みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 ネタバレ有りのマークを表示しましたが、多くの方に劇場にて新鮮な思いで楽しんでいただきたいので、なるべく核心に触れないよう気を付けます。 この映画を見ようと思ってらっしゃるほとんどの方が原作を知っていると思います。前半はまさに原作通りですが、後半からオリジナル展開に。懺悔に訪れた例の男性にかけられた呪いが波及していき、露伴達にまで影響を及ぼしていく。それをどう解決していくかといった物語になります。 仮面職人役の玉城ティナ他、配役がとても良い。荒木漫画らしい癖のある役どころに皆ハマってます。ドラマ版と同じく菊地成孔の劇伴も不安を煽る展開によくマッチしてます。いい曲だな~と思いながら鑑賞しました。 露伴の能力ヘブンズ・ドアーは肉体を持つ相手にしか効果を及ぼさないため、目に見えない「呪い」という力にどう対抗するかが焦点になります。このシリーズはそんな露伴の能力ですら解決しづらい問題に直面しまくりですが、ある意味これまでの高橋一生版シリーズの中で、ヘブンズ・ドアーの力を最も有効に活用出来たお話になったのではと私は感じました。 呪いというのはその対象に非があるなしに関わらず、発動してしまったら災難が降り掛かるもの。これはとんだ不条理。今回は誰が救われ、誰が報いを受けるべきかが明確になっている点が感動ポイント。なかなかにしてスッキリとした良い気分で劇場を出る事が出来ました。綺麗に解決したな、と思えます。 ちょい厳し目に見るなら、若干間延び感。リズム良く見せるなら90分で出来る。ジメッとした荒木ワールドをじっくりと体験という意味の「間」だと思うのですが、そこは個人差が生じるかも知れません。終盤は一気に勢いが出るので、そこまではのんびりヴェネツィアの情景をお楽しみ下さい。 【にしきの】さん [映画館(邦画)] 8点(2025-06-11 16:17:16)★《更新》★ 3.《ネタバレ》 テレビドラマでは安定の岸部露伴シリーズですが、本作は映画としての良さが出ていたと思います。 ベネチアの落ち着いた風景が映えるのは、スクリーンならでは。 それをバックに進むストーリーは、知らず知らず小説を読んでいるかのようで心地よく感じられました。 マイナス要素としては、前半の回想パートにかなり時間が割かれており、これが少しくどすぎたように思います。 また、劇中の気の利いた仕掛けに比べ、オチが平凡すぎました。 全体としては、安心の高橋一生露伴により展開される"ジョジョ"的な雰囲気に満足です。 【午の若丸】さん [映画館(邦画)] 7点(2025-06-07 20:53:16) 2.《ネタバレ》 前作「ルーヴルに行く」でガッカリしたので期待度を上げずに鑑賞しました。原作のラストで暗示されたその後を描いているんですね。少し冗長と感じましたが、父親や幽霊を騙す流れは痛快ですし、不自然な展開ではなかったと思います(三度目の対決がありそうですが)。予想したより満足できたと感じました。(追記)たまたまですが、上映前にメインキャストの舞台挨拶中継を見ることが出来ました。ラッキーでした。それから、他の方も感じたでしょうけど、岸部露伴、動いちゃってますよね。 【次郎丸三郎】さん [映画館(邦画)] 7点(2025-05-24 23:32:34) 1.《ネタバレ》 露伴先生、ヴェネツィアへ行く。 イタリアが舞台といえばジョルノが主人公の5部ですがもちろん本作は原作との接点が明言されていないので出てくるはずもなく。 全編イタリアロケを敢行したとのことで、久しぶりにイタリアに行きたいなと思わせてくれる街の風景やスコアなど、雰囲気を盛り上げてくれる要素は沢山。 ですが前作もそうでしたがどうしても露伴先生の違和感が拭えず。原作では20歳の設定なのにやっぱりちょっと老けすぎ。加えて邦画の悪い習慣ともいうべきボソボソ喋る感じでなんか違うという感じ。 途中のキャラのセリフも、確かに言い回しなどはジョジョと言った感じですが、演技のせいかどっちかっていうとカイジの方じゃね?と思えるところもちらほら。 後はやっぱり話に大した抑揚がなく淡々と進んでいくところ。原作がそうだからとか言われるとそれはそうですけど、映像化するのであればもう少し見て楽しいシーンもあっても良かったのではと思いました。 とはいえ、当選した宝くじを「こんなのはッ!いらないんだよッッ!!」と踏みつけていた場面は最高に露伴先生だったのと、好みはどうあれ一応丁寧に映像化されていたのでそれなりには楽しめました。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(邦画)] 6点(2025-05-24 02:18:18)
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