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なんでも映画史上最初のスクリューボールコメディなのだそうだ。なんにしろ最初ってのは凄いことなのだが、それ以上に驚くのはトーキー映画が登場してまだ数年のこのときにこれほどまでにリズミカルな会話を映画の軸にして、尚且つ最大のウリになっているところ。話の筋は今でこそオーソドックスに感じはするが、若い男女のかわいい喧嘩のあとの恋の芽生えという大筋の普遍性もあいまって全く古さを感じさせない。古典というのは永遠に古びないものなのだ。