サスペンスホラーかと思いきや、異生物襲来パニックホラーだった .. >(続きを読む)
サスペンスホラーかと思いきや、異生物襲来パニックホラーだったこの作品。
序盤は、異生物のCGが安っぽい上に、エグい描写が多くてイマイチだな…と思っていたが、中盤から"極限状態における人間の心理状態の変化"を描きたかったのかも…と思い直してみた。
そういう視点で見てみると、いかに人間が脆いかということが酷に描かれていると思う。
だが、ラストの展開には虚脱感を覚えた。あまりにも救いようがない終わり方。
結局は、彼らも冷静なように見えていて、他の人たちと同様に正常な判断思考を失っていた、ということなのだろうか。
後味がもの凄く悪く、もう一度見たいとは思えない作品。