最後の10分くらいのお話は、明らかにやりすぎというか蛇足とい .. >(続きを読む)[良:1票]
最後の10分くらいのお話は、明らかにやりすぎというか蛇足というか、とにかく「どうでもいいから早く終われ」と思って見てた。
終盤でこういう感想を持ったら、自分は普通、1点とか2点とかしか付けない。
ところがこの映画には、そう簡単に捨てきれない魅力がある。
それは、序盤で犯人があっさり警察に捕まってしまうのに、最後までサスペンスとして破綻していないところ。
自分はこんな常識破りのサスペンスを見たことなかったから、「この後どうなるんだ?どうするんだ?」って、ずーっと集中して見ることができた。
それに、この映画には特にこれといった「謎」なんてものはなく、全部見てる客にその場で説明してしまっているにも関わらず、ハイレベルの緊張が持続する。
だからこそ、最後の10分20分が余計惜しい。
最後削るだけで、大傑作サスペンスになれただろうに、なんてもったいない。[良:1票]