ボーン・スプレマシー の no one さんのクチコミ・感想

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ボーン・スプレマシー の no one さんのクチコミ・感想
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ボーンが超人ぶりを発揮しているのにも関わらず、ディティールが非常にリアルなのが面白い。たとえば車ごと河に転落したとき、車内の隅に残った僅かな空気を吸ってから行動に出るのだが、普通のアクションならこんなところまで描かない。工夫の積み重ねで単なる絵空ごとと感じさせない、厚みと迫力を出しているのだ。銃を乱射するでもなく、身の回りの日用品――トースター、酒、自動車などを使って敵を圧倒する。彼にかかれば丸めた雑誌ですら、人を殺す武器となる(この辺、浦沢直樹の『マスターキートン』に似ている)。同じ特殊工作員でもジェームズ・ボンドとはまったく違った、知的でクールなヒーロー像だ。これで脚本にベタ過ぎる展開がなければ最高なのだが……。(以下ネタバレ)とくにCIAの若いメンバーが上司に殺される場面、ちょっとバカバカしくなってしまった。あいつ『マイノリティ・リポート』観てたら死なずにすんだだろうな。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-27 22:21:59)(良:1票)
no one さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2009-12-25セブン7レビュー7.62点
2009-09-29サンセット大通り7レビュー7.63点
2009-09-08ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!7レビュー7.23点
2009-09-06恋人までの距離(ディスタンス)8レビュー7.50点
2009-09-05ダーティハリー6レビュー7.53点
2009-09-01カリートの道7レビュー7.78点
2009-08-27M:i:III6レビュー6.60点
2009-08-27その土曜日、7時58分8レビュー6.75点
2009-08-27スペースバンパイア7レビュー5.55点
2009-08-17ジャージの二人8レビュー6.19点
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