ボビー・フィッシャーを探してもそりゃおらんワケだ、まさか日本 .. >(続きを読む)
ボビー・フィッシャーを探してもそりゃおらんワケだ、まさか日本に行ってたなんて、ね。
ってのはさておき、チェスという頭脳戦を、映画にどう描くのか。どうしても、こんな風に、むやみに速い駒の動きと駒の音、って事になってしまうのでしょうか。こういうの見てると、どうしてもそんなにアタマ使ってないように見えちゃうんですけどね。
子供を主人公にして、その子供にあまり目立った演技をさせない、これは、成功しているように思えます。
できれば、その目立たない表情の中に、チェス盤に向かう視線をもっとしっかりと(その力を信じて)描いてくれれば、あんなチャカチャカしたチェスの動きでは描ききれない、そのゲームの持つ深み(って言っても私はサッパリ馴染みがないので、どのくらい深いのか想像もつかないけど)を、我々にもっと感じさせてくれたのでは、という気もします。