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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 シリーズ第二作。「剣豪」に向けてストーリーが転がり始め、初作に比べて面白さがグッと増した印象。凝ったカメラワークと丁寧なライティングの妙味に、古き良き邦画の色気を感じました。細かい話だけど、蝋燭の灯りの表現に神経を使っていて、そんな細やかな絵作りに好感を持ちました。錦之介さんも初作からガラッと変わって、決め台詞の迫力はなかなか。楽しめました。
城太郎は連れ歩いてもお通さんはNG。原作通りなんだけど、そのシーンに違和感を覚えました。連れて行ってあげれば良いのに、と思った訳です。はたと考えると、近年のスポーツや武道ものは身近な異性の存在を否定していない、むしろ奨励している印象です。梶原一騎世代の自分でさえ武蔵のストイックな姿勢を「やり過ぎ」と感じたことに、時勢の流れを覚えた次第です。
以下余談。旅立つ際に「どこまで人間として己を高められるか」と言う武蔵にも違和感を覚えました。原作や本作より先に読んだマンガ版で「強い奴を全員ぶち殺したら俺がイチバン」なんて言ってる印象が強いからです。マンガ版の武蔵には姫路城に籠る3年間が無いことによる落差で、これは原作の根底を覆すほど激しい変更ですが、違和感なく展開させている。本作を観ながら、マンガ版のアレンジの秀逸さも感じていました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-06 11:26:58)
4.《ネタバレ》 エピソードの羅列という感じが強いのですが、それなりに楽しめます。一番印象的だったのは、日観師の影法師発言ですね。ものすごく納得してしまいました。入江若葉はよくなったけど、今回は出番が少なくなってしまいました。お杉婆さまとか、ほとんど顔見せ程度ですね。使い方が贅沢。映画としての面白さは、1作目に負けているように思います。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-18 10:45:58)
3.城から出た武蔵は別人のようになっていたが、城の殿様は完全に別人になっていた(歌舞伎役者から新劇俳優に)。東映社内ではおつうも別人にしたら、という意見もあっただろうが、主要キャストは簡単には別人に出来ないのだった…。さて。ラストの般若坂より、宝蔵院での山本麟一との対決のほうが講談的な楽しさがある。まず呼ばれた剣客が小手調べを丹念にこなして臨み、にらみ合った後あっさり倒されてしまうリズム。音楽がないのもいい。そして武蔵が対戦し、麟一の阿巌がブルンブルン槍を振り回すのも大袈裟で嬉しい。その前の農作業していた月形龍之介の脇をハッと跳ぶ武蔵、現在では笑いと紙一重だが、講談的な愉しみだ。そういった語り物の味わいに満ちた一篇。おつうや又八などは、お荷物になってしまった。江戸時代に入ったとは言え、文化的背景はまだまだ中世で、時代考証の正確さは知らないが、襖の図案などは安土桃山ぶり、宿ったのが奈良の能楽師の家というのもあろうけれど、武蔵の物語にふさわしい。洗練された前時代の文化の中に、無骨な失業武士たちが溢れ、ラストでは散乱する死骸になる。まさにそういう転換期の物語なのだ。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-18 09:40:04)
2.'10.10/6鑑賞。内田吐夢監督「宮本武蔵」5作連続鑑賞予定の第2作。
宝蔵院日観・阿巌との場面、般若坂の場面、当時としてはワクワクしたおぼえが
ある。
【ご自由さん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-09 17:02:34)
1.新免武蔵が宮本武蔵と名を改め流浪の旅を始めるくだりを描く。前作の荒々しさから一新して、剣術の極みを志す武蔵の確固たる眼差しが印象的。人間としては一皮むけつつも、剣の道、命の精神に対し葛藤する様も興味深い。宮本武蔵に着いて行く少年・城太郎を演じた子役の芸達者ぶりも光る。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-18 15:18:23)
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【点数情報】
Review人数 |
14人 |
平均点数 |
7.21点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 7.14% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 7.14% |
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7 | 5 | 35.71% |
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8 | 7 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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