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<ネタバレ>極寒のアラスカの地に放り出された男たちの生死をかけたサバイバル。生存者たちを襲う自然環境の厳しさ、ならず者の集まりながら各々が家族を思う心情などリアルに描かれていると思います。死に場所を求めていた主人公が墜落事故で生き残った仲間を鼓舞するリーダーになる。しかし自然の厳しさにより一人また一人と消えていく仲間たち。そして独りになった主人公にも選択の時が訪れ、仲間と共に生き残るという生き場所を見つけた主人公に父親の詩が蘇る。「もう一度死んで 最強の敵を倒せたら その日に死んで悔いはない その日に死んで悔いはない」。訳が微妙という話もありますが、あのもうどうしようもない場面でアレはシビれた。 根性無しの私は仮に墜落で生き残ったとしてもやる気ゼロで速攻で死ぬだろうな。何事も気力が大事ですね。普通のシネコンで鑑賞しましたが、序盤の航空機墜落シーンの音響はハンパなかった。どっかの遊園地のアトラクション並のリアルさでビビりました。歴代映画墜落シーンで一番の衝撃。