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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2262
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1781.  ただ君だけ 《ネタバレ》 
 ベタな恋愛ドラマで、前半は退屈極まりない。チョルミンの過去、ジョンファの過去、無関係と思われた二つの過去が交錯するとき、ちょっとだけドラマが面白くなります。決して真新しさはありません。ですが、そこに定番ならではの趣が確かにあります。  ジョンファの吹替えがいまいちだったのと、感情移入できるほどのストーリーではなかったため、評価は厳しめ。ただソ・ジソブはかっこいいし、ハン・ヒョジュは正統派美人女優で魅力的。ラストもなんだかんだいってハッピーエンドでめでたしめでたし。のめりこめるタイプの作品ではありませんが、定期的に世に出回って欲しいタイプの恋愛ドラマです。
[DVD(吹替)] 5点(2019-08-15 23:35:17)
1782.  デス・リベンジ(2007) 《ネタバレ》 
 ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタの二大俳優を起用しながら、この地味な出来。なぜいまいち盛り上がりに欠けるのか。  その原因のひとつは、バラエティに乏しい敵キャラ。『バカ丸出しの甥っ子』『悪の魔法使い』『ゴブリンもどきのクリーチャー』これだけではちょっと寂しいです。それに対し、味方はいっぱい。『各将軍たち』『弓兵』『忍者』『森の人』『魔法使い』と、充実したラインナップ。しかしそれだけでは物足りないのです。やはりファンタジーには魅力的なモンスターが必要なのでしょう。  敵の種類が少ないと、バトルシーンがいつも代わり映えのないものとなってしまいます。この作品でいうと、中盤の森の決戦と、ラストの全面対決、このバトルシーンがほとんど同じになる始末。そりゃそーです。敵キャラが少ないんですから。一番の見せ場であるはずのラストの総力戦は、暗くて何やっているのか見えづらい。むしろ森の決戦より楽しくない。それじゃあ盛り上がらないです。  もうひとつの原因は、ファーマーの2人の戦友が早々に戦線離脱したこと。しかも最後までファーマーと合流できない。弓使いのおっさんなんか、絶妙な良いキャラだったのに、しょーもない死に方させちゃって何を考えているのか。ベタでも良いから、最終決戦ではもう一度3人そろえるべきでした。
[DVD(字幕)] 5点(2019-08-14 10:57:07)
1783.  あの頃、君を追いかけた(2011) 《ネタバレ》 
 悪くはないです。ピークは前半~中盤の学園ラブコメ。  主人公の男子生徒、ブレない、媚びない、そのキャラクターは好き。周りの友人がクラスのマドンナに夢中になっているなか、『俺はどーでもいい。ってゆーかあの真面目キャラうぜえ。』っていうスタンスが好き。でもマドンナが仲良くなっていくのは、この自分に興味がない男子生徒なんですよね。これって80年代~90年代に、よく少年マンガで見たようなシチュエーション。なんか懐かしい。  『ラブコメはベタに限る。』と思っている自分。『てめー勉強しろよ。』『まじめにやれよ。』とつっかかってくるヒロインに対し、『うぜーな』『勉強めんどくせー』って言いながら、渋々言うことを聞いちゃうのが微笑ましい。そんで次第に勉強そのものにのめりこんでいって。ヒロインと競い合おうとしたりして。ヒロインはヒロインで、一緒に勉強できるのがなんか楽しくて嬉しくて。この二人が仲良くなっていく様子を短いカットの連続で駆け抜けるように映していくのが、まさに青春の1ページを切り取っているかのようです。個人的にはここがこの映画のクライマックス。言ってしまえば、後は全部蛇足に近いです。  実際、高校卒業してから途端につまらなくなるんですよね。やっぱ仲間たちの羨望のまなざし受けながら学園生活を送るってのが、学園ラブコメの醍醐味ですからね。  卒業してからはみんなばらばら。ヒロインとは破局。その理由がわけのわからん格闘技大会って、何それ。相思相愛にも関わらず、二人が結局くっつかなかったことに対する違和感。そんであの切なすぎるラスト。いやいや、本当にそれでいーのか2人とも。納得のいかない結末です。
[DVD(字幕)] 5点(2019-07-25 14:19:55)
1784.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
 シリーズもので登場人物に愛着わいちゃっているので、ここまでメンバー総入れ替えだと寂しくなっちゃいます。  前作ではアイアンハイドがやられ、今作ではラチェットが。初期メンバーで残っているのはオプティマスとバンブルビーくらい。ミカエラがいなくなっただけでも寂しかったのに、ついに前作までの主人公サム・ウィトウィッキーも軍人さんもみんないなくなってしまった。こうなってくると『1』~『3』までの戦い、ドラマはなんだったのかと思っちゃう。  今作の良いところは、新顔ながらオートボットの面々がキャラ立ちしていてしっかり活躍してくれたこと。バトルシーンも今までに比べると随分見やすくなりました。  ストーリーは相変わらず(笑)創造主って?オプティマスを捕らえるその目的は?  今まではメガトロンをはじめとしたディセプティコンが『人類滅亡』『地球乗っ取り』というわかりやすいテーマ。でもロックダウンにしては地球にそもそも興味がない。今作ではどちらかというと『人間』VS『オートボット』の図式になってしまっているのが嫌な感じです。なんだかんだ言って、『ディセプティコンの脅威から人間、地球をオートボットたちが守ってくれる』という戦いが好きだったのかもしれません。そりゃオプティマスも人間に愛想尽かしますよ。今までもさんざん裏切られ、それでも守ってきた人間達に今度は家族を殺されているようなもんです。それを見て『エンターテイメントだー。楽しいー。』とはならないですよ。  ついでに言うと、人間同士の争い、悪くないですが比重がちょっと大きい。結果として『冗長』『テンポの悪さ』というデメリットを生んでいます。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-22 14:20:47)
1785.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
 思っていたより大分淡々とした映画でした。  復讐ものにしては盛り上がりやカタルシスに欠ける気がします。西部劇として見ると、アクションが物足りない。かと言ってドラマに深みがあるわけでもないんですよね。  見ていて退屈ということはないんです。ただ『最低なクソヤローをぶったおせ』とか、『女の子がんばれー』とか、そんな感情が何一つわきあがってこないのです。かといって爽快なシーンがあるわけでもありません。  『最後の対決やけにあっさり。』『急に穴に落ちて毒蛇にかまれる。』『なぜか馬を射殺』などなど、突発的な演出についていけないこともあります。ついでに言うと、前半にコグバーンとラビーフが言い争いをしていましたが、その争点もよくわかっていませんでした。  ラストで少女が大人になった姿を映像として見せちゃってますが、蛇足じゃないですかね。そこは少女のナレーションだけで良かった気がしますね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-16 02:34:45)
1786.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
 1~3を見直してからの鑑賞です。完全に続編として見にいったわけでして、ちょっと裏切られた気分になりますね。  冒頭10分は素晴らしい。ボーについていきたい。でもアンディが自分を探しているとわかると思いとどまる。このシークエンスだけでもう涙腺が。アニメーションについては言わずもがな。CGアニメとしては文句のつけようが無い素晴らしい出来です。もしこれがシリーズ1作目であるならば、私は迷わず満点をつけることでしょう。ですがこれは『トイ・ストーリー』であり、その『4作目』なんです。  まず気になったのは今までのルールからの逸脱ぶり。このシリーズの凄く良いのは、『人前ではおもちゃ』のルール。そしてそれを良いおもちゃも悪いおもちゃも皆守ってきたこと。それが今作はどうでしょう。まず、フォーキー。あまりに好き勝手に動き回りすぎ。見つからなかったのは偶然にすぎない。他のおもちゃも、今までに比べてあまりに軽率な行動が目立ちます。いつばれたっておかしくない。車のパンクやアクセルなんて問題外です。明らかに今作はやりすぎなんです。  不満点の2つ目は、いつものメンバーの出番がほぼないこと。これはシリーズのファンとしては悲しいし物足りない。『1』でもウッディとバズ以外はほとんど活躍していませんが、これは『4』。新しいキャラを入れてもいいけど、今までのメンバーをもっと大事にしてほしかったです。  で、ラスト。これは私以上に妻が激怒。到底受け入れられないそうです。『3』でみんなに『俺たちはアンディのおもちゃなんだから、アンディのもとに帰るんだ。アンデイが押入れの中になおしておきたいのなら、押入れの中でみんなで暮らすんだ。』と力説していたウッディ。それが今作では、自分がボニーにあまり必要とされていないとわかると、好きな人といっしょにいることを選択。『いつも持ち主のために』を全うしてきたウッディ。それがウッディの『おもちゃとしての誇り』であり、彼のアイディンティティーであったはず。最後の最後で裏切られるとは悲しいです。そりゃないぜウッディ。
[映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 03:14:40)(良:2票)
1787.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
 サンドマン、エディことヴェノム、ゴブリンことハリー、と、多方面から嫌われるスパイダーマン。おかげさまでいろんなキャラでまくりの飽きさせない仕上がり。かといって面白いかと問われれば、そこはちょっと微妙なところ。なんかいまいち盛り上がらないのです。  『人々を助けるからヒーロー。』そこに超人的な力が加わって、よりスリリングで爽快な物語を体験させてくれる、それがヒーロー映画。  今回のスパイダーマンはどうでしょう。ピーターがずいぶんと嫌なやつになっちゃって、なんとも好きになれません。  『情けないやつからヒーローに』というプロットでわくわくさせてくれた1作目。今作では『俺はヒーローだぜー。人気者だぜー。名誉市民だぜー。キスだってしちゃうぜー。うへへー。』とバカ全開のスパイダーマン。ヴェノムの影響受けるまえからこんな感じです。ヴェノムの影響受けたらどうなんのって、踊るんかーい。ヴェノムによって攻撃性が増した結果、街中を鋭い目つきで踊るピーターは人々から奇異な目で見られちゃうというよくわからん悪の定義。いや、人を傷つけることに抵抗がなくなっていたので、確かに攻撃性は増していますが。私だったら我にかえった後、恥ずかしくて街歩けません。  そして今回のバトル。ビジュアルはもう素晴らしいの一言。2次元の画面でこれほどの3次元を映像化できる素晴らしい時代になりましたね。もはやアトラクションの域。VSゴブリン。VSサンドマン。そして夢の最強タッグ決定戦。映像面での手抜きは一切ありません。  要はそこに至る動機。これが今作は弱い。復讐でもなければ大義名分でもない。『スパイダーマンのやつムカつくからやっちゃおうぜー』というヴェノム。なぜか応じるサンドマン。ピーターの彼女というだけで巻き込まれるMJ。これってスパイダーマンの凄く個人的なケンカになっちゃってます。  ついでに言うと、サンドマンに『君を許す。』って。いやいや、ピーター君。彼殺人犯で脱獄囚ですから。君が許しても国と法律が許しませんから。あなたに許すかどうかの権限ありませんから。そのやりとりの最中も親友のハリーくんはあんたかばって死にかけてますから。残念!・・なんか急に波田陽区でちゃいました。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-06-15 16:12:39)(笑:1票) (良:1票)
1788.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
『300対100万』というふれこみ。どんな知能戦が繰り広げられるのか。はたまた、一人一人がスーパーパワーを持った選ばれし戦士なのか。いやいや、そのどちらでも無かったですね。強いのは強かったですが。  『ストーリーが無い』という意見もありますが、一応あります。ペルシャ軍が征服しにくる。スパルタ王レオニダスは降伏勧告をはねのける。戦争になる。スパルタの軍を動かすためには、『神官?』『評議員』双方の同意及び承諾が必要。ところがその両者がペルシャ軍からすでに買収済み。つまり裏切り者。よって軍隊は動かせない。さて困った。よし、300人選んで、王の近衛兵としてつれていこう。それで100万のペルシャ軍と闘おう。という、馬鹿みたいな話。でも嫌いではないです。  最期まで300人で闘ってほしかったのですが、半数は終盤で戦線離脱。裏切り者の誘導によりペルシャ軍に背後をとられ、敗北を悟った王の最期の決断。自分も含め、残った僅かな精鋭たちは、最後の一人まで戦いぬくという滅びの美学。国に戻った仲間たちによって伝えられる王の遺志。そしてエピローグ。なかなか立派なストーリー。  史実を元にしているとは知りませんでしたね。だとしても、やっぱレオニダス王には勝って生き残ってほしかったような。最後のひと槍が相手に刺さっちゃっても面白かったのかなと。忍者に巨人、象に犀に魔術師と、このラインナップをみる限り、完全なる娯楽映画。だったら思い切ってハッピーエンドにしちゃったほうがすっきりしそうです。  敵のラインナップに比べると、スパルタ軍はみんな同じ格好、同じ武器で個性に欠けます。密集隊形からいろんな戦術を繰り広げるのであれば、同じ格好でもOK。でもそれって最初だけ。中盤くらいから結局個々で好き勝手に闘っちゃっているので、だったらもう少し個性が欲しいところですね。  あと、スローモーションの多用は好きじゃないです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-06-02 10:28:56)(良:1票)
1789.  ビハインド・ザ・マスク 《ネタバレ》 
 一風変わった趣向のドキュメンタリーホラー。いや、もはや前半はホラーですらない。いったい自分は何を見せられているのだろうとずっと思っていました。  『え?この人がレスリー?殺人鬼?どこが?』で始まり、延々とホラー映画の背景を学んでいく。自主制作映画のメイキングに付き合わされている気分。しまいには殺人鬼の師匠とその奥さんまで現れる始末です。どこまでが本気のノリで言っているのかよくわかりません。  で、フワフワした気分で映画を鑑賞すること1時間。ついに作戦決行の瞬間。  殺人鬼は・・・本当に殺人鬼だった・・・!  で、ここから盛り上がるはずなんですが・・・  第三者、傍観者だったはずのTVクルー達が当事者になっていくのなんか凄く面白い。なのに、あんまり盛り上がんないんですよねー。  理由はいろいろあると思います。犠牲者が舞台装置の一部と化しちゃって記号にすぎないのが原因の1つかもしれません。  原因の2つめは、計画を知っているはずのTVクルー達が計画通りに動きまくって自ら死地に飛び込んでいくのが白けます。バカらしくて見てられないです。  映画の試みとしては斬新でひねりが効いているだけに、もったいない作品です。  
[DVD(字幕)] 5点(2019-05-24 04:14:43)
1790.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
 マクレーンの個性がほぼ死んじゃっている今作。粗野でがさつな一方、知的でクールな両面を併せ持つのがマクレーン。でも序盤で、やたらと息子を邪魔するKYなマクレーンにちょっと失望。ダイ・ハードシリーズのファンからすると、いまいちと言わざるを得ないでしょう。  カーアクションは派手。爆弾の仕掛け方が好き。軍用ヘリ大活躍。などなど、アクション映画としてはおそらく及第点。撃ち合いは緊迫感に欠けるかな・・・。臨場感も足りません。『1』、というか、昔のアクション映画の銃の撃ち合いって、『痛さ』が感じられた気がします。それが臨場感を生み、緊張感を作り出し、カタルシスへとつながっていくと思うのです。最近のアクションは映像の迫力にしろ、そのスピード感にしろ、昔のアクション映画とは比べるべくもありません。でも、『痛さ』を感じないんですよね。もしかすると自分の感受性が鈍っただけかもしれませんが。  ただ、正直今作のブルース・ウィリスのマクレーンにはいつもほどの真剣さを感じないです。やっつけ仕事とまでは言いませんが、もはや惰性でマクレーンを演っているようにさえ感じちゃうのです。  アクションだけで見れば『4』のほうが凄い。ストーリーや人間味で言えば『1』や『3』のほうが面白い。ダイ・ハードシリーズとしては、最も低評価とされても仕方ないです。  普通のアクション映画としては、悪くないと思います。お金かかっているし。  私個人の感想としては、アクション映画としてもピンときませんでした。ですがそれは『ダイ・ハード』フィルターがかかっていたせいだと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-05-20 14:41:04)
1791.  ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》 
 スポーツ映画ならではのカタルシス・・・なし。青春映画ならではの爽快感・・・なし。恋愛映画ならではのドキドキ感・・・なし。ないない尽くし。可も無く不可もなく。退屈はしません。ただこの映画ならではの取り柄がないだけです。  こーゆージャンルはベタで良い。ストレートなストーリーのほうが個人的に好ましい。この映画はやや変化球気味。このスポーツ自体が白昼の爽やかなものではなく、夜のアンダーグラウンドな世界。これがそもそも思っていたイメージとなんか違うのです。爽やかで可愛らしいパッケージとなんか合致しないのです。  そしてルールがいまいちピンとこない。メジャーなスポーツではないのかもしれない。だからこそ誰が見ても盛り上がれるような工夫が欲しいです。  映画という限られた時間。だから主人公は最初から才能がある。それはいいよ。よくある話だし。天才系は嫌いじゃないし。でもだったらもっと盛り上げてください。周囲の人間がもっと驚くような演出なりパフォーマンスを入れてください。中途半端な才能は期待はずれになっちゃいます。  それは家族も同様。父親が突然娘の擁護にまわっちゃう不自然さ。ここを不自然に感じさせないのが大事。母親までもがラストは感動しちゃって娘を応援するような、そんなスーパープレイやドラマチックな演出が欲しいです。  彼氏の存在は、今作ではブリスの好感度を下げる効果しかないので要りません。  友人がパクられた原因をブリスのせいにするのは逆恨み。しかもそれに対しブリスが謝っても許さないシークエンスが不愉快です。こーゆーエピソードって必要だったのでしょうか。  エレン・ペイジをはじめとした主要人物の魅力、個性はよく描けていると思います。  ドリュー・バリモアとジュリエット・ルイスの二人が完全に脇に徹していて、なんだか世代交代の波を感じますね。
[DVD(字幕)] 5点(2019-04-23 01:53:49)(良:2票)
1792.  HOUSE OF BLOOD ハウス・オブ・ブラッド 《ネタバレ》 
 B級要素がこれでもかっていうくらいぎっしりつまっている愛すべきB級映画。棒読みのセリフ。無駄が多くテンポの悪いストーリー。意味の無い会話劇。そのどれもが愛おしい。それでいて『深みのある人間ドラマ』みたいなものを頑張って盛り込もうとしたりして、健気にA級作品っぽくみせようと努力が見えちゃうのが物悲しい。  何と言っても凄いのが、1本の映画の中に、全く同じパターンを2度使うというストーリー構成。2度目はじゃあ何か違うオチになるのかと思いきや、オチまで同じとは恐れ入ります。こーゆー映画を作る人たちがいるとは世界は広いです。  グロ描写は結構力を入れていますが、なにしろ怖くないのですんなり見れます。『見てみたいホラー映画があるけれど、グロいの苦手でふみきれない。』なーんて方には、練習台にちょうどいいかもしんないです。
[DVD(字幕)] 5点(2019-04-04 03:33:29)
1793.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 《ネタバレ》 
 健全なセクシーダイナマイツ映画。ティナ、かすみ、クリスティそれぞれの登場シーンが最高。わくわくさせてくれるじゃないですか。  で、DOA開幕。上記3名に加え、ヘレナも参戦。そして1回戦。この辺りは天下一武道会のノリ。当時の格ゲー好き、格闘マンガ好きな人はそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。  個人的にはピークはここまで。場所を選ばないバトルロワイヤル的テイストは好きなんですが、2回戦以降はパーティーや休憩挟んだりして、まったりした空気に。中盤以降はちょっと退屈しちゃったかな。アクションに飽きたってのもあるかもしれません。必然性のないアクションって飽きやすいのかもしれないです。  とはゆっても、後半は、陰謀ストーリーがメインになっちゃって、それはそれで違うかなって。  これがDOAの大会を最後までやりきるような展開であれば、感想はまた違ったものになったかもしれません。  それにしても健康美炸裂で、見ているだけで元気になっちゃいますね。  個人的には、クリスティーもいいけど、サラ・カーター演じるヘレナが好きかな。で、かなり不評なんですが、デヴォン青木演じるかすみが結構いけてます。私は好きですね。吹替えの声も、かすみが一番良かった気がします。
[DVD(吹替)] 5点(2018-06-04 02:55:00)
1794.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
 前半がダラダラしていて、とても退屈。ただ、映画全体がミステリーの様相を呈しているので、見ていて飽きはしません。展開、行く末が気になっちゃうタイプの作品。  ストーリー的には、どうしても気になる部分が結構あります。  まず麗子はもったいつけすぎ。椎名にストレートに真相を話しちゃえば済む話。  琴美。脅迫電話もあれだけはっきり内容を録音していれば、立派な証拠になります。さっさと警察に言えば済む話。  河崎。病死の設定の必然性が疑問。でも彼の病死によって、ドルジが一人で計画を実行するという状況が生まれ、そこへ椎名が巻き込まれるわけだから、ストーリー上やはり必要だったのか・・・。  最高に良かったシーンは、ドルジが思い出の録音テープを一人部屋の中で聴いていたとき、部屋の外から聞こえてくる椎名のボブ・ディラン。これが序盤のシーンとつながって、なんとも味わい深い空気を生み出す。このシーンはマジで最高です。  わりと酷評されがちなラスト。コインロッカーに神様を閉じ込めちゃって、見て見ぬふりをしてもらうっていうのも、伏線ときれいにつながっていて好き。  その一方で、ペットを殺しまくって、脅迫して、人を故意にひき殺した人間が、そんなすぐに社会復帰できるわけないじゃん、ってとこが気になります。  それに、河崎と思っていた人はドルジで、ドルジだと思っていた人は無関係な山形人。この辺がミステリーってことなんだと思うけど、ミステリーとしてはしょぼい。なのに、さもすごいどんでん返しって感じで、もう一回種明かし的な回想シーンを見なきゃいけないのがちょっとめんどくさい。  ショッキングなシーンによる刺激、邦画特有の雰囲気は良い。でも映画としては正直いまいち。  面白いとは思えないし、心に残るものがないです。  ただ落としどころが気になるので、最後まで見れちゃった感じです。  最後に、絶賛されてる瑛太の演技。個人的にはあの棒読み加減がすごい気になってだめでした。
[DVD(邦画)] 5点(2018-06-01 00:31:44)
1795.  スケルトン・キー 《ネタバレ》 
 超後味悪い系の作品。  『世にも奇妙な物語』なんかのショートストーリーで見せられるならまだ良いけど、2時間近い映画でこの結末は辛いです。  それに、ケイト・ハドソンは大好きな役者さん。そのケイト演じるキャロラインもまた、勇敢で、正義感があって、それでいて優しい理想的な主人公。そんな彼女が、あんな悲惨な結末を迎えて、『ああ、面白かったー』っで、済むかー、って話です。  正直言うと、私はこの『得体の知れない感じ』が大の苦手です。スプラッタとかゾンビとかは楽しく見れるのですが、こーゆータイプは苦手。おどろおどろしい小道具と、屋敷の雰囲気だけで、腰が引けながら見ていました。つまり、序盤かなり怖かったせいで、ストーリーを完全に読み違えていたのは事実。恐怖は正常な判断を麻痺させるようです。  『ど、どーせ、オカルト仕立てにした、財産目当ての殺人事件なんでしょ。べ、弁護士とあの奥さんがグルなんじゃないの。』と、なるべく怖くないような結末を想像しながら鑑賞。まあ、半分は当たっていたんですが、目的が財産どころじゃねーってのが、もう予想外。  ベンがずっと言っていた『ここから出してくれ』の意味もわかっちゃうし。それに回想で出てきたあの可愛い子供たち、相当に悲惨です。幼い子供たちは体を交換させられた挙句、両親から火あぶりですか。この原作書いた人はとんでもないサディストですね。  そして、キャロライン。よくホラーでやられちゃう人たちって、『性格クソ悪い系』か、『バカすぎて自業自得系』のどちらかなんですよね。だから何とか見れるわけで。キャロラインみたいなタイプって、だいたい助かるか、逆にやっつけちゃうか、そのどちらかだと思うのです。そのセオリーを無視すれば、そりゃあ驚きますが、後味が悪すぎるっつーの。精神衛生上よくないっすわ。  とゆーことで、鑑賞中の面白さは保証できますが、結末がまったくもって好みでないのでこの点数です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-05-14 04:30:34)(良:1票)
1796.  ピクニックの準備 《ネタバレ》 
 どのエピソードも悪くはないんですが、『こーゆーのが見たかった!』と思ったのは、貴子と美和子のエピソードくらいかな。『さくらのエピソード』も、学校を感じられる部分が結構好きです。  杏奈のエピソードはあってもなくてもいい感じ。本編でもっと加藤ローサ見たかったですね。  高見のエピソードはもはやミュージッククリップ。  亮子のエピソードはマンガチックすぎ。亮子にしろ野球部の彼にしろ、こんな高校生いるわけないし。多少のキャラ設定はともかく、この二人はやりすぎ。あまりにも現実離れしすぎです。  千昭のエピソードはショートフィルムとしては結構好きです。ストーリーもちゃんとありますし、キャラも良い。ただ今回、スピンオフ作品としてはどうかなって思っただけです。だって不良神主は超強烈なキャラしているものの、本編では全然出てこないわけですから、そこにスポットを当てられてもね。  やはり貴子のエピソードが本編と深く関わっていて、とても良いですね。  美和子のエピソードは本編の大事な部分に触れているだけでなく、全エピソード中、最も『学校』を感じられる雰囲気が好きです。学校のシーンじゃないのに、学校を感じられる、作り手のセンスが光る作品です。  それにしても、歩行祭の前日にいつも通り野球部の練習やったり、犬の散歩行ったり、プレゼント買いにショップをはしごしたり、バイトする人までいたりして、みんな凄いね。
[DVD(邦画)] 5点(2018-05-06 05:29:57)(良:1票)
1797.  ワイルド・ガール 《ネタバレ》 
 プロットがはっきりしていない映画。  父の再婚に反対して、再婚相手に嫌がらせする娘。きれる父。全寮制のイギリスの名門女子高へ強制入学という流れ。  で、アメリカ娘はお堅いイギリスなんてごめんだとばかりに、なんとかして退学になろうと四苦八苦。とゆうストーリーなんですが、『退学になるために頑張る』という発想がそもそも無理があります。だって退学になるなんて簡単なわけです。刑務所から脱獄するわけではないんですから。それこそ、学校ん中で酒飲んでみたり、ガラス割ってみたり、教師に反抗しまくってみたり、やりようはいくらでもあります。だからそもそものアイデアが無理があるので、『退学になるために、校長の息子を誘惑しよう』なんて、無理くりな発想につながるわけです。そんなストーリー、乗れるわけがありません。  そしてアメリカ娘のポピーを煙たがっていたはずのルームメイトたちが、なんの前触れも無くいつの間にか協力的に。この辺りも、仲良くなるエピソードの一つや二つ欲しいところです。で、『力を合わせて退学になることを目指す』ってことになるわけですが、目指しているものが友人の退学なので、どんなに仕上げても美談になるはずもありません。結局は主人公が『やっぱり私この学校が好き』って結論に落ち着くことになります。だから脚本がそもそもつまらないので、出演者がどんなに頑張っても面白くなりようがありません。  意地悪役の生徒会長や、王子様役のフレディも、はっきり言ってキャラが弱っちいです。生徒会長なんて、もっと陰険で、狡猾で、絶対的権力を持ってないと、主人公の逆転によるカタルシスも弱くなります。正直生徒会長は、ただの嫌なやつってだけで、何のとりえもありません。それどころか、そんなに悪いことしているわけでないのに、なぜか生徒たちや校長先生まで主人公をえこひいきする始末で、なんだか生徒会長が犠牲者に見えちゃいます。  と、なんだか批判的なことばかり書いちゃいましたが、テンポも勢いもあるので、退屈はしません。  暇つぶし程度には見られる作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-05-03 12:09:48)
1798.  フォレスト・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
 ゾンビ映画は大好きなんですが、これは期待しているものを見せてくれるほどではありませんでしたね。  まずサバイバル感がいまいち感じられない。アップが多すぎるので、夜のシーンなんか何がどーなっているのかわかりづらい。逃げるなら逃げるで、それに全力を尽くしてほしい。出口がバリケードで封鎖されているからUターンって、アホでしょ。ゾンビのいる森に戻るくらいなら、歩いて森の外にでます。無理矢理危機的状況にしようとする展開が見えちゃうと、どうしても気持ちが冷めてしまいます。  資材置き場に戻ってきた後は中だるみします。  ラスト、カーターが何したいのかがさっぱりわかりませんでした。あのクライマックスはなんなの。そりゃそーなるでしょう。  元凶である会社が無事ってのもすっきりしません。せっかく研究員が会社の研究施設でゾンビ化したのにそれっきり。なんてもったいない。  『主人公達、何とかして森を脱出』⇒『会社に到着するも、会社もゾンビだらけ』⇒『主人公達は社長である父親を助け出し、父は息子を見直す』とゆーような展開を期待していました。ゾンビ映画だからこそ、そーゆーカタルシスを感じられるストーリーを見せてくれたっていいじゃない。
[DVD(字幕)] 5点(2018-04-18 13:22:34)
1799.  バックダンサーズ! 《ネタバレ》 
 ミウ、ヨシカ、トモエ、愛子の4人が、バックダンサーズとして栄光をつかむまでの物語。いわゆる青春サクセスストーリー。  4人の演技は嫌いじゃないです。むしろ好き。hiroやサエコなんてかなりうまかったんじゃないかな。真剣な感じが伝わってきて、応援したくなるキャラクターに仕上がっています。  また、当時おそらく〝旬〟であったろうメンバーを使っているだけあって、画的に大変カッコいい。90年代後半から2000年代前半のJ-POPが好きな人たちには、見ているだけでも楽しめる華があります。  ただ、映画としてはどうかな。ストーリーはシンプルなんですけどね。そのわりにわかりにくい。  『チャンスが来ない。プロデューサーにめぐまれない。でもマネージャー、バンド、DJ、スポンサーと数多くの協力者に出会い、最後は大きなステージを成功させる。』たったそれだけのストーリーなのに、ところどころわかりにくいのは何故?  例えば、磯部(梶原善)のポジションがわからない。セイジやテルがどーゆー人なのかもよーわからない。美浜(木村佳乃)が高橋と小西部長に対して、『第二製作所との契約は切れましたから』というシーンも、本来であれば嫌な奴らを見返して胸がすくような思いがするのであろうが、よく意味がわからなくてポカンとしてしまいます。  最後のステージは盛り上がっている雰囲気は楽しいんだけど、そもそも4人の力ではないのが痛い。  そしてダンス。悪くはないのですが。明らかにパワー不足。もっとあっと驚くようなパフォーマンスを見せてこそ、最後の看板シーンの説得力も出るというもの。他の脇役ダンサーのパフォーマンスのほうが良かったように感じてしまいます。  こーゆーサクセスものでしか感じられないカタルシスをあまり得られなかったのは残念です。
[DVD(邦画)] 5点(2018-04-17 14:50:27)(良:1票)
1800.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 
 時間は大事。家族も大事。『時間を早送りするなんてもってのほかだ』なんて当たり前のことを、すんげー説得力でうったえかけてくる映画。  プロットは『世にも奇妙な物語』なんかで取り上げられそうな題材。最初は『すげーいいもんもらったー』って感じで有頂天。使いまくり。結果、気付いたときには取り返しのつかない恐ろしいことになっているという、ある意味ホラー。  『世にも奇妙な物語』ならバッドエンドで終わらせるんだろうけど、これはハリウッド映画。ほっとする系ハッピーエンドで幕を閉じるので後味は良いです。  まあ結局は主人公のマイケルが、『家族が一番大事』ってことに気付いてめでたしめでたし。でも個人的には『仕事』か『家族』かの二者択一論にそもそも反対な私。だってこのふたつは切り離せないでしょう。家族の生活を支えるのが仕事なわけだから。どっちも大切にしつつ、バランスをとっていくのが大人だと思いますよ。  もちろん、そんなことを言い出せばこの映画の世界そのものが成り立たなくなってしまいますが、それならそれでもう少し説得力がほしかったですね。  リモコン機能は最初のほうは楽しめたのですが、昇進まで早送りして、1年くらい経っちゃった後から急速につまらなくなりました。このつまらなさは『A.I.』を見たときに感じたつまらなさに似ています。もしくは『バタフライ・エフェクト』。時代が、シーンが、矢継ぎ早にどんどん飛んでいく。感情移入する暇なんてあるわけない。もはやファンタジーを通り過ぎちゃっている感じ。アイデアは好きなんですが、やはり私は同じファンタジーでも、もう少し地に足の着いた作品が好みらしいです。  ラストはリモコンそのものを捨てちゃいましたが、『ボリュームを変換させる機能』と『停止ボタン』だけでも使っちゃえばいいのにね。あれなら自分に実害はないでしょ。
[DVD(字幕)] 5点(2018-04-10 10:50:43)(良:1票)
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