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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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901.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 冒頭の、超音波を発して水槽を割り敵にダメージを与える男2人組のキャラの濃さとアクションが見もの。「お、なかなか良さそうな滑り出しじゃん」なんて思ったのですが、それ以降は全くもってつまらない。ストーリーに惹き付けられるものがないので退屈この上ないと感じ、再びアクションシーン到来。今度は超能力で銃を空中に操り撃ち、人を吹き飛ばす。これまたすげぇ!と思ったもののやはりアクションが終わるとまた陳腐なストーリーに終始する。長い中盤をなんとか乗り越え、いよいよラストの見せ場である。工事現場でドラゴンボールばりに人を吹き飛ばす。これがなかなか格好よい。しかし思ったのだが、主人公の超能力のほうがどうにもショボい。敵のほうが力が強いように見える。そして腑に落ちない敵の死に方。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ。ダコタ・ファニングちゃんは、「宇宙戦争」以来に見たけど、すごく大人っぽくなってたね。相変わらずの演技派でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-26 20:08:38)(良:1票)

902.  DOOM ドゥーム 《ネタバレ》 まぁまぁ面白かったと思いますよ。テンポが凄く良いし、微妙なB級感が笑えるし。マックの本名、クマノスケってのが、あまりに唐突で、その後ず~っと考えちゃいましたね。クマノスケて、いつの時代の人やねん、、みたいな(笑)。ストーリー的には今一歩な感が否めないし、ロック様以外の登場人物が、もう少しキャラが強かったらな~とは思うのですが、中盤の予想外の展開は驚きで、それ自体楽しめましたね。やっぱりロック様が主人公で、完全無欠のヒーローなんだと思ってたら、中盤になって人々を皆殺しにしろと命じ、仲間を撃ち殺すという暴走が始まる。そして主人公キャラが入れ替わるわけです。あるいはまた、突如として始まるゲーム画面。あれ、かなりのクオリティでしたね。ただ、若干酔いましたけどね(笑)。アクション娯楽作としては一応合格点。ゲームのファンは尚の事楽しめるでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-25 17:38:48)

903.  ウォッチャーズ(2009) 《ネタバレ》 嫉妬に狂うシェルビーが、元恋人のガールフレンドであるエリザベスを監禁するという内容なわけですが、これは明らかに「ミザリー」を意識してますよね。足を痛めつけるシーンなんて、オマージュかなと思うほど。そんなわけで、どうしてもミザリーと比べて見ちゃってたんですけど、やっぱりシェルビーがね、そんな恐ろしい女には見えないんだよね。人は見かけによらない、ていうのは解るけど、どうにも凄みがないというか。美人さんだから、それはそれで目の保養にはなるけど(笑)。まぁでも、そんなに悪い出来でもなかったです。怖さとかサスペンス性は乏しいですが、終わり方なんか、実に悲しい、切ない感が伝わってきて。一人の女の悲しい生い立ちと感情。それが物語のキーなんだと思いますね。[DVD(吹替)] 5点(2012-05-24 15:59:05)

904.  ザ・ホール 《ネタバレ》 いわゆる子供向けファミリー映画なのだが、 そこはジョー・ダンテらしい手堅い作りになっている。 見るからに低予算ぽい感じだが、だからといって チープというわけでもなく、 トイレで出会う女の子や地下室で出会うピエロなど、 映像的にはなかなか巧い作りになっている。 思えば、最近のホラー映画は、とても子供が見るには 耐えられないものばかりではないか。 「子供向けのホラー」としては、申し分のない出来映えだと思う。 自分の恐怖心が投影して現れると言うアイデアも良い。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-21 21:58:58)《改行有》

905.  地球へ2千万マイル 《ネタバレ》 なかなか見応えがありましたね~。この作品は、なんといっても金星怪獣イーマの魅力、この一点に尽きますよ。イーマ君がね、本当に命を宿っているかのように見えてくるんです。これはもちろんハリーハウゼンの素晴らしい技術によるところが大きいのですが、イーマ君には、観る者に共感を覚えさせるような、そういう要素があるんですよ。風貌は、爬虫類っぽいいかにも怪獣と言う感じなんだけど、二足歩行でスタスタと歩くし、人と爬虫類のハイブリッドみたいなね、そんな感じなんですよ。そして、最初のうちは小さくて可愛らしい声だしてたわけです。それがだんだん大きくなっていった。こういう経緯があるから、不思議と感情移入しちゃうんですよね。イーマ君は、むやみやたらに暴れてるわけでなく、あくまでも襲われてるのを反撃してるだけ。そしていつも脅えてる。人間が脅えるのと同様に、イーマ君もまた脅えてる。内容的にはキングコングの焼き増しだけど、象との闘いや終盤のコロッセオでのアクションなど、アニメーションと実写の合成の完成度が素晴らしいので今見ても十分な迫力を感じる事が出来ます。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 00:02:29)(良:1票)

906.  地球外生命体捕獲 《ネタバレ》 このタイトルから、バリバリのSFものを期待していたのですが、予想していたのとは少々違いました。始まってすぐに宇宙人が出てきて捕獲成功と言うトントン拍子の展開にまず唖然。噛み付かれたら感染するとか、腸が好きで引っ張りだそうとするとか、色々と斬新ではある。宇宙人の出立ちも、顔の動きなんかはなかなかリアルで良かったですね。ただ、全身が映ると着ぐるみ丸出しな感じです(笑)。宇宙人自体も、とても友達にはなりたくないような風貌なんですが、その宇宙人よりも、感染しちゃった仲間のコディのほうが遥かに気持ち悪く、おぞましいことになっちゃってます。もう、画面に映るだけで「勘弁して~!」って言いたくなるぐらい。そんなわけで、特殊メイクなどの造形はかなりの力作なのですが、ラストのカエル型?UFOはさすがに酷すぎる(笑)。お話がちょっとついていけない面もあり、またスピード感もなくかったるいので、可と不可双方入り乱れての5点ということで。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 00:44:01)

907.  永遠の僕たち 《ネタバレ》 ガス・ヴァン・サントの作品って、自分にはどうも合わないものが多かったのでそれほど期待してなかったのですが、この作品は凄く良かったです。なんというか、若々しさや清々しさがこの作品では共感出来て、とても魅力的な、透明感のあるラブストーリーに仕上がっていたと思います。こういう青春というか、純愛を体験してみたかったな~って。もちろん、女の子の余命が3ヶ月なので、それは凄く重い現実なんだけど、最初のうちは、まだその現実感がイーノックにはないんですよね。女の子のほうは最初から肝が座ってたみたいだけど。それで現実感がないから、死んだときのシチュエーションなんかを再現する遊びなんかしたり、ハロウィンで仮装するのも一種の子供っぽさの表現だと思うし、そういう若さが僕にはよくわかる。実際に死期が迫ってくると現実感が出てきて、医者に八つ当たりなんかしたり。彼の最後の笑顔を見ていると、ラブスーリーでもあるし、一つの成長物語でもあるんだなって思う。なんにせよ、彼は自分の思いを伝える事が出来て良かったね。特攻隊の幽霊であるヒロシは、思いを伝えられなかったからああやって幽霊になってこの世にさまよってるんだと思うし。そんなヒロシは影でイーノックを支えてあげたんだから、友達でもあるし、ある種の守り神みたいなもんだね。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-11 16:13:36)

908.  サブライム -白衣に潜む狂気- 《ネタバレ》 う~ん、なんとも救いようのない話です。おそらくは、医療ミスの悲惨さみたいなものを描きたかったのでしょうが、中盤延々と続く「夢か現実かわからない」展開があまりに不条理だし、中弛みをしてきちゃうんですよね。もう少しサスペンスの要素を強くするべきですよ。これはなにかの陰謀なのか。ナースさんは味方なのか敵なのか。家族はなにを隠しているのか。そういう謎解きをもっと巧みに演出すべきだと思うのですが、この中盤は理不尽具合が強過ぎて、謎解きどころか辟易してしまう。自分の中の後ろめたさや不安といったものが悪夢化しているということだけど、結局は夢オチですからねぇ。まぁ、家族が味方であったのはほっとしたけど。なんというか、惜しいなぁと思うんですよね。その中盤の中途半端さを方向転換して、きちっとサスペンス路線でやって、そんで夢オチにずばっと持っていけば、もっとよくなったのにな、て思います。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 13:28:32)

909.  地球が凍りつく日 《ネタバレ》 確かに、氷上の基地&怪物というシチュエーションは「遊星からの物体X」を思い起こさせます。ただ個人的には「ドリームキッチャー」のほうを思い出しました(笑)。このとっ散らかりようと言うか、ぶっ飛びようというか。環境破壊とか温暖化をテーマにしていて、そういう警鐘というメッセージはわかるんだけど、ラストのシーンとかあまりに謎すぎる。得体の知れない怪物みたいのも出てくるけど、ああいう形で出すんであれば、いっそ出さないほうが良かったですよ。前半の、恐れている対象が何かわからないあの感じは良かったと思うし、カラスなどのギミックや死体のホラー演出などもそう悪くなかったのに。隊員達が、どうして狂ったようになっていくのかよくわからないし、とにかく「意味不明」の一言に尽きる作品でした。それにしても、温暖化への警鐘をならす内容の映画だと思うのに、邦題が真逆っていうのはどうなのよ(笑)。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-10 20:30:36)

910.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 過去3作とは違い、今回はチーム戦で挑むと言うスタイルが色濃く、そしてそのメンバーのキャラを活かしたユーモアを取り入れてるのも、これまでになかった試みと言えます。小道具がたくさん出てきて目にも楽しめるのですが、それがまたあちこちでドジを踏んだりして、これもまた新鮮。今までの、ミッションを完璧にこなすその華麗さを見せつけるのとは違い、ある種の人間味が感じられ、個人的にはそれが楽しくシリーズで一番の面白さに感じました。よく言われてるように、やっぱりドバイのブルジュ・ハリファでのスタントシーンが一番ですね。他の、クレムリンとか、砂嵐の中のカーアクションもまあまあなんだけど、やっぱりCGですからね。それに比べてドバイの高所スタントは実写で、しかもトム・クルーズ本人がやってるから、すごく説得力のあるアクションシーンに仕上がってると思う。高所恐怖症の人はヒヤヒヤものの映像ですよ~。その後の、ダイヤとナンバーを交換する作戦も、文字通りのインポッシブルっぷりでハラハラするし、終盤の立体駐車場でのアクションも面白い。敵に魅力がないのが難点ですが、娯楽大作としてはなかなかの完成度だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-05-10 15:57:45)(良:1票)

911.  スペースハザード 《ネタバレ》 本当に2008年製作の映画なのかと疑うほどのクオリティです(笑) SFとゾンビものを掛け合わせた様な内容。 宇宙船のCGとかとんでもなく低レベルなんですが、 ゾンビたちのメイクなどは割と頑張ってる。 ただ、肉弾戦のシーンはいかにも「B級」という感じで、 緊張感もなく、ゆるい闘いを延々見せられます。 まぁ、そのB級感というものにツッコミを入れて、 娯楽に変換して見ればまぁ楽しめる人もいるのかも。 [DVD(字幕)] 1点(2012-05-08 20:01:01)《改行有》

912.  ラ・マンチャの男 《ネタバレ》 このおじいちゃんは、ただの現実逃避者でしょうか。あるいはただの愚か者でしょうか。もう40年前の作品ですが、むしろ今の時代のほうが、このおじちゃんが訴えているメッセージの必要性を感じますね。だって、どうせ勝てっこないんだからとか、苦い思いするのが嫌だからとか、負けるのが怖いからだとか言って、最初から挑む事を諦めている大人で溢れかえっているじゃないですか!見果てぬ夢を見る事、届かぬ星に手を伸ばそうとする事。勝ち負けよりも重要なのは、志を持って闘い続ける事。そんな魅力的な生き方を選ぼうとする人に勇気を与える一本。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-04 21:28:48)

913.  デッド・フライト 《ネタバレ》 おもいっきりB級だけど、これがなかなか面白かったですよ~。ちょっとした掘り出し物と言ってもいいぐらい。飛行機の中で乗客が襲われて次々とゾンビになっていくという、ありそうでなかったシチュエーション。密室ということもあって、一端襲われてからはもう次々と容赦なく噛まれてゾンビ化していく。あの勢いが良いですね~。ゾンビたちの特殊メイクや、目の金色具合とか、それ自体はなかなかの迫力で安っぽさは感じないけど、一歩外に出て飛行機や戦闘機が映るととたんに低予算が丸出しになりますね(笑)。ホラーだけでなく、コメディの要素も随所に散りばめられており、戦闘機にゾンビが当たって追撃とか、バカ過ぎて笑えます。ツッコミを入れだしたらキリがないんですよ。そもそもそんな危険なものを普通の飛行機に乗せるなよと言いたくなるし、ゾンビ達は銃で死ぬ奴も入れば上半身だけになったり燃えたりしても生きてたりとかなりいい加減だし。でも、この作品のノリが良いんで、全部許せちゃうんですよ。愛すべきおバカ感覚というのかな。床をやぶってアリ地獄みたいに乗客を引き込むゾンビというのもまた斬新です。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-04 01:29:58)(良:1票)

914.  サヨナラ 《ネタバレ》 とてもいい映画だと思います。マーロン・ブランドがいい味出してるんですよ~。ちょっとこうヤンチャ臭い感じと、育ちのいい雰囲気の掛合いがたまらないです。ナンシー梅木がこの作品でオスカーを受賞しましたけど、日本人の目からすると割と普通の演技で、それほど特筆するような感じではないですよね。夫役を務めたレッド・バトンズもオスカーを受賞しているから、これはたぶんキャラクターによるところが大きいんでしょう。二人で心中してしまうという劇的な役柄ですから。マツバヤシ歌劇団というのは、たぶん宝塚を模してるんだと思うけど、ハナオギさんの歌声は素晴らしく、スターらしいオーラが出ていてハマり役でした。歌劇団が歩く橋や庭園、日本家屋など、どれも情緒ある風景です。マーロン・ブランドが何回も頭ぶつけるシーンは笑えたし、夫婦岩のシーンは、観ているこっちもニンマリしちゃう。この二人、ことあるごとにチューしまくってて、「あんたらどんだけキスしとんねん!!」とツッコミ入れちゃうほど、そののろけっぷりがたまらない。終盤、言いよるロイドに対しずっと煮え切らないどっち付かずの態度をとるハナオギに「はぁぁぁああん!もぅ早くOKしてあげてえぇぇぇぇええ!!」と、ドキドキしながら叫んじゃいました(笑)。なんたって、タイトルが「サヨナラ」ですから、二人はやっぱりサヨナラして終わっちゃう切ないお話なのかと思ってたので、このハッピーエンドにはほっと胸を撫で下ろした次第です。そして国際結婚を拒もうとする風潮に「サヨナラ」を言い放ったラストの鮮やかさに思わず拍手。とっても楽しいラブストーリーでした。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-02 21:55:25)

915.  ジャケット 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。なによりもまず、主人公のエイドリアン・ブロディがハマり役なんですよね。痩せてて病的な感じで、いつも困ったような顔していて、印象深い笑顔のブロディ。彼がこの役を演じていなかったら、これほどまでに感情移入出来たのだろうかと考えると、ブロディの力量でこの作品の良さが保たれているんだなってのがよくわかる。そして、ダニエル・クレイグ。最初出てきた時には、ダニエル・クレイグに顔が似てる別人だと思いましたからね(笑)。こういう役も出来るんだな~すげぇな~と関心しきりでした。そして、キーラ・ナイトレイのキュートさ、これですよ。ほんと言うと、恋愛ドラマとして一番楽しめた次第です。もちろん、謎解きの要素もそれなりには楽しめるんだけど、そんなことよりキーラ・ナイトレイちゃんの、積極的に家に誘ってきて、それでいてツンツンしたキャラがたまんなく好きです(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 19:44:20)

916.  マンダレイ 《ネタバレ》 最初のうちは、「あぁ、人種差別問題をテーマにした映画なのね」と思い、グレースを良き善人、父親を酷い悪人と感じ、奴隷の人たちが解放されて自由の喜びへと目覚めていくんだろうな~、なんて月並みなことを予想しながら鑑賞していたので、終盤のどんでん返しはいい意味で予想を裏切られました。人種差別という、そんな薄っぺらいもんをテーマにしてなかった。いや、それも勿論意味合いとしてはあるんだろうけど、もっと広範なものがテーマだった。それは「支配する側」と「支配される側」の関係について。奴隷の人たちは、自ら進んで奴隷になる道を選んでる。グレースは、それでは自由がないだろと説得するけど、彼らにとっては、主人に仕えてるほうが気が楽なんですね。奴隷になると自由はないけど、職があって飯は一応食えて、なにかあったら主人の文句を言ってりゃそれでいい。でも自由になったら、すべての責任は自分が背負う事になる。この図式は言ってみれば、「企業と労働者」の関係そのままなわけです。人種差別を取り扱っていて、グレースはアメリカのメタファーだとも言えるし、こういう使用人と雇われ人のメタファーでもあるし。この作品の素晴らしいところは、人の生き方とか、自由とはなにかという深い問題を扱っているから、凡庸性に富んでいて色々な考えに思いを巡らせる事が出来る点にあります。なんというか、マイケル・サンデルに「さぁ君はどっちを選ぶんだ~い?自由とはなにかについて考えようじゃないか~」って言われてる時と同じような感覚を覚えます(笑)。自由という問題の他にも、民主主義をテーマに取り上げてる。グレースは民主主義を黒人たちに教えてあげるけど、彼女自身が、その民主主義によって裁かれんとする立場に置かれ、民主主義で決めた時刻の間違いで父親に置いてけぼりになるという、もの凄く皮肉なオチになってる。良いものは良い、悪いものは悪いのでなく、どんなものにもいい面と悪い面があるんだよっていうこの世界の真理を娯楽作として鮮やかに仕立て上げた、見事な傑作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-01 00:41:48)

917.  水爆と深海の怪物 《ネタバレ》 観る前は、水爆の放射能で馬鹿でかくなったタコが人を襲う話なのかなと思ってたのですが、そうじゃなくて元々馬鹿でかいタコが水爆のせいでエサが獲れなくなって海上にまで出てきたということなのですね。まぁ、昔から「クラーケン」という巨大な怪物が海に住んでいるという言い伝えもありますから、巨大ダコが人を襲うというはのはそれ自体ロマンがあっていいと思います。でも、最初に船が襲われた時より、街に上がってきたタコのほうが明らかにでかくなってるような、、(笑)。なんせ、巨大吊り橋をよじ上ってましたからね。これはこれで特撮映画としてそれなりに楽しめますが、でも他のハリーハウゼン映画よりは見劣りするかなぁ。やっぱり、怪物は恐ろしげな顔があったほうが個人的には良いですね。巨大タコだと顔がわかんないし、闘おうにも足と吸盤が相手ですもんね(笑)。途中のぬるい恋愛も、硬派な特撮ファンにとっては蛇足だと感じることでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-30 01:23:09)

918.  北海ハイジャック 《ネタバレ》 DVD借りてみたんですが、字幕が昔のパソコンの書体みたいな感じだったのに驚き(笑)。それはそうと、日本人がテロリストの一味だというのが新鮮でしたね。しかもヤマモトさん、ヤカモトとか言われてたし(笑)。今見ても、心理戦はなかなか見応えがあると思うし、ロジャー・ムーアが女嫌いの猫好きというキャラ設定が面白い。遺産を全部猫にやるという台詞が笑えます。007とはメリハリつけるために、こういうキャラにしたのかなぁ?ただ、船に乗り込んでテロリスト達を一掃するシーンがトントン拍子過ぎてあまりにあっかけなかったですね。流石に古さを感じるものの、それなりに楽しめたので佳作ということで。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-29 14:24:14)

919.  シスターズ(2006) 《ネタバレ》 グレースは殺人現場を目撃し、警察に通報するも取り合ってもらえず独自に調査を開始する。ここまではいいんですよ。これからどうなるのかしら~って、ミステリー調の展開で楽しく見てたのに、突如急展開するわけですよ。しかも全くの意味不明。なんでグレースはアンジェリークの片割れになっちゃってるんですか?それほどまでに共感したってこと? ラストの、凶器を持った手を振りかざす→医師に刺さるの延々続くショットを見ていて、さすがにげんなりしちゃいました、、、。途中まではまずまずだったのに、もったいない。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-29 12:42:34)

920.  マインドハンター 《ネタバレ》 最初の時点で、まずクリスチャン・スレーターが瞬殺されるわけですよ。彼は最後まで生き残るタイプだと思っていたので、この展開にまず驚き。と当時に、これはレニー・ハーリン監督が以前やってた「ディープ・ブルー」と同じパターンだなと察しました。最初に主要キャストが死んじゃうので、誰が生き残るのかがわからない、これ自体はとても面白いことだと思います。本作の犯人も、最後までわかりませんでしたからね。ただ、あいつが犯人だということになると色々と粗が出ちゃう事もまた事実で。ず~っと最初からでずっぱりだったのに、いつのまにそんなトラップ仕掛けてた~ん!?みたいな。途中出てきた暗号も、結局なんの意味もなかったですし。そんなわけでツッコミどころは満載なのですが、それもまたレニー・ハーリンらしいっちゃあらしいですよね。ピタゴラスイッチみたいなトラップと液体窒素使ったり、酸入り煙草を使ったり、あるいはまた操り人形のような悪趣味な殺され方だったりと、いちいち凝ってて楽しめます。[DVD(吹替)] 6点(2012-04-24 20:45:57)

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