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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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161.  理想の結婚 《ネタバレ》 
現代の話でもなければ、一般庶民の話でもない。そういう設定でなければ、理想の結婚(原題の直訳は理想の夫)などという生々しくも哲学的なテーマは映像として鑑賞しにくいのかもしれない。20世紀末に、19世紀末を描いたこの映画が撮られたのは、なんとなく、20世紀に凋落の一途だったイギリスが、自国の一番元気だったころを懐かしんでのことではないかとも感じられた。ストーリーははっきりいって大甘だが、屋敷や議事堂などの建物内部の風格、そして、登場人物の時代がかった衣装などでうまいこと相殺されていた。この映画に登場する夫は、終始もがきながらも、結局、意志決定する際常に妻のことを最優先にして結論を出しているが、そのことをもって、理想の夫というのではないところがくせものである。常に妻のことを最優先にした意志決定をした結果、同時に立身出世も果たしてしまうところが、理想の理想たるゆえんであり、すなわち、両者が同時に起こることは滅多にないという現実の裏返しになっているところが、この 一見能天気とも思えるハッピーエンドにこめられた英国的皮肉ととれるのだが、うがった見方に過ぎるだろうか。
6点(2004-12-06 21:16:10)
162.  伯爵夫人
サウジ・アラビアへの赴任が決まった外交官役を演じるマーロン・ブランドはコメディにはあまり向いていないのかもしれないと感じてしまった。時代が全然違うのだが、この役は、ヒュー・グラントが一番はまりそうだ。ソフィア・ローレンと脇のシドニー・チャップリン、パトリック・カーギルがなかなかセンスを感じさせる演技だっただけにやや残念。主役の二人とシドニー・チャップリンが船酔いであげてしまうシーンがあるのだが、このところの一連の韓流映画に比べてその描き方が上品なのはよかった。やはり、この作品のように内容物を観客に見せない演出のほうが好ましく思う。ただ、最後にかけての主人公の問題の解決方法は、ちょっと安直で拍子抜けがした。こどものころにかくれんぼが好きだった人はそこそこに楽しめる作品。
6点(2004-10-24 00:09:21)
163.  華麗なるヒコーキ野郎 《ネタバレ》 
第一次大戦を生き抜いたヒコーキ乗りという特殊な人種の生態を描いた秀作なのだが、前半のコメディタッチの部分が、アニメではなく、映画だと、正直シャレがキツイのを通り越していて笑えない。実際、池の不時着シーンも、縄梯子乗りの激突シーンも、アニメなら笑って流せるが、映画だと映像がなまなましくてほんとに操縦士の身を案じてしまう。また、この監督の女の人の撮り方は他作品も含めて総じてあっさりしているのだが、メリー・ベスの扱いはとりわけあっさりしすぎていて、さすがに呆然とさせられる。また、ウオルドが助かる見込みの無い、丸焼けになりつつある仲間を、苦しませないために止めを刺すシーンなどは、コメディタッチの出だしと、どうにもバランスがとれない。最後の数分間が圧倒的に素晴らしいだけに、もう少し何とかならなかったのか、というのが正直なところである。
6点(2004-10-02 17:26:15)(良:1票)
164.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
プリアモスがアキレスの野営地にヘクトルを引き取りに来た場面に惹かれた。アキレスの「どうやって来た?」の疑問に、「誰よりも詳しく知っている」とかなんとか短い台詞を言うだけで、さっぱり説明しないのになるほどそうかと納得した気にさせてしまうのが、ピーター・オトゥールのさすがの貫禄である。元になっている伝承通りなのかどうか全然知らないが、この時代を描いた映画で、飛び道具での決着というのには少し拍子抜けがした。
6点(2004-06-01 23:10:48)
165.  CUTIE HONEY キューティーハニー
くたびれている40代男性向けの映画だと思う。もろもろの事情で、何も考えずにみれ、適度にお色気もあっていやされるおバカな映画が、無性に恋しくなるときがある。そういう心理状態のときに、これはうってつけなのである。吉田日出子らの芸達者な脇役がたいしたことをしてないとか、特撮がウソっぽいとかはもう、どうでもよいのである。リアルタイムで観た原作アニメへのノスタルジーを感じつつぼーとしながらみていると、「ビックリしたなーモウ」などというシーラカンスのようなギャグが飛び出してくるのが自分としてはツボだったりして、大いに目の保養と、疲労回復になった作品だった。最後のほうはちょっぴりジーンとまでしてしまった。いい歳をしてやっぱりバカな私である。
6点(2004-05-31 23:35:13)
166.  ムッシュ・カステラの恋
国際的なビジネスをやっているらしい会社の社長、そのボディガード兼運転手(二人いる)が出逢う女とのエピソードを中心に話が展開する。男と女がくっついたり離れたりする映画だが、その理由がどうもわかるようでわからない。それでいてなんとなく印象には残る不思議な映画。
6点(2004-05-27 22:35:23)
167.  上流社会
「フィラデルフィア物語」よりもこちらのほうが私は好み。ミュージカル仕立てにした点が楽しく、また、主人公役はグレース・ケリーのほうがはまり役だと思う。バーに主人公が雑誌記者を案内するところのケレン、そこで見せるグレース・ケリーの視線の泳ぎ具合がなかなかの見どころ。この人は本当にドレス姿が板についているのが、冒頭のパンツルックとの対比でよくわかる。サッチモの演奏と歌が聴けるのもご愛嬌。 
6点(2004-05-18 11:46:31)
168.  タイムリミット
タッチの差で少しだけ早く情報を得て、主人公が機先を制した行動をする展開はそれなりに面白いし、撮り方も悪くないように感じるのだけれども、犯人がいる場所に妻が単身で乗り込んでくるのが不自然だし、最後の心変わりもちょっと私の理解をこえている。
6点(2004-04-30 23:02:26)
169.  12人の優しい日本人
喫茶店の出前の突飛な注文品、途中で鳴る携帯電話、鼻血、発言時の帽子、上着のボタン付けなど、本筋の展開に関係ない余計なギャグが前半にやや多いのが難点に感じた。せっかく、陪審制度が日本にあったら、という秀逸な設定を着想したのだから、事件に関係した議論だけでもっとスピーディに進めていくほうが良かったと思う。もうひとつ難をいえば、日本語(特に共通語)での大声の出し合いがどうも苦手。もう少し、耳障りでない、それこそ優しい声で議論が進み、笑いを取って欲しかった。仮に脚本が井上ひさしだったら、興奮してくると方言丸出しの議論になり、もっと潤いのある怒鳴り合いがみられたのになどとおせっかいな想像がはたらく私は不幸者かもしれない。ただ、ピアノのBGMの挿入は絶妙だった。 
6点(2004-04-23 13:25:24)
170.  ミニミニ大作戦(1969)
自分の中では、世界三大イタリア旅行にいきたくなる映画のひとつだったんだけれど、今観直すと、トリノという街にはあまりそそられないのに気づいて苦笑。おまけに、ストーリーも、もっと面白かった記憶があるのに、セリフのギャグが全然笑えなくて呆然。なんだよ、可愛い車が変なところを走るシーンだけがウリの映画か?大掛かりな交通渋滞のシーンを気の短いイタリア人をなだめながらどうやって撮ったのかを考えると夜も寝られなくなるかというと、そんなこともない。ようやく、最後近くになって、刑務所シーンでのエキストラの人数の無駄な多さが、かろうじて免疫力の活性化に少し貢献してくれた。 
6点(2004-04-22 13:50:56)
171.  アラモの砦 《ネタバレ》 
アラモ砦の全滅を淡々と描いている。メキシコの大統領が本当に陣頭指揮をしたのか、また、女子供に手をかけなかったのか史実に不案内であまり自信をもっていえないが、何本か撮られているアラモ砦の映画のうちで、この作品は、娯楽的要素を抑えた内容で、私にとって一番好感が持てる仕上がりである。
6点(2004-04-14 15:35:30)
172.  荒野の決闘
私はカウンターバーが好きだ。居酒屋や、スナックや、ほかのどんな酒場よりもカウンターバーに断然多く通っている。その性向に一番影響している西部劇はこの作品なんだと思う。ウイスキーが注がれたショットグラスを、カウンターの端から端まで滑らせるシーンがもの凄くカッコよく映ったんだっけ。昨日再見したが、こどものころ、なんでこの作品に入れこんだのかよくわからない。それを思い出すために、今夜もまたカウンターバーへ繰り出すのだ。
6点(2004-04-06 23:27:01)
173.  幌馬車(1950)
観た後に、英和辞典で"snake"というコトバの意味を確かめてみたくなる映画。「陰険な人」という意味がありました。なるほど、旅の途中の夜に一家五人が登場したときに、彼らの目つきが陰険そのものであることを、強く印象づけるような撮り方だったのを覚えています。最後のキメぜりふは、掛けことばになっていたのだと思います。
6点(2004-04-05 17:19:59)
174.  バージニア・ウルフなんかこわくない
社交生活が何事も夫婦単位で行われる社会って、息苦しい。酒くらい気楽に気のおけない奴と飲んでいたい。我がニッポンはいい国だと再認識できる作品。ジョージが長いものを持ち出したシーンは、それまでの流れで十分説得力があり、本当に怖かった。 
6点(2004-03-31 12:46:56)
175.  赤い月 《ネタバレ》 
常盤貴子が脱皮できずという感じ(シーン的には相当なことをやっているが)はいなめない。なかにし礼原作の、太平洋戦争時に、中国大陸にすべてをかけて移住した日本人のたどった運命を描いた映画。この時代のこの内容が今映画化された意味を自分なりに考えると、21世紀にはいり、ちょっと山っ気のある日本人なら誰でもインターネット証券会社などを通じて全財産を中国に投資できる時代になり、また、中国投資が有望であることをマスコミが喧伝して付和雷的投資行動をとりがちな時代だからこそ、大陸にすべてを投じた前世紀の日本人がどのような人生を送ったのかを知っておいてほしい、というメッセージがこめられているような気がする。
6点(2004-03-01 17:32:41)
176.  トラ・トラ・トラ!
あまりキリ番とかを気にするほうではないのだが、これが自分の56本目のレビューだということに偶然気がつき、それならばこの映画だろうということで本日観なおした。製作が70年というと、安保の年。革新自治体も全国のあちこちにできて、ベトナムの反戦運動もひろがりつつあったころか。絶対に日本をソ連の側へやってはいけないというのが当時のアメリカの対日外交政策の基本であったはず。それが、アメリカ一辺倒の視点ではなく、日本人の監督も交え、今からみても考えられないほど公平な視点でこの映画を作らせた影の力なのではないかと想像している。真珠湾については様々な著作を読んでしまって頭でっかちになっているためか、映画自体は、私にとっては可もなく不可も なくというのが正直なところだった。ただ「十二人の怒れる男」の陪審員の1番と4番が出演しているのに気がついたのが今回の発見で、それは嬉しい体験だった。特に4番は、こちらでも"I'm convinced"という科白があり「十二人~」のときと同じ科白をいっているなと、おかしく感じてしまった。
6点(2004-02-21 21:18:53)
177.  慕情(1955)
アプローチをかけたとき「アタシ、クルマを持っていない人とはお付き合いしないの」と、手痛い断り文句を食らって地団駄を踏んだ経験がおありの方に強くオススメできる映画です。クルマにモノを言わせる男と、クルマに目がくらむ女の恋の結末なんて所詮はこんなものさと、大いに溜飲をさげられること必定と思いきや、結構泣ける結果になるかもしれません。 
6点(2004-02-13 09:57:28)
178.  第七天国(1927)
涙もろさでは人後に落ちない自負があるが、これについては泣けなかった者の感想をば。神を信じるの信じないのという話が出てくるのにはどうもはいりこみにくい。ただ、ジャネット・ゲイナーの表情の変化を見ているだけでとても満ち足りた気分になったのは事実。原題は7階の天国という意味だろうけれど、11時のシーンが7回だったりもするのかな? TV放映で数え損なったのが悔やまれる。
6点(2004-02-03 00:36:59)
179.  泥棒成金
男のファッションの教材的作品。特に、ケーリー・グラントが登場するたびにネックウェアを替えて出てくるのが参考になる。また、葬式で黒ずくめなのは日本だけという説があるが、なるほどこの地の葬式に参列する者の服装は黒ずくめということではないことが確認できる。女の人の車の運転シーンが妙に記憶に残る私としては、グレース・ケリーが真夏の南仏で手袋をしながらハンドルを握っていたのがそこはかとないやんごとなさ感をかもしだしていておかしかったのを覚えている。
6点(2004-01-23 09:56:23)
180.  卒業(1967) 《ネタバレ》 
小説「テロリストのパラソル」と並ぶ親子どんぶりモノ。酸いも甘いも噛み分けられる歳になってからギャグ映画としてみるべき映画。青春映画として未成年に見せるのは危ない。子供の頃にビッグ・ウェンズデーを観てサーファーになった人が多かったように、これと「激突!」と「トップガン」に感化された人は一体どんな人になるのだろう。ス○ーカー以外は有り得ない。
6点(2003-12-14 14:58:18)(笑:2票)
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