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161.  アルナーチャラム/踊るスーパースター 《ネタバレ》 主人公のアルナーチャラムが(すなわちラジニカーント様が)いかに格好良く偉大な存在であるかということを語るため「だけ」の冒頭15分(笑)。そこでこの映画のミラクルワールドに入り込んでしまえば、あとはラストまで存分にその熱さと濃さと仰々しさを堪能するのみ。絵に描いたような悪人ももちろん出てくるし、そもそも自分のとこの婆様の方が悪人よりもはるかに怖かったりするのだが、ハッピーエンドなのは分かりきっているので、何の不安もない。30日間で3億ルピーを使い切るという設定には、ハリウッド・コメディ的な要素を感じなくもないが、この作品の重量感と突進力の前には、そんなことはどうでもよくなってくる。ヒロインとの王道ロマンスはもちろんとして、途中から出てくるちょっと欧米チックな彼女(ただし、ダンスの際の速射砲のような動きと腰回りの綺麗なむっちりぶりは、やはりインドだ)も、それなりにラジニカーント様といい雰囲気になってしまう都合の良さ、アクションにおいては下手な香港映画もぶっ飛ぶ切れの激しさ(しかしラジニカーント様は決して危機には陥らない)、挙げ句の果てには、ラジニカーント様を神の福音の伝道者に見立てる黄金の展開。そのブレのなさがあまりにも美しい。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-28 23:32:05)

162.  愛と憎しみの伝説 《ネタバレ》 最初から最後まで虐待のオンパレードだったらどうしようかと思っていたのだが、ここぞというところでは集中的にそれが炸裂しているものの(髪切りシーン、針金ハンガーシーンなど)、意外にその他の部分では、奇妙な平穏を保っている。また、単にクロフォードの奇行をどうこう描いて終わるのではなく、当初は完全制圧されていた子供(幼児なのだから当たり前だ)が徐々に人格を備えて母親に対峙していく過程は「イヴの総て」のような逆転の構図を想起させるし、売れっ子から始まってだんだんと人気がなくなっていく一女優クロフォードとしての描写も興味深い。そして、これがフィクションだったら、どこかで子供が母親に明確に反逆したり、逆にきっぱり縁を切ったりするのだろうが、現実はそうはいかず、母親とはくっついたり離れたりの愛憎が交錯する微妙な関係を継続する。そして、だからこそ最後の遺言の一言が、絶妙な重みをもって着地点として落ちてくる。つまり、脚本や演出は結構しっかりしているのだ。ラジー賞総なめという結果は、ついこの間まで現役だった代表的女優をさんざんこけにした(ついでに、大手映画会社の有名重役もネタにした)ことへの報復と考えるのが妥当だろう。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-20 21:01:13)(良:1票)

163.  ある過去の行方 《ネタバレ》 前作「別離」同様、じわじわとした感情の動きの中で少しずつドラマが動き出し、その中にサスペンス的な要素も組み込まれているという構成。じっと息を潜めて見ているような描写が、物語の確実性を高めている。ただ、もっともらしいシーンが続く割には、結局何も起こっていないような気はするし、子役の二人が、演技が上手い割にストーリー上はそれほど機能していないのも、ちょっと残念。あ、一番「これだ!」と思ってしまったのは、キッチンでの喧嘩のシーンで、磨りガラスの向こうを人影がすっと横切る一瞬。こういう、ぎりぎり視覚の端に残るような情報の出し方は好きなのです。[DVD(字幕)] 6点(2015-09-17 22:48:06)

164.  アントキノイノチ 《ネタバレ》 遺品整理業というあまり例のない世界に着目したのであれば、あくまでもその観点から徹底すればよかったのに、回想がどかどか入ったり同僚の女の子とどうのこうのが延々続いたりして、テーマは容赦なく見失われていっている。しかも最後がアレなのであれば、中心テーマ自体が完全な伏線扱いですね。あと、音楽があまりにも通俗的で、さらに作品を壊しています。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-09-03 01:46:31)

165.  愛のメモリー 《ネタバレ》 主人公は誘拐事件で家族を失っても、取り乱したりせずに川面を見つめています。とても冷静沈着な常識人に見えます。しかし、フィレンツェの教会でサンドラに会ってからは、中身のネジが着実に外れていきます。その軌道は展開とともにひたすらずれていきます。しかし、彼の冷静な無表情ぶりは最後まで変わりません。つまり彼は、常識人の皮を被った堂々たる変態だったのです。そして、いうまでもなく、こういう人物を映像と物語の中で動かすことにおいては、デ・パルマの右に出る人はいません。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-18 03:22:48)

166.  天城越え(1998)<TVM> 《ネタバレ》 田中美佐子のハナには期待したんですが、裕子版ハナを意識したのか、えらく蓮っ葉な感じが美佐子さんに合っていなくて、かなり無理している感じでした。せっかく美佐子さんを起用したんだったら、もっと全然別の感じに作り変えてもよかったんじゃないかと思うけどな。ただ、回想終了後に追加されている現代パートは、この種の展開には珍しく作品世界の雰囲気を壊すことなく、上品にまとまっている。[DVD(邦画)] 4点(2015-07-31 18:55:55)

167.  アリスのままで 《ネタバレ》 ジュリアン・ムーアという人の演技が凄いのは、何かを誇張したり変形したりすることなく、その辺にいそうな一般の人というベースに立った上で、確実な造型や表現をするという点である。本作は、これまで積み重ねてきたそのキャリアを全開させた、まさに集大成のような作品。日常生活の中でふっと物忘れが通り過ぎ、それがいつしかじわじわと広がっていく。その表現の丁寧さがあるからこそ、ラストの一言も存分に生きている。●もちろんそれは、彼女の演技力を引き出した脚本や演出の細やかさあってのことで、特にそれは、中盤で出てくるスピーチに集約されている。アルツハイマーの一番怖いのは、何かを忘れたり分からなかったりすることではなくて、世間から途絶していくこと、過去も含めた自分の存在がなくなること、自分が必要とされなくなること。その確かな視点で統一されているからこそ、この作品は、単に闘病を描写しただけではなく、見る側の個々の人生観をも問う普遍的なレベルに昇華している。●アレック・ボールドウィンの作中の夫同様の好サポートぶりは、キャスティングを見たときから予想していた通りであったが、「ブルークラッシュ」で馬鹿主人公を演じて以来私の中では馬鹿扱いだったケイト・ボスワースの落ち着いた確実な演技は、予想外の驚きだった。[映画館(字幕)] 7点(2015-06-27 21:35:58)(良:1票)

168.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 見ているときは冗長だと感じていたのですが、終わった後は意外なほど心に残りました。わざわざ親子二代にする必要はない(1人の相手だけでも、必要な要素は全部表現できる)と思ったのですが、よく考えると、そのように長い時間を「生きなければならなかった」(途中での退場も終了も許されなかった)ことこそが、彼の最大の哀しみだったのかもしれません。[DVD(字幕)] 6点(2015-06-16 11:09:54)(良:1票)

169.  赤線地帯 50年代というこの時期にこの対象に着目した感覚には瞠目したいが、ただ、描き方がいかにも通常のホームドラマチックで、その道を選ばざるをえなかった閉塞感や焦燥感というものが感じられなかった。なので、不協和音的な音楽だけが浮いています。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-08 19:57:12)

170.  網走番外地(1965) 単純であるがゆえの、余計な装飾がないからこその美しさ。それが最初から最後まで、すべての点にわたって貫かれている。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-21 11:56:59)

171.  悪魔の陽の下に まさに怪作。作ってる方も意味分かってて作ってるのか、というしょうもないツッコミの1つも入れたくなるくらいの難解作。もともと、神や悪魔という人ならぬものは、人の思考や発想では動いていないわけで、それを観念と想像に忠実に形づくれば、そりゃこうなるでしょう、という作品。これをともかく完結させたというだけでも、創作者としてはある意味凄い気がする。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-16 03:12:03)

172.  ANA+OTTO/アナとオットー それなりにいろいろな変化を盛り込んでいるので、調理法次第でもっと壮大なドラマになったのではないかと思うが・・・いろんなところでシーンがするっと流れてしまっているので、やっていることの割に、淡々と当たり前に結論に至ったような印象を受ける。[DVD(字幕)] 5点(2014-11-28 00:50:08)

173.  明日、君がいない 《ネタバレ》 細かいところで未熟だったり荒削りだったりするところはいくつもあるが、何よりもこの作品世界を設定した発想の切れ味が素晴らしい。中身をどうこういう前に、どうしてもこれをやりたかったという制作者の凝縮された執念を感じるし、だから作品としてのインパクトがある。何のために入るのか分からなかったモノクロインタビューも、最後にきちんと着地点として結実している。●全体を通じて、カメラが同じ回廊を何度も回ったり、同じ階段を何度も上下したりするのだが、これが出口の見えない魂の彷徨を表現しているようで、哀切の念をこみ上げさせる。テーマと撮り方がきちんと一致しているというのが素晴らしい。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-02 23:47:37)

174.  穴(1960) 《ネタバレ》 固い地面や壁を穿つ音、鋸で格子を切断する音、さらには器具を下に置いたりする音まで、作業中の集音がいちいちしっかりしているのが素晴らしい。また、作業中も、カメラは変に浮気することなく、必死に動く手元をじっと撮り続けます。ラスト、「鏡を返した瞬間」の衝撃は言わずもがな(それまで、鏡を使うたびにピンチらしいピンチは何もなかったのが効いている)。というわけで、作品としてのインパクトはかなり強烈だったのですが、技術的には非常に優れていても、人物描写はそんなにしていないので、感動が大きく残るわけではないのですね。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-24 03:22:54)

175.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 ランジェラとブルーノ・ガンツの対決シーンに象徴されるように、ところどころやたら出来が良い一方で、相も変わらぬ無意味なカー・チェイスとか、相も変わらぬ無駄な肉弾戦とか、どうみても足を引っ張っている部分も存在する。いろいろ削って100分以内くらいにしていたら、もっとすっきりしたのでは?[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-02 01:30:35)

176.  アパッチ(1954) 《ネタバレ》 戦闘を捨てて安定した生活に目覚める最後の戦士、みたいなのをテーマにしたそうなのは窺えるんだけど、前提としての追いつめられぶりにしても、いったん重心がシフトしてからの農作業の苦労やディテールにしても、ほとんどすっ飛ばされています。なので、無事にコーンが育っても、少しもめでたく見えません。[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-06-29 21:32:55)

177.  ありふれた事件 そりゃ導入部分はインパクトがあるんだけど、結局は同じような表現方法を延々と繰り返しているだけなので、途中からは退屈にしか感じない。ギミックとしての映像だけがあって、一番怖いはずの「人の心」が表されてない作品は、怖くないのです。[DVD(字幕)] 3点(2014-06-11 20:45:36)

178.  あ・うん 筋をそのまんま脚本に落として追っただけで、解釈や表現といったものが存在していない。観念だけで作られた作品は、つまんないです。[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-05-26 02:54:58)

179.  悪人 何か強力なドラマがもう少しで起こりそうなのに、そのまま何も起こらず最後まで到達してしまうという、困った作品。あと、全編九州弁なのは頑張ったと思うが、細かいところで詰めの甘いところが多く、違和感ありまくり。[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-05-15 03:14:46)

180.  アニー・ホール 男女間の機微をよく表したいい話ではあるのですが、登場人物が喋りすぎです。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-01 01:48:37)

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