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プロフィール
コメント数 2268
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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41.  グッドナイト・ムーン 《ネタバレ》 終始ジャッキー(スーザンサランドン)に感情移入して見てしまいました。決して旦那さんのことを愛していないわけではなかったのにうまくいかず、離婚することに。そして旦那さんと愛する子供たちは、新しいお母さんと次第に幸せな家族になっていく。それなのに自分は、がんの宣告を受け、治療も効果が出ず、余命いくばくもない。なのに、新しい家族が幸せになっていくのを、さも自分の幸せであるかのように応援し、共感し始める。その心の美しさと強さ。すばらしいです。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-09 20:42:39)

42.  グローリー 《ネタバレ》 そおかぁ。みんな死んじゃうんですね。史実に基づいているから仕方ありませんね。みんなの笑顔を最後にもう一度見たかった。そう言えば、大佐の遺体も黒人兵の遺体も同じように扱われているのは、死んでしまえば黒人も白人も階級も関係ないということを暗示しているのでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-07 20:19:23)

43.  グリーン・インフェルノ(2013) 《ネタバレ》  そんなばかなー。あれだけひどいメに遭わされて、なぜ本当の事を言わないんだ~。ヤハ族が一網打尽にされてカタルシスを得られるようなラストでもいいじゃないか~。  そもそも飛行機の墜落現場に行けば、墜落死ではない遺体が多数あるのは一目瞭然。それともこれだけ犠牲者が出ているのに、未開の地っていうだけでろくに現場の捜索はされないものなのでしょうか。どちらにしろ主人公の報告には唖然としてしまいます。  グループのリーダーとその彼女。これがどーにもヤなやつで、終始胸糞悪い。女性のほうは矢で射殺されちゃいますが、リーダーのほうはちゃっかり生き延びて。主人公に好意を抱く気のいい黒人が、一番悲惨な最期を遂げます。このシーンがとてつもなくグロイ。そして痛い。でもそのやられ役は、リーダーかその彼女、とにかくヤな奴にやってほしかった。  その2人以外は結構まともな人が多かったので、次々犠牲になっていくのがなかなか辛い。  見る前はかなりびびっていたのですが、実際映画の中で目を覆いたくなるようなゴア描写があるのは1~2回程度。ただそれを映画中盤で見せられるものだから、いつあの惨劇を見せられるのかと思うと、ずっと緊張感が途切れない。そういった意味では、むやみにスプラッタに頼りきっていないところは好感が持てます。  もともとホラー映画で好きなシチュエーションが『脱出』なので、脱出劇としてなかなかスリリングで面白かったです。[DVD(字幕)] 6点(2023-12-10 22:07:28)《改行有》

44.  グリーン・ランタン 《ネタバレ》  ヒーローもの好きなんですけどね。そんなヒーロー大好きな私が見ても盛り上がりそうで盛り上がり切れないヒーローもの。  イメージしたものをなんでも具現化できるチートみたいな能力があるんだったら、最初から太陽を具現化して焼き尽くしちゃえば?とか思ったらだめなんでしょうね。ってゆーかそんな反則技が使えるのに怖いとかなんとかうじうじ。いやいや、怖いものなんてないでしょ。なんでも具現化できるんだったらさ。最新戦闘機相手に無茶なドッグファイトをしていた人と同一人物と思えないんですけど。  グリーンランタンの星で突如始まるトレーニングは好き。こーゆーノリは好き。異星人たちとの交流も楽しい。グリーンランタン同士がお互いいろんなものをイメージして具現化するバトルも楽しい。  パーティーで墜落するヘリからヒロインを救出するシーンも良い。そのアイデアもヘリをスポーツカーにしてサーキットを作っちゃうていうぶっとんだアイデア。こーやってみると、見所と言えるシーンはいくつもあります。なのになぜか映画的盛り上がりがいまひとつ。  やっぱ最近のヒーローものやSFにありがちな、スピリチュアル展開が肌に合わないのかも。『恐怖を糧に・・・』とかいう曖昧なもんを武器にされるからいまいちバトルが盛り上がらん気がするのです。スーパーマンとかサム・ライミ版のスパイダーマンとか、今まで大ヒットした映画ってゴリゴリの物理VS物理のわかりやすいバトルばかり。  『だって、それってありきたり・・・』いや、ありきたり上等でしょ。使い古されていたって面白いものは面白いんだから。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-06-05 07:24:47)《改行有》

45.  グッモーエビアン! 《ネタバレ》  終盤30分の出来の良さに気持ちを持っていかれそうになりますが、思いとどまって6点。  『終わり良ければすべて良し。』は私の信条であり一つの真理だとは思いますけどね。  それでもこの映画の最初の1時間がどーにも好きになれない。この人たちとおよそ正反対の人生を歩んできた自分にとって、まさに肌に合わない人たち。能年玲奈がやたら『いーなー』を連発していましたが、とてもそうは思えない。たとえ離婚していても、自分の進路をちゃんと心配してくれて、こどもにお金の心配をかけない親のほうが百倍良いに決まっています。たとえ両親の仲が良くても、仕事無し、お金無しで、娘に就職を考えさせてしまう親が理想的だとは思えない。  とゆーことで、ハツキは良いとしても、アキとヤグが個人的にダメでした。  映画が面白いかどうかという以前に、価値観がまったく合わんのです。  はっきり言って小川先生(小池栄子)が言っていることのほうが正論ですからね。『そんなのはつまらん』じゃねーよ。  ヤグの境遇には同情すべき点があります。それにバンドを再結成してからエンディングまでの流れは、はっきり言って好き。やたらダラダラ好きでもない人たちの日常を見せられる最初の1時間さえ乗り越えれば、そこから先はちょっと幸せな気分になります。  ただ映画としてはいまいちだと思います。[DVD(邦画)] 6点(2022-05-08 02:08:53)(良:1票) 《改行有》

46.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》  親同士の因縁が子供に引き継がれる今作。ロッキーシリーズを見ていない私にとっては感慨とか感じることもできないわけですが、ストーリーはわかりやすいので不便はないです。  前作ではボクシングを始めるところからでしたが、今作はいきなりベルトを賭けた頂上決戦からスタート。しかも勝っちゃうし。あっという間にヘビー級チャンプ。そして彼女にプロポーズして即OK。子供もできて順風満帆。そんな最高のスタートで始まるのですが、そこへ最強の挑戦者現るです。アドニスは挑戦を受けるもコテンパンにやられて大怪我し、自分の殻に閉じこもっちゃいます。そこで再び手を差し伸べるのがロッキー。  スポ根ものはこれくらいわかりやすいほうがぐっときますね。それとも自分が歳を取ったのか、真新しいものを望まなくなってきているのかも。  アドニスとロッキーは雪辱を果たすためトレーニングを始めます。それもなんかボクサーの虎の穴みたいなところで。  前作とは違い、今作では戦う理由に重みがあったのは良かったと思います。自分の父親のことだけでなく、『自分も父親になるから』というアドニスの思いがなんか伝わってきました。  さきほども言いましたが、スポーツや格闘技はこーゆーベタな展開のほうが、奇をてらったストーリーよりかはよほど良いと思います。少なくとも私の好みです。  ただ、肝心の試合のほうが、ヴィクターとの1戦目は良かったのですが2戦目のほうが少々物足りなさを感じてしまいました。イワンがタオルを投げ入れるというオチは良かったのですが、タオルを投げ入れるほどにはイワンが消耗しているように見えないのです。もう少し説得力のある試合展開にしてほしかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-10-24 04:31:48)《改行有》

47.  グラン・トリノ 《ネタバレ》  良い映画というのはわかるのですが、ゆっくり淡々とした流れの前半が正直退屈。アクションやサスペンスを期待しているわけではありませんが、ドラマならではの面白みがもう少しほしい。  また、序盤は可愛げのない孫達や、そんな子供に育てた息子夫婦に若干いらいら。それに、後半への布石とは言え、若い神父に対するウォルトの態度がなかなかひどい。なんか不愉快な気持ちにばかりさせられます。  タオ一家との交流が始まってからは、しだいに温かい空気になっていきます。タオやスーとのふれあいによって、ウォルトの冷え切った心が少しずつほぐれていく様子は、ありふれているけど微笑ましい。  その一方で、偏屈で偏見のかたまりだったウォルトが、隣人と打ち解けていく『これ』といったエピソードが足りない気はします。おばあさんの荷物を拾ってあげるタオや、親しげに話しかけてくるスーだからこそ打ち解けられたのかもしれないが、やはり説得力に欠ける気がしました。  ラストの終わり方は意外でしたね。ドラマとしての深みが出ます。余韻も生まれます。それまでのストーリーとのバランスだってとれている気がします。ただですね、時代劇をいっぱい見て育った世代としては、「てめえら、いい加減にしやがれ。皆殺しじゃー。おらー。」ってな感じで、とにかくケタ違いの強さを見せ付けて悪党どもを粉々にして欲しかったのが正直な気持ち。周りからどんな批判を受けよーと、『目には目を』ってわかりやすいケリのつけ方が好きなんです。  つまりは、この作品は『娯楽』ではない、だから性に合わない、ということですね。    [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-24 04:25:53)《改行有》

48.  クール・ボーダーズ 《ネタバレ》  プロスケーターを目指す主人公と友人達の物語。  友情あり、笑いあり、恋愛ありで、大変オーソドックスな青春もの。  主人公、お調子者、優等生、プレイボーイと4人のキャラ分けもばっちり。  私のように、必ずしも映画に新しいものを求めない人だったら普通に楽しめるんじゃないでしょーか。  ただ、内容・ストーリーに対して、若干尺が長すぎるため、中だるみしてしまうのが惜しいです。  一つ一つのエピソードがそれなりに面白く、意外と関連付けされているので、すべて使いたくなる気持ちもわからんでもないです。  ならば、一つあたりのエピソードをもう少しテンポアップして、物語にリズムをつけると良かったかもしれません。  個人的には、パーティーの潜入シーンは、まるまるカットでも差し支えありません。  スケボーのプレイシーンはどれも見応えがあります。ラストにしかバトルシーンが無いのが残念なくらいです。  序盤と中盤でもスケボーバトルを取り入れてくれたらもう少し盛り上がったかもしれませんね。  ラスト。少年にボードをプレゼントするシーンが最高にイケてます。[DVD(字幕)] 6点(2016-08-16 16:17:03)《改行有》

49.  クレイジー・イン・アラバマ 《ネタバレ》  二人の主人公の一人称視点で、交互に違うドラマが同時進行する不思議なテイストの作品。  ピージョ視点。ルシル視点。かたやポリティカルサスペンス?かたやコメディサスペンス。  終盤になると、どちらも同じテーマを扱っていることがわかります。テーマは『自由』そしてその『自由』と天秤にかけられるものが、『人の命』なんですよね。  でも逆に言えば、それが『自由の価値の重さ』をより印象づけることに成功しています。  映画としては、ルシルサイドのストーリーのファンタジー色が強くなりすぎてしまったために、やたらリアルに描かれたピージョサイドのストーリーとの不協和音を感じてしまうのが残念です。  また、ラストの裁判はどちらかと言えばエンタメ重視です。どちらかと言えばルシルカラーが強く出過ぎてしまっています。二つの異なるストーリーが、最後に一つの流れとなって、社会に大きな潮流を作りだすことを予感させるストーリーテリングが見事だっただけに、コメディ色をもう少し押さえてくれたほうが良かったかもしれません。  ちなみに、陪審員に有罪を選択させたのはあっぱれでした。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-21 13:37:39)(良:1票) 《改行有》

50.  クルーレス 《ネタバレ》  普通に面白い作品です。テンポも良いし、明るいし。ただ、主演の女の子は、アホがアホを重ね着しているようなキャラクターなので、好き嫌いは分かれそうです。イライラする人はイライラするでしょーねー。自分は寛容な人間であるかどうかの性格判断にはもってこいです。特に序盤はアホが前面に押し出されているので、これをほほえましく見ることができる人はマザー・テレサに匹敵する寛容な心の持ち主と言えるかもしれません。  思わず悪く言ってしまいましたが、主人公のシェールは実は結構善良な女の子です。しかも性格はアホだけど、頭はそんなに悪くない。特に後半になるほど彼女の善良さや、純粋さがクローズアップされていくので、見ていて心地よいものがあります。前半を乗り越えれば、きっと後半は少しだけハッピーな気分で終われるんじゃないでしょうか。あくまで少しだけですよ。念のため。[DVD(字幕)] 6点(2014-03-23 01:18:51)《改行有》

51.  グッドフェローズ 《ネタバレ》  衝撃的なシーンが多すぎると、感覚が次第に麻痺してしまい、観終わった後に「盛り上がりに欠けたかな~?」と錯覚してしまうタイプの映画。実話に準じているだけに、「ここで盛り上げる」という意識より、「観客にこれだけは見せたい」というシーンを挿入し続けたという印象が強い。  ヘンリーという若者がギャングの世界に憧れ、使いっぱしりから始まり、(結局は使いっぱしりで終わったような感じもしますが)右肩あがりに組織の中で成長していく様子に、中盤までは高揚感のようなもので満たされます。ですが、初めての殺しを手伝ったシーンから、次第に「殺し」「麻薬」「浮気」の破滅3大要素が物語りの大部分を占めていきます。振り返ってみれば、冒頭にわざわざあのシーンを持ってきたのも、物語のターニングポイントだったからかもしれません。  憧れだった世界は、少しずつ現実世界の厳しさや恐ろしさを見せ始め、純粋だった少年ヘンリーが、その現実に毒されていく様子が痛々しいほどに伝わってくる後半は、正直見ていて楽しいものではありません。ですが、それでも救われたのは、お互いに「グッドフェローズ」と呼び合えるファミリーがいたこと。ヘンリーは終始、このファミリーのことだけは大事にしていました。  ところが、トミーは気に入らないこと、自分の名誉をほんのわずかでも傷つけられるようなことがあれば見境なく仲間を殺します。ジミーはジミーで、密告を恐れ、いつも疑心暗鬼状態ですぐに「殺して口封じ」という結論を出します。  この二人と距離の近かったヘンリー。仲間だけは大事にしたかったヘンリー。最後は、「死にたくない」という理由で、ジミーに、ポーリーまで巻き添えでFBIに売り渡します。グッドフェローズというタイトルは痛烈な皮肉のようなもので、彼らの世界では言葉だけの存在でした。もともとそんなものは初めからなかったのですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-29 11:32:14)(良:1票) 《改行有》

52.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 それほどジャックがだめ男に見えませんでした。むしろ、ずっと窮地に立たされている中で、結構頑張っていた気がします。確かに浮気はだめですが、それ以外はおおむね良かったのでは。最後まで奥さんを愛していたし。浮気相手のシェリーが帰ろうとするのも黙って見送ったし。マフィアにはっきりと「無関係の人間には手を出すな」と言ったし。マフィアのボスに人殺しを依頼されてもはっきりと断ったし。結局脅しに屈してモナの命を狙うことにはなりましたが、それは人間に自己防衛本能がある以上仕方がないです。何より、いよいよ窮地に立たされたとき、まずまっさきにナタリーの身を案じ、お金をすべて預けて、5月1日と12月1日に会う約束をして逃がしたのがとても良かった。そして、あのマフィアグループでさえ殺せなかった蜘蛛女を殺すことに成功しました。 本当のだめ男にはこんなことできません。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-18 14:10:36)《改行有》

53.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》  良くも悪くもザ・定番という感じのスポ根もの。いや、スポ根というにはトレーニングの描き方がやや薄味すぎるか。  私はロッキーシリーズを見たことがないので、見ていれば何か感慨深いものを感じることもできたのかもしれません。  ロッキーは最初断っていたのに、特にこれといった理由もなくコーチを引き受ける。ヒロインも何か特別なイベントがあったわけではなくいつの間にか恋仲になっている。トントン拍子にビジネスとして試合が組まれ勝ってしまう。もっというなら主人公がこれといった理由なく、向いていないからという理由で会社を辞め、ボクシングの世界へ転向してしまう。  もちろん人が何かを始めるときってそんなもんかもしれませんがこれは映画。見ている私たちが共感し、感情移入できるような動機付けがあったほうが良いんじゃないでしょうか。出来事だけが淡々と羅列されて、あまりにドラマ性が足りない気がするのは私の感受性が鈍いから?  少し期待していたせいもあって、全然つまらないとは言いませんが、はっきり物足りない映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-10-11 12:47:45)《改行有》

54.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》  ホテルの中でいろいろ起る話かと思いきや、ホテルの外でいろいろ起る話でした。  ミステリーと言うには浅く、コメディというには少々ブラックが効きすぎか。どの側面から見てもどっちつかずの中途半端。とゆーか、そーゆー作風ですね。見る人を選ぶとはまさにこのこと。私の好みには合いませんでした。  登場人物は皆記号と化していて、与えられた役割をこなすだけ。RPGに出てくる村人『ここは○○の村だよ』を言い続ける人と変わりません。感情の起伏が極力抑えられ、鑑賞者は事の顛末を蚊帳の外からただ眺めているだけ。  せめてラストがもう少しわかりやすいハッピーエンドで終わってくれれば。あっさり『グスタヴは死んだ。撃たれた。』とか、『妻と幼い子供は○○風邪で死んだ。』とか、わざわざ言う必要があるだろうか。このほろ苦い余韻は必要なんでしょうか。  グスタヴは良い人だし、ゼロもグスタヴに忠実なので、二人の関係は見ていて心地良い。  ゼロが連行されそうになったり、暗殺者が暗躍したり、グスタヴが投獄されたり脱獄したり、とにかくいろいろ起きるので飽きません。ですが鑑賞後の満足度は低いです。    [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-12-17 03:26:12)(良:1票) 《改行有》

55.  クリスティーナの好きなコト 《ネタバレ》  いやはや、下品で、まいります。  日本人とは笑いのつぼがかけ離れすぎているのを痛感しますね。  『よくあるストーリー』、『ひねりの無い作品』、嫌いではありません。  むしろ、使い古されたプロットを、『いろんなパターン』、『いろんなキャスト』、『いろんな演出』で見てみたいタイプです。  この作品も良いんですよね。  恋に本気になるのを怖がる女性が、本気になってしまって、友人の協力で想い人に会うために旅をする。  シンプル・イズ・ベスト。良いと思います。  それをキャメロン・ディアスが主演でやるんですから、どう料理してもおいしく料理ができそうなもんなのに、ひどい調理をしたもんです。調味料入れすぎて、素材の良さが壊れちゃってますよ。  コメディで『安易に』下ネタを『連発する』のは嫌いです。  ゲロの描写、何度も入れないで。トイレ汚い。カフェで急にミュージカルが始まる演出もついていけない。結婚式で何の脈絡もなく『僕達結婚式やめまーす。』はドン引き。  それでもキャメロンとセルマがそれなりに体を張っていたこと。視覚的に面白いシーンがあったこと。目の保養にもなったこと。ほんのわずかなシリアスパートは良い味を出していたこと。スターウォーズのチャンバラごっこで爆笑したこと。  以上を加味してこの点数です。  はっきり言って一人で見て良かったです。なんでか知らんがヤな予感がしたんです。大惨事を招くとこです。  こーゆーのは、配給会社が自主的にR15指定にしてほしいもんです。  平和な街にこっそり地雷しかけているのと同じです。[DVD(字幕)] 5点(2016-05-16 05:08:31)《改行有》

56.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》  サラ・ミシェル・ゲラーの美しさといったら、他の女優さんが霞んでしまいますね。セルマ・ブレアは頭の悪い役がぴったり。リース・ウィザー・スプーンもはまり役。ってゆーか、いつもこーゆー優等生タイプしかやっていないイメージがあるんですが気のせいですかね?  とゆーわけで、配役が大変良いという印象なんですけど、個人的にはサラとリースが逆だったらもっと良かったかも。  ちなみに、セバスチャン(ライアン)とキャスリン(サラ)がグラサンかけて並んで立っているところはマジでかっこいいっす。  さて、肝心のストーリーは、性格の捻じ曲がった義姉弟が、どちらがより性格が捻じ曲がっているかを競い合う物語。あれ?違ったっけ?  残念なのは、どれだけ素晴らしいナンパテクを見せてくれるのかと思いきや、あまりに普通すぎたということ。  どちらかと言えば、技は技でも『力技』。しかも結構なりふり構わない感じが多いです。本当にプレイボーイなんでしょうか?  前半に、その華麗な技をこれでもかってくらい見せてくれたら、きっと後半の純愛モードでより感情移入しやすかったとはおもうんでうけどね。  娯楽作品を見る気持ちでしたので、中身なんかなくても全然良かったのです。ただそのぶん、前半はもっと痛快極悪おしゃれ映画でかっこよくいってほしかったですね。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-11 05:33:46)《改行有》

57.  クエスト 《ネタバレ》  ドラゴンボールの天下一武道会。  バキのトーナメント編。修羅の門。  各種格ゲー。  そういったものが好きな人達だったらそれなりに楽しめると思います。  この作品の良いところは、脇役たちの戦いも全部見せてくれることです。  それぞれの個性、キャラを大切にしているところです。  映画が始まったら50分くらい早送りして、そこから30分くらい見たら十分です。ラストの決勝戦は、漫画と同じでそんなに面白くないんで。そもそも『外に出て来い』ってお前がゆーな。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 22:20:02)《改行有》

58.  海月姫 《ネタバレ》  原作未読。ドラマ未見。映画のみでの感想です。  これ、連ドラ向きなんでしょうねぇ。  それぞれ背景を抱える登場人物たち。その背景によって造られる人物像。その人物像や性格から紡ぎだされる一つ一つの行動や意思決定。それが笑いをさそったり、感動したりするタイプのドラマ映画。  だとすれば、わずか2時間という厳しい時間制限のある映画とは相性が悪そうです。  1人1人が描けていないから、距離が急接近したり、極端な行動をとったりしているように見えて、違和感を感じます。  それでも割り切って、『こーゆー映画なんだ』と見ているうちは面白かった。  中盤くらいまでは普通に笑っちゃってたし。  問題は終盤。ファッションショー。  自分がファッションに疎いっていうのももちろんあるんですけど、出てくるドレスやモデルの二人が、他のファッションショーと比べてどれくらい優れているのかが、いまいちよくわからないのです。だからあんま感動もできなくて。  そもそもたったあれだけの人数で、わずか8日間で、ドレスだけならまだしもあんな舞台装置を準備するのは絶対無理でしょ。  あまりにファンタジーすぎて現実感無さすぎ。  きわめつけはラストのブルーのドレスが濡れちゃって、『え?今から乾かすの?しかもドライヤー探すところから始めるの?絶対間に合わないでしょ?』  で、やっと準備ができたと思ったら、のんきにしんみりモードで話しはじめるし。  さんざん待たせて、やっと出てきたドレスがあれで、なのにお客さんたち大絶賛で、みんな感動しまくっているフィナーレがありえなさすぎて、一気に引いてしまいました。  あと、恋愛要素ぶち込むんなら、ある程度の決着は見せてー。[ブルーレイ(邦画)] 4点(2024-05-05 01:11:01)《改行有》

59.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》  まず画面暗すぎ。アップ多すぎ。そのうえで揺れすぎ。何が起こっているのか全然わからないくらい画面が見づらい。これを臨場感だ、リアルだと言われても困ります。最低限何か起こっているのか可視化された環境下で、臨場感やリアルを追及してほしいと思います。  ミラーとパウンドストーンと女性記者とCIAのデブと足の悪い男以外は誰が誰だか見わけがつきません。  そして決定的にストーリーがつまらない。なぜならこれは戦争映画のように見せかけたミステリーサスペンスだからです。ただでさえ『画が見づらい』という大きなハンデを背負っているわけですから、ミステリーの部分でわくわくさせてくれなければとても楽しめないのです。で、そのミステリーの部分というのが、『大量破壊兵器なんて実は無かった。』知っている。知っているんです。多分みんな知っているんです。ミステリーがそもそもミステリーになっていません。サプライズになっていないんです。  じゃああとはサスペンスで挽回するしかないんですが、戦場が舞台なのに緊迫感が薄い。  つまりこの映画にはメッセージ性しかありません。反戦のメッセージ。そしてそれを伝えるために映画という媒体を利用しただけ。この作品には映画としてのウリがありません。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-09-26 05:18:57)《改行有》

60.  グッバイ、サマー 《ネタバレ》  雰囲気は凄く好き。  ただ序盤がたまらなく退屈で、終盤はカタルシスのかけらもない展開が自分の好みと合わない。  テオは最終的に中学校をやめさせられて強制的に軍隊へ。それに対し何もできないダニエル。  2人の旅は最高で、『俺達はどこでも行けるし、何でもできる』という希望と可能性に満ち溢れていたのに、終盤でしょせん中学生だという無力な現実をつきつける。ちょっと、いや大分気に入らないです。  中学生という多感な時期。それは日本でも外国でも同じだというのがわかって親近感。でもやたら生々しい性生活のトークがこの映画に必要だったのかは疑問。  なんとなくくすぶり続けていた2人が、何らかの形で親や社会からちょっとだけ認めてもらえるようなプチサクセスを期待してしまっていただけに、何とも味気ない終わり方にただただ脱力。  独力で独創的な車を創りあげてしまったテオ。雑誌に掲載されるほど絵の才能があるダニエル。2人の才能をしっかり劇中で紹介しておきながら花開かせない、ちょっと私の肌にはあいませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2021-07-15 03:27:31)《改行有》

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