1881. 天使にラブ・ソングを2
この映画自体はそれほど悪くないと思うのだが、前作と比べたら数段落ちる。舞台を修道院から高校に移したのだから、もっと青春ドラマに徹するとかしてほしかった。反抗的な子どもたちを手懐けるのもあっさりした感じだし、一度飛び出した子が戻るのも簡単すぎ。歌もこの手の歌はあまり好きでないし・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-31 12:59:04)(良:1票) |
1882. アルプスの少女ハイジ(1965)
《ネタバレ》 映画の始まりが、ハイジが8歳になったときからのスタートというのは、物語をすっきりさせるためにも良いだろう。しかし肝心のクララが歩けるようになる時期と設定を変えてはどうだろう。映画のまとまりはできても、別の物語になってしまうのではなかろうか。アルプスの大自然の描き方はすばらしいが・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-30 23:43:28) |
1883. 不思議の国のアリス(1985)<TVM>
米国版ミュージカルで2部構成、前編は「不思議の国のアリス」だが後編は「鏡の国のアリス」 映像がきれいな上に登場人物が実に多彩で豪華、米国の有名な俳優女優それに歌手まで出演していて子ども向きの楽しいアリスになっている。 この映画で良いのは何と言ってもナタリー・グレゴリーのアリスがかわいいことだ。 [DVD(吹替)] 5点(2011-12-30 14:19:03) |
1884. 勝利の朝
「女優志願」のオリジナルということで見たが、映像が古いせいもありあまり好きになれなかった。スーザン・ストラスバーグの方がかわいいし、カラーのリメイク版の方が良かったと思ったのは、私だけではないらしい。 映画の終盤になって、これは舞台劇なのだと改めて実感する。ならばもっと舞台劇らしく撮った方が良かったのではないかと思う。そうすれば、昼にはしぼむ花(朝顔)のようにというのが、もっと生きてくるのではなかろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-27 20:26:20) |
1885. 白い恋人たち
今ではほとんど忘れてしまって、有名すぎる主題曲と、ジャン=クロード・キリーの三冠しか覚えていない。日本は札幌オリンピックを控えての期待された大会だったが、メダルはおろか入賞ゼロという不名誉なオリンピックだった。日本人がもう少し活躍すれば映画ももっと印象に残ったことだろう。 [映画館(字幕)] 5点(2011-12-25 20:54:32) |
1886. アリス・イン・ワンダーランド
音楽が良いし、映像技術のすばらしさは申し分なし。アリスの後日談というか別のアリスというか、以前見たものとはずいぶん違う。変な人物、変な動物、変なストーリーだけど、ティム・バートンの幻想的な世界はよく出ている。しかし肝心のストーリーがいまいちでさほどおもしろくない。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-22 17:00:04) |
1887. 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954)
最後になって討ち入りに加われなかった毛利小平太を準主役にした忠臣蔵だ。描き方としてこういう描き方もあるのかもしれない。 映画は控えめな演出ながら、本格的に堂々と進む。松本幸四郎の内蔵助も、長谷川一夫や片岡千恵蔵と比べ遜色ないと思う。しかし鶴田浩二の小平太は雰囲気に合わないような気がするし、エピソードもそれだけが浮いている感じ。チャンバラの時間も長くて嫌だ。 ところで内匠頭の時世の句が読まれるのはわかるが、内蔵助をさしおいて忠左衛門の「君が為・・・」が朗々と読まれるのはなぜ? [DVD(邦画)] 5点(2011-12-21 16:58:07) |
1888. ふしぎの国のアリス(1951)
身体が大きくなったり小さくなったりするし、へんてこな動物やトランプのカードなどの登場でおもしろくさせているが、ややドタバタしすぎのように思う。しかしアニメを使って子ども向けにみせても、原作の会話の妙(風刺、かけことば、言葉遊びなど)にはついてこれないだろう。そのあたりがちぐはぐにも思える。仕方ないことかもしれないが・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-20 23:36:01) |
1889. スタンド・バイ・ミー
嫌いな映画ではないが、なぜこんなにも評判が高いのか、私には理解できない。死体を探しに行くのも何なんだという気がするし・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-16 22:55:14) |
1890. おかしなおかしな高校教師
お色気たっぷりのスキャンダル女優をジェーン・バーキンが演じるのはまさに適役。「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」の歌でもわかるように、実生活でもいろいろ噂高き女優さんだ。それに対して高校の数学教師が何とも冴えない。まさに恋愛に疎いという風貌がぴったり、そしてやることなすことのひとつひとつがハプニングを巻き起こす。実に傑作。 [映画館(字幕)] 5点(2011-12-13 22:13:22) |
1891. もう頬づえはつかない
ベストセラー小説の映画化ということで見たけど、さほどおもしろくなかった。桃井かおりのけだるさは役にあっているとと思うが、だらだらとした雰囲気が私には合わない。 [映画館(邦画)] 5点(2011-12-12 21:07:34) |
1892. 花嫁はギャングスター
ヤクザ映画は嫌いなのだけど、思わず見てしまった。それほどおもしろい。多少見苦しい点はあるが、そこは目をつぶって。クールなシン・ウンギョンに免じて・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-10 11:22:10) |
1893. 華氏451
《ネタバレ》 妻とそっくりの女性を登場させ、本を排除する側と守る側の両極に立たせているのがおもしろい。歪んだ近未来を描いているし、結末がどうなるのかわくわくして見ていたが、途中から説教くさくなっておもしろくなくなった。 久しぶりにDVDで見て、マーク・レスターを発見。今や映画を見た頃以上の情報化時代、テレビからさらにパソコン、携帯、インターネットと本がいらない?時代になってきている。今一度この映画で再認識する必要があるのかも・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2011-12-06 22:51:47) |
1894. 忘れえぬ慕情(1956)
長崎を訪れた異人さんとの恋と言えば、真っ先に思い浮かぶのが蝶々夫人(マダムバタフライ) それと似るといえば似ている。そしてどちらも・・・。 長崎の街に55年ぶりに登場という触れ込みで、長崎の映画館は久しぶりの満員だった。昭和30年、私が小学校に入ったばかりの頃の長崎の街が再現されるのを見ずにはおられない。その頃のグラバー邸、料亭、キャバレーなど、見るものすべてがなつかしかった。 だがその反面、映画のストーリーはどこにもあるような話で、何ということはなかった。気になったのはゲルト・フレーベ、もちろん純粋のドイツ人なのだが、その彼がフランス語の先生とは、恐れ入った。 [映画館(邦画)] 5点(2011-12-04 07:04:51) |
1895. ファンタジア
バッハのオルガン曲をオーケストラ演奏に編曲するなど、効果的な改編によりクラシック音楽をわかりやすく大衆に広めたストコフスキーの功績は大きい。しかし、大幅な改編は批評家によっては受け入れなかったことも多々あった。私自身もストコフスキーの音楽はさほど好きではない。 この映画については、前半「魔法使いの弟子」までは映像と音楽が凄くあっているような気がする。しかし「春の祭典」を経て「田園」以降は、ディズニーの映像が好きでない。ストコフスキーやディズニーは満足しているかもしれないが、ベートーヴェンは腹を立てているのではと思うほどだ。むしろ音楽だけを聴いていた方がよほどすっきりしている。たぶん好みの問題もあるのだろうが・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2011-12-03 17:46:11) |
1896. 黄金の犬
テレビドラマが大変良かったので、映画版も見たががっかりだった。どちらが原作に近いのか知るよしもないが、とにかく違和感を覚えた。 映画のゴローはテレビドラマ同様大変すばらしい。さすが「黄金の犬」と呼ばれるだけのことはある。だがどうも人間の物語の方は好きでない。(島田陽子さんをのぞいて) [DVD(邦画)] 5点(2011-11-30 06:29:39) |
1897. ガス人間第一号
特撮と言えば円谷英二、私の子どもの頃はゴジラ以降怪獣映画、特撮映画が大流行だったが、私はあまり好きではなかった。この映画ももちろんその部類で片付けていいのかもしれないが、少し違うのような気もして気になって見てみた。だがやっぱり評価しづらい。八千草さんの美しさは言うことなし。 [DVD(邦画)] 5点(2011-11-27 10:06:16) |
1898. 続・黄金の七人/レインボー作戦
《ネタバレ》 オープニングで教授と美女が入れ替わって登場するところから嫌な予感。登場人物が増え、某国将軍とかも出てきて国際的になる。そして活動も派手になったが、規模が広がった分だけおもしろさが半減しているような気がしてならない。 ところでこの映画はどうもパロディ要素がすぎるようだ。この頃はキューバ危機から米ソ対立、そしてケネディ暗殺と激動の時代だっただけに微妙。 ポデスタの将軍誘惑もやたら長く感じられ、潜水艦から島への上陸作戦あたりもドタバタで、何をやっているのかよくわからない感じである。 [映画館(字幕)] 5点(2011-11-24 06:43:21) |
1899. ぼくらの七日間戦争(1988)
《ネタバレ》 若い世代にとっては「ホーム・アローン」のケビン少年を思い浮かべるかもしれないが、私の年代で思い浮かぶのは、どうしても大学紛争であり、浅間山荘事件である。 時の権力に逆らい安保反対と管理統制に反発した日々、機動隊が強行突破するのは全く同じ、違うのはあくまで映画であり、青春ドラマだということだ。 この映画の中学生たちも管理教育に反発し、教師や親に反抗する。そしてそこに中学生同士の結束や思いやり、チームワークが生まれるのだが、やや描き方が甘い。そしてまた突如として現れた自衛隊の戦車、私はこれがせっかくの映画をぶちこわしていると思う。 さらに唐突なラスト、学校はどのように変わったのだろうか。打ち上げ花火でごまかしてはいけないと思う。 宮沢りえに関しては、他の皆さんが言われているように、文句なし。美少女No.1 [DVD(邦画)] 5点(2011-11-19 21:59:38)(良:1票) |
1900. ターミネーター
ターミネーター2は一応子ども中心に楽しむことができるが、こっちの方はもうシュワルツェネッガーが暴れるだけでおもしろくなく減点。 [映画館(字幕)] 5点(2011-11-18 18:16:31) |