1. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
10点は特別な点数。私は決して安易にはつけない。私の40年近くの人生に於いて最高、また今後これ以上の映画に出遭う事が想像できない。だからこそ付ける10点。 [DVD(邦画)] 10点(2011-10-07 13:44:42)(良:2票) |
2. AKIRA(1988)
もう何回も観たけど、何回観ても新たな発見が出来て良いアニメだなあと率直に思いました。原作とよく比較されるけど、キッチリ完結しているこの映画の方が私は好きですね。なにより独特な不気味さでありながらハイテンションな音楽が素晴らしい。 [インターネット(字幕)] 9点(2016-12-12 13:31:17) |
3. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 小学生の頃に初めて劇場で見た時は、登場人物が次々に死んでいく様に衝撃を覚えた。そしてそれがガンダムという作品の最大のカタルシスだと個人的に思う。この映画版第二作では、主人公格であるアムロとシャアよりも、ランバラル、マチルダ、ミハル、そして名も無き下級兵士達にスポットが当てられた作品となっている。小学生の頃の私は、次々と現れてはあっけなく死んでいく登場人物の姿を見て、単純に「美しい」と思った。その感想は、大人になった今でも基本的には変わらない。加えて、登場人物達の含蓄のあるセリフの意味が分かり、余計に作品に深みを感じるようになった。彼等の死は、凡百のアニメの登場人物達の死とは何かが違う。恐らくそれは、彼等の生き様の背後にある生活感・目線が今を生きる我々とそう変わらない所からくる共感なのかもしれないと思った。 [DVD(邦画)] 9点(2011-10-06 14:45:29) |
4. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 これだけの世界観を創り上げたことが素晴しいです。 テーマ性が強い作品ですが、単純に善悪の価値基準で表現されているわけではないように思います。その証拠に、主人公のナウシカでさえ父親が殺された復讐心から敵兵を次々と惨殺するシーンが描かれています。むしろ、自然=偉大なもの、人間=自然に抗えない小さなものと表現したかったのではないでしょうか。 そんな小さな人間であっても、登場人物たちの意志の強さと行動力には魅力を感じます。悪役であるはずのクシャナやペジテの人達も、自らの考える正義のために行動しており、また実に人間臭く描かれています。 そうした中で最後にナウシカが見せた奇跡は、人類の置かれた境遇を考えれば一時的に谷を救っただけに留まるのですが、小さな人間が意思の力でもたらしたひとつの結果として、実に感動させられるものでした。 [地上波(邦画)] 9点(2008-07-02 15:16:07) |
5. ペリーヌ物語
《ネタバレ》 個人的には世界名作劇場の中でも最高傑作だと思う。TV版の後半をメインに編集されており、冗長でやや退屈だった前半部分をバッサリ切ったのは良かった。2時間の中にドラマチックな展開が凝縮されている。終盤ペリーヌの正体が祖父ビルフランに告げられるシーンでは涙が止まらなかった。古い作品ではあるが、現代の多くの人に見てもらいたい名作である。 [地上波(邦画)] 9点(2008-01-12 18:24:23) |
6. キャプテン(1981)
《ネタバレ》 なぜかOP曲が連続して2回流れる。74分頃に青葉との試合が終わると映画は途中なのに1回目のエンドロール。しかもOPと同じ曲。そして最後に2回目のエンドールでも同じ曲。計4回も同じ曲を聴くことになるとは。まあ、いい曲だからいいんだけど。(笑) 今見ると、明らかに野球としてはおかしな場面がたくさんあったり、根性論や努力だけでどうにかなっちゃうのは安易過ぎるだろうと思ったりもするけど、単純に面白い。感動するし、何度も泣けた。 [インターネット(字幕)] 8点(2016-10-21 19:01:36) |
7. 転校生(1982)
小林聡美の演技が素晴らしい。寧ろ男の子にしか見えない。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-28 15:16:01) |
8. 機動戦士ガンダム
名作色褪せず。今見ても文句無しに面白い。ただ本作だけでは物語の序盤に過ぎず、この後の2作品が更に面白いので、本作単体では8点に留める。 [DVD(邦画)] 8点(2011-10-05 14:00:13) |
9. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
純粋に面白いですね。テーマパークのような未来は、アイデアに溢れていて飽きさせません。タイムパラドックスの扱いやストーリー上のギミックで少し首を傾げたくなるようなものもありますが、展開のスピード感とパワーのおかげであまり気にすることなく楽しめました。 [地上波(吹替)] 8点(2009-06-04 14:15:29) |
10. バック・トゥ・ザ・フューチャー
密度が濃いですね。小学生の頃に見て面白かった記憶がありますが、大人になってからみてもやっぱり面白いです。細かい伏線や演出があるので何度見ても楽しめるつくりになっていると思います。それでいて初見でも、どの世代でも、誰が見ても分かり易い面白さを備えているのは凄いことだと思いました。多くの人から幅広い支持を受けるのも頷けますね。 [地上波(吹替)] 8点(2009-06-02 14:21:26) |
11. となりのトトロ
アニメならではの表現技術を生かした面白さが詰まっています。ひとつひとつの描写にアイデアが詰まっていて、見ていて飽きません。この手の子供向けアニメは、大人の鑑賞に耐えられないものが多いですが、これは全然違いました。 [地上波(邦画)] 8点(2008-07-25 15:33:33) |
12. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
《ネタバレ》 初見はリアルタイムで劇場で見たが、アムロとシャアの最終決戦ということで感慨深かった。全方位見渡せるスクリーンが技術の進歩を感じさせたり、見所も多かった。話はよく纏まっているが、ファーストと較べると強烈に惹きつけられる何かを持っているわけでもない。 [DVD(邦画)] 7点(2011-10-14 14:01:26) |
13. 風が吹くとき
20年前の学生当時に観たときは強く印象に残っていました。久しぶりにテレビで改めて視聴しましたが、重い内容をコミカルな絵で描かれておりとても印象深い作品だと思います。20年前は単純に、イギリス人はそんなに核兵器について無知なのかな?と思いましたが、今改めて見ると、話の中では核兵器に対する正しい知識と間違った知識が(意図的に)混在しており、よく考えてみれば自分自身もそれらのハッキリとした線引きができないことを自覚してしまいます。おそらく私自身も劇中の夫婦と50歩100歩の認識しか無いような気がしてなりません。核兵器に対する意識の喚起という意味においては、とても効果的な作品であると思いました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-09-03 13:45:56) |
14. 銀河英雄伝説 わが征くは星の大海
安定した面白さです。銀英伝本編なら10点ですが、これは外伝の1エピソードに過ぎませんので、これ単体での評価は7点としました。全体としてやや地味なんですが、本編を見ている人なら落ち着いて楽しめると思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-08 03:00:16) |
15. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
前作の蛇足的なストーリー展開だなあと思っていたけど、終わってみると案外良かった。エンディングあたりは秀逸ですね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-02 05:06:15) |
16. カムイの剣
《ネタバレ》 確かに話は荒唐無稽です。江戸時代の忍者と僧侶が財宝求めてアメリカまで行くとか違和感ありまくり。しかも外国人が普通に日本語で通じているように見えるのは、アニメのお約束として仕方が無いのか。 しかしそうは言っても、良い所もかなり多い。2時間ちょいにしては、話が非常に詰め込まれている。次々に話が展開していき、見ていて飽きない。 そして何より音楽と戦闘シーン。スタイリッシュでカッコ良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-01-07 00:59:58) |
17. ウォール街
命の奪い合いこそ無いものの、やっていることはダークな騙し合いの世界。労働者や組合を美化し過ぎ、資本家を一方的に悪く描き過ぎっていうのはちょっと気になりましたが、上手く纏まった話だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-24 15:24:04) |
18. エイリアン2
1よりは娯楽作品のノリになっていて面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-17 14:56:33) |
19. セーラー服と機関銃
当時はそこそこ面白かったんですけどね…。今見ると突っ込み所満載のB級映画にしか見えませんね…。それでも別の意味でいろいろと見所はあったかなと思います。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-09-10 13:19:06) |
20. 時空の旅人
《ネタバレ》 無理矢理感のあるストーリー。巻き込まれた現代人は結局、日本の歴史を物見遊山しているだけに感じました。ですが、終盤の本能寺の変での急展開・SF展開ぶりはなかなか良かったと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2008-07-22 14:45:19) |