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《ネタバレ》 ドレスデンの大空爆を描きたいのならふつうの戦争映画でいいわけで、わざわざこういう手法をとるのはそれなりの考えがあるのでしょう。最終的に「世界は瞬間の集まりであり、それは順不同にやってくる」という結論に至るようですが、つまり世の中何が起こるかわからないから、先のことにクヨクヨしても仕方がないということ? それと「いいことだけを見て嫌なものは見ない」というのも出てきますが、これも完全に現実逃避であり、あまり同意できません。というか、そんなことをできれば誰も苦労をしないのですが。とはいえ、昨今ネット上では「自分の嫌なものは存在自体を否定する」という発言がしばしば見られ、結局人間はそういうものなのかという気もします。そういう点では、なかなか鋭いところを突いているようです。話としては、つまらなくはなかったです。
【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 10:38:15)
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