<ネタバレ>重々しいテーマを意外にさっぱりと仕上げていたかな。
.. >(続きを読む)
<ネタバレ>重々しいテーマを意外にさっぱりと仕上げていたかな。
重々しいテーマを意外にさっぱりと仕上げていたかな。でも良い映画でした。
登場人物がいい人ばかりでよかった。亭主のドンは仕事で冷えたアンの足を暖めてくれる、とってもやさしい男。やっぱし、そうだよね。彼の罪は貧乏なこと。でも愛に溢れていて幸せそう。娘達もかわいくて。目に入れても痛くなさそうだよね。
やさしいといえば、浮気相手の男も家がおかしなことになっている変なやつだけど、こいつがまた優しい男。コインランドリーで、疲れて眠ってしまったアンをそっと寝かせてやる。外が寒いから自分のジャンパーを着て帰れ、あげると言う。
そうこなくっちゃね。妙に共感。
アンは、哀しいけど極わずかと宣告された自分の人生を前向きに生きようとする。
大切なことをいくつも教えてくれた映画。時間も短くて正解。