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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  ガメラ 大怪獣空中決戦 子供の頃、ゴジラよりもガメラの方が好きでした。「俺ってカッコいいでしょ」みたいなゴジラより、弱くて、すぐやられちゃって、それでも健気に立ち向かってゆくガメラが好きでした。もちろん、クラスでは少数派で、「君って、話が判るね」っていうのは1人だけでした。そして、ガメラはお腹に3本の傷を残したまま、私の前から姿を消しました。その後、子供の頃の思い出を破壊するような、しょーもないパロディとムチムチのレオタードのお姉さん達ばかりが印象に残る、悪夢のような映画がチラリと登場した後、長い長い眠りの末、すっかり大人になった私の前に、また姿を現してくれました。ガメラは、やっぱりガメラでした。弱くて、すぐ緑色の血を流して、でも一生懸命悪い怪獣に立ち向かいます。子供の頃が甦ってきました。「ガメラがんばれ!」スクリーンのガメラの姿に、涙がじょーじょー出てきました。やっと帰ってきてくれたガメラは、怪獣が怪獣らしくいられる世界で、いきいきと動いていました。映画が終わってロビーに出ると、ちょっとぽふぽふした感じの人間サイズのガメラが子供達に囲まれて記念撮影をしてました。その、無邪気にガメラにまとわりつく子供達を見て、またちょっと涙が出そうになったので、急いで映画館を後にしました。[映画館(邦画)] 9点(2009-06-14 22:10:56)(良:14票)

42.  鴨川ホルモー 《ネタバレ》 邦画の舞台挨拶って観客が宣伝に協力するのが当たり前になってるじゃないですか。場内全員「ゲロンチョリー」やってくださいね、なんて事になったら死にたくなるわ、と思ったのですが、さすがにそれはありませんでした。オニのお面を頭に付けて「ホルモー!」って拳突き上げる程度で許して貰えて・・・うう。さて、映画はホルモーってモノの設定が大変に面白く、いっそそこだけで映画作ってくれればいいのにって感じで。和の雰囲気が素敵に描出されている京都を舞台に、実在する大学に青龍、朱雀、白虎、玄武の神獣が設定されていて、伝統の儀式があって、どんだけ和なアドベンチャーが展開するのかと期待したら、映画の後半は色恋沙汰による内部分裂がメインとスケールダウン状態。そしてそのドラマ部分がベタベタに類型的でまるで新味がないんですね。メガネ取ったら美人とか、一体どんだけ古びたネタやってんの? チョンマゲネタとかレナウン娘とか小ネタは面白いんですけどねぇ。とても個性的な設定、せっかくの素晴らしいキャストに対して、意外なほどに平凡なフォーマットをはめ込んでしまったって感じでした。先輩部員とか他大学の生徒とか、せっかく魅力的なのに全く生かされないままの役者さんが多過ぎでもったいないわぁ。実況とかOBの爺ちゃんとか外してでも、もういっその事、恋愛ネタ外してでもホルモーに賭ける熱い若者の物語が見たかったかも。[映画館(邦画)] 6点(2009-04-19 00:50:42)(笑:1票) (良:3票)

43.  感染列島 《ネタバレ》 多くの人が頑張って、苦労して作ったであろう事が画面に表れていて、だけどそういう人々には申し訳ないのですが、酷い映画です。あまりに酷いので文句だけで本一冊書けてしまいそうですけど、スペースは限られているのでポイントだけ。映画製作の核になる方の中に「観客はとてつもなく馬鹿」って思ってる人がいるようで。映画の殆どが「説明」で作られてます。説明のための映像、説明のための台詞、説明のためのキャプション。「本当の事を言うと」って台詞に、あなたは最初から最後まで本当の事しか言ってないですよ、気持ち全部台詞にしてますよ、って。説明的な要素1つは見ている人の心を数センチ映画から遠ざけます。一体この映画、最終的に何十メートル遠ざけたやら。鳥インフルエンザを意味あり気に出しながら実は単なるミスリードの道具、余分なキャラが多すぎ(存在する意味が薄かった脇キャラにまでキャプション付ける意味がどこにあったの?)、全編説明ばっかりなのにキャラの行動は突飛で理解不能、本質はただの悪趣味な娯楽エンターテイメントだった映画は、最後、まるでデキの悪い韓国映画みたいに単なる男女の悲劇へと矮小化し収束しちゃう・・・。本題が最後には蛇足みたいになっていて、一体どういう感性がこういうモノを作り出しちゃうんだろ?と頭をヒネるばかりなのでした。ところで、ごく一部の「キレイに死ぬ人」は他の多くの「血まみれで死ぬ人」と一体ナニが違うのぉ?[映画館(邦画)] 2点(2009-01-26 12:25:03)(良:3票)

44.  科学忍者隊ガッチャマン(1978) 《ネタバレ》 テレビシリーズの再編集もの、彩色ミスも修正されていない状態のダイジェスト、ではありましたが、全105話中、物語の軸となるほんの10話ほどに絞った構成と(メインはタートルキング、レッドインパルスの最期、そして地球消滅0002ですな)、新録音のすぎやまこういち氏作曲・指揮、NHK交響楽団によるBGM、『4chフェニックスサウンド』(笑。でも、ただのモノラルな『ヤマトサウンド』よりはずっとマシ)によって、結構楽しめるものになりました。何より他の再編集ものよりも映画としてキレイに繋がってちゃんとまとまってます。テレビシリーズからのファンからすれば、素顔のカッツェすら出てこないダメ映画かもしれませんけど。元から35ミリ撮影なので、劇場でも映像のクオリティはそこそこのものでしたし。でも、初日の舞台挨拶の回のパンテオンは満員でしたが、場内、『ガッチャマン』本編が終わって始まった『さらば宇宙戦艦ヤマト』の予告が最も盛り上がって、あんたら、一体何見に来たの・・・と思ったものでした。[映画館(邦画)] 6点(2009-01-11 01:17:16)(良:1票)

45.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 『クレしん』が、親の名を呼び捨てにするという理由でPTAから子供に見せたくないアニメにされた過去がありますが(今のしんのすけは「とーちゃん」「かーちゃん」と呼びます)、この、親にとって安心ブランドなハズの宮崎アニメが親を呼び捨てにする状態を、PTAはどう捉えるでしょうねぇ。さて、最近の宮崎アニメ、ジブリアニメはどうも何がしたいのか判らず、鈴木プロデューサーが前面に出てくるようになってから質的にかなり問題があるんでないの?と思っておりました。今回にしても、最初はいつ『ハウル』的混乱設定とグロに走るかとヒヤヒヤしておりましたが、いやいや、これはいいです。『ゲド』の、いい加減なアニメートばっかりで腕がナマっていたであろう作画スタッフに対して親として責任を取ったような?全編細かく丁寧で、そして気持ちいいアニメの運動に溢れた作画に魅了されました。雄大な海の世界の、生命の営みと荒々しさを、CGではなくひたすら手描きでアニメートさせ、日本製アニメ、ここにあり!と誇らしく宣言しているような。物語でなく世界で作品を語ること、その模索がどうもこれまで迷走していた感があったのですが、今回、とてもシンプルな構造になる事で綺麗に成立したように思います。子供が見て楽しい、それこそが宮崎アニメにとっての最大の栄養だったのではないでしょうか。アタマで考えるのでなくて、目で体験してナンボの映画なので、こんな文章を読むよりも先にご家族で映画館へどうぞ。【追記】さて、公開最初の三連休も終わりということで、ここからは見た人以外は読むべからずな追加。正直なところ、この映画にも大人目線から見える暗喩に溢れている気がします。ネット上では死後の世界説があったりしますが、私の解釈は真逆。誕生までの物語。舞台世界=母胎。海=羊水。ポニョとポニョの妹達=精子。宗介=大人、母になるもの、卵子、親。両親=子供、童心、未熟。血を舐める=受精。ポニョのメタモルフォース=胎内での成長。トンネル=産道。ラストシーン=誕生。ただ、大人の理屈でごちゃごちゃと作品を穢すのは、やっぱりよろしくないと思うんですよね。勝手な解釈とか批判とかするな、って訳ではなくて、だけど、この映画を子供から取り上げるのでなく、子供にあげてください、って。[映画館(邦画)] 10点(2008-07-21 22:34:27)(良:2票)

46.  神様のパズル 《ネタバレ》 宇宙の成り立ちから、現代科学の在り様、科学が本来持っていた筈のロマンを描いた前半は、時々入る雑音が気になりながらも、とてもワクワクして楽しめるものでした。でも、映画が進むに従って、雑音がどんどん大きくなって、後半は映画全体がその雑音に掻き消されて台無しにされてしまった感じ。ハッキリ言うと、その雑音って、どんどん力任せになっていってしまう脚本と三池演出。アタマで考えるコトが面倒になっていって、なんとなく騒げば映画として成立するんじゃないの?みたいな不誠実な事になってしまっています。宇宙を作る事は可能なのか?という物語、一人の少女の中に内包された宇宙が、カタチを成そうとする物語が、古臭くてなんのヒネリもない映像(嵐で、坂を転げ落ちて、高いところに上って・・・そんな、この映画にとって何ら独自の必然的な作用をしていない凡庸な、ありきたりなサスペンス映像)の羅列によって蹂躙され、価値を貶められてしまうのは大変に残念です。テンポを殺す不要な長回しとか、不明瞭なカメラワークとか、その場その場のノリみたいな、感覚的な演出ではなくて、キチッと組み立てられなければならないタイプの映画だったと思うのですが。正直なところ、脚本家と監督の人選、ミスってる気がします。役者がいいだけにねぇ、大変惜しく。[映画館(邦画)] 4点(2008-06-21 22:21:15)(良:1票)

47.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 原恵一作品という事でどうしても期待してしまいますが、良くも悪くもマトモな佳作アニメ止まりでした。前半の、上原家内や康一の生活範囲内だけで描かれる世界は楽しく弾んでいてちょっとした描写にまで凝っていて感心するものの、マスコミが絡み始めてからの展開になると、どんどんと作画は崩れるし、演出の間が悪くなってゆくし、展開が間延びするしで、雑な印象になってしまうのが残念です。物語の構造が80年代に濫造された『E.T.』フォーマットものの枠内に納まってしまっているのも意外性に欠けてしまいますし。それに多分、今回も宮崎アニメや『クレしん』映画と同様、脚本なしでコンテから直接作業に入っているのではないかと思われますが、進行がいびつになってしまっている気がして、見る前に2時間18分って大丈夫な尺なのかなぁ?と思ったのですが、結局のところやはり大丈夫じゃなかったなぁ、と。あと20分削れたでしょう。後半の演出の間の悪さと、デザインも描き方も違う作品なのに『クレしん』的作画になってしまう状態に、ああ、途中で力尽きたんだなぁ、みたいな。疎外されてゆくものの気持ちを大切に描いていた筈なのに、最後の方でキャラに唐突にテーマとして喋らせてしまったり、自然を大切にしてない人間がいかん!と説教臭くなってしまうのもどうかと(そもそもエコロジー映画は資源を大量消費して成立するアニメーション映画という形式との矛盾を抱えてるのですよね・・・)。でもクゥは可愛かったし、ワクワクできたし面白かったしで、期待したほどではないけれど・・・という感じかな。[映画館(邦画)] 7点(2007-08-05 17:30:21)(良:2票)

48.  害虫 なんだか韓国映画を見ているような違和感がずっとつきまとっていました。そんなに韓国映画を見てる訳じゃないですけど。現実っぽいんだけど、どこか現実とのズレを感じるような感覚。韓国映画の世界はとても日本的だけど、日本じゃない知らない世界だから違和感が生まれるんですが、この映画の場合は、どこにもありそう、いそうで、どこにもない日本、いない日本人という感じ。ひどく観念的に組み立てられ過ぎているんですわ。モヤモヤしたものをモヤモヤしたままに放り出してるばかりで、受け手に負わせ過ぎ。負の要素ばかりを抽出して結果的にイライラさせるイヤな気持ちの素を投げかけられただけ、みたいな。現実にそういう事があるかもしれないし、もっとひどい現実だってあるかもしれないけれど、じゃあこの映画はそういう事が言いたかった、そのために作ったってコト?とツッコミのひとつも入れたくなります。結局これは現実ではなくて作り物なワケで、作り物には作り物なりのカタチってモノがあるんじゃないかなぁ。画面に蒼井優が出ている間だけは安心できる、という映画でした。[DVD(邦画)] 4点(2006-10-15 00:17:22)

49.  かもめ食堂 《ネタバレ》 「空の彼方に躍る影」だよ!と冒頭の小林聡美のモヤモヤにシンクロしてる時点から術中にハマってしまっていたのでしょう。映画の中の人々と共に淡々と、じんわりじんわりとちょっとした幸せを感じてゆく映画でした。小林聡美が、なんていい表情をするんだろう、ってくらいにイイです。彼女によって作られてゆく料理と人間関係とが、あったかい気分にさせてくれます。ただ、もたいまさこと小林聡美だと、私の中ではどうしてもかーやときみちゃんですねぇ。本来はリアルなハズの二人のぎこちない距離感が逆に違和感になってしまうという。あと、最後の方の、トランクの中身とプールでの「エヴァ」の最終回みたいな部分は必要だったのかどうか、ちょっと疑問だったりはしました。ですがこの監督の「恋は五・七・五!」みたいな、らしくない無理した感じはなく(あれはあれで楽しい映画でしたが)、「バーバー吉野」の時のじんわりとして、ちょっと可笑しい、って感じが更に高められて、ああ、この監督の映画がもっと見たい、と思いました。そして、それ以上にかもめ食堂に行ってみたいな。[DVD(邦画)] 8点(2006-09-29 01:13:06)

50.  亀は意外と速く泳ぐ 《ネタバレ》 「あずきパンダちゃ~ん」が頭の中で延々とリフレインしていて、こりゃヤバいです。私の中の貴重な記憶領域に『人生におけるどうでもいい記憶』として「あずきパンダちゃ~ん」が書き込まれてしまったワケですね。あーあ。さて、映画は小ネタをいっぱい盛り込んだバカ映画でした。フツーじゃない人を描く映画は、対比のためにフツーの人をフツーに描かないと面白くならないって思ってるんですけど、この映画に出てくるフツーの人はちっともフツーじゃないので、この状況じゃあ何が起ころうが、意外性はなーんにもないじゃん、なんて思ったり、だけどそもそもフツーって何よ?という映画だったりするので、これはこれでありなのかな。ただ、スズメとクジャクのコンビが楽しくて、映画としてはむしろそっちをメインにしてくれたらなぁ、なんて。この二人のはっちゃけたシーンに比べると、本筋の方はそこそこな展開で、そこそこなオチに落ち着いちゃって、公安もスパイ話もそこそこで終わってしまうので、せっかくのフツーじゃないフツーの人達の映画がそこそこじゃあ、勿体ないでしょ?と思いました。クジャクの存在が大胆に絡んでくればなぁ。あのキャラがあんなオチってのも勿体ないです。って事で続編を希望。[DVD(邦画)] 7点(2006-09-07 01:11:42)

51.  COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉 映画的テンポ、ってアニメではもたない事があるんですよね。特に、ドラマを語る部分。手書きのキャラクターに「静」の状態でドラマを語らせる事ができるほど、アニメが高い表現力を持っているとは思えません。それを知っている演出家は、その代わりとなる映像表現を模索しているのですが、この映画は、そこに至ってません。中ダルミは、アニメの限界をわきまえずに映画を意識し過ぎたために起こっているような気がします。スパイクがカッコつけまくりの単純明快なアクション映画にしてくれた方が楽しめたんですけどねぇ。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 23:35:30)(良:1票)

52.  学校の怪談3 シリーズ中唯一、平山秀幸監督ではなくて金子修介監督作品なのですが、前2作と同様、学校内で巻き起こるオバケ話というパターンでマンネリ感が強く、しかも今回は核となる敵の存在がないために、映画のテンションはかなり低め。リアルな子供像を描いてみせた平山監督と違って、子供に作りものの演技をさせていて違和感もたっぷり。西田尚美は腰を痛めてコルセットを巻いた状態で撮影に臨んでいたとの事ですが、お腹ぽっこり状態で太ってる?みたいに見えて可哀想。女優には気を使ってあげなくちゃねぇ。金子監督、女優がお好きなようだけど、毎回細かいトコへの気配りは足りなくない?[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 23:24:05)

53.  ガメラ対深海怪獣ジグラ 《ネタバレ》 父に連れられて渋谷大映で「東海道お化け道中」「赤胴鈴之助」と3本立てで見ました。他の二本はもうほとんど覚えてないんですが、ガメラファンだけあって、この映画の記憶はしっかりあります。当時まだ子供真っ盛り状態な私には、この映画のショボさに気付かず、単純にガメラ頑張れ!状態でした。考えてみれば、舞台がずっとシーワールドで、ミニチュアセットもシーワールド周辺のみ、ジグラとのバトルも予算ないからあまり色々できませんねん、って感じで昭和ガメラシリーズで唯一、ガメラの火炎放射のみでケリが付いちゃう映画。それでも愛していたんですよねぇ。子供好きな健気なガメラ。この後、大映が倒産しちゃったと知った時には「もうガメラは見られないんだ」と子供心に悲しくなったものです。その後、平成ガメラの復活は本当に嬉しかったものの、なんだかマニア向けになってガメラのアイディンティティがなくなっちゃったなぁ、とガッカリしてたのですが{「強いぞガメラ!」のノリこそが私にとってのガメラだったので)次のガメラは子供向けとして登場するようで。さて、どうなりますやら。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 23:53:02)

54.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 《ネタバレ》 友達のYは、特撮好きですが、怪獣映画は範囲外。なので樋口特技監督と伊集院光の話は、ピンと来なかったようですが、私は大笑い。その笑ってるバカ顔が後の特典DVDの中に映り込んでしまったのは、また別の話。前2作をおさらいした上で、夜中の3時から(既に眠くてヘロヘロなんですが)始まった「ガメラ3」。凄いです、見慣れた渋谷の街が、大変な事になっちゃいます。でも、ガメラ、顔もスタイルも凶暴で、私の愛したガメラから遠く離れた存在になっちゃいました。映画も、なんかホラーっぽく、物語はちっとも流れないまま、京都が大変な事に、ガメラも大変な事に・・・。状況が投げ出されるばかりでドラマは全く流れてゆかない、それはオタク系映画、映像の悪いクセです。ガメラが人間との関わりを断ち切れなかった様に私もガメラへの思いを断ち切れない、でも、この映画のデキはかなりツラい・・・。納得できない終わり方に、すっかり無口になった私は「終わったら吉牛寄ろう」なんて言ってたクセに、そんな事忘れてYにバイバイすると、ぐったりと始発電車の座席に沈みました。[試写会(字幕)] 4点(2005-04-13 13:06:39)

55.  がんばれ!!タブチくん!! ライオンズファンな私としては、ライオンズを舞台とした(原作はタイガース時代から存在してましたが)数少ない物語として、この映画を贔屓にしたいところですが・・・いかんせん、リアリティのカケラもない荒唐無稽なシロモノ(原作はそうでもないです)になってしまって、あらら。なんで、わざわざお子様向けアニメ仕様にしちゃいますかね? そりゃ確かに、ライオンズファンはお子様多いけど・・・。[映画館(字幕)] 3点(2005-04-05 23:44:51)

56.  鍵(1997) ほとんどの役者がぽわ~ん、とやる気あるんだかないんだか、みたいな演技をしている中、大沢くん一人キバりまくりの浮きまくり演技、というのが楽しい(?)映画です。まあ、クライマックスで川島なお美のヌードを見せる、というのだけが目的で作られたような映画ですから、多くは望めません。もっとも、そのヌードをありがたがれる程、私の目はなんでもいい状態ってワケではなく・・・。[映画館(字幕)] 3点(2005-04-03 01:11:10)

57.  がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生 1作目見てコケちゃったクセして、なんでコレも見たのかなぁ? この3作目、何か進化したのか?ってゆーと、もう、全く、なーんにも。唯一違ってたのは、エピソードの区切り目に入るアイキャッチがヒゲダンスになってた事くらいで・・・時代感じますねぇ。そうそう、西田敏行が苦手な私としては、彼の一番好きな役は、このタブチくんかもしれないです。上手いですし、何と言っても当人の顔見なくて済みますからね。[映画館(字幕)] 3点(2005-03-31 20:33:30)

58.  風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind 原作はC・W・ニコルが平易な日本語で書いた、童話形式の物語ですが、旧態依然としたアニメ化が気になりました。物語を忠実に映像化してはいるのだけれど、毎度お馴染みベタ塗り背景に展開するセルアニメワールドでは、せっかくの安達祐実、前田亜季の好演が勿体ない感じがしてしまいます。アニメの表現枠の限界に捉われてしまい、世界の広がりが平べったい印象になってしまったような。後半の展開は、原作読んでいても「ええ~?」って感じだったので、まあ、仕方ないかな、って。6点(2003-11-29 21:01:57)

59.  影武者 うーん。様式美は目に入ってくるけれど、中身はちっとも入ってこない映画でした。アタマだけ使って撮ってるような感じがしてしまいました。影武者になっちゃった男の悲喜劇を、もっと軽快に見せて欲しかったんですけれど、世界の黒澤にそんなこと求めちゃうのは失礼の極み、なんでしょうかねぇ。ショーケン、何言ってんだか判んないし。5点(2003-11-29 16:12:16)

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