<ネタバレ>少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最後に父親が現れて救い出してくれるのかと思っていたが、じつはあの養母がいっていたとおりのだめおやじだった。そうしてみると、意地悪な養母も案外よくやっていたわけだ。
苦い味わいの佳品。わたしはテレビという切り札が出てくる「あの子をさがして」より高い点を付けたい。
最後の終わり方もいい。男はだめな父親になりかわって嘘の手紙で少女を励ます。善意のこもった「まがいもの」。
O.ヘンリーの「最後の一葉」と似ているところで-1点。