欲望という名の電車(1951) の キリコ さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ヨ行
 > 欲望という名の電車(1951)
 > キリコさんのレビュー
欲望という名の電車(1951) の キリコ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 欲望という名の電車(1951)
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1952-05-08
ジャンルドラマ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
妹の家に来た時からすでにブランチの心は壊れかけていた。アルコール中毒もあった。これが予備知識なしでも分かる。ビビアンの演技はすさまじい迫力で2時間あまりを釘付けにする。老醜を気にするブランチだがビビアンはまだ十分美しいし可愛い。対する粗野で下品なスタンリーのマーロン・ブランド。繊細な神経のブランチの心をさらにズタズタにするような乱暴で思いやりのない男だ。もう絶対ブランチに肩入れしてしまった。妹の家に来るまでにさんざん傷ついて誰かれに助けを求めて満たされず、行き場所もなくて頼ってきたのにこんな酷い仕打ちをするなんて、、彼女に必要だったのは心からのいたわりの優しさだけだったのに・・・妹が赤ん坊を抱えて「もう戻らない」と逃げていくのでちょっと救われた気分。ビビアンの演技は時に舞台劇を見ているようだった。彼女やブランドなど俳優陣の演技にプラス1点。
キリコさん 9点(2003-11-18 22:28:41)(良:2票)
キリコ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-04-10ほえる犬は噛まない7レビュー5.94点
殺陣師段平(1962)8レビュー7.37点
ウォルター少年と、夏の休日3レビュー6.75点
アトランティスのこころ7レビュー5.90点
サイドウェイ5レビュー6.66点
エターナル・サンシャイン7レビュー6.60点
アイ・アム・デビッド7レビュー6.66点
アビエイター7レビュー6.12点
2005-03-26帰郷(1978)8レビュー7.35点
2005-03-26ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月7レビュー5.26点
欲望という名の電車(1951)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS