キャリー(2013) の かたゆき さんのクチコミ・感想

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キャリー(2013) の かたゆき さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャリー(2013)
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2013-11-08
ジャンルホラー,青春もの,学園もの,リメイク,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ねえ、ママ、どうして生理のこと教えてくれなかったの?あたし、みんなに笑われたんだよ。それとママがいくら反対したって、あたし、絶対にプロムに行くわ。たとえ、どんな目に遭おうとも――。狂信的なまでに保守的で厳格な母親に大事に大事に育てられた大人しい少女キャリー。クラスメートとうまく打ち解けることが出来ない彼女は、周りからの理不尽なイジメにずっと耐える生活を強いられていた。だが、キャリーには誰も知らない恐ろしい力が備わっていたのだった。そして…、プロムの夜、いじめっ子の思いついた些細なイタズラが恐ろしい惨劇を招くのだった…。スティーブン・キングの伝説のデビュー作をブライアン・デ・パルマが映画化した名作の誉れ高い作品を、クロエ・グレース・モレッツという人気若手女優主演で現代風にリメイクした青春モダンホラー。デパルマ版の過去作はずっと昔に観たという記憶はあるのだけど、僕の感性にはいまいち嵌らなかったのか、その内容はほとんど憶えていない状態でこの度鑑賞してみました。うーん、観終わってすぐの率直な感想を言わせてもらえば、「無難」という言葉に尽きると思います。ストーリーの盛り上げ方も、映像の見せ方もキャラクターの描き方も全てが予想の範囲内の及第点クラスなんですよね。だから、クライマックスのキャリーの暴走もカタルシスがあってけっこう見応えあるし青春ドラマとしてもなかなかセンスを感じるし決してつまらなくはないんだけど、こうもう一つ何かが足りないという印象が強いんですよ。あのジュリアン・ムーア演じるお母さんがもっとぶっ壊れてて一度見たら忘れられないくらい強烈なキャラクターだったりだとか、クライマックスの惨劇ももっとやり過ぎなくらい血みどろグチャグチャにしちゃうとか、そんなデパルマ版を少しでも追い越そうというようなエッジの利いた演出があればもっと良かったと思うんですよね~。クロエちゃんも頑張ってるけれど、彼女はもっと元気もりもりキャラを演じたほうがその魅力を発揮できると思います。という訳で、まあそこそこ面白いかなって感じっすね。うん、6点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-01 21:29:55)
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