<ネタバレ>遭難して山小屋にたどり着いた見ず知らずの3人の男女。
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<ネタバレ>遭難して山小屋にたどり着いた見ず知らずの3人の男女。
最初は彼らに良からぬことが起こるスリラー系の作品かと思ったがさにあらず。
ウィスコンシン、サウスダコタ、ニューハンプシャー・・・。訳が分からない。
謎はさらに続く。1962年、1984年、2011年。この場所に何の意味があるのか。
そこに現れる4人目の登場人物。それらをこうつなぎ合わせてくるとは思わなかった。
後半になってこの場所と時間と3人の関係性が明らかになってから、
序盤からのことを思い出すと、訳が分からなかったはずのことが腑に落ちてくる。
とことん抑えた作品の色調も、独特の緊張感を持続し続ける作品のテンションもいい。
今、最善を尽くせば未来は変えられる、か。
カネをかけなくても面白い映画は撮れるという見本のような作品でした。[良:1票]