1.金は無くてもアイデアさえあれば、面白い映画は撮れるんだ・・・と言えればいいんだけど、それがなかなか難しいんですね。いくら面白いアイデアを思い付いたところで、面白くなるように撮らなきゃ、やっぱり映画は面白くならないもの。 小説だって、いくら面白そうなプロットでも、文章がイマイチだったら気分が乗らず、それなりにシラケちゃいますしね。 この映画も、基本的にセリフで説明するばかりで、映像に惹かれるような要素が、どうにも乏しいもんで。金が無いとこうなっちゃうの? まさかとは思うけど、必要以上に金が無いように見せかけたりしてないか? 何だか雰囲気が『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』っぽいもんで、その時点で「お金がありません」オーラを感じてしまったりもするのですが。 とにかく、セリフでの説明ばかりで、印象に残るシーンが何もない。登場人物の魅力も無い。ただただ、素材だけ、という感じ。 いつか、誰かがお金出してくれてリメイクできる日を待っているのだとしたら、確かにこれなら、いくらでも改変の余地がありそうな。そういう無色透明の作品でした。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 3点(2025-05-24 15:59:03) (良:1票)《新規》 |