映画『至福のとき』の口コミ・レビュー

至福のとき

[シフクノトキ]
Happy Time/Happy Times
(幸福時光/Xingfu shiguang)
2002年上映時間:97分
平均点:6.61 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-11-02)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-05-08)【ESPERANZA】さん
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監督チャン・イーモウ
キャストドン・ジェ(女優)ウー・イン
リー・シュエチェン(男優)
山路和弘チャオ(日本語吹き替え版)
仲野裕フー(日本語吹き替え版)
園崎未恵ウー・イン(日本語吹き替え版)
原作莫言
撮影ホウ・ヨン〔撮影〕
製作総指揮エドワード・R・プレスマン
テレンス・マリック
配給20世紀フォックス
字幕翻訳太田直子
あらすじ
失業中のチャオは19回目の見合いで悲願の結婚に一歩近づいた。彼は結婚費用を捻出するために、廃棄バスを改装して「至福旅館」を開業する。すると見合い相手の女性は、そこで前夫の連れ子のウー(ドン・ジエ)を、按摩としてコキ使って働かせるように言ってきた。ウーは盲目であった。さえない中年男チャオと盲目の少女の温かくも切ない関係を描いた物語。
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💬口コミ一覧

56.やっぱり、嘘をつくのが大事なときもありますね。ひさびさに泣けました。しかもサービス満点。
よしふみさん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-22 13:31:11)
55.僕の中では「活きる」より「あの子を探して」より「初恋のきた道」その他のチャン・イーモウ作品の中でダントツで一番。
孤島の鬼さん 10点(2004-02-09 23:40:41)
54.ぜひ観て、「至福のとき」を味わってください!
死亀隆信さん 10点(2003-06-21 19:34:40)
53.細かいことは関係ないくらい面白い。笑いと涙を織りまぜながら、個性豊かなキャラが活き活きと描く物語は観ていて本当に楽しい。またそこに流れるチャン・イーモウ独特の空気感が心地良い。この空気感、理屈で出せるものではないだけに、今後も期待したい。定期的に観たくなるようなお気に入りにできる作品に出会えた。観る際はぜひ吹き替え版をお薦めする。
ムッシュ★いち~ろ!!さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-06-06 23:20:42)
52.泣いたよーーーーーー。                                                                                                         久々に泣いたよーーーーーーーーーー。                                                                                                   心温まる感動が心を包み、あふれ出る涙が顔を包みました。あまりにもけなげすぎます。盲目の少女は社長が事故にあったのも知らずに旅立ち、社長は少女が旅立ったのも知らずにベッドの上。この先、どうなっていくんだと吠えまくってしまいます。≪しあわせ三部作≫にどっぷり浸り、心身ともにリフレッシュしました。月曜には元に戻るだろうけど。
tantanさん 9点(2004-11-14 22:56:49)
51.ネタバレ 少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最後に父親が現れて救い出してくれるのかと思っていたが、じつはあの養母がいっていたとおりのだめおやじだった。そうしてみると、意地悪な養母も案外よくやっていたわけだ。
苦い味わいの佳品。わたしはテレビという切り札が出てくる「あの子をさがして」より高い点を付けたい。
最後の終わり方もいい。男はだめな父親になりかわって嘘の手紙で少女を励ます。善意のこもった「まがいもの」。
O.ヘンリーの「最後の一葉」と似ているところで-1点。
トンビの目さん 9点(2004-02-27 05:40:00)
50.ネタバレ 盲目の少女。手渡された紙幣がただの紙切れであることを、分かってて、おっさんたちと一緒にいる。お互いの相手に対する思いやりが暖かかったです。壁の『安』でしばらく笑ってました。
no_the_warさん 9点(2003-12-16 14:16:26)
49.「あの子を探して」「初恋のきた道」が私は結構好きで、今回その三部作の最終章ということで観に行きました。今までの2作品は田舎の風景や人々の映像がすごく素朴で、見た後にほっとするような内容だったのですが、今回はちょっと趣向が変わっていて、都会での普通の暮らしの中の素朴な温かさ、という感じでした。都会でひっそりと優しく、でも強く咲いている草花のような人々の姿に温かさを感じました。ただ、主役のチャオが交通事故にあうシーン・・あれはちょっとショックで・・。
まっくろくろさん 9点(2003-02-20 20:42:15)
48.登場人物はみんな貧しく、そしてひとくせもふたくせもあります。アメリカ映画なら無理にでもハッピーエンドにもっていきそうなんですが、この面々ではやはりどうしようもありません。でもそうした報われることの少ない日常の中にも、至福のときというものは必ず存在しています。いまを一生懸命生きることの美しさを謳いあげて、忘れることのできない映画のひとつとなりました。
きのう来た人さん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-05 05:39:27)
47.「街の灯」を見たチャン・イーモウが、「自分ならこういう話にする」というような思いで作ったのではないかと憶測します。僕にとってもそういう意味で納得できるラストでした。ちなみに中国では一人っ子政策の影響で男女比が大きく男性に偏り、男性の結婚難が加速しています。そういう事前知識があると男がどうしてあんなんも結婚にこだわるのか理解しやすいかもしれません。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html
それにしてもドン・ジェは、チャン・イーモウの女性趣味の一貫性を感じる起用ですね(笑)。
小原一馬さん [地上波(字幕)] 8点(2006-11-07 18:01:48)
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46.面白かったよ。必死に彼女を騙そうとする失業仲間が滑稽で良かった。いままで虐げられてきた彼女がはじめて人らしく生きる事ができた喜びに素直に感動です。
Asannさん 8点(2003-06-08 19:52:59)
45.泣きました。擬似父娘の関係がたまりませんでした。もちろん、前2作も大好きですが、泣いたのはこれだけです。
如月CUBEさん 8点(2003-03-23 12:37:03)
44.ネタバレ 最初、少女ウー・インが出てきた時、あれ?何だか少しパッケージの写真と違うぞ!例えるならAVのパッケージの女優と実際の女優とでは違うみたいな?いや、そんなに沢山、見てるわけではないけれど、そんな感じにしか思えず、ところがあの社長さんに色々とお世話になっていたり、同僚の社員仲間達と触れ合っているうちにどんどんと可愛く見えてくる。チャン・イーモウ監督は相変わらずロリコンである。少女に自分の好みなのか?のような画き方、そして、相変わらず画面全体を支配する色への拘り、赤、赤、そして、赤。人間の繋がり、血というものの色への拘りを感じさせる映像美!少女が最初に世話になる家のデブの母親とその息子、これまたとんでもないデブで親子揃って腹が経つほど性格が悪い。少女が眼の見えないことを良いことに偽のお金を渡す人達も見ていて腹が立つ。登場人物に嫌な奴が沢山いる中での社長さんの優しさ、そんな社長への感謝の気持ちと偽のお金を渡す人達に対しても同じく感謝の気持ちをテープに吹き込む少女の純粋さがこの映画のテーマではないだろうか?
青観さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-17 20:58:02)
👍 1
43.ネタバレ  冒頭から、金も仕事もないのに結婚願望だけは強い中年オヤジを、どうしても理解できなかった。
 主人公の少女は誰が見ても可愛いだけに、そこにワイセツな行為に及ぼうとする人間が全く現れないのも、違和感を感じさせる。
 監督が、少女を下着姿で歩かせたのは、観客の反応を伺うために意図したことは絶対である。ホント、この監督はエロいと思う。
 以前、日本でも新札紙幣が出回ったとき、盲人のマッサージ師が騙された事件があった。その女性は真っ白な紙きれを撫でながら「酷いことをする人がいるんですね…」と哀しげな表情で俯いていたが、私は、たとえ、この少女が紙キレであることを最初から知っていたとしても、それを善意と謳ってマッサージをさせている、この連中を許すことができない。
 この少女が残した「至福のとき」という言葉は、彼女自身が過去の人生経験と比べた上で感じたのであって、私たち観客が、失業者達の善意(偽善行為)と繋げてしまうのは安直な考えだと断言したい。
 少女と中年オヤジの、それぞれの不幸と感謝の気持ちが、お互い伝わらないというエンディングは、私個人の考え方にとてもマッチしていた。
 少女と中年オヤジの関係がウソの会話のみで繋がっている…これだけが、この映画を評価する唯一の点である。
 ホント、ここまで自然体でウソばかり並べる映画って、意外と少ないんだよなあ…… 悪いことばかり書いてしまったようだけど、テンポやユーモアも悪くないし、いろいろなことを考えさせてくれる映画ですよ。
クロエさん [DVD(吹替)] 7点(2009-05-27 08:36:42)
👍 1
42.ネタバレ 家庭では厄介者にされ、心に傷を負った盲目の少女とひょんなことから彼女の面倒を見なければならなくなった仕事も金も無く、結婚も出来ない冴えない中年男。終始コメディタッチで描かれますが、2人の心が少しずつ近づいていく様子を周囲の愛すべき人々と共に描く温かくも切ない作品でした。ラストはこの作品に関してはありふれててもいい、ハッピーエンドで終わって欲しかったと思います。ただ、最後の録音された彼女のメッセージと中年男の手紙はお互いを思いやる気持ちに溢れていて何とも心温まる肉声のメッセージであり、手紙でした。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-17 23:16:39)
👍 1
41.近代化の進む現代中国を舞台にした人情話なので、「あの子を探して」や「初恋のきた道」よりも「キープ・クール」に近い雰囲気(お伽話を現実的に締め括るのも近代化の表れか)。しかし「キープ~」の「近代化」した演出手法と違い、「あの子~」等と比べても、こちらの演出はかなり抑え目。カメラは被写体から離れ、寄りのシーンも望遠を使って芝居の臨場感を演出したりしてる。「初恋~」のチャン・ツィイー程の驚きは無いにしろ、新人ドン・ジエもイーモウ作品のヒロインに相応しい美少女振り(唯、思い切り可愛いパッケージの写真と本編との印象の違いは、AV並の落差)。そして脚本の作り込み方は、むしろ「あの子~」以前の作品に近い。何だかんだ言って本作は、イーモウの集大成的作品になってると思います、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 00:03:34)
👍 1
40.チャン・イーモウの匂いがプンプン。ユーモアを散りばめながら・・・すばらしい。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-24 23:11:19)
39.これは良かった。目が見えない少女をとりまく、周りのおじさん、おばさんたちが温かかった。結婚のために嘘をつき続けていた社長が、途中から少女のために嘘をつき続けるのが辛く、そして哀しかったです。でも、居候先で疎まれていた少女が人の優しさを知り、旅立っていくさまをみて、”嘘も方便”だな、と思います。儒教思想の中国がよくこんな素晴らしい映画を作り上げたと感服しました。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 7点(2005-06-30 10:25:59)
👍 1
38.大きな山があるわけでもなく、どん底の谷があるわけでもなく、ある一塊の人々の日常を撮影しているような、淡々としていると言ってしまえばそれまでなのだけれど、とても優しい雰囲気なのです。とても穏やかに。 チャオと仲間達の心は盲目の少女に対しての同情心だけではなく、少女からも温かいものを貰っていたのですね、きっと。 心の底から優しい気持ちになれる、それが「至福」なのかもしれませんね。
smiLey'70さん 7点(2005-03-12 21:14:21)
37.チャン・イーモウの映画はこういうシンプルなほうが好きです。なんかありそうでない、ちょっと強引なストーリーのようでもこの人が作ると、なんだか素直な気持ちで見れちゃう気がします。最後もうちょっと感動的にしてほしかったなあ。見え見えでもいいから。。
ノスさん 7点(2004-12-11 11:52:20)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 6.61点
011.79%
100.00%
200.00%
311.79%
423.57%
5712.50%
61425.00%
71933.93%
847.14%
958.93%
1035.36%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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