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<ネタバレ>ひどい映画です、疑いようも無く。とてもシナリオは上等な物とは言えませんし、肝心のアクションにも何らオリジナリティは無い。折角の日本を代表するアクションスター、真田広之も無駄遣いしちゃって。前作に引き続きウルヴァリン単体の映画には碌な作品がないなと思ってしまう出来です。エンドロール後にイアン・マッケランとパトリック・スチュワートが出てきて「え~、またあの二人のシリーズに戻んの?(『ファースト・ジェネレーション』の出来がシリーズ最高だったので)」というガッカリ感。
でも、面白かったんです。もう勘違い日本の描写の面白さだけで数多の不満は吹き飛びました。葬式に当たり前の様に銃を持ってる警備員がいる時点で笑うしかないです。日本は銃社会じゃないよ!
ヤクザとウルヴァリンが新幹線上で乱闘なんて普通に考えてギャグでしょ。しかもこのヤクザは名も無き只の「ヤクザA」。ジャパニーズ・マフィアすげえ!因みに上野駅から東海道新幹線は出ません。
矢鱈とクルクル飛んで全然忍べてない忍者軍団もイイですねー。わらわらいた割には最終決戦にはどっか行ってるし。肝心な時に気配を消してどうするんだ。
ヴァイパーも要らない子だったなぁ。お色気要因かと思いきや、只のキス魔なだけで、しまいにゃ脱皮してハゲ頭……って誰がそんなもん見たいと思ってるんだよ!しかし心の中で大爆笑でした。
点数的にはアレですが、嫌いじゃないですよ。