コール の まさかずきゅーぶりっく さんのクチコミ・感想

タイトル名	コール
製作国	米
上映時間	106分
劇場公開日	2003-12-20
ジャンル	サスペンス,犯罪もの,小説の映画化

《ネタバレ》　気丈な妻、何とか犯人の一味を取り崩そうとする夫、喘息持ちながら何とか監禁小屋脱出を計る娘。３人の取り合えないコミュニケーションが「絆」となって表れます。妻役のシャーリーズセロンは本当に上手い。犯人の脅しに震えながら、プライドと諦めない気持が演技に乗り移っている感じでした。犯人グループの中では、ダコタファニング演じる娘を誘拐する太った男、マーヴィン役の男性がすっごく光っていました。彼、どこかで見た事あるなあと思ったら、「アイデンティティ」のあの精神病男ですよ！？上手いワケですよね～。でもシナリオが緊張感が持続せず残念…。

冒頭に戻りますがダコタファニングの演技。喘息の時の病を持った顔、母親との再会の時の安堵の顔、犯人の一味と話している時の不安げな顔、脱出を試みた時の追い詰められた表情。何でこんなに上手いのかなあ？と思うのです。ハーレイ君もアンナパキンも、「ブリキの太鼓」のあの子や、「シャイニング」のダニーロイドも上手かったが、ダコタファニング、ホントに将来楽しみ！ダコタファニングに４点。