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プロフィール
コメント数 2268
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  ゴーストライダー 《ネタバレ》  青年ジョニーと、ニコラスジョニーが同一人物に見えない。イケメンがニコラス・ケイジに変わっちゃったので、『呪いってこわっ』て思ったんだけど、それは呪いじゃないみたい。ただの時の流れでした。  しかし、ビジュアルだけならまだしも、内面までなんか違う。父を奪われ、彼女と別れ、孤独なダークヒーローの誕生かと思いきや、ニコラス・ケイジを見ていると、どうやらそうでもないらしい。変にテンションが高いときがある。コメディタッチなキャラが出る。結局彼女に自分から言い寄っている。プロローグで作りこんだキャラ設定はどうでもいいらしいです。  メフィストはジョニーに何をさせたくてゴーストライダーにしたのか。ジョニーの父がなぜ邪魔だったのか。どーして彼女と別れなければならなかったのか。もし『誰の目にも触れてはいけない』とかいうんだったらわかります。『正体がばれたら死刑。』とかだったらね。肉親や彼女はいないほうがいいでしょう。でもゴーストライダーになって町ん中堂々とバイクで走りまわっとる。しかも5分足らずでみんな『あれジョニーじゃね?』って気付いとる。隠す気なし。メフィストも隠す気なし。じゃあ父親は死ぬ必要なかったし、彼女と別れる必要もなかったじゃねーかよ。こんなに一貫性のない設定ってなかなかないです。  メフィストに復讐するのかと思いきや、ブラックハートとかって全然違う奴とバトルする羽目に。  人類の危機みたいなもんを、ダークヒーローが救うみたいな展開だったら燃えます。でも悪魔家族の親子喧嘩じゃん。そんなお家騒動に友情参加の友達悪魔たち。これがまあ弱い。見た目以外全部ショボイ。弱すぎて魅力がない。  この映画はただのCG祭りです。CGは大好きなので、CGによる映像のオンパレードは確かに楽しかったです。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-05-15 05:11:17)《改行有》

22.  恋するマドリ 《ネタバレ》  ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。パリン。え?なになに?ちょっとだけ急展開。ちょっと面白くなってきた。そんでそんで?ええ?えええ・・。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。助けて。引越し屋。空港。パパ。告白。おばちゃんかっこいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ねえちゃんブサイク。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーにっこり。私はぐったり。  『問題。ガッキーかわいいって何回言ったでしょーか。』[DVD(邦画)] 4点(2019-05-05 05:26:23)(笑:1票) 《改行有》

23.  コールドプレイ 《ネタバレ》  雪山。山荘。若者。殺人鬼。定番。王道。定石を踏む安定感抜群のスラッシャーホラー。恐怖演出の数々。アメリカ産にはないノルウェー産の雰囲気◎。  殺人鬼は一人だけ。怪力だけど、蹴ったらひるむ。銃はある。スキー板もある。密室でもないし、出口はいっぱいある。どうとでもなりそうなのに、結局どうにもならないこの感じがもどかしくて良い感じ。人を怖がらせるのに一番大切なのは、『助かるかもしれない』という希望なのでしょう。これぞ正統派ホラー。  まずはミカルとイングが別行動。ちょっとしたことで諍い。ミカルが飛び出て、迷って、やっぱり一人みんなのところに戻っちゃう。この『やっぱり部屋に戻ろうか』と逡巡させるのがポイント。で、イングンは一人ぼっちに。最初の犠牲者。この流れが王道にして完璧。  私は個人的に、ホラー映画は『登場人物=犠牲者』が多いほうが好み。この映画は少なめ。ですが、この映画に関して言えば、少なめにしていることがプラスに働いています。まず瞬殺はされません。なにせ人数が少ないですから。あがくあがく。それがいい。エンタメホラーに過剰すぎないリアリティを添えます。  また、今回のメンバーが、若者特有のチャラさがありつつも、微妙に良い人たちってのが大事。感情移入しちゃうんですよね。だから悲劇、惨劇の衝撃が5割増し。一人でも生き残ってよかったと思う反面、殺人鬼と仲間たちの遺体がクレバスの底に横たわっているのが凄く悲しい。  忘れ物置き場のように並べられている、今までの被害者の戦利品。新聞の切り抜き。こういった小道具の使い方にも抜群のセンスが見え隠れ。掘り出し物とはまさにこうゆう映画を言うのでしょう。  なぜ少年は両親から虐待を受け殺されなければならなかったのか。そしてなぜ殺人鬼になってしまったのか。焼け焦げた部屋でいったい何があったのか。いくつかの謎が放置されたままなのが惜しい・・・![DVD(字幕)] 8点(2019-04-25 07:10:20)《改行有》

24.  コントロール(2004) 《ネタバレ》  これは性善説に則ったストーリー。人格というのは良くも悪くも環境が作り出すという猛烈なアピール。もっと言うなら、人格を形成する幼少期に『どのような人物と関わったか』、これが重要なファクターになるのだと思います。執拗に幼少期の思い出をフラッシュバックさせるのはそのためでしょう。作り手の強い主張を感じます。  わたしはこの考え自体を全否定はしませんが、個人の人格が境遇のみで決められるとも思いません。同じような環境で生きていても人の性格は千差万別。  それにしても最初はレイ・リオッタ演じるリー・レイに嫌悪感しかなかったのに、最後はいつの間にか彼の人生を応援してしまっているのは何故でしょう。彼がしてきたことを考えれば、彼だけが幸せになっていいはずなんてないのに。でもいつの間にか彼の幸せを願ってしまっています。これはもう映画の見せ方が上手いという他ありません。  レイ・リオッタはサスペンスやらせると抜群の演技をしますね。もともと狂気を感じさせるオーラをまとった役者さん。それに加えてこの演技。良い人のフリをしているのかどうかわからない中盤。ここが一番ドキドキしますね。  脇を固める役者さんたちも大変良かったです。掘り出し物の1本。  ラストで死んでしまうのは仕方がありませんが、濡れ衣だけは晴れてほしかったです。[DVD(字幕)] 8点(2018-03-21 03:08:43)《改行有》

25.  幸福な食卓 《ネタバレ》  なぜ父親は自殺未遂をしたのか。なぜ母は家を出たのか。兄の言う『ズレ』とは何なのか。答え合わせはされているようでされていません。兄の言葉は抽象的な表現にとどまっています。それともたったそれだけの情報量で理解できない自分が悪いのか。  いずれにせよ、映画としてあまりに中途半端で、かつ娯楽性にも欠けます。  とは言え、大浦君と佐和子のやりとりはとても穏やかで微笑ましい。ユーモアもあります。こーゆー青春疑似体験は結構つぼ。  なのに、そんな大浦君の死とひきかえに始まる、中原家の再生。まさかこのテイストの作品で死人が出るとは夢にも思いません。大浦君の死って、はたして必要だったのでしょうか。家族が再生するきっかけとなるためだけに、こーゆー展開にしたのだとしたら、あまりにも安直。だからとても感動はできません。  本編とはあまり関係がありませんが、『西校』の設定も気になります。随分高い偏差値の難関校らしいですが、それにしては生徒が幼稚。本当に偏差値が高い学校であれば、『歌を歌わない。』『一生懸命頑張っているクラスメートを非難する。』なんて子供じみた真似は絶対にしません。そーゆーリアリズムに欠ける部分ばかりが目についちゃって、いまいち物語に入り込めないまま終わっちゃいました。[DVD(邦画)] 5点(2018-03-16 02:48:49)《改行有》

26.  コンスタンティン 《ネタバレ》  はっきり言いましょう。これは中学生の妄想爆発オタク映画と全く同じレベルの作品です。なぜなら自分が中学生のとき似たようなことを妄想していたからです。それでいて、ディテール、ストーリーについては、日本のマンガの驚異的な面白さにはてんで及んでいないので、そりゃあ日本人が満足できるはずがないんです。小さい頃から少年漫画を読んだことがなく、いつもクラシックばかりかかっているような家庭で育った稀有な人が大人になって、この映画を見たら、面白いと感じるかもしれませんけどね。  ただ、漫画好き、ファンタジー好き、バトル好きな人たちにとって、冒頭の『少女の悪魔を鏡に引きずり出して粉砕』っていうエピソードは、否が応にもこの映画への期待値を高めることになると思うんです。そして誰もが、まさかその序盤のエピソードが、この映画の最高潮だとは夢にも思わないわけです。結果、最後まで見て期待したほどのものは出てこないわけですから、とても万人受けするような代物とは言えません。  それに、イザベルが結局なんで死んだのかはわからない。助手のチャズは死んじゃう。ラストのおいしいところは突然出てきたサタンがもっていく。エンタメ系ホラーアクションなのに、なんだ、このすっきりしない終わり方は。  そしてやっぱりストーリーですね。映像とキャラクターが面白いし、なにより結構好きなジャンルなので、もっとわかりやすくしてほしかったです。途中から厨二の妄想が暴走したような展開になっちゃってわけがわからず。作っている人たちだけがわかってればいいやっていう、独りよがりなストーリーにあぜんとしちゃいますね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-12-19 14:20:02)《改行有》

27.  告発のとき 《ネタバレ》  こーゆーマジメな作品にこんなことを言うのは間違っているのかもしれませんが、映画としてのパンチに欠けます。  『無許可離隊した息子』『そんなわけないと探し出す父』『死体で発見される息子』『非協力的な軍警察』『タイトル「告発のとき」』だからてっきり軍の不祥事を明るみに出そうとした息子が暗殺されて、それを麻薬組織の仕業に見せかけた、陰謀系サスペンスだと思い込んじゃったわけです。実際は全然違って、『戦争帰りの兵士達。心を病んだ結果の成り行き殺人』でありました。もちろんそれはそれで良いのですが、もったいぶったミステリーの結果としては、いささか物足りないです。。。ただ、少しずつ真相が明らかになる戦争ドラマとして見ると、見応えのある作品です。後味は決して良くありませんが。  『子供をはねたことに苦悩する青年』が『捕虜を面白半分で拷問する狂人』に変わってしまう。だからあだ名を『ドク』と名づけ揶揄する友人達もやはり狂人。『戦争帰りの夫に怯える妻の相談を適当にあしらった結果、殺されてしまう妻』のエピソードがスパイスとして効いている。『今回はたまたま自分が刺した。翌日だったら刺されていたのは自分のほうだったかもしれない。』『イラクは異常だった。でも今はイラクに戻りたい。』などなど、心が壊れてしまった戦友たちの言葉が痛々しい。息子だけでなく、心を病んでしまった兵士はこんなにもたくさんいるという現実。ですがその伝え方があまりにも淡々としすぎているため、心に響いてこないんです。  超シリアスなお話も良いんですが、多少の脚色、演出は必要だと思いました。  息子や若い兵士たちの心からの救難信号を息子たちに代わって上げる逆さの星条旗。これ以上ないラストですね。[DVD(字幕)] 6点(2017-11-28 04:27:16)(良:1票) 《改行有》

28.  恋は五・七・五! 《ネタバレ》 『ああ地味だ だらだらだらだら 退屈だ』 『工夫ない メリハリもない つまらない』 『死んでやるー 死ぬ気も無いのに 超うざい』 『誰得か わからんパンチラ マジうざい』 『さわやかに ぶちこむ下ネタ いらねーよ』 『フィクションは もっと楽しく やってくれ』 『そこだけは ちょっと良かった お泊り会』 『もう見ない この監督と サヨウナラ』[DVD(邦画)] 3点(2017-06-25 03:34:41)(笑:1票) 《改行有》

29.  コーチ・カーター 《ネタバレ》  実話をベースにしたスポーツ系サクセスストーリー。好きなジャンルです。  バスケ部OBのケン・カーターという人物が、母校の落ちこぼれバスケットボールチームのコーチを引き受けます。この流れ。てっきりバスケット中心の物語かと思うじゃないですか。いえいえ。この作品はもっともっと意義のある作品でした。  『チームとしての成長』+『規律』『礼儀』『モラル』『学業』。この作品は教育の本質に迫るドラマです。  カーターは教育者ではありませんが、誰よりも教育者らしい教育者。彼が作ったルール、指導、契約はすべて選手達の未来を見据えたもの。それは一時の勝利の更に先にあるものでした。  『選手』『保護者』、更には味方であるはずの『校長』からさえも支持してもらえない四面楚歌。  それでもゆるがないカーターの信念。そのうちに、一人、また一人とカーターの信念を理解しはじめていく、その展開は本当に見る者の胸を熱くさせてくれます。  そして物語は最高のクライマックスを迎えます。  私にとってのクライマックスは『体育館』。皆が勉強しているときでした。そこからのクルーズの独白。あまりにも臭い演出なのに、もう聞き入っちゃいましたね。ここが最っ高に感動します。個人的にはここで映画が終わっても良かったくらいです。  人は自分が生まれる場所を選べない以上、大人たちが作る地域社会性というものがいかに重要か、この作品を見ると本当によくわかります。そしてそれ以上に、親の姿勢のあり方、これが重要なのだと思います。  貧富の差、境遇は、すぐには良くならないけれど、『考え方』『意識』、そして『生き方』はすぐにでも変えられる。  そう思わせてくれる映画です。実に良い。[DVD(字幕)] 9点(2017-05-29 02:37:15)(良:1票) 《改行有》

30.  ゴジラ FINAL WARS  これはなんだ?ゴジラは出てくるけれど。『ゴジラ映画』と言っていいのか。  まるで、厨二の妄想全開の中に、ゴジラが巻き込まれたような、言葉では言い表せない世界。  『ヴァーサス』の『人間』が『怪獣』に変わっただけじゃねーかよ。  言いたいことがありすぎて、何を言ったらいいのかわからない。  とりあえずゴジラにあやまれ。  モスラにもあやまれ。  エビラにあやまれ。  ヘドラには特にあやまれ。  マトリックスにあやまれ。  スターウォーズにあやまれ。  この映画を『ゴジラ映画』だと思って見てしまった人たちにあやまれ。  ・・・てゆーか、この監督『ゴジラ』を見たことないんじゃ・・・[DVD(邦画)] 1点(2017-04-13 04:27:47)(良:2票) 《改行有》

31.  恋人はゴースト 《ネタバレ》  ベタの王道ラブコメながら、これは感動します。  アイデアそのものは使い古されたものですが、アイデア頼みになっていないのがこの作品の良いところ。  ファンタジーでも、ラブコメでも、細かい設定、エピソードがとても丁寧に作られていて、説得力があります。  『見える人』『見えない人』設定の使い分けは見事。しかも、上手くストーリーの中でその設定を機能させています。  よって見ているこっちは、もやもや、はらはら、どきどき、いろんな感情を織り交ぜながら楽しむことができます。  『同僚』『お姉さん』『友人』『霊能者?店員』『子供達』『嫌なやつ』誰一人として無意味なモブキャラは存在せず、必要な人員としてきれいに配置されているのが大変良いですね。  伏線の張り方も上手。その回収の仕方も鮮やか。『リジー』の呼び名がこんな形で活きるとは。ありきたりでも予測がつかず、どきどきします。  『悲しい話で泣ける話』はたくさんあれど、『ハッピーエンドで泣ける話』はめったにないので貴重かもです。  この作品の魅力はちょっとだけミステリー感があるところですが、その中でも主演二人の絆、これは気になるところです。  ところがその絆ってのがあまりに小さなもの。  これには拍子抜けしちゃいましたが、ラブコメとしては傑作といってよい作品です。  とてもピュアな作品なので、家族で見られるのも◎ですね。[DVD(字幕)] 9点(2017-04-10 15:17:48)(良:1票) 《改行有》

32.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 《ネタバレ》  前作のはまだストーリーがしっかりしていて面白かったのですが、これは子供だましすぎます。  いや、当時の子供であっても、だまされないような薄っぺらすぎるストーリーです。  セリフだって常套句のオンパレード。  もちろんゴジラ映画ですから、そんな高尚なお話でなくて良いのです。  かといって、特撮さえしっかりしているのであれば、何でも良いというわけでもないのです。  『機龍を使うとモスラが人類の敵になる。』  『モスラの幼虫が双子』  何かの伏線か?と思ったのですが、この設定が活きるような展開は見事にありませんでしたね。  アイデア出しっぱなし。もう少し練ってください。  ゴジラシリーズのストーリーってたいしたことなくても、いつも楽しく見れていたのに、今回はちょっと退屈で欠伸が出ます。  子供が一人であれだけの椅子と机を校庭に並べる。そんな展開を平気でやっちゃう脚本。真剣に作った作品とは思えないです。[DVD(邦画)] 3点(2017-04-09 02:48:46)(良:1票) 《改行有》

33.  ゴジラ×メカゴジラ 《ネタバレ》  この作品の成功の最大の功労者は、なんといってもゴジラにあります。  彼は何年も『メカゴジラ』もとい『機龍』の完成を待ってあげるのです。  そして、『機龍』が完成されると、その完成セレモニーの最中に登場し、『機龍』と戦ってあげるのです。  この完璧なタイミング。26作目にもなると大ベテラン。完全に空気が読めています。  こんなに人類の都合に合わせてくれるなんて、彼は本当に人類の敵なのでしょうか。  とまあ、冗談はさておき。1990年代の同名作品と比べ、ストーリー、ビジュアル、全ての面においてスケールアップしています。  音響効果も素晴らしく、これぞまさに特撮映画を見たという満足感に浸れます。  また、主演の釈由美子演じる茜さんが素晴らしい。  前半、ゴジラの犠牲になる隊員がいます。そのことで茜を恨む隊員がいます。責められちゃう茜。こーゆー人間ドラマの部分がゴジラ作品にしてはいけてます。  宅間伸は少々過剰演技気味な気がします。  ゴジラ松井はジョークのつもりか?  アクションは良い部分と悪い部分の落差が激しいですね。  メカゴジラもとい『機龍』のアクションはなかなか良かったと思いますよ。  搭載兵器が多くて、私みたいなマンガオタクの心をがっちりつかんできます。  それに対してゴジラのアクションはやや物足りない。棒立ちで攻撃を受けるシーンなんてがっかりです。  最後に一言。  ゴジラのおたけびに暴走を始める機龍、最高でした。  まんまエヴァンゲリオンのパクリですが、パクリでも何でも、こーゆーの好きです。 [DVD(邦画)] 7点(2017-03-27 11:33:56)《改行有》

34.  コラテラル 《ネタバレ》  普通のタクシー運転手が、殺し屋の仕事になぜか付き合わされる物語。  この『なぜか』の部分の説得力が弱く、多少強引な展開ではあるが、許容範囲。  登場人物が多すぎないのが良いですね。自分好みです。  それに大部分はヴィンセントとマックスの二人が中心となっているため、変に凝ったサスペンスよりすっきりして見やすいですね。  ただ、シーンとシーンをつなぐ『タメ』のようなものが長すぎて、ややクドイ。  そーゆー雰囲気を作りたいのはわかるのですが、中だるみを引き起こす原因になっているような気がします。  ストーリー自体は、ある種の哲学を感じますし、何かのメタファーなのかなって思う部分もありますが、やはりシンプル。  こーゆーストーリーであれば、変に間を置かずに、テンポよく進んでいったほうが良かったんじゃないかな。  要所要所のアクションは瞬殺パターンが多くて好き。迫力があるし、サスペンス色が強くなります。  ラストの攻防も見事でしたね。  こんなに怖いトム・クルーズを見たのは初めてです。  特に地下鉄での『降りたいけど降りられない。』という状況の作り方がうまいです。  いたってシンプルな構図だけに、緊迫した雰囲気がよく伝わってきます。  総評。中だるみする部分はあるものの、気にならない程度。全体的にスリリングかつサスペンスフルで面白かったです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-03-25 04:30:48)(良:3票) 《改行有》

35.  ゴースト・オブ・マーズ 《ネタバレ》  少々期待しながら見たせいで、期待はずれの気持ちのほうが大きい。  それでもそこそこ楽しく見れたので甘めの採点です。  最初のうちはそれなりの緊張感をもってドキドキしながら鑑賞。  そしてヘヴィメタメイクの人たちが集会みたいなのをやっているところで気分が一気に冷めます。  まあそーゆー作品と知っていればよかったのでしょーが、ホラーと思って見てしまうと間違いなくここで冷めるはずです。  こーなってくるとホラーではなく、B級エンタメアクション。嫌いではないのですが、何が起こっているのかわからない序盤のテイストのほうが好みに合っています。  『やっつけたら、ゴーストみたいなもんが乗り移ってくる』という設定も好きではありません。  攻略のしようがない。希望があるから、恐怖感や焦燥感も増すのだと思います。結局は倒せないというのがわかっていると、どうしようもありません。  体がスパスパ切られていく演出は好き。スケールの小ささ、B級感たっぷりのチープな感じもきらいじゃありません。火星の各種デザイン、特に居住区なんかは、一昔前のRPGみたいで結構好き。  警察グループ、犯罪者グループの戦闘能力が高いのが良い。  好きなポイントもたくさんある映画。  その一方で、ヘレナ隊長がいつの間にか殺されていたり、人の使い方がもったいないと思う点もあります。  仲間が死んでも、話題にすらあげないのは、さすがに事務的過ぎる気もします。  好きなジャンルの作品。ですが気になる点多々あり。惜しい。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-08 15:37:23)《改行有》

36.  ゴーストバスターズ(1984) 《ネタバレ》  小さい頃何度も見た作品。世の中にこんな面白い映画があるのかと思っていましたね。  今見ると、『思い出補正』をプラスしても7点くらいでしょーか。  もっとゴーストがわんさか出てきたイメージがあったのですが、それほどでもありませんね。  それにしても、まだCGが無かった時代に、ゴーストや捕獲レーザーの映像は驚きです。鮮やかなカラーリング。今見てもエキサイティングでビューティフル。  ストーリーはあってないようなものです。  いつの間にか会社ができてるし、いつの間にか捕獲レーザーができてるし、いつの間にかCMができて雑誌にのって何の前触れもなくゴーストがいっぱい出てきて大忙し。  その一方で、図書館のゴーストや終盤で街にちらばったゴーストなんかは放置。  ラスボス『ズール』だの『ゴーザ』だのとのバトルも、門に向けてレーザーを交差させて、何か凄いことが起きて、終わり。  この絶妙ないい加減さが嫌いではないなー。  とにかく細かいことは気にしていないようです。  ノリと勢い。そして映像。これだけで突っ走る。気持ちが良いくらいに潔い作品であります。  ですが、子供のときは映像だけで楽しめたのですが、大人になるとそれだけでは物足りない自分がいるのも、また事実。  つまりは、この作品は『子供向けアニメ』と同ジャンルなのかもしれませんね。  子供はまず第一に『映像』。ですが大人になると、『ストーリー』、『人』、その次くらいに『映像』が大切なのかもしれません。  少なくとも自分はそうだと再認識できた作品です。  それにしても、4人がコスチュームを着て立ち並ぶ姿は、コメディを通り越してもはやカッコ良いですねー。  その気持ちだけは大人になっても変わらなかったのが嬉しい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-06-05 17:30:40)《改行有》

37.  コーリング 《ネタバレ》  このストーリーだったら、余計なホラー演出は全体のバランスを崩してしまうのでは・・・。『シックス・センス』のように、ホラーとドラマの調和がとれたものもありますが、本来は両極端な別ジャンル。何でもかんでもミックスさせれば良いってものでも無いみたいですね。  また、どーしても夫に子供のことを伝えたいのはわかりますが、そのために夫を臨死体験に導いちゃうっていうのはどうでしょう。ガイドの人が助けてくれなかったら夫は死んでいたかもしれません。子供は天涯孤独の身になります。それが、本当に『愛』だと言えるのでしょうか。  とは言え、ラストのオチはまったく予想していないものだけに、『驚き&感動』で、鑑賞後の評価は高くならざるを得ません。  伏線はいろいろ張ってあったのに、その伏線に後から気付く脚本・演出は、極めてレベルが高いと思います。  いろんな意味で、ラストに救われた作品だと言えそうです。  ラストがなければ、流行にのっただけの、主題不在の失敗作に終わったことでしょう。このラストで、一気に観る価値のあるドラマへと進化しています。最期に、娘と遊ぶシーンを入れてくれたのも、嬉しい心配りです。どこから見つけてきたか知りませんが、お母さんにそっくりな娘さんです。  すごく良い映画だっただけに、せめて音楽だけでも違うのにしてくれたら良かったのに。  最愛の人をなくし、悲しみに暮れるケビン・コスナーに深く共感していたわけです。  それなのに、『子供が目ぇ見開いて起き上がる。』『窓の外に奥さんが立っている。』『死体に腕をつかまれる。』『片付けたものが全部もとの場所に戻される。』  何かあるたびに、ハラハラドキドキ。いったいどういうスタンスで見れば正解だったのか、いまだつかめず。  ホラー演出が邪魔だというたくさんのご意見に、深く同意です。[DVD(字幕)] 8点(2016-05-21 15:11:05)《改行有》

38.  公共の敵 《ネタバレ》  これは面白い。思わぬ拾いもの。  冒頭の刑事はなぜ自殺したのか。捜査令状も無しに、あんな好き勝手やれるものなのか。口の中から簡単に見つかる証拠が、なぜ今まで見つからなかったのか。あまりにディテールが雑なので、気になるところはちょいちょいあります。  ですが、そんなことが些細なことに思えるくらいの、パワーと勢いがこの作品にはあります。  『小さい悪は見逃すが、大きい悪は見逃さない。』なんて、そんなかっこいいものではないけれど、ソル・ギョング演じる主役のカン刑事に男のかっこよさを感じます。  そしてこの作品は、イ・ソンジェ演じるギュファンのサイコっぷりがあまりに見事。  そのサイコパスを、暴力でねじ伏せていくストーリーテリングは爽快ですらあります。  ヤクの売人や、ナイフ使いのチンピラ、果物売りの青年に、上司に後輩と、脇を固める人たちが良い味出してますね~。みんな良い人。  『アニキって言うな。刑事と言え。』というラストのセリフに、カン刑事が自分の未来にどんな決断をくだしたのか見えた気がして、気分がほっこり。  ですがラストのラストでは、街の悪党相手に大立ち回りを演じてフィニッシュ。そう、これってまんま『こち亀』の両さんのノリですね。  少々グロイ描写があるので、その辺は注意が必要です。ですが、ストーリー、テイスト、どれをとっても万人向けの娯楽作品に仕上がっていると思います。[DVD(吹替)] 8点(2016-05-05 03:15:49)《改行有》

39.  GO(2001・行定勲監督作品) 《ネタバレ》  窪塚洋介はどんな役をさせても窪塚洋介にしか見えません。そんな窪塚の演技のなかで、『きれる演技』や『凄みを利かせる演技』だけは昔から好きです。それに対し、『笑う演技』はあまりにわざとらしすぎて鳥肌が立ちます。Vサインや『~なのだ』もやめてほしい。  大竹しのぶや萩原聖人など、脇を固める俳優さん達はベテラン揃いでかなり魅力的ですね。作品全体に大変良い雰囲気を創り出していると思います。  さて、ストーリー。最初のうちは、焦点が定まらず、はっきり言って何が言いたいのかよくわかりません。暴力描写がある割りには、そこに在るはずの人の心の動きが見えづらくて平坦に感じます。つまりは退屈。  話がやたら前後したり、一貫性がなかったり、とりとめがない展開がだらだら続いたりする物語は苦手です。  ただ、しばらく見ていると、いつの間にか映画の世界にはまりこんでいます。最後まで見ると感動もします。  在日韓国人、国籍というのが恋愛エピソードを盛り上げるための舞台装置かと思いきや、むしろ人種間の問題のほうがメインなんですね。重いテーマを青春ドラマとコメディタッチで仕上げ、深刻になりすぎないように、でも凄く真面目にとりあげているバランスが絶妙。  その一方で、親友の死の扱われ方がちょっと軽い気がするのが残念。  『グレートチキンレース』にしてもそうですが、人の命に関わる問題も、人種差別と同じくらい丁寧に扱ってほしいです。  そう思えるのは、この作品が良い映画であった証でもあります。[DVD(邦画)] 7点(2016-03-27 11:12:14)《改行有》

40.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 《ネタバレ》  まず最初の感想は、『バラゴンもタイトルに入れてあげて!』ですかね。  さて、この作品はきっと『ゴジラ』を愛する人が見たいものをつつがなく見せてくれる映画ではないでしょうか。  この作品を観て、怪獣が出現したときの驚きと興奮、あのわくわく感は時代を経ても不変のものだと再認識。  更に今作の最大の長所は、怪獣をたくさん出さないといけないので、テンポが早く、次から次へと見せ場がやってくることでしょう。  このお祭り騒ぎな感じ、大好きです。  個人的には役者さんたちのわざとらしい演技もゴジラ映画っぽくて好きです。  テンポが良い。飽きない。見ていて楽しい。『次はどうなる?』とわくわくする。娯楽映画はそれだけそろっていれば十分です。  私は、まさにそれが観たかったのです。    [DVD(字幕)] 7点(2016-01-17 03:10:06)《改行有》

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