと思いましたが「悪魔の棲む家」のようなスケールやたたみ掛けが無かったのが致命的だったかなと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-02 22:10:25)
178.  トロイ(2004)
神話だ何だと難しく考えなければ普通に楽しめる娯楽大作です。しかしオーランド・ブルームには弓矢が良く似合いますなぁ♪
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-02 22:05:37)
179.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
戦争映画を観て共通で思うのは、人々は争いなんて誰も起こしたくないし、死ぬ瞬間に頭に浮かぶのは愛すべき家族であり仲間である事は間違いないんだなって事です。あとアメリカ軍というより、己の絶望感や、冷静さを失っていく自軍での潰し合いが1番怖いなあと痛感しました。あとイーストウッドはわざと感傷的に作らなかったのだと思いますが、誰か1人を主役にせず、硫黄島で戦った日本兵全体をスポットにした事でその考えが成功していると思います。腕が吹っ飛ぶシーンと手榴弾で自決するシーンはさすがに切なかったですが、何より切ないのは、このエピソードを監督したのが日本人ではない事かもしれません。脚本や演出もですが主演陣、特に二宮君の演技が素晴らしかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-29 21:50:24)
180.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
国家の独立のための戦い、そして独立した後も国家を建設していく上での考えの相違での内戦。時には愛する者や仲間ですら引き離され、兄弟と言えども対立する。日本に住んでると他人事に思いがちですが、こういう事って普通にあり得るのだなと考えさせられました。アイルランドの美しさも引き立ち、物語的にも全く飽きの来ない作品でしたが、人間の愚かさ、残酷さが目立ちすぎて、その先のメッセージ性がイマイチつかめませんでした。但し出演者の演技は文句無しでしたし、観て損のない作品だとは思います。でもあまりに救われない話ってあまり高い点数付けたくないんですよねえ・・・。一番痛かったのは指の爪をはがす拷問です、思わず目を背けました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-04-29 21:41:57)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS