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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  犬の生活 《ネタバレ》 
チャップリンの短編は傑作が多いけど、その中でも最高の1本がコレになると思う。  エドナ・パーヴァイアンスにとっても「キッド」と並ぶ最高傑作!  なんかヴィットリオ・デ・シーカの「ウンベルト・D」にも繋がる部分も多いんだよなあ。   ボロボロになった木の壁、気持ち良さそうに眠るチャップリン、隙間風を布を丸めて塞ぐ。  警官との追いかけっこはキーストン時代から変わらず面白い。 今回は壁を使って警官たちを翻弄するシーンに爆笑。  チャップリンがソーセージを盗むシーンもちゃっかりマスタードまで盗み細かい。  犬同士の奪い合いに乱入、争奪戦に参加するかと思ったら小さな犬を助け出して退散。 犬に追い回されまくり店に突っ込んだりして大騒動。  牛乳瓶にわずかに残ったミルクを犬に飲ませる優しさ。 バーでつまみ食いをするシーンはいや気付こうぜマスター・・・w  「ペットお断り」なのでズボンに犬を突っ込んで入店、後ろから尻尾がはみ出てて可愛い。  感動の曲で演奏者まで泣きじゃくり演奏にならねえ。オバサンが泣きすぎて洪水、チャップリンだけ何故か泣かないwww  一つの財布をめぐり泥棒コンビへの“反撃”、店の人涙目な銃撃戦、チャップリンも犬もハッピーエンドでめでたしめでたし。子犬も可愛いな~。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 00:05:44)
2.  チャップリンの消防夫 《ネタバレ》 
今回のチャップリンは結構体を張ったアクションに挑んでいる。といっても、それは終盤のお楽しみだが。  火事だというのに中々起きようとしないチャップリン、バックドロップでポールから落下、この時代の消防車は馬力、消防車がバックするシーンは前進している部分を逆回しにでもしているのか滑らか。アレを本当にやっているのならたまげたもんだ(消防署員もズッコケているし)。 そういや馬に乗ったままバックするという荒業を「エル・ドラド」でジョン・ウェインがやっていたねえ。大分後の話だけど。  さて話を「消防夫」に戻そう。 冒頭から火事が起きているのにのんびりバタバタやって早く来てくれ頼むから、とりあえず斧をハンマーのように振り回すな危ない(笑) 角に当たっただけでも大惨事になりそう。  食事用に消防車のタンクから水を抜くのはその水じゃねえww  スープもこぼしまくり、チェスをやりたいから火災警報まで止めちゃう、登ろうとして落ちまくる署長、火災現場で暴れるようにのたうつホース、保険金目当てで放火、クライマックスでチャップリンが窓づたいにグングン登っていく救出劇のシーンが凄い。キートンやハロルド・ロイドを思い出すぜ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 00:01:55)
3.  チャップリンの掃除夫 《ネタバレ》 
俺としてはチャップリンの短編の中では「犬の生活」や「偽牧師」辺りに匹敵する傑作の一つだと思う。  キーストンのドタバタ喜劇から、チャップリン特有の笑いに進化しつつあった転換点とも言える作品。  チャップリンが銀行に来ると、金庫を開けて取り出したのは何とバケツとモップ。船員の服装に着替えて銀行の掃除にあたる。船の舵みたいな金庫のハンドル。 それを意味ありげな無表情で黙々とやるんだから(キートンかおのれは)。 つうか金庫をロッカー代わりに使うなよ・・・安全だけどさ。この件だけでも大爆笑。  ビショビショのモップは鞭のように掃除夫仲間を襲う、ゴミの押し付け合い、殴り合い、プレス機?か何かで手を挟んでしまう、手紙が入らないから破って入れる(せめてハサミで切れよw)、つうか船員の格好をした意味は何なんだよ。  クライマックスで押し入った強盗と格闘・撃退してしまうチャップリン。この頃のチャップリンは戦闘能力が高い。 金庫に閉じ込めてしまう、エドナに言い寄っていた男は逃げ腰でだらしない、チャップリンに惚れ直すエドナ。この作品のエドナはいつもよりちょっと勝手な印象。 確かにいつものエドナに比べると可愛げがないけど、それでもこのエドナがブスだとほざく奴はテメエの見る眼の無い眼球をほじくり出した方が速い。  まあ、あの“オチ”の後にエドナを見るとちょっと殴りたくもなるけどさ・・・w
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-22 23:53:05)
4.  チャップリンの醜女の深情け 《ネタバレ》 
もう100年も前の映画だが、この頃から現代の映画に繋がる洗練された笑いが完成されつつあったと・・・それを味わえるだけでも充分感動。 本作は「キーストン・コップス」物のドタバタ喜劇の傑作の一つだと思っている。  「醜女の深情」はチャップリンのために書き下ろされた作品ではあるが、チャップリンに完全な主導権はない。何処まで行ってもマック・セネットとキーストン・コップスの狂騒が待ち構えているのです。 ラストまで出番が無い「キーストン・コップス」の面々も暴れる瞬間を待ちに待っている。  本作に散りばめられたギャグは本当に下品なネタが多い(褒めてる)。 画面上で小刻みにギャグを挟んでくるやり取りはジワジワした笑いが来る。 終盤でコップスの面々が次々に海中に落ちる場面は笑いを通り越して彼らの安否を気遣ってしまうほどだ。サイレント映画の狂気地味たスピードよ!  チャップリンが太った彼女と美人の彼女の間でコロコロ揺れ動く様子が面白い。 初期のチャップリンは本当小悪党だな~。  キートン、チャップリン、ロイドを制覇する前に是非とも見ておきたい作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-07 16:16:25)
5.  國民の創生
アメリカで初めて創られた190分もの作品であり、その中には戦争、人種差別、思想など様々な濁流が流れている。 後の「風と共に去りぬ」の骨子がこの映画に詰まっているのだ。 この映画の場面場面で数多く出てくる「絞り」のように、小さな点が大きな光の塊となっていく。 アメリカの南と北、二つの名家にて起こる恋愛、戦争、死の物語を当時のアメリカ社会のうねりと共にドキュメンタリー風に描く。  映画史上初めてのオリジナルの音響、燃え盛る街を背後に逃げ惑う民、強烈なフラッシュ・バック、印象的なカットの繋ぎなどなど・・・一つ一つの場面の完成度。 1890年代終わりのリュミエール兄弟作品、1903年の「大列車強盗」、1910年の「月世界旅行」、そして1915年の「国民の創生」。 前半30分の登場人物の相関、南北戦争の激戦、後半における数々の死と「KKK」の設立、新たなる闘争の決着・・・密度のある映画だ。  ストーリーの流れや演出は文句なしに素晴らしい。  だが、だがである。 リンカンは何故暗殺されたのか。 それは黒人の現状と痛みを理解し、そこに共鳴したからこそ彼らを開放するために戦い、そして殺された。 後のキング牧師やマルコムXたちがそうだったように、肌の色ではなく、心で理解できたからこそ彼は戦ったのだ。 黒人の解放運動、キャメロン家と共に戦う黒人の女性を描いた点は良かった。 ただ、黒人への恨みをそのまま黒人に返す事を目的とした「KKK(クー・クラックス・クラン)」を英雄として描いた部分は残念でならまい。 これこそ正に「面白ければそれでいいのか?」という映画なのだ。  白人に蔑ろにされた憎悪。 その憎悪が白人に向けられ白人を殺す。 そして黒人に家族を殺された白人の憎悪が「KKK」を産んだ。  だが、「KKK」はあくまで黒人への憎しみをたぎらせた組織であり、それが「アメリカ」という国を造り上げたわけではない。 リンカンが死ななければ南北の統一も無かったし、黒人奴隷の苦しみが無ければリンカンが戦い暗殺される事も恐らく無かっただろう。 その憎しみの連鎖が黒人差別の要因である筈なのに、この映画はそれを疎かにしてしまっているのだ。  黒人の苦痛を細部まで理解出来なかったグリフィスの詰めの甘さだけは惜しい。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 17:24:25)
6.  散り行く花 《ネタバレ》 
「東への道」と真逆の空気が漂う映画。後年の「東への道」の主演陣が「散り行く花」と共通している。 スタートダッシュが素晴らしかった「「東への道」」と比べると、この作品は少し退屈だ。退屈だが、丁寧な人物紹介とシナリオの巧みさ、衝撃的なクライマックスに目を見張る傑作だ。 最初はイエローマンの登場。 とある中国、外国の水兵なども訪れる賑やかな街。修行を終えた一人の中国人(どう見ても中国人て顔じゃありません。本当にありがとうございます。もしかして混血児とか裏設定有り?)が、いま師の最後の教えを受けて旅立とうとしている。 異国への憧れ、夢や希望。水兵の喧嘩を仲裁する姿にはまだ希望が溢れている。 それを打ち砕く異国の地での生活。表情は光を失い、せまい部屋の中で阿片漬になっていた。演奏者たちの爪の不気味さ。様々な肌・顔立ちの人間が入り乱れる。  続いて登場するバトリング・バロウズ。 酒を飲みボクシングで憂さ晴らしをし、情夫にうつつを抜かすダメ親父。気に入らない奴は娘だろうが当り散らす。 阿片窟にいた女がバロウズとの接点を持つ。運命はイエローマンとバロウズたちをやがて引き合わす。  最後に登場するバロウズの娘。 帽子を被り、家に帰るのが嫌そうな暗い表情で座り込む。過去を回想し、唯一帰れる安らぎのない空間へと入っていく。 帰ってくるなり机を叩いてどなりつける父親。「笑ってみやがれっ!」の怒声に、口に指をあてて無理やりの、偽りの笑みを作ってみせる。泣きそうな表情で。彼女は笑う事を知らないのだ。彼女は何度も偽りの笑みを作らされる。  そんな彼女とイエローマンの邂逅。倒れた彼女を見て蘇る“以前の自分”、異国で初めて彼に訪れる“春”の花。彼女の表情からも初めて本物の笑みが浮かぶ。  そんな至福の一瞬が、無理解な父親の一撃で粉々に散ってしまう残酷さよ!すれ違う二人、悪魔の微笑み、恐怖で歪む表情、打ち砕かれる家具、剥ぎ取られ床に打ち捨てられる衣服、霧の街に消えていく叫び。 異変に気づき絶望に暮れる表情、ドアを閉めるが逃げ場のない密室、最後の望みをかけて拳銃を握り駆け出す男、扉を打ち砕く斧の恐怖、狂ったように叫ぶ女、砕かれる板、振り上げられる鞭・・・。 あの瞬間の表情が本当に綺麗でさあ。透明な眼差しというか、何とも言えない表情で・・・何度見ても泣いてしまう。
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-17 11:40:36)
7.  見えざる敵 《ネタバレ》 
リリアン&ドロシー・ギッシュ姉妹の初々しさ。人差し指で顎をクイッとあげる仕草。 女が気に掛ける“穴”、室内で髪がなびきカーテンが揺れ動く理由、姉妹の髪が風でなびく姿が本当に可愛い。  電話が呼ぶもの、葉っぱに囲まれた中で迫るもの・断るもの、手を引いて家に戻った瞬間から奔る戦慄、窓から引き入れ侵入し、密室に閉じ込められ、穴から突きつけられる“恐怖”。 突き付ける側も気が気でないのか酒をあおぎたくなる気分のようだ。姿を見られないためにあの穴に固執するのだろうか。  「穴を防げばいいじゃん」とか「腕を掴んでやれ」とか思うかも知れないが、突然得体の知れない物体から味合わされた銃撃の威力を物語る“音”。それを体験した本人にしか分からない恐怖が彼女たちを震わせているのだろう。なんせ目の前に迫り気を失ってしまうくらいだからな。だが、恐怖を前に倒れた家族を抱え庇う健気さよ!  出入りを繰り返すシュールな光景、銃撃が知らせる凶事、疾走する車のスピードを殺すように突き出される遮断機(手動)、動き始め回転する橋、戻されるもの、戻って来て“突破口”を開くもの、吹き出し充満するもの、駆け付けるもの、受け入れるもの。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2017-05-27 01:35:40)
8.  キートンのコニー・アイランド 《ネタバレ》 
ロスコー・アーバックルの下で研鑽を積んでいた頃のキートンが出た作品の一つ。  夜の遊園地、パレード、群衆、キートンが柱をよじ登る、拍手するとずり落ちる。 一方アーバックルは砂場で彼女と過ごす、帽子を砂場に投げる、ゴロゴロと転がって取りにいく、犬、ここ掘れワンワン、デブもここ掘れデビデビ、砂が女にかかり横をむくと砂風呂、潜望鏡、波間、海岸、ひものブランコ、受付を叩きのめして入場。  キートンが泣っ面、樽に侵入して入場、変なサーキット、激突、正面衝突、首絞め、水辺に被せているのだろうか、イス、電話?を横から押して横にスライド、ハンマーに振り回されるキートン、腹を殴ったら水が噴き出る、キートンも蹴り飛ばされる、キートンがキレる、警官に捕まる、頭をぶっ叩いてハンマーのご褒美、ジェットスキー、水面に浮く帽子とケツ、キートンケツからダイブ、救出、デブに引きずり込まれる、恩を仇で返す、傘でサイズを測る、おまえの着替えシーンなんぞいらん、カメラさーん。  警察、婦人の髪をおろしたシーンで一瞬ドキッとする、気絶するキートン、似合ってる?アーバックル、ば、ばけもんだー!!  女子更衣室に回される、脚、鏡に映るもの、仮装?、ペンダント、再会、海岸、水着、サラッとバク宙するキートン、真実を知って襲い掛かる、キートンは逃亡、ド突き合い、女を連れて逃亡、銃の合図とともに警官隊出動、泳げるデブ、水しぶき、警官隊が入り揉みくちゃに、刑務所でも戦いは続く、一人一人ご丁寧に殴られるバカ連中、嫌な女は檻にぶち込む。そして新しい女探し。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 03:39:30)
9.  新米雑役夫 《ネタバレ》 
「新米雑役夫(新米用務員)」。 掃除を頼まれ箒を持ってエレベーターに乗ろうとするが、先に行かれてしまいしかたなく階段をトボトボと上る。 ゴミ箱をひっくり返して散らかしてしまったり、落ちた本をゴミと間違えて入れてしまったり。 箒で尻を撫でる電話交換手への新手のセクハラ、窓に座ろうとしてあやうく落ちかける、窓の下に広がる高さ、上から降りてくる窓に落とされかける。 雑巾を絞れば女性にかかり、バケツを落とせばおっさんにぶっかかる。怒りにきたおっさんの剣幕にモップでコケる、バケツで転ぶ。  人がいない間に金庫の書類を探す、閉められたカーテン、物陰で現場を目撃してしまう、口を封じようと襲いかかる、抜かれる拳銃。 ふいに部屋に入ってきてケツを蹴り、杖で銃を払い、股の下から銃をつきつける!発砲した弾丸が下の警官に知らせる。珍しく?綺麗な終わり方。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-14 13:28:30)
10.  なまくら刀 《ネタバレ》 
フィルムセンターで鑑賞。  別名「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」。 舞台は江戸時代、買ったばかりの刀で試し切りをしようと座頭に後ろから声をかける。それを馬が脚蹴を食らわすように侍を蹴り飛ばす。 飛び散る☆といった表現。表情の変化も豊かだ。  この後も侍は散々な目に遭い、肝心の刀も実は・・・という見事なオチ。  90年以上前の日本で、既にこれほど豊かな表現に満ちたアニメが生まれていた事に感動した。
[映画館(邦画)] 8点(2015-06-10 18:27:07)
11.  サニーサイド 《ネタバレ》 
男にケツを蹴られてチャップリンが起きるが、また寝てしまう。 そこに靴を投げる、で起きて着替えるのかと思いきやパジャマの下にシャツとズボンwww何という横着振り。 んで出たと思ったらまた窓からベッドに御帰宅。  コーヒー、牛を連れてきてそのミルクをコーヒーにそのまま入れてしまう。 ヤギが楽譜を喰うわ鳴くはいきなり車がクラッシュして事故るわ。  犬を蹴るような野郎にはパイをくれてやらあっ!  後半は牛のモーレツな勢い。牛が教会で大暴れ、窓を牛がブチ破る。  杖に蝋燭、あえて車に轢かれるチャップリン。 情事のために人一人殺しにかかるチャップリン。これは酷い(褒め言葉)。  牛のロデオで頭を打って“幻想的”な妖精たちと原っぱでダンス。 それを引き上げる“現実”のおかしさ。  NGフィルムにおける床屋シーンの狂騒は「独裁者」で復活した。
[DVD(字幕)] 8点(2015-06-07 15:35:26)
12.  笑ひのガス 《ネタバレ》 
ガスとは麻酔の事。 ヒゲをたくわえた子供の様な医者にちょっかいを出して殴り飛ばされ、チャップリンも何度となく子供や医者達を蹴りまくる。  虫歯の治療、間違えて別の麻酔をかけ笑いが止まらなくなる患者、麻酔の代わりにカナヅチで殴りつけて気絶させようとする。  治療そっちのけで美人に手を出そうとする場面も。  仕舞いにはでかいやっとこで虫歯じゃない歯を抜いてしまうのが酷い(笑)  最後はチャップリンが逆切れして患者も医者も外に放り出しまくり。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:25:19)
13.  アルコール先生 自動車競走の巻 《ネタバレ》 
「ヴェニスの子供自動車競走」の次は大人のレース場で子供地味た馬鹿馬鹿しい騒動を巻き起こす。 居並ぶマシン、3分経ってやっとチャップリンが登場。  狭い板の壁の間を通ろうとして引っかかるマック・スウェイン、彼のケツを蹴りまくり出そうとするが、諦めてまたの間から出て行ってしまう。  水の霧吹きから勢いよく水が出てビショビショになる警官。  煙草はケツで着火、鼻を口で“噛む”、隣の客のストローに口をつけて水を飲む、モータープロペラの車が起こす風で舞い上がる砂、帽子。 上着を脱いで相手を打ちのめして逃走。この頃のチャップリンは本当小悪党だな~。     
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:24:13)
14.  アルコール先生 海水浴の巻 《ネタバレ》 
ぶっちゃけ題名も原題も“海の近く”であって、チャップリンとかが泳ぐシーンは一切出てこない。マック・セネットのベーイング・ビューティーもキートンの「カメラマン」で女優が水着姿を披露するようなシーンもありません。   チャップリンが自分の捨てたバナナの皮で滑ってしまう。  チャップリンは杖を鞭のように振るい、移動手段としても使う。相手の腕に引っ掛けて移動したり、逆に自分の方に引っ張ってきたり。  「ニューヨーク23番通りで何が起こったか」や「七年目の浮気」では通気口から風が吹いてスカートがめくりあがり、 チャップリンのこの作品は帽子を飛ばしたり人物の行動を奪ったりしている。 帽子を追ってぶつかりまくる。  浜辺の浮き輪でハメ技、タコ殴り→毛づくろい→ハエ→“イス”にしてたたむ。警官もチャップリンの踏み台と化す。この頃のチャップリンは戦闘能力が強い。  浮き輪がけが十字架に見えてくる。 浮き輪は投げ縄のようにチャップリンを捕まえる。 アイスクリームのなすりつけ合い、服についた足跡で犯人特定、イスもブッ倒れて劇終。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:21:16)
15.  チャップリンの道具方(舞台裏) 《ネタバレ》 
「舞台裏(小道具係り)」。  文字通り映画の舞台裏で起こる騒動を描いた作品で「役者」にも通じる展開。  冒頭からカメラの三脚や柱が倒れて倒れまくる。 イスを大量にかつぎイガイガみたいになる姿は爆笑。  絨毯の熊の頭を御丁寧に何度も磨いたり、ニラのまるかじりが臭すぎて甲冑の“マスク”を着けたり、チキンの骨で皿を演奏。  西部劇の撮影で監督が撃てばダストシュート作動。 「モダン・タイムス」でも見たデカいレバー。  チャップリンが間違えて監督まで落としてしまい、フタの部分で首が絞まってしまう。  とにかく落ちて落ちて落ちまくり、女優が破けたズボンを見て失神、パい投げ、ストライキで全部がメチャクチャになる様子は「パン屋」にもあったね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:18:41)
16.  ヴェニスにおける子供自動車競走 《ネタバレ》 
「ヴェニスの子供自動車競走(ヴェニスにおける子供自動車競走)」。  チャップリンがいつもの山高帽、黒い紳士服、細いステッキの出で立ちで初めて登場した記念すべき作品。  小さい車でトコトコ走るレース会場。 煙草をふかせ、事あるごとに道の真ん中に出てくるチャップリン。 画面をさいぎられ、記録係りの男がキレてチャップリンと突き飛ばしまくる。チャップリンも何故か執拗に前に出てくる。邪魔www一体何がしたかったのか・・・。 加速用のランプ?と思わしき場所。  チャップリンは、こ五月蝿い役人がしきりにパレードの邪魔をしにキャメラの前に身を乗り出してくる光景を見て、この作品に取り入れたという。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:17:17)
17.  成功争ひ 《ネタバレ》 
チャップリンがデビューを飾ったマック・セネット喜劇「成功争ひ」。初期のチャップリンは悪党寄りで、黒い山高帽に紳士服という格好は「ヴェニスにおける子供自転車競走」から。この作品は帽子とスーツでも全然違う格好。 それにしても悪そうな口髭だ。  スーツの男や夫人に声をかけ、さっきの紳士とドタバタ。取っ組み合って回る回る、箒がアチコチに飛ぶ。  自動車事故すらどさぐさにまぎれて金目のものを盗んだり、ナイフで脅したり新聞所も紙がメチャクチャに飛んで一騒動、路面電車にドーン。  キーストン・コップスは今回出番少な目。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:15:59)
18.  他人の外套 《ネタバレ》 
「逢引きの場所(他人の外套)」。  今回は最初から結婚しているチャップリン、一方で手紙を握り浮気をしようとしている場面。  ヒゲをタオルのように使うその発想はどっから出てくるのか。  マックス・ウェインのあのふざけた前髪もどうなっているのか。  バーでのド突き合いやパイ投げ。  上着に入っていた手紙を勝手に読んで大激怒(読んだ方が)。  浮気がバレて物を投げまくる。  それがドタバタやって元の鞘に戻るという話です。やれやれ。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:15:04)
19.  チャップリンの放浪者 《ネタバレ》 
酒場にヴァイオリンを持ち込み弾こうとするがやがて大乱闘に。他の演奏者も巻き込まれ涙目。  旅先で聴かせるメチャクチャな演奏と美しい旋律。 女性も倒れればチャップリンも倒れる。  暴力的なDV男も棍棒で2,3度殴られると死にそう。木の上から棒を振り下ろし、次から次に男を打ち倒していく。盗んだ荷馬車で走り出す~。  ストッキングやシャツで女性の顔をキレイに洗ってあげるシーンはシュール。 シャツはテーブルクロスにもなる。  女の子もキレイになってモデルにスカウトされちゃって凄くキレイな絵に。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:13:51)
20.  チャップリンの拳闘 《ネタバレ》 
ボクシング映画「拳闘」。 チャップリンの映画はよく殴りあいが描かれるが、殴り合うスポーツであるボクシングがチャップリンの映画に出たのは多分コレがはじめてかも。 これが「街の灯」になると要素の一つとして彩を添えるだえ。その添えるだけの場面を最高に盛り上げるのがチャップリンという人だと思う。  ブルドッグとホッドドッグを食べるシーンからはじまる。 何処となく「犬の生活」の原型も見えてくる。  ひょんな事からボクサーのテストを受ける事に。 シャドーで練習する人も。 採用する側もタンカを用意して次から次に打ちのめす。 チャップリンは「バレなきゃイカサマじゃないんだぜ?」という具合にグローブに馬蹄を入れてしまうWWWちょWW 先輩には“キックボクシング”まで見舞ってしまう。 トレーニングで凶器のごとくボクサー仲間を襲うダンベル。つうかトレーニング中にがぶがぶビールを飲むなよ・・・W 耳で飲んで口から出すシーンは笑った。ビンはキスを隠す道具にも使われる。  今回のエドナ・パーヴィアンスはヤケに巨乳に見える。   ライバルのスカウトマンまで打ちのめして“金だけ”徴収。腕吊りのアレまでブランコに。  クライマックスのボクシングシーン! かわすにかわし、クリンチでバレリーナのようにグルりと回転までしてしまう。 審判もボカスカ殴られ意識朦朧、どっちもタフで引かないがブルドッグという名の幸運の味方がチャップリンにはついているのでした。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:12:25)
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