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役者の魂さんのレビューページ
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自己紹介 鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。毎日1本以上映画見る人って凄いね…。

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1.  ドラゴン桜 《ネタバレ》 
映像化作品が原作を超えられない例は沢山ありますが、個人的にはこの作品は超えてると思います。原作を少しアレンジして人物描写を深くし、ドラマ性を高める手法が功を奏してなかなか感動できる青春ものになってるから。落ちこぼれ高校生たちが学歴最高峰といわれる東京大学の合格を目指すストーリーを主軸に書かれたこのドラマはウケ狙いのコメディじゃなくて、苦くても痛くても社会の現実に打たれながらも自力で生きろ!の意氣込みが描かれた、良いドラマでした。以下は原作にないこのドラマの、良いアレンジ部分。  *主人公の弁護士・桜木健二が少年時代に暴走族として世間に無意味に刃向って生きてきた経験から、社会の本質と底辺の人間の扱われ方、そこからの生き方を現実味を持って物事を語れている。ヤクザ・大企業の社長・その他世間の成功者を相手に対峙しても正論で論破する技量を持ち、アクシデントや窮地にも微動だにせず対処して切り抜ける様は、役者の技量もあるが威風堂々とした凄味に溢れている。  *従来の教師の代表格の井野真々子は、おっちょこちょいでも生徒を真剣に想うという人間味ある設定が、桜木に振り回されながらも認められていた役として適任。  *生徒の矢島勇介を喧嘩早くても一本氣で思いやりあり、水野直美を甘えたがりだが素直になれないひねくれ者と設定して、このふたりを幼馴染の認められない初恋同士と位置付けた事で思春期の淡い恋愛も最小限度に描けている。両者の母親が生活苦で子供に満足な学業をさせられない葛藤と愛情の描き方も上手い。  *他のオリジナル生徒キャラにも、それぞれ現実的な家庭問題を背負わせており感情移入に一役買っている(緒方…優秀な親に蔑まれる。香坂…全くの放任。小林…甘やかし。奥野…弟との差別)。   *負けた者はなじられる事。しかし負けても【敗者】とは違う事を身をもって諭す桜木。 突き放されたのに心から感謝する一同。   久々の爽やかドラマでした。           ※若干トリビア……特進クラス生徒の6人の役者さん達は、自分の地の性格と正反対なキャラを演じていた。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2019-10-31 15:59:08)
2.  ウルトラマンタロウ 《ネタバレ》 
前レビューの【帰マン】は当時流行していた熱血スポーツ根性路線を踏襲した作品のため、たまたま私の好みに合致して高評価だったといえます。で、ワケ遭って1作品のAを飛ばしてこの太朗さんをレビューさせてもらいますがこの作品の放送当時に流行していたのは家族団欒と家族で楽しむ明るいお笑い。その路線を踏襲したらしいです。なので…以下はファンの方は読まない事をお勧めします。貶します。  侵略や破壊目的の怪獣や宇宙人との闘いが不真面目…というかフザケてたり呑氣なものが多くて興ざめ。これヒーローものでしょ?遊んでどうすんだと。笑わせたいならお笑い番組あるでしょウルトラマンの闘いでお笑い入れるなよと。 子供ながらに固いやつだなと思われる方もいらっしゃるでしょうけど、子供ながらにこれ作り方間違ってるよ!と一人怒ってました。何回も再登場して弟たちを助けたり武器くれたりした功労者のセブンにそっくりな見た目なうえに立派な角までつけた威風堂々としたデザインなのに何フザケて甘っちょろい闘いしてんだよと。 怪獣や星人も、笑ってチョーだい♪と言わんばかりのバカみたいなお笑いデザインだし隠し芸し始めるし。防衛隊も防衛隊で、戦闘機で空からコショウまいて怪獣にクシャミさせる作戦とかアホか。いやそれ以前にオマエラのその制服のデザインセンスの無さは何よ。配色ドきついだろ。戦闘メカの数々は配色の悪さに留まらず実用性や美の欠片も感じさせない突起や湾曲だらけの悪趣味デザイン。こんなもんで出動すんな市民は頭痛くなるわ!。基地に至っては今でいう東京ドームみたいなデカさの物体でそれが橋脚たてて都心のど真ん中にあるの。都民の邪魔じゃ迷惑じゃ!。で、肝心の太朗さんのファイトスタイルにも真剣味が感じられない。前述した芸人まがい怪獣や星人と演芸合戦みたいな小競り合いしたり、そうかと思えば何の必然性もなく飛び上がって『しゅぴぴぴ』とか変な効果音たてながら錐揉み回転してカッコつけるし。闘いに飽きたタイミングで遊んでくれた怪獣に礼も言わず自分の光線技名だけデカ声で叫んで(そうだコイツ喋れるんだ)発射してお開きにする自己本位ぶり。(以下制作中)
[テレビ(日本ドラマ)] 2点(2019-07-05 05:43:21)
3.  帰ってきたウルトラマン 《ネタバレ》 
物心がついて初めて見た特撮がこの作品で本当に良かった。昭和の当時は何度も再放送されたため自分の成長とともにストーリーの意味も解り、子供心にも感動するほどの傑作と思います。以下は良い点。  1・主人公に完璧なイケメンを起用。しかし身分と性格は気さくな庶民設定であり、子供や動物など弱者を愛し救うために命がけになれる好漢。 2・上記の行動の結果、正に絶命するが、そういう人間には救いがあるという設定。 3・超人の能力を得た事で自惚れ、大失敗するが反省して出直せる主人公。 4・そういう主人公を囲む周囲の人間たちは指導役・反目役・支え役・保護役など布陣が完璧。生活感溢れる魅力的なキャラ揃い。 5・主人公が勤務する防衛隊も上記の良さを備えており職場環境は最良。制作側の事情でリーダーが交代したが、初代は部下の成長を促し見守る  母性キャラ。二代目は指針を示したうえで陣頭指揮をとる父性キャラとカラーを新しくした設定が新鮮味あり。 6・防衛隊が所有する種々の戦闘機の発進シークエンスが秀逸。何氣にアナウンスはネイティブな英語が使われている。 7・努力する主人公。難解な状況や叶わない敵に対して、自分を鍛えなおし、諦めずチャレンジする。 8・しかし主人公は万能ではない。ついに自分では叶わず、何度も絶体絶命の危機に立たされる。そんな時に現れる助けは普段から信頼関係にあ  る仲間や偉大な先人たる先代超人。必死に努力する者は必ず救われるという教えは子供番組として秀逸。 9・子供番組でありながら、現代にも実在する犯罪者のような敵が現れる。主人公の最愛の者を惨殺する敵。主人公を無抵抗にさせたうえで衆目 に晒しながら高笑いする敵。庇護される学童でしかも身障者の姿をとったうえで主人公にのみ犯罪計画を暴露し挑発する敵。怒る主人公に児 童虐待の汚名を着せて社会的信用を失わせるという卑劣極まりない敵まで登場し、実社会に蔓延る悪のサンプルが容赦なく描かれている。 10・ところが憎むべき敵ばかりが登場する訳ではなく、自然発生しただけの罪無き野生獣、人間のエゴで作られた新生物、果ては、事もあろう   に主人公が守護する人間が差別し、虐殺した異星人のペットが主人の仇討ちで登場する回もあり、視聴者である学童に善や悪の姿をハード   に突き付けている。 11・上記エピソードで主人公は『オマエらのような人間は護りたくない。』と、人間的な本音を吐露した姿は子供ながらに同意できた。  12・かと思えば、[人間の意欲を低下させる細菌を流布し全人類を堕落させたうえで、指導者の地位に就き地球を支配する]という、今もって    特撮ヒーロー番組では再現されていない画期的な侵略作戦を実行しようとした敵が登場し評価に値すると思う(ちなみにコメディ話)。  13・最終話ではヒーローたる主人公が去る際、視聴者の代弁者ともいえる少年に訓戒を与えている。これはすぐに実行可能で、養生や礼節に    通じているところが良い。  長くてすみませんが改めて。 本当に傑作でした。
[テレビ(日本ドラマ)] 10点(2019-07-03 06:12:45)
4.  おしん 《ネタバレ》 
30年以上前のリアル放送で無関心を決め込み見なかったのが悔やまれましたね。当時から現在に至るまで、諸外国での放映ですら大ヒットしているのも納得の濃いドラマです。現代でいうところのパワハラ・モラハラ・セクハラ・ネグレクト・児童虐待・暴行・すべてを受けても決して屈せず立ち向かい、笑顔と優しさを失わない、おしん。辛抱というより耐久力とか闘争心って感じですが。あの時代とはいえ僅か7歳の少女がこんなに強いのは、同じ目に遭っても耐えてきた先駆者である祖母・母・姉の愛情を受けたからでしょうか。その分、父と兄は短氣で短慮でデリカシーに欠ける小心者に描かれているのが、いかにもこの脚本家らしいです。いずれ視聴者の共感と感涙を誘うドラマに間違いなく、見ごたえ充分な力作です。加えて言わせてもらえばこのドラマ、晩年を迎えた現在のおしんが過去を語るという形式で展開しているわけですが、まあ改めて言うのもなんですけど、故・音羽信子さん始め、他のキャストの演技がとにかく美しく見事です。キチンと訓練された役者の演技ってこんなに心地よいものか思い知らされるほど。現代のドラマを見慣れた方に是非、見て欲しい点です。
[CS・衛星(日本ドラマ)] 10点(2019-06-27 03:49:06)(良:1票)
5.  半沢直樹 《ネタバレ》 
【世間の建前の一般常識なんぞクソくらえ。熱く激しい義理人情が非人道的な冷酷非情を痛快にやっつけるサマを、まるで現実社会に再現させた様な大活劇ドラマ】、というのは昭和の昔っからのTBS局の得意技。いいんですよ。理屈なんざくそっくらえな正義感、勧善懲悪。誰しもが精神衛生上必要なはず。シニカルに構えて見たら荒唐無稽だのお笑いネタに映るという人もいるけど、こういうクソ熱い魂を持った人間が信じた正義に突き進む物語は大好きです。というわけで高得点を献上。…蛇足ですがこのドラマ、役者さんのほぼ全員があまりにも感情的な演技をしているので、制作スタッフは【こういうキャラしか演じられない役者】を選抜して狙ってキャスティングを行い、かなりの勢いで発破かけて演じさせたのではないかと思えてなりません。
[DVD(日本ドラマ)] 8点(2015-11-14 09:43:04)
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