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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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161.  麒麟の翼~劇場版・新参者~
東野圭吾原作の映画は良いものが多いが、不思議に映画館で見たものがない。この映画も一応マークはしていたものの、結局見損じ「秘密」や「手紙」と同様DVDで鑑賞。そして同様に映画館で見ていたら、もっと感動は大きかっただろうと思う。事件の推理以上に、隠れた人間ドラマがすばらしい。わざとらしい面も少し感じるが、子を思う親の気持ちがまざまざと感じられる。
[DVD(邦画)] 8点(2013-01-14 11:56:58)
162.  レ・ミゼラブル(2012)
ユゴーの「レ・ミゼラブル」は名作中の名作だし、クロード=ミシェル・シェーンベルクの「レ・ミゼラブル」(通称レ・ミゼ)も世界最高峰のミュージカルと言ってもよいだろう。そのレ・ミゼが映画化されるというので制作発表以来心待ちにしていた。だがどうだろう、映画とミュージカルの一体化ということでは評価できるが、裏を返せばすごく中途半端である。まずミュージカルとして見れば、歌える役者をそろえているわけではないので、本場レミゼとは比較のしようがないほど。かろうじて及第点を付けられるのはヒュー・ジャックマンとエポニーヌを歌うサマンサ・バークスくらいだろう。ファンティーヌもコゼットもマリウスも健闘はしているがそれぞれ難がある。ひどいのはやはりラッセル・クロウ、この人はお世辞にもミュージカルに向いているとは思えない。風格貫禄は十分なのだが、歌い出すと途端にジャベールの重みがなくなってしまう。貫禄不十分と言えばヒュー・ジャックマンも歌は及第でも、19年の投獄生活とその後の苦難の道を歩んだ年老いたジャン・バルジャンにはとても見えない。また映画としてみれば、過去私が見たジャン・ギャバン、リノ・ヴァンチュラ、ジェラール・ドパルデュー、リーアム・ニーソンのどの映画よりもストーリーに厚みがなかった。(ストーリーが続いていない)せめて聴かせどころの歌くらい堂々と歌ってほしかった。
[映画館(字幕)] 7点(2013-01-09 15:54:34)(良:1票)
163.  少年と自転車
これはすばらしい良い映画だ。贅肉をそり落とし、87分という短い時間にすごくコンパクトにまとまっている。ストーリーとしてはごく身近にある素材にもかかわらず映画に惹きつけられるのは、少年の屈折した心理が巧みに描かれていることによるものだ。またその少年シリルを演じたトマ・ドレのうまさに大変驚く。そして頼まれたとはいえ、里親となったサマンサの愛情にも・・・。映画には、ベートーヴェンのピアノ協奏曲が実にうまく使われている。途中の演奏ではピアノはなく、エンディングになってようやく登場するが、それがあたかも希望の光に思える。
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-26 07:52:39)
164.  みんなで一緒に暮らしたら
人生のエンディングをどう迎えるか、誰にも必ず訪れる人生最後の選択を扱った映画。この映画では5人が共同生活を送ることになるのだが、日本では簡単にこうはいかないだろう。遠慮とかプライバシーとか必ずついて回るが、欧州は開放的で明るいし、少しもジメジメしたところがない。75歳というのにヌード写真に凝ったり、セックスにも興味どころか実践まで・・・。ところでジェーン・フォンダだが、黄昏で共演した父ヘンリーフォンダとそっくりで驚くと共に、彼女もその歳になったのだとしみじみ思った。またピエール・リシャールは「おかしなおかしな高校教師」を見て以来だった。何十年ぶり
[映画館(字幕)] 6点(2012-12-08 15:17:27)
165.  北のカナリアたち
物語には少し不満もあるが子供たちの歌声がすばらしく悪くない。吉永さんは若く美しく私より年齢が上にはとても見えない。ラストは感動させようという意図がありあり。
[映画館(邦画)] 7点(2012-11-21 15:42:25)
166.  昼下がり、ローマの恋
ロバート・デ・ニーロとモニカ・ベルッチの共演、さぞかしと期待していたら3部構成の第3部だけ。それもそのはず、やっぱりイタリア的恋愛マニュアル(2005)、モニカ・ベルッチの 恋愛マニュアル(2007)と続くオムニバス形式のシリーズなのだ。だが、今度のは若年、中年、老年の年齢別の形式でやや趣が異なる。デ・ニーロはローマ在住の米国の元教授というわけだが、何とイタリア人の中に入って違和感なし、言葉もぺらぺら、さすがは演技派スター。3部構成の中では第2部が特におもしろかった。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-07 23:19:54)
167.  劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
このシリーズもどうやら万練村に入り込んでしまったらしい。昔はもっとおもしろかったのに(貧乳も新鮮だった)フーディーニの映画を見ていたので助かった部分もあったが。そうそう、菅井きんさん知ってるかな、私はシリーズの最初から見ているのでわかるけど・・・。
[DVD(邦画)] 4点(2012-10-21 23:17:26)
168.  いわさきちひろ ~27歳の旅立ち~
誰もが知っている絵本画家いわさきちひろの、知られざる波乱の人生をドキュメントで綴る。個人的には、ネットその他で調べるだけ調べたあげくの鑑賞だったので驚くことはなかったのだが、興味ある人にはぜひ見て知ってほしいドキュメントだ。ドキュメントだからして点数で表すのはむずかしい。(一応平均でということで)
[映画館(邦画)] 6点(2012-10-21 16:56:59)
169.  死刑台のエレベーター(2010) 《ネタバレ》 
オリジナル尊重の努力は認められる。古くて重量感のある建物や旧式のエレベーター、そんなのが残っていたっていい。ライカM2の骨董品だってレンズが良いし・・・。でもそんなのを使っていても50年という歴史や文化の違いはなかなか埋まるものではない。 そういう困難な状況下で犯行の手口やエレベーターに閉じこめられる筋書きなどオリジナルとほぼ同じ。だがチンピラ警官はないだろう、簡単に拳銃が奪われたり、射殺したりと雰囲気がずいぶん安っぽい。これじゃテレビのサスペンスドラマの方がまだましかも。
[DVD(邦画)] 3点(2012-10-10 16:41:30)
170.  天地明察
実際の月日と暦が2日違っていたら、それは大変なことだと考える人とそれくらいの違いが何なのだと考える人では映画に対する見方は当然変わってくる。また十数年の間に日食がそう何回もあるはずがないと思う人と小説や映画だから気にしないと思う人でもそうだろう。だがはっきり言えるのは暦や天文など専門的な知識がなくても、十分に楽しめる映画だということだ。囲碁を嗜み、天文が好きで、数学の教鞭をとっていた私にはまさに格好の映画だった。
[映画館(邦画)] 8点(2012-10-07 14:40:10)
171.  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
1962年以降軍事政権が続くミャンマー、総選挙が実施され15年に渡るアウンサンスーチーの自宅軟禁が解かれてもなお、ミャンマーは民主化の過渡期にあり、彼女の闘いは今なお続いている。この映画は独立後のビルマ(ミャンマー)の実態とアウンサンスーチーの半生をありのままに描いているが、今更ながら軍事政権の非道さを思い知る。そして国内だけでなく世界の各国から非難されてもなお軍部が力を持っていることに大変驚く。ノーベル平和賞受賞シーンを初め、感動シーンが多い。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-16 17:15:48)
172.  ジェーン・エア(2011)
若いミア・ワシコウスカを起用したことで、昔見たジョーン・フォンテインとはまた違うジェーン・エアを見た。これはこれで決して悪くない選択だと思う。だがロチェスター役となるとオーソン・ウェルズにはまったくかなわないし軽すぎる。むしろフェアファックス夫人を演じるジュディ・デンチの存在感が大きいのはさすがだ。 また子役についても昔のマーガレット・オブライエンやペギー・アン・ガーナーとは比べるよしもない。この映画後半はセント・ジョン等の人物の登場により、原作に近くはなっているが、その分まとまりがないように思われ、原作や前作ほどの感動がわかない。
[映画館(字幕)] 5点(2012-09-04 19:20:16)
173.  ル・アーヴルの靴みがき
密告者はいても、マルセルと彼の周りの人たちは皆いい人たちばかりだ。最後には意外な人物まで人情味あふれるというか、おとぎ話の中の人物にさえ見える。これこそカウリスマキと言えるだろう。
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-24 16:21:54)
174.  幸せへのキセキ
実話に基づく映画らしいが、動物園のオーナーになるというのはもっともっと大変だったろうと思われる。映画はその大変さが余り伝わってこないのが不満。しかし人と人との結びつきや暖かさはよく出ていたと思う。そっちの方を主眼として見れば問題なしか。 エル・ファニングもちょっと見ないうちに大きくなった。変わってロージーを演じたマギー・エリザベス・ジョーンズが立派に子役を果たしている。
[映画館(字幕)] 7点(2012-06-23 14:42:20)
175.  白夜行
東野圭吾のベストセラー小説だけあって、どんなに映像化しても悪くなろうはずはない。しかしテレビドラマと印象が違って最初はなかなかなじめなかったし、ストーリーが急だったり省かれたりしていて不満だった。原作を読み直して再度挑戦して理解は深まったが・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2012-06-06 09:31:11)
176.  バーレスク
ストーリーはたいしたことはないが、音楽が良いし、歌が良いし、アギレラがすばらしい。迫力があって、もう彼女の歌を聴きいてるだけで幸せっていう感じ。でもシェールの貫禄にはまだまだ。 ハッピーエンドになるきっかけになった「空中権」だが、いまいちよくわからなかった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-31 07:12:54)
177.  マリリン 7日間の恋
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズがすばらしい。セックス・シンボルと讃えられ持てはやされたモンロー、天真爛漫な面を見せるかと思うと演技で悩み自室に閉じこもる。そういった様々な顔を巧みに演じている。 ミシェル・ウィリアムズはマリリンをやりたくて志願したらしい。その意欲が映画にも現れている。それに対してコリン役はちょっと地味で魅力が今一歩。ジュディ・デンチなど脇役陣も蒼々たるもの、その中にあってハリーポッターで子役を演じていたエマ・ワトソンがびっくりするくらい美しく成長していた。 
[映画館(字幕)] 7点(2012-05-23 16:26:37)(良:1票)
178.  わが母の記 《ネタバレ》 
昭和の時代の家族を描いたものだが、映画の善し悪しは見る側によってずいぶん変わると思う。映画は特別大きな出来事が起こるわけでもなく淡々と進んでいく。その日常の会話の中に、家族のそれぞれの思いが込められていて、ちょっと聞き逃すとわからなくなってしまう。それでも物語は進んでいき、映画自体にはついて行けても、微妙な感情がつかみにくくなってしまうのだ。 したがって、映画は見る側の年代や家族や最愛の人を失った経験があるかないかで大きく変わりそう。しかも見ている側は映画と自分の体験を重ねてしまいがちだ。 ま、いろいろ言っても樹木希林の演技が素晴らしいのは誰しも思うところであり、洪作が子どもの頃書いた作文をそらんじる所では涙がとまらない。ところでこの映画、見ているうちちょっとだけ「東京物語」を思い出してしまった。
[映画館(邦画)] 8点(2012-05-14 14:36:38)
179.  別離(2011)
数々の映画賞を得た「別離」がとうとうイラン映画初となる米国アカデミーの外国語映画賞に輝いた。前作「彼女が消えた浜辺」で、人間の心理を描くのがうまい監督だと思っていたが、今回はそれ以上。イランの社会的・政治的な側面、宗教や階級問題などが根底に人間関係を見事なまでに表現している。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-05-06 17:59:16)
180.  灼熱の魂 《ネタバレ》 
民族の違いや宗教の違い、はたまた権力争いか、いろいろな原因で戦争や内戦は起こる。そして多くの人々に様々な形で不幸を呼び寄せる。この映画の主人公ナワルの不幸は、何と言って表現したらよいかわからないほどだ。 彼女は子供たちに遺言を残したが、きわめて奇妙、大きな謎だった。それが映画では、子供たちの謎解きの現在の旅と母親が生きていた時代とが交互に描かれることによって、少しずつ解き明かされる。そしてまたその真実が大変なものだった。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-29 19:12:01)
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