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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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評価順12
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21.  カイジ 人生逆転ゲーム 《ネタバレ》  いつも好きな漫画や小説が映画かされると不満を持ちがちなんだけれど、この作品に関してはかろうじて合格点。  時間的な制約の中で鉄骨渡りを中心に据えたのも正解でしょう。一番、金というもののシビアさ、「命より金が大事」というこの社会の本音、金を持っているものの傲慢さ、醜さが象徴されるシーンだから。  自分的には今の社会に蔓延する甘えをばっさり切り捨てる利根川の人生哲学に魅かれるものがあるもので、それがスクリーンで再現されただけでも嬉しかったです。 (ただ、さすがに「イチローは負けていれば、いけすかないマイペース野郎」とは言ってくれなかったけどw) 平成26年7月8日 女優が好みではない映画は愛着を持ちにくい 7→6 ※3 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-28 13:02:24)《改行有》

22.  華麗なる一族 《ネタバレ》  原作、熟読。テレビドラマも何回か見た上で。 ようやく気づいた。下世話な話だなあ。(この先、完全なネタバレあり) そもそも、息子の嫁に手を出す人間が屑なのに、その人物を神聖視し、死んでからでさえ批判できない家族。(実は、この時点でもうすでに家族が崩壊してるわけなんだけど) そのために爺さんの子なら爺さんの子で、早い時期にはっきりさせればいいのに、うじうじ内面で悩み、冷たい態度を取る。偉い大銀行家様ぶってるけれど、実はもう老境にさしかかっても父親へのコンプレックスを解消できない実に小さな人物。こんな人物が主人公と気づけば興ざめ。  もう一つ。全体の流れで、鉄平を何の落ち度も無い、父親の犠牲になった哀れな犠牲者として描こうとしているわけだが、よくよく考えてみれば、彼が高炉の建造を始めなければ起こらなかった悲劇で。別に、阪神特殊鋼は高炉を直ちに作らなければ企業として存続できないわけでもなかった。  冷静に評価すれば、彼が高炉を建造しなければならない必要性の度合いと、父親が銀行を他銀行と合併させなければならない必要性を考えれば、父親の方が上だろう。 実の親子云々を考えなくても、大介が鉄平にイラっとする気持ちもわかる。 鉄平を悲劇の主にするには、高炉を作らなければならなかった必要性の描写が、原作、ドラマ、映画、どれをとっても足りないと思う。壮大な描写で、ついつい見過ごされがちだが。 平成24年7月9日追記 繰り返し見れば見るほど、鉄平の企業人、組織人としての甘さにイライラする映画。 企業の経営者として優先させなければならないのは、利潤の追求、従業員の生活、関連企業への責任等々のはずだが、戯けたことに彼が最優先させるのは「自分の夢」、でその結果が大事故の多くの犠牲者、会社の倒産につながるわけで。まったく、ええ年こいた企業の経営者としてはちょっとありえない。 それと山本薩夫って実に不愉快な映画製作者。他の映画でも触れたが、彼がどのような思想を持ち、またその思想に基づいてプロパガンダ映画を作るのも自由。  しかしながら、それは彼のオリジナル作品で行われるべきであって、有名な原作で多くの観客が見込められるような作品に、木に竹を接ぐようなプロパガンダを盛り込むのは、あまりに姑息だと思う。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-09 12:11:19)(良:1票) 《改行有》

23.  影の軍隊(1969) 《ネタバレ》  扱ってる題材はすごく興味深いもので、個々のエピソードにも面白いものはあったんですが、演出と全く感覚が合いません。どうしてこの場面にこれだけの時間を割かなければならないか分からないシーンが多々あり(例えば、ロンドンでの英軍兵士の楽しんでる姿とか、潜水艦への乗艦シーンとか、それから前半部分の裏切り者の処刑シーンにしても、意味あるエピソードではあるんですが。映画全体のバランスから言えば随分冗長な無駄な時間を費やしているような)、非常にもったいなかった感が強いです。  あと、ストーリー全体の構成としても、もっと最初からジェルビエとマチルドに焦点をしぼった方がより感慨が深かったのでは?  終盤においてのマチルドの重要性から言えば、彼女が登場するのが中盤過ぎというのはふに落ちません。  最初の収容所、それからパリのゲシュタポからの脱走シーン、途中でほとんど主役の一人と思わせるくらい重点を置かれたジャン・ソワールの描写とか、終わってみると妙に散漫なストーリーに感じざるを得ませんでした。  もちろん逆に群集劇と捉える見方もあるかとは思うんですが、そうすると逆に終盤のマチルドの扱いが重すぎるんですよね。  あと、主人公の二度の脱出とか、あまりにもドイツ軍を間抜けで無能に描いているのはリアリティという面から見てどうかと。特に最初の脱出とか、パリのドイツ軍司令部(少なくとも字幕ではそうなってた)ドイツ兵がせいぜい10名くらいしかいなかったしw 、後は後で煙幕が張られるまでの数十秒間、まっすぐに走っていく民間人に機関銃の弾一つ当てられないとか、渋い映画にしてはちょっと興ざめでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 18:14:17)《改行有》

24.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》  ぶっちゃけ、主人公=製作者の主張、テーマがよく理解できません。 主人公以外なら結構理解できるんですが。 例えば、おばばは完全な自然優先主義で、自然の摂理なら人間が滅びるのもしかたがない という見識。 それに対してクシャナたちは、人間優先主義で、このまま腐海が広がって人類が滅びるのを座して待つよりは、どんな手段を使っても人間を脅かす自然(腐海、王蟲等)を排除すべきだという考え方。(自分はこちらに近いんで、未完成の巨神兵が崩れたのは実に残念でした) この二人によって代表される考え方は、それぞれよく分かるんですが。 肝心のナウシカの考えが。 「蟲が大好き、腐海も大好き、腐海の生き物の命の価値は、人間と同じ、腐海は人間が汚した水を綺麗にしてくるんだから、焼き払うとかとんでもない、でも、村の人々、子供たちも大好き、だからずっと幸福に暮らして欲しい」ってとこかなまとめると。(結構、いい加減ですが) ものすごく自然優先派なんですが、だからといっておばばのように人間の運命をあきらめてはいない。非常に分かりづらいです。 正直、ラストの方で彼女、「腐海がどんどん広がってきて、このままでは人間は滅びてしまう。」っていう物語世界の大前提を忘却してるような気さえしてきます。 腐海がどれだけ地球を浄化してくれても、それ以前に腐海の広まりとともに人類滅びたら、しょうがないんじゃない?というのが素直な疑問です。 (あくまで映画のストーリーに関する感想であって、原作等には無関心です) あと、どんなに異質な生き物とも、気持ちを通わせることができるってのは実に日本人的発想ですね。最後の王蟲による再生シーンが、すごく感動を呼ぶことも分かります。 [DVD(邦画)] 6点(2010-06-21 12:30:22)《改行有》

25.  陰日向に咲く 《ネタバレ》  原作物の映画化、しかも地上波放映のカット版で判断するのは相当乱暴かとも思いますが、あくまでその範囲で…… 「つたない」の一言につきるストーリーですね。 偶然の上に偶然を積み重ねていく段階で、もうかなり駄目なんですが、さらにその偶然によって起こされた出来事自体にはあまり意味が無く、そうまで無理して作ったストーリーで何が言いたかったか全くイミフ。 鳴子(宮崎あおい)の雷太探しと、シンヤとジュピターのエピソードとは、全くその過程において、つながりはない。  最終的に、「偶然」知り合いだった二人が、それぞれ探したり、心のつながりを持ってた人が、これまた「偶然」知り合い同士だったというだけで、それ以上の意味も、それ以下の意味もない。 鳴子にとってのジュピター、シンヤにとっての雷太は、間接的な関係しかない存在なわけで。 これだけ、無理やりな「偶然」で何を言いたかったか、全くわからない。 だから、どんなに可愛い顔でいい表情をして「きっと明日は晴れるよ」って言われても、 「はぁ?」としか思えないわけで。 宮崎あおいの仕事の選ぶ基準に、深刻な疑問を感じます。 ただ宮崎あおいの可愛さと、ああ平山綾ってこんなに可愛かったっけという意外性だけで、この点数までいくのは自分でもどうかとw 平成24年4月5日再見 どこか自分でも気が付かないいいところがあるかと思ってみたが、筋がわかって見てると余計退屈に。よく韓国ドラなんかでも「ソウルには3家族くらいしか住んどらんのかいな」くらいにすべての登場人物が偶然に結びついていく話がありますが、自分はダメですね、こういう偶然抜きにはまったく成り立たない話。 比較的比重の少ない宮崎あおいや平山彩の笑顔目当てでも、この映画をもう一度見るのはきつい。 死ぬ直前のジュピターのストーリーだけはよかったかな。[地上波(邦画)] 6点(2010-06-09 12:37:12)《改行有》

26.  神様のパズル 《ネタバレ》  さんざん悪い評価を読んだんで、前半は意外だった。主人公が全くの理系素人なので、 その主人公に理解できるような形で説明される宇宙論が、完全に文系の自分にも興味深くて。谷村美月も無愛想な顔ながら、ほんの一瞬浮かべる可愛い素顔も良くて。  だけど、後半がグダグダ。 何故、粒子加速器を暴走させれば、宇宙を創造できるか説明なし。(この点はこちらの理解力に問題があるかも) 何故、結果(この宇宙の消滅)を予め知って、勧めていた主人公が止める立場に回ったか? 何故、歓喜の歌? 全く、理解不可能なまま気がついたら終わってた。 ヤッターマンと同じ監督とは到底思えない。 平成23年3月6日追記 まず、粒子加速器と宇宙創造の関係は、こちらの理解力不足、不注意でした。ちゃんと説明がされてました。だけど、後は評価上がらず。やはりエンディングがねえ。それと、「無知な何も知らない」人間の適当な言葉によって、専門家、頭のいい人間がそれまで見落としていた盲点に気がつくって、怪獣映画以来の伝統パターンでしょうか?絶対あり得ねーといつも思いますが。w ただ、谷村美月が美人でもなければ、たいして可愛くもないんですが何か惹かれるのは前回以上でしたので1点アップ[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-10-25 14:47:12)《改行有》

27.  外人部隊フォスター少佐の栄光 《ネタバレ》  うーん、決して悪い映画ではないんだけれど、個々のエピソードも、全体としてのテーマも何が言いたいのかよくわからない。戦争の悲惨さを描きたいのかと言えば、一番ラストにフォスターに終始反発していた若者の兵士が彼の跡を継ぐ生き方を選んだところを見るとそうでもなさそうだし。だいたいフォスター自体に、部下に慕われるような要素を感じられなかった。終始アラブのリーダーの思惑通り動かされている感じだし。  あと、最後の戦闘シーンは、あまりにもアラブを舐めきったために負けたと自分は感じましたけどね。タンクや飛行機まで出現した第一次世界大戦を経験した近代的な軍隊が、数に差があっても馬に乗って単発銃で襲ってくる原住民に普通は負けるはずがない。 例えば、これより数十年前に日露戦争において日本の騎兵部隊は下馬して機関銃で防御することによって、数倍のコサック騎兵を撃破することができたわけだし。  フォスター少佐だって、鉄条網一つ敷設しておいただけで大分状況は変わったんじゃないかな。  あと、もう一つ。アメリカ、フランス、アラブ、それぞれの民族のものの考え方、文化が重要な意味を持っている映画ですら、英語を世界万国共通語にして意思の疎通を簡単に成り立たせてしまう無神経さって本当にどうにかならないものだろうか?[DVD(字幕)] 5点(2011-07-18 16:35:39)《改行有》

28.  完全なる飼育 「飼育」の過程とか心理の変化の描写が皆無だから、ほとんどAVレベル。いやそう見たら全然エロが足りないから、敢えて言おう、AV以下! いや小島聖のおっぱいに有り難みがないと言ったら嘘になりますけど、別にあれくらいの可愛さであれくらいのおっぱいの女優さん、今AVにいっぱいいますから、こんなもの見てまどろっこしい思いしなくても。 お勧めの女優さん、何人かいるんだけど、規約に言うところのアダルトに該当する恐れがあるんで名前を挙げるのは避けますw[DVD(邦画)] 4点(2016-08-28 20:52:51)《改行有》

29.  カラスの親指 《ネタバレ》  2019年7月25日全面改訂。 処分前の確認のための鑑賞とはいえ、これほどいろいろな批判を持つことになるとは思わなかった。 まず最悪なのが冗長さと配役。 劇場公開映画で2時間40分はない!あり得ない、こんなものを配給された各映画館のわずらわしが目に浮かぶようで。おそらく2週目からは思いっきり回数減らされただろうことは想像にかたくない。 どれだけ長かろうが、内容が充実してれば問題ないんだろうが、このシーンも削れる、あのシーンも削れる、そんなのばっかり。最後の詐欺エピソードが終わったあとで残り30分ってもう愕然とするしかない。 次に配役。主役以上の一番のキーパーソンに村上って、それはないでしょう。なぜ彼を選ばなければならなかったんだろう。ラストの物語の肝とも言える台詞部分の棒読みには泣ける。 個々の詐欺、あるいは大枠のだましも(あなた、劇団員が人の家に、火をつけてくれだの家を壊してれだのって引き受けますかw)あまりにつっこみどころが多くてつっこむのにさえ、くたびれるぐらい。 能年は確かに可愛い、っていうか少年ぽさがあってあまちゃんより可愛いぐらい。でもそれだけでは。[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-05-29 18:06:39)(良:1票) 《改行有》

30.  蟹工船(2009) 《ネタバレ》  あの原作をこういう脚本にした意図がわかりません。無理に解釈しようと思えば、ものすごく理解力がなくて原作で理解できたのがこの程度ということか?あるいは、ものすごく狡猾でなおかつ現代の人間を舐めきってて、「蟹工船」というタイトルで皆が社会の矛盾に団結して頑張ろう的な映画を作れば受けると考えたか? 「ソ連」とか「社会主義」とか「赤旗」を避けたのは何故か?あまりにも、今の世の中で受け入れられないことが最初から分かりきってたからか?だったら映画の題材として「蟹工船」とか使わなければいいのに。  「蟹工船」という世間の注目を集めてるキーワードを使って、ただ単に自分の好きな映像を撮りたかっただけと言ったら言い杉でしょうか? (だいたい原作そのものが、きちんと読みこめば、スターリン統治下のロシアを労働者の天国と描くとか、今日的な価値はあまりない作品であることはわかるのに)[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-07-15 22:00:35)(良:1票) 《改行有》

31.  課長 島耕作 《ネタバレ》  会社内部の派閥争いとかって、一旦興味がなくなると全く駄目ですね。 塚、そもそも映画で表現までしなければならない作品か? 一口に人気漫画といっても人の心のおくまで揺さぶるような作品も、毎週、毎週読み飛ばされて何も残らない作品もありますね。  なんとなく課長から社長まで読み続けたわけですが、一話一話は短い時間でも、無駄な時間の使い方をしたなとまで感じます。ま、亀有前派出所と同じで床屋での待ち時間くらいには読みますが。(何か原作のレビューになってしまいました。失礼。ただ、これだけ原作に忠実な作品は原作の評価=映画の評価ともかんがえられますので) [ビデオ(邦画)] 4点(2010-02-15 10:58:30)《改行有》

32.  寒椿 平成24年12月5日全面改訂。 南野陽子ははかなげで魅力的だし、美(微w)乳も嬉しいんだけれど…… 見るのを繰り返すたびに評価だだ下がりの変わった映画。 まず、配役が大失敗というより、無茶苦茶。美しい薄幸のヒロインが思いを寄せる相手が、浜ちゃんじゃさあ?あるいはモーゼ(c 陰日向に咲く)じゃさあ、もともと映画として成立してないんじゃないかな?(別サイトでスケバン刑事であてた南野陽子に対するご褒美映画という記述があったが、むしろ釣り馬鹿の西田へのご褒美映画ではないか?)  それから、何気に見ると悪いやくざや政治家がヒロインを不幸にしていくように見えるが、落ち着いてみれば、ヒロインを愛する二人の男の切れた行動が、どんどんヒロインを不幸にしていくというとんでも映画。  まず、高島の一方的なストーカー行為と拉致行為が結果として、主人公をやくざに払い下げられ、満州に売り渡される境遇に追い込んだわけで。(だいたい、満州に送られたらこの世の地獄みたいな発想、戦前のこの時期にあっただろうか?よく見る少年H的発想の脚本w)。  そして西田がそれに切れてやくざや政治家のところへ暴れこむのはいい。だけど、せめて女子供どこかに逃がしてから殴りこむくらいの分別はあってもいいんじゃない。その切れまくった無分別な単なるうっぷん晴らし行為の結果としてヒロインは片手の指なくすは、おそらく連れ添ってもこれから一生貧乏暮らしの、脳味噌筋肉でできてる男とくっつけられる、息子は銃で撃たれる。わやですわ。  ヒロインが可哀想だったのは当然だけど、この馬鹿男二人が生き延びたのに、殺された大勢のやくざさんたちが可哀想でしょうがありませんでしたw。 さすがデビルマンの脚本家ww[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-26 09:39:58)《改行有》

33.  蒲田行進曲 《ネタバレ》  人間の心や気持ちをありきたりの価値観で決めつける愚は犯したくないから、「暴力」を媒体として成り立つ人と人の気持ちの結びつきがあるかもしれないことは否定しない。だけど邦画にあまり多くないですか?この手の「暴力肯定」。たとえ、実際にあるものとしてもわざわざ映画の題材にしてまで称賛、肯定するべきものじゃないと思う。  この映画を見てる間ずっと耳元で、DV夫、パワハラ上司の「な、俺もこの映画と一緒でお前のことを愛している、思ってるからついつい手が出るんだよ。殴る俺もつらいんだよ」みたいな傲慢な言葉が聞こえてくるようで実に不愉快な時間でした。  でも、駄目ですね。この種の暴力を何気に「日本の古き良き義理人情」みたいにしか受け止められない人がかなりいるようで。  そんな人間が自分の伴侶、上司、教師だったら実に不幸だと思う。 あと、この映画を映画を愛する人によって作られた映画みたいに表現するむきもあるけれど、あほらしくてまともに論ずる気にもなれない。  皆さん、実際にこの映画の中で撮影されてる「新撰組」見たいと思います?映画の内容よりも、自分が目立つことにしか気持ちがない主演男優たち、大げさなアクションシーンをとれば名作だと思ってる監督、おそらく退屈極まりない愚作になるのでは。  こんな不真面目な姿を映画を愛する姿とか言ってほしくない。「キネマの天地」の映画作りに対する真摯さとは比べ物にならない。[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-05-02 16:30:41)《改行有》

34.  回路 《ネタバレ》  別にお金をかければ、いい作品になるわけではないから、ああ製作費つかってないなと思わせても別に駄作とは限らないんだけれど、やはりあまり無理な大風呂敷をひろげたり、大規模な話を避けた方が。  霊によって生きている人間がどんどん消し去られ、やがて世界が崩壊していくという、なかなか「雄大な」話ではあるんだけれど、実際に描かれる世界崩壊の描写は、延々と流される行方不明者のアナウンス、こわれた自動販売機、たった一台(失笑)の壊れて燃えている自動車、あまり上手でない墜落する飛行機のCGぐらいかな。非常にちゃちで、これで全人類が滅びるような事態を感じ取れと言われても。なんか大学生が映研でつくる自主製作映画みたいな感じですね。  よくよく考えて見ると、ここで描かれている世界の終末ってすごいですよね。戦争とか伝染病、(伝染病によるゾンビw)あるいは隕石の落下、極端なことを言えば、宇宙人の侵略でさえ、なんらかの意味では我々の想定内なんだけど、霊によって一人ひとり消し去られていくとか、もう今まで築き上げられてきた、文明、文化、世界観の完全な崩壊であるわけで。これ以上すさまじい終末の迎え方はないですよね。 ところが、そんなすさまじい世界を描いているようにはまるで感じられなかったわけで。[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-04-23 10:00:10)(良:1票) 《改行有》

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