みんなのシネマレビュー
あろえりーなさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145

81.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 《ネタバレ》 なんだか経営の教科書でも読んでるような感じで面白かったですね。 マクドナルドが現在のような大企業になる過程で、このようなことがあったなんて知りませんでした。 レイとマクドナルド兄弟は、ある意味対極の考え。マクドナルド兄弟にとって大切なのはマックの味や品質、そして従業員で、 レイにとってはそういうことよりも利益や規模の拡大を重視する。そして彼を突き動かしてるのは、金銭的な破綻に対する恐れであったりする。 だから、冷淡で嫌な奴なんだけどある意味気の毒で可哀想にも見えるんですよね。 短期間のうちに、千数百店舗にまで拡大させるなんて、ノーマルな人ではできないですから、 どこかしらタガが外れちゃってないと無理なんでしょうね。 にしても、そんな心やさしきマクドナルド兄弟が実はあの革新的なシステムを作ったんだというのも意外です。 徹底的な効率主義。テニスコートでの俯瞰のシーンが実に印象深い。 今でこそ当たり前ですが、ハンバーガー食べるのならナイフとフォークがあるのが当たり前で、 どうやって食べるんだ?どこで食べるんだ?とレイが戸惑う最初のシーンが面白かったです。そうか、それもまた「発明」したんだなぁって。 フランチャイズ化を説得する上でのレイの「マクドナルドをアメリカの教会にしよう」というあのセリフも印象深かった。 レイも最初のうちは焼き加減がどうとかピクルスがどうとか言ってたけど、中盤でシェイクを粉にすることで問題解決を図り、 そして実は「不動産業」なんだと考えることで経営安定を図っていく。現場の食べ物屋さんだったのが、経営安定や効率化のために だんだんと現場から乖離していく感じが興味深かったです。でもよく考えれば、粉シェイクも不動産業化も、他人のアドバイスなんですよね。 しかも切羽詰まった状況だったから、なんだか仕方ないのかなという気もする。 でもマクドナルド兄弟のお店の看板が外されるシーンは切なかったな。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-06-26 20:13:36)《改行有》

82.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 ただただ素晴らしかったです。 ミュージカルシーンの、見ていて心躍るような躍動さ。音楽も良かったですしね〜。 技巧的に凝ってるだけのミュージカル映画と違って、内容がちゃんと合間っていると思いました。 だから本当に感動しました。なぜこの作品がアカデミー作品賞に選ばれなかったのか?私にはさっぱり理解できません。 本作の主人公であるP・T・バーナムという人物は恥ずかしながら知りませんでしたが、 フリークスを見世物にしてお金稼ぎしたり詐欺をはたらいたりという点で眉をひそめる人がいるからなのかなぁとも思います。 でもそういうのをとりあえず置いといて、一本の映画として見事だったのは間違いありません。 真のアートは人を楽しませることだという最後のメッセージも印象的だった。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-06-26 19:05:55)《改行有》

83.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 これは本当に面白かったです。 表向きは人種差別を扱った作品だなと思って観ておったわけです。 それは直接的な差別ではなく、表面的にうまく取り繕うとする白人の人たちのあの独特な感じとか、 そう言うのが描かれていて、なるほど、黒人の人たちはいつもこう言う感覚を味わってるんだなとか、 そう言うことが追体験できる。黒人の使用人を持っているから、やはり差別主義者の集まりなのかと思わせながら、 なんと黒人の身体能力に憧れを持つ結社の集いであったと言う、驚くべきひねりの効いた展開になっていく。 よくできたシナリオだと思います。印象深いシーンは多々あります。 最初に催眠術かけられるシーン。深い底に落ちていくあのシーンは、アート的ですらあったと思います。 それから、不気味な微笑&穏やか黒人のローガンが、シャッターの光でと突如豹変するシーン。 そしてローズの「鍵は渡せないわ」のシーン。それまでの優しいローズが一気に切り替わるのがすごいです。 そう、やっぱ主人公のクリスと彼女のローズの演技が本当素晴らしいのよね。見事なキャスティング。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-04-23 21:11:12)《改行有》

84.  猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 《ネタバレ》 新三部作の最終章。しっかりと楽しめせていただきました。 最後まで、ハードとソフト両方に素晴らしいクオリティを保っていた。 お猿さんたちがアップになるシーンなんかは、ほんといちいち感心させられる。映像技術もここまで来たんだなと。 そして引き続き、シーザーの目の演技の素晴らしさ。彼の目を見ると、その心の奥底をのぞいているかのよう。 シーザーがひたすら虐げられる、実に辛いお話ですが、その中で優しいモーリスやノバとの心温まるやりとり、 そして面白キャラのバッド・エイプなど、キャラクターにすごく助けられてます。 救いようのない人類は絶滅し、賢い猿たちがこの惑星を支配していくという、 人間にとってはこの上なく残念な結末なのに、なんて清々しいことでしょう。 賢さや優しさこそが人間たらしめるものなのだとすれば、このお猿さんたちこそ新しい人類にふさわしい。 新人類の誕生や。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-03-27 19:44:51)《改行有》

85.  黄金(1948) 《ネタバレ》 面白かったです。 主人公と、若いにいちゃんと、金鉱脈に詳しいおじちゃんの3人で金探しに出かけるわけですが、 まさに三者三様といった感じなんですよね。 主人公のおっさんは欲が深く、そして猜疑心が強い。 若いにいちゃんは良心や正義感が強い。 おじちゃんはとても博識でひょうひょうとしたキャラ。 二枚目のハンフリー・ボガートがそんな主人公を演じてるわけですが、このロクでもないキャラを見事に演じていて 本当に名優さんだなと感心。おじちゃん役のウォルター・ヒューストンも完璧。そりゃ賞とりますわ。 おじちゃんが最初に「金は魔物だ」と言ってましたが、採掘してそれを持ち始めるとだんだん疑心暗鬼になっていく様が 見てて辛い。心が貧しい人が財産持つとああなっちゃう。人の真理を描いてますねぇ。 ラストで大笑いするおじちゃん。10ヶ月の苦労が水の泡だから、自分ならあれはできないだろうなぁ。 でも、ああやって笑い飛ばせる人が、結局は幸せになれるのだろうな。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-31 15:24:30)《改行有》

86.  マリアンヌ 《ネタバレ》 映画の入り口からまず上手いですよね。 砂漠の道を一台の車がやってくる。そこに乗り込む。荷物が用意されている。謎の会話。 そして街にやってきて、、、、この女性は?と少しずつ状況がわかっていく展開が実に小気味好いです。 スパイの二人が恋に落ち結婚。しかし実は彼女は、、、のどんでんから一気にサスペンスフル。 最後まで目が離せず、ラストは本当グッときましたねぇ。 さすがはエンターテインメントの巨匠、ロバート・ゼメキス。 いやまぁ、そもそもスパイ同士結婚しちゃダメだよなとか、身内に作戦のことぽろっと言っちゃうとか、 マックスの脇の甘さを感じちゃう展開もあってそこは気になるんですが、 全体としてはとてもよくできたシナリオ。大変感心いたしまた。 そしてブラピの演技にも関心。今までに見せない表情の役柄で、彼の役者としての幅の広さを垣間見ました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-08-20 23:22:54)《改行有》

87.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 さすがはエリア・カザン監督。若者のみずみずしい心の揺れ動きを見事に描いておりますね。 鑑賞しながら、自分の青春時代をひたすら思い出しておりました。あぁ、すごくわかるわぁって。 奥底から湧いてくる好きだと言うストレートな感情と家族からの抑圧の狭間で実に悩ましい。 今の感覚から見ると、「んもぅ〜、とっととやっちゃえばいいのに〜!」って思ってしまうんですが(笑)、 1920年代ではそうはいかんのでしょうね。 教室でワーズワースの詩の意味を問われるシーンが個人的には一番印象深かったかも。 少々突飛かなと思ったり、理解不能なセリフがないわけでもないのですが、人の行動は本来理不尽なものだったりもするし。 ウォーレン・ベイティとナタリー・ウッドの見事過ぎる演技にも感服。 農場に行って、バッドが結婚していることをそこで知る展開は胸張り裂けそうになった。 そしてまた同時に、大人になったバッドが完全に庶民化生活を送っているその落差が印象的だった。 これが成長なのね。あの頃の彼はもう過去のものとなったのね。 草原の輝けるとき、花美しく咲きしとき、再びそれは還らずとも嘆くなかれ、その奥に秘めたる力見出すべし。 国も年代も違っても、この詩の意味は共通普遍のものなんだなと思いに耽りました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-19 23:09:56)(良:1票) 《改行有》

88.  大いなる男たち 《ネタバレ》 ロック・ハドソンみたいな男前好きですね〜。昔の男前俳優はやっぱり良い。 本作は、男の友情が主軸。人情の素晴らしさ。これぞ西部劇の魅力。心がほっこりするのであります。 コミカルさも加味しつつ、終盤の馬の大群など迫力満点。あれだけの数の馬が一つの画に収まってるのを見るのは初めてでした。 主題曲もまた良し。とても気持ちの良い作品でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-27 22:00:28)《改行有》

89.  砂漠の流れ者 《ネタバレ》 この映画すごく好きですねぇ。 なんだろう、人間味の塊のような作品といいますか、どの人も問題ありなんだけどみんな憎めないといいますかね。 主人公のロクデモナイおっさんと、キレたら手のつけられない娼婦のねぇちゃんと、インチキ牧師のにいちゃん、 映画見終わったら、この三人は自分にとって昔からの知り合いだったかのような、妙な親近感が湧いてきたんです。 あのまさかのラストもニューシネマの時代を感じさせますけど、その切なさも含めて好きです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-04-25 15:15:05)《改行有》

90.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 いやほんと、映像のクオリティに度肝を抜かれました。 え?この動物って実写?なんて思ったりもしたけど、実写の動物はいないそうな。 全てCGで、こんなにも動きがナチャラルに表現できるようになったんだと、技術の進歩に感心いたしました。 映画の可能性がまた一皮むけた気がして、これから表現できる世界はまだまだ広がるな、とも思ったり。 動物たちが全てCGということは、ほとんどのカットにCGが使われてるわけで、 作ってる人たち大変やろうなと。監督さん、「アイアンマン」の人ですね。いやほんと、すごい技量ですわ。 ストーリーも一切無駄がなく、見事です。子供達はみんな飽きることなく楽しめる内容です。 でっかいボスザルが突然歌い出す展開だけはずっこけましたが(笑)、流麗なアクションも楽しめました。 主役の新人男の子も文句なし。8点つけちゃいます。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-08 22:54:08)《改行有》

91.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 これは本当に面白いですね。今まで見た野球映画で一番好き。 とは言ってもよくあるスポ根ものとは全然違う、ダメな子たちばかりのダメチームをダメおじさんが強くしようと奮闘する、 極めてポンコツだらけの映画なんですけど(笑)、どの子もキャラが立っててすごく面白いのよね。 一つ一つのネタが秀逸で笑かしてくれる。大人も子供もみんなが「成長」する、大人も子供もみんな楽しめる作品。[地上波(字幕)] 8点(2016-07-20 23:37:29)《改行有》

92.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 「リンカーン」を観たときも、あぁスピルバーグは変わったなぁと感じたものですが、本作はそれがより一層ですね。 映画的な映画を作ってきた彼が、現実的な映画に徹した。実話だからというのもあるけれど。 特に音楽がですね、最初30分は全くないし、あってもうっすらと要所に入るぐらい。さすがに終盤は歌い上げてきますが、 エンドクレジットで音楽トーマス・ニューマンと出てきてまたびっくり。ありゃ〜!ジョン・ウイリアムズでもなかったのね。 まぁとにかく、この作品にはこういうリアリズムが良いと思います。 主人公は弁護士でありますが、当時は米ソ冷戦。核戦争の脅威がリアルなものとして存在してる時ですから、 周囲がドノヴァンに対し冷徹な態度をとるのも多少仕方ないかと思うし、また自分の信念を貫き通すのも大変だったろうと思いますね。 ドノヴァンは国賊のように色々言われてたけど、その後は自分の身を危険にさらしてでも人質との交換のために奔走する。 彼こそ真の愛国者ですね。日本の人権派も見習ってほしいものです。 どうしてアベルに好意を抱いたのだろうと最初は不思議に思ったものですが、自分の信念を曲げずに理想高く生きるその様に 自らを重ね合わせ共感したからなんだろうなと、橋の上での人質交換の様子を見て思いました。 アメリカとソ連だけでなく、東ドイツも絡んで複雑になることが話を面白くさせております。 偽家族のエピソードは笑ったし、「抱きしめるか後ろに座らせるか」のエピソードも後を引き考えさせられる。良い脚本です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-17 20:27:47)(良:2票) 《改行有》

93.  セッション 《ネタバレ》 おそらく、ジャズに詳しい音楽家の人たちにとっては、色々言いたいことある作品なんじゃないかな? ただただ、嫌いだという人もいるはず。個人的には、娯楽作品としてすごく面白かった。 「音楽的」なことはこの際全て置いといて、エンターテイメントとしてものすごく楽しめる内容だと思います。 感じとしては、昔の「ガチンコ」とかのバラエティー番組見てるみたいな、そういう感覚よね。 今時、ああいう先生ってほとんど絶滅危惧種なわけじゃないですか。 だから、たいていの人にとってはぬるま湯の人付き合いや生活を送っている中で、 こういうバトルみたいなのを娯楽として「消化」したいっていう欲求はあると思うんですよね。 本作はそういう欲求に、ドンピシャに直球を投げてくる。 ラストのコンサートでのやり取りだって、「倍返しだ」のカタルシスに通じるものがあるよね。 鬱憤とカタルシスを見事に作り出してくる。あぁ面白い。スッキリ。 DVDには本作が作られるきっかけになった短編が収録してありましたが、ほとんど同じでしたね。 しかも先生役は本作の先生ご本人だし。娯楽のアイデアが、最初から完成していたのですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-05 23:56:55)《改行有》

94.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 結構面白かったですね〜。 こういう、わけのわからない状況から始まって周りの謎を少しずつ解明していくみたいなシチュエーション映画は自分の好みです。 あの壁の向こうには何があるのか、、、、あの蜘蛛の化け物に勝つにはどうすれば、、、 誰が何のためにこんな施設を、、、、といういろんな謎に惹きつけられるし、仲間たちのいざこざや葛藤も見応えある。 あの可愛らしい子デブちゃんが主人公を守って絶命するシーンなんか、うるっときちゃったもんね。 ティーン映画だというのに、しっかりと泣かせてくれるやん。 内容的には「CUBE」とか「蝿の王」とかの要素が入ってることは事実だけど、 このシチュエーションとヴィジュアルはなかなか新鮮に感じました。 何より、監督がこれが初監督だというのが驚きで、すごく才能ある人だと思います。続編も含めて、これから期待させられる新鋭ですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-10-27 23:53:53)《改行有》

95.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 いや〜とても完成度の高い作品に仕上がってましたね。 70になってもこれだけエネルギッシュな作品を作り上げるジョージ・ミラー監督に脱帽です。 前半は逃走劇、後半は闘争劇という感じでほぼ全編にわたってスタイリッシュなアクションを繰り広げるのですが、 もうね、映像に抜かりが一切ないんですよ。よく作ったなぁと感心。 なんかアクションシーンがどれも早送りみたいな感じになってるので、最初は「あれ?リモコンの倍速ボタ押しちゃったのかな、、」て勘違いしたぐらい(笑)。 それが作品全体のハイテンションさを生み出しているのでしょうね。この手法は一つの映画的発明かもしれません。 主人公のトム・ハーディも良かったけど。やっぱりシャーリーズ・セロンですよ、ええ。本当に素晴らしい女優さん。 彼女はやっぱり眼が印象的なのよね。だから丸坊主でもすぐに「あ、あの女優さんだ」ってわかった。 色々と褒め上げるときりがないけど、やはり敵側のキャラクターが実に面白い。 イモータン・ジョーとその取り巻きたちの濃い面々とか、ハリネズミとか、ギタリストとか、棒飛び隊とか。 シルク・ドゥ・ソレイユとかのマッドバージョンみたいな、なんかのショーを見てるみたいですよね。 変にべたついた愛に行かず、あっさりと終わらすラストがまた格好良い。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-10-25 22:12:15)《改行有》

96.  荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ 《ネタバレ》 これすごく面白かったですね~。ほとんどがお下品ネタなんですけど、自分にはドンピシャでした(笑)。終始笑いっぱなし。 ニール・パトリック・ハリスや リーアム・ニーソンは、よくぞ出演してくれましたね。西部劇とか19世紀末の時代そのものを茶化していくスタイルが新鮮で、下品なだけでなくウェットにも富んでるなぁなんて思ったり。アルバートの面白キャラもすごくツボでした。クリスチャンで初夜まで純潔を守ろうとする売春婦とか馬鹿らしくて最高なんですけど、一番ツボッたのはリーアム兄さんをノックアウトさせてお尻丸出しになったところを「これじゃいけない」って。そこでズボンあげてあげるのかと思いきや、お花をケツに差し込んで「可愛いわ」って。いやほんと、抱腹絶倒でした。あとは、先住民族に薬飲まされてアホみたいな幻覚を見るシーンとか。シャーリーズ・セロンもいつにもまして綺麗に見えました。いやほんと、こんな西部劇は他にありません。お下品なのが好物な人は、ぜひ一度ご覧あれ。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-13 23:21:21)

97.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》 いや~ほんとすばらしいですね。このシリーズは、脚本が実によく考えられている。ある種の誤解で人と猿が争うことになっていくその過程に、なんだかウルウルきてしまう自分がおりました。10年経って、エイプたちはコミュニケーション能力も発達し、木で作り上げた要塞みたいなものも作り上げて、まさに文明の夜明けのようなところまで進化しています。前作は、人間にも動物的なところがあるんだ、という内容でしたが、本作はエイプのほうも人間的なところがあるんだ、というような感じでしょうか。後半のロケット砲やら戦車やらのシーンは見応えありましたね~。エイプのCGもさらにリアルになったようで、見事と言うほかありません。私はシーザーの悩ましい表情にすっかり釘付けになってしまいました。ここまできたら、もうCGキャラにもアカデミー主演男優賞あげていいんじゃないかしら?いや、あげるとするならモーションキャプチャーで演技してる役者さんにあげることになるのか?とにかく、素晴らしい出来です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-02-07 23:21:46)(良:1票)

98.  オール・イズ・ロスト 最後の手紙 《ネタバレ》 いいですね。こういう遭難系の映画は好きなんですよ。本作は、登場人物がレッドフォードだけという、しかもセリフもほとんどないっていう、究極的に孤独な内容。でも中だるみなどせず、最初から最後まで目が離せない。もうね、一難去ってまた一難、この世に救いはないんですかって言いたくなるような、不幸の連続なわけです。それでも、文句ひとつ言わず黙々とやるべき対策をやっていた主人公。でもさすがにプッツンしちゃったんでしょうね。ふ、ふぁ、、ファーーーーク!と力なく叫んだ時は私も胸が締め付けられる思いでした。これを見てると感じるのは、大海原を一人で航海する身にとって、船というのは自分の身体そのものなんだなと。船に穴が開いて、マストが折れて、救命ボートに乗り換えてというふうになるのは、自分の身体が少しずつ死んでいくようなもんだな、つまり死が手招きしながら少しずつ近づいてきてるんだなと。そして死が近づいてくればくるほど、「生」というものがより意識されてくる。生きたい、という思いが、より輝いてくる。普段、現代社会の中でのほほんと生きてる自分にとっては、あまり生を意識してなかったな、生き物の本来の目的というか姿を再認識したような気持ちです。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-03 20:08:24)

99.  ローン・サバイバー 《ネタバレ》 面白かったですね~。序盤こそ退屈でしたが、羊飼いの現地人と遭遇するところから途端に面白くなり、終盤までずっと釘付け。とてもリアリティがあったし、なにより「痛い」。崖から転がり落ちるシーンなんて凄いですね。どのように撮影したのかしらと思うぐらいリアルな痛さが伝わってきます。実話というのがまたすごい。いや、ある程度は脚色もされているのでしょうが、主人公を救った現地の男性の存在が本当である時点で、なんかもう細かいことは許せちゃいますね。エンドロールには実際の方たちの写真が出てきて、胸が熱くなりました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-02-02 13:07:58)

100.  ザ・ホスト 美しき侵略者 《ネタバレ》 すごく良かったですね~。とは言っても人を選ぶ内容ではありますが、僕には結構ドンピシャでした。「トワイライト~」シリーズの原作者によるものだそうですが、トワイライト~なんかよりこっちのほうが全然面白いですよ。宇宙人に侵略された地球人がこっそり暮らしてるという設定は目新しくないんだけど、自分の中に異星人が入って、一種の二重人格みたいなことになってるってのが斬新。そんで、それぞれ好きになる男ができて、不思議な三角、いや四角関係ができる。よくもまぁこんな独創的な設定を考えたもんだなと素直に感心しました。揺れ動く女心と男心をSFで見事に表現、といったところでしょうか。そんでまた宇宙人たちが弱いんですよね。みんな優しくてへなちょこ。それもまた新鮮。洞窟の中で広大な麦畑を作っているヴィジュアルや、ホストたちが乗ってる車やヘリの銀色具合など、ある意味では昔懐かしいSF映画のヴィジュアルセンスが呼び覚まされたような感じで、そういうのも自分にとっては惹かれるポイントでした。「あなたのいない宇宙は悲しすぎるわ」って台詞もぐっときましたね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-11 20:19:44)(良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS