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性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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評価順12
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1.  ミツバチのささやき 《ネタバレ》 素晴らしい映画。 この子供時代に味わうような深い感覚を何度も味わいたい。 そして大切にしたい。 非常に神秘的な美しさと温かな温もりがあり、また死を連想させる暗い雰囲気がある。 それらが非常に生き生きとして描かれる。 アナという少女の視点を通して見た世界は非常に繊細で不思議な世界だった。 映画フランケンシュタインを連想させる場面がいくつかあって興味深い。 学校に子供たちが入ってゆく場面は、まるでミツバチが巣に帰るかのようで面白い。 ここから子供たちはミツバチに置き換えられてるのだと思った。 ドンホセの人体人形は人体実験をされているかのようで、フランケンシュタインの怪物のようでもある。 夜の森を村人が捜索する場面は映画フランケンシュタインにも登場する。 夜の森でアナがキノコを触ったときに炎が燃え上がる場面は性的なものを強く連想させる。 そのときのキノコは非常にグロテスクだった。 少女の火渡り遊びはあまりに危なっかしく、これは大人になる儀式のようで怖い雰囲気が漂う。 その光景を見つめるアナの孤独そうな瞳が印象深い。 映画中に流れる音楽が非常に温もりのある音で、幼い遠い過去を思い出すかのよう。 少女アナというアバターにより、不思議な世界を疑似体験するかのよう。 アナの大きな瞳には何が映るのであろう。 アナという少女の美しさは伝説化し、あまりに霊的な美しさは生きる妖精のよう。 他の映画の深さがまるで色褪せてしまいそうなほどの深さを持ったこの映画は 言葉には出来ない本物の価値がある。 [DVD(字幕)] 10点(2007-11-12 00:29:00)《改行有》

2.  未知への飛行 《ネタバレ》 この作品がすごいのはたぶん作品の中で 本気で問題提起が行われるからであろう。 兵器とは悲劇しか生まない。 機械や兵器の威力はすでに人間のコントロールの範疇を超えている。 それを人間が持つこと自体が間違ってるのではないか。 抑止力として兵器を持たねば維持できない国どうしの関係、対話。 もう悲劇の結末がすぐそこに見えているかのようだ。[DVD(吹替)] 9点(2013-03-12 20:51:46)(良:1票) 《改行有》

3.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 スゲーマジ本気で面白かった。 この作品に関しては「相棒だ」とか「友情だ」とかよく聞いていたが、 それらに関しては満点!ほぼ満点! 仮にジャック・ウォルシュが10万ドルもらって喫茶店をやってたとしても、 彼はその先、一生を後悔して生きなければならなかったと思うもん。 いやー良かった!良かった! もう好印象しか残らない。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-23 02:24:56)《改行有》

4.  道(1954) 《ネタバレ》 もう、普通に素晴らしい映画だと思った。 不器用でも良いんだって思える。 2人はとても不器用で、でも一生懸命に正直に生きている。 道っていうのは「人生」? 先の方も書いておられて、全くそのとおりなのです! 2人は仲が悪く不幸なはずなのに、どこかとても幸せそうにみえる場面があります。 2人はギスギスして仲が悪いけど、なぜかそうは見えない。目にみえない深い絆で繋がっているかのように。2人の関係はとても深いのだと思います。2人の関係がとても面白い。 不思議です。 (映画だからだけど)こういう不器用な夫婦も良いのでは?と思ってしまう。 ジェルソミーナはコロコロしていて可愛らしいです。 (実はパッケージの彼女の表情を見たときは「キモ!」とか思ったのですが、作品を観たら素直な彼女が好きになりました。) ザンパノは悪いやつで嫌いです!でも、それが「ザンパノ」という人間で、何故か嫌いになれない「人間らしい温かみ」があるように思います。見えない優しさとでも言いましょうか。彼は「優しさ」に関しては不器用だったと思う。 そのザンパノのマニアックな芸風にも、どこか人間らしい(ザンパノらしい)不器用さが現れている。僕は不器用なザンパノが好きです。 最後に泣き崩れるザンパノも不器用な人間の姿そのものではないでしょうか。 超蛇足ですが、おばちゃんがパスタみたいなものを口にほおばっていたけど、あれが美味しそうで印象に残った。 [DVD(字幕)] 9点(2007-09-16 01:51:28)(笑:1票) 《改行有》

5.  ミイラ再生 《ネタバレ》 (2008年映画メモより) エジプトの儀式的なムードを演出する舞台セットがとても良いです。 呪術的な感じは不気味なモノクロ映像の中でより怪しさを増します。 笑い死んだところに鬼気迫るものを感じました。 ボリス・カーロフは目の下にできる影がなんとも不気味です。 ノッポでのっしりのっしりと歩く無表情な様は印象に残る。 呪いの恐ろしさが伝わるような怪奇作品でした。 エジプト好きな人ならまず楽しめる雰囲気ですが暗くて怖いです。 [DVD(吹替)] 8点(2012-03-07 00:54:03)《改行有》

6.  未知空間の恐怖 光る眼 《ネタバレ》 平穏な村が突如として怪奇現象にみまわれる。 平和な日常の生活が徐々に不安に支配されていく。 それをとても冷静に、とてもリアルに描いた作品だと思う。 それは徐々に淡々とやってくる。 村全体が眠りにおちたり、村の女性全員が妊娠してしまったりと、そういう得体の知れない「怪現象」の雰囲気が好きだ。 だから冒頭の、道の傍らでバスが停まっていたり、軍隊が調査したり、不可解に人がバタバタ倒れてゆくのもとても普通に(リアルに)描かれていて面白い。 子供たち全員が統率のとれた同じ動きをする、感情の無い子供達はとても冷たくて、変で、それは「怖い」というよりもなんだか普通と「違う」のだ。 愛情も感情も何も無い無表情な息子に(まったく別の生物に)、敬語で「お父様」「お母様」と言われるのはどんな気持ちであろうか?とても冷たくは無いだろうか。 そういった主人公ゴードンの精神的葛藤を見事に描いていると思った。 村の人々が精神的に追いつめられて行く、「外見的には何も変わらないのに、何かが確実に起こっている怖さ」みたいなものを描いていると思う。 生物の正体も明かされないが、それが「未知の恐怖」を演出しているのかもしれない。 この作品は心理描写が見事だ。 淡々としているが、ちゃんと描いている。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:50:30)(良:1票) 《改行有》

7.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 まず、「ミッドナイトエクスプレス」この一度聞いたら忘れられないようなタイトルが秀逸ではないでしょうか。 最初から最後までとても集中できました。もう眼が離せません(鼻息)!! もう、画面に釘付けでした。   なんかよく分んないけどさぁ、刑期が釈放直前になって延びちゃうなんてホント許せないよ!   でも映画の獄中生活って、見ていてなんだか面白いです。 隔離された中での人間模様とかそういうのが見れて面白いです。 全く関係ないですが、冒頭の麻薬をアルミで丁寧に梱包する場面が何故か印象に残っています(たぶん僕だけですね、、、)。 獄中生活を描いた作品は独特の雰囲気があって好きです。 最初からフザケている主人公はウザくて嫌いなのですが、 いやぁ~、よく頑張りましたよ! 父親が息子を案じている姿に好感が持てたのをなんとなく覚えています。 それにしても息子はアホですが、まぁ自業自得なんですが。   主人公には友もいますが、、、でもそれにしても本当に人間って信用できないと思いました。 主人公途中でキレるじゃないですか? 彼の本気のキレっぷり、暴れっぷりは見事でした! 水盤を打っ壊し、相手に殴りかかり、そして怯える相手、そしてその○○を、、、! その場面はとても見応えがあって気持ちイイ!!たぶん一番アドレナリンが放出されたかも。。。 後半は本当に病んでました。観ていて怖かったです。とても観られません。 本当に人間の極限状態を描き出しています。   あのデブのブタさんホント最低ね!ザマぁみろ!   そして最後の最後は、、、良かったですねぇ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 02:35:55)《改行有》

8.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 社会のおかしな部分、それが怖いくらいとてもユニークに表されている。 またタイミングが絶妙に決まっているので神業的な感じがする。 明らかに何かがおかしいことが普通に進行している感じがまた奇妙だ。 最もよく思うのは、修理の際の手続きの運びの悪さ、イライラします。 空想の未来というのは恐ろしさを秘める。 何処か歪んでいる風に思う。 人間への敵意を強く感じる。 見えないものに支配されている感じがとくに怖い。 描かれる未来の世界は全てが胡散臭くて惑わされっぱなし。 正気を失った常識がある。 全く正体の見えない怪物がいる。 SFのテーマとしてよくありますがこの監督の映画は独特。 「毒」の部分がユニークで強烈。 それが的確すぎるため、そのイメージが脳内を深く傷つける。 洗脳のようだ。 これは性までもどこかおかしい。 ヒーローも変だ。 全ての概念がおかしいなかで、歪んだものだけが確かなおかしな世界。 夢の中の巨大な鎧武者が不気味すぎて強烈だった。[DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 03:08:42)《改行有》

9.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 たまたま列車であった男。 頭がキレるけどキチガイだった。 なれなれしい異常者にちょっと話を合わせただけで事件に巻き込まれてしまう何とも迷惑な話。 自分の計画を話しただけで行動に出てしまう異常者のとんちんかんさもあるが、 曖昧な返事でその場をやりすごすことで自分に起こってくることが描かれていて面白かった。 この異常者は不条理でかなり不気味だ。コミニケーションの成り立たないサイコな怖さがある。 また主人公には依存心の強い奥さんがいて、これもかなり怖い。まさに寄生虫といった感じだ。 こんな怖い人たちに取り囲まれた主人公どんだけって感じですが、ヒッチコックの映画らしく?少し離れたところに愛人や仲間と呼べる理解者が数人いるので少しは安心です。 メリーゴーランドのシーンはかなり迫力があって、何かの映像トリックかなと思われるものが顕著に出てて印象深かった。 あと、邦題がけっこう好きです。[DVD(字幕)] 7点(2014-04-30 23:49:11)《改行有》

10.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 思ったよりも面白かったです。 ヒーローの現実の苦悩が描かれる中で家族愛が徐々に素晴らしいものになっていきます。 日本のアニメから影響を受けてますね。 様々な能力が個性的で面白いですが、やっぱりゴムゴムの実の能力が一番活躍してました (あ、やっぱそれいっちゃマズかったですか)。 CGのレベルはすでに高いです。髪の一本一本まで表現してます。 デフォルメされたキャラクターのアニメーションは面白いです。 アクションはスピード感があるので最高です。 ハイスピードで繰り出される様々な能力のコンビネーションが美しいです。 バイオレットが可愛過ぎました。母親も美人秘書も色っぽいです。 シンドロームは憎ったらしさが半端ない。 家族愛や個性的な能力など描かれるべきものはしっかりとしてます。[地上波(吹替)] 7点(2012-07-26 00:25:35)《改行有》

11.  ミミック 《ネタバレ》 久々に良くできたSFホラーを観ました。 なかなか面白いです。 それにしても大量のゴキ○リに大量の天井ウ○コに巨大昆虫キメラって、、、不快度指数を稼ぎますね。 それにしても天井ウ○コって、超アートじゃん。 地下で二人の悪ガキが遭遇した、暗くて正体不明なキメラは生かされてました? スタイリッシュなオープニングは羊たちの沈黙みたいで良い。 大都会の他人への無関心さが表れる。 地下好きにはたまらないかも。 廃墟の地下鉄駅とか廃電車とか超イイ。 広大な街にして遭遇率が高すぎ。 二人の愛を確かめるラスト。被害が大きいけど、全部が二人の愛の反面のグロテスクさかい。 もう三人で勝手にヒューマンな家族ごっこしてろっちゅーの。 解剖とか超グロイけど良くできてると思う。 傷口にあんな液体を塗られた瞬間、自分なら人間を止めたい。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 02:45:20)《改行有》

12.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 映画史上で最も捻くれた不良ヒロインの登場!?現代風のネガティブさと才能を秘めた全く新しいダークヒーローの登場!? 凄いオーラを秘めた女主人公リスベットは、あまりにも今までの映画から言って主人公向きなタイプではなく、外見からして強いコンプレックスとトラウマを抱き心の病も抱えていますが、それが非常に魅力的でキャラクターの強みでもあります。 愛というものから逃避する暗い様は現代人の多くに共感を与えそうです。 僕も彼女のそういった暗さの雰囲気に非常に興味を抱きました。 ただ彼女は暗いだけでなく頭脳明晰でバイクもカッコよく乗りこなすので、そういった意味で彼女は心が病んでいながらヒーローになれたのだと思います。 本来、主人公とは人間としての弱みをあまり見せないものですが、彼女はそういうところを見事に見せるのが良いです。 この作品は人の心の闇を題材にしています。 非常に美しくゴスな映像も仄かに愉しいです。 島の凍てついた風景が素晴らしいです。 「セブン」や「羊たちの沈黙」のような異常犯罪の謎解きみたいなところもあります。 性の暴力についてこの映画では取り上げられています。 失踪する女性の多さ、豪邸の誰にも知られない地下室、立派過ぎる家と貧し過ぎる家の中で起こりえる閉鎖的な暴力などです。 それが異常で生々しいです。 中でも優位な立場を利用して自分の欲求を果たすパワハラが深刻です。 でもこの映画では復讐のマニアックな変態プレイが見れますが、目に毒です。 復讐劇として心地よいカタルシスですが、まぁ良い気味ですけど。 威圧して相手をコントロールする様な人間には、正直あれじゃ未だ足りませんが。[DVD(吹替)] 7点(2012-02-09 01:05:44)(良:1票) 《改行有》

13.  Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 《ネタバレ》 面白かった~。最後はアセったぜ! あの娘、気に食わぬ。娘を愛しているとしても、何の解決にもならんだろうに。 ブルックスがすごく良い。 殺人者を賛美するのもアレなんだけど、尊敬するよ。 年取ったら自分、ああなりたいと思う。 吹き替えで見たんだけど、なんていうか、彼の知的な感じ、冷静な感じ、そういうところに憧れる。 僕なんていつもテンパっているから、知的で冷静な人に憧れるんだよ。 彼のもう一人の人格が一人歩きして、まるで友人のように彼に甘くささやく。 そんな彼の目にしか映らぬ相棒も怪しくていい感じ。 少しリンチ風に、暗闇から現れる感じが。 解決されていないところが多く、そのまま終わってゆくが、まあそれもいいと思った。 ブルックスが魅力的だったから。 途中でアクション・シーンみたいなところもあるけれど、 ほぼ終始にわたり殺人鬼の人間像を、描いてゆくところを見ると、 「ありふれた事件」を思い出した。殺人の動機などが全然違うのに。 カメラマンに説明しているところなどは、ドキュメンタリタッチみたいだったでしょ? 違うかな? 屋上に立ち携帯電話で興味本位に女刑事に尋ねる場面、ハンニバル風でいい。 ブルックスはあんなにも夜の生活が充実しているのに、昼の仕事も充実し成功しているなんてすごい。 殺人鬼でありながら、平穏な家庭の良き父であり、慈善家として周りから賞賛されていた。 その両立が出来るところが、頭良いんだろうな。 家庭に殺人鬼的なものを一切持ち込まない完璧さ、殺人現場に何も自分のものを残さない完璧さ、クールだぜ。 「ただの変態」「依存症のおっさんだ」っていわれりゃ、それでお終いだけどね。 糞ヒモ野郎とクソ弁護士が殺される様をじっくりと見たら、もっと心がスッキリしただろう。 なんてね、自分はあのカメラマンと同じレベル。 [DVD(吹替)] 7点(2011-02-08 02:53:24)(良:1票) 《改行有》

14.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 夫婦喧嘩もここまでダイナミックにやると、非常に開き直った明い感じがして良いです。 夫婦ゲンカの暗さを吹き飛ばすためのド派手アクションに思えてきます。 この映画、夫婦やカップルで観れば面白さ倍増なんでしょうけど、 僕はひとりで見たので面白さ半減ですけど。 でも深刻な問題を大げさに扱うとちょっと面白いです。 この映画の、家具が壊れる激しい喧嘩は激しいセックスみたいに映してます。 物が壊れる壊れる。 家が壊れるほど開放的な感じなんですね。 エレベーターの爆破スイッチを押した女性はプロの仕事屋にしては間が抜けすぎ。 夫婦間でもお互いの秘密を尊重して、もし過去を詮索しすぎると大変な戦争になるよーってことかなぁ。 後半は少し退屈した。マトリックスみたいの連続じゃん。 なんだ、結局ラブラブじゃねぇかフ××キン! [地上波(吹替)] 5点(2012-04-18 23:21:56)《改行有》

15.  ミネハハ 秘密の森の少女たち 《ネタバレ》 俗物です。エコールの神秘性が70%カットされています。エコールの関連作品とすれば本作は4点です。時間がとても長く感じた、、、疲れた~。 僕はイレーネに恋をしました。イレーネが美しかったから最後まで見れました。 しかし、まず僕はこの作品の主演女優たちを「少女」とは認めません。ですからこの作品は少女映画ではありません。だから少女映画の名作エコールとはまったくの別物として良いでしょう。 13から15歳くらいの少女でやらないと、この作品は良いものにならないと思います。と、ロリコンの僕は思う訳です(もちろんエコールを好きな人が絶対にロリコンという訳ではない)。 オープニングではバレエダンスの足元が映されています。これは非常にドロドロとしていて生々しく痛々しくて、物語中の様々な物が込められているのでしょうか、、、とても直視できません。ゲロ吐きそうです。気分が悪くなりました。 それに残念なのが、エコールでは「子どもの目線」(純真な目線?)で描かれていたのに、このミネハハでは「大人の目線」(現実に染まった目線)で描かれているところだ。 エコールの学校はとても神秘的な雰囲気で、この世のものとは思えない感じがあったが、ミネハハではとても普通の学校といった感じで、「なぜ少女達がそこで学んでいるのか?」「それがどういう場所にある学校なのか」という不思議さも感じられない。。 エコールでは「謎の権力者」という存在がなかなか見えなくて、とても不思議な感じであったが、ミネハハではあまり不思議という感じがしないし見え見えな感じだと思う。 滝を「ミネハハ」と名づける、おそらくは名場面らしきシーンですら糞です。 エコールよりも暴力的で残酷、猥褻卑猥、下品、安直、重い、苦しい、暗い、グロい、短絡的、即物的、、、、。 もちろんエコールと別物とすれば素晴らしいです。 映像も音楽も並以上のものです。情景的に美しい場面が多々ありました。 この物語は悲劇というしかありません。 イレーネに関しては、、、。多分この作品は「純真」「無垢」というところからは程遠いでしょう。少女が純真でも、制作側の心が映ってしまうからです。 エコールとは別物と考えるべきでしょうが、「原作が同じ」「パッケージが酷似」「関連付けられている」などなどありますので、なかなかそう考え難いです。 [DVD(字幕)] 5点(2009-10-07 02:37:46)《改行有》

16.  ミステリー・ツアー 《ネタバレ》 B級スラッシャーホラーです。 コメディー要素があって楽しめました。 こういう楽園の島に行ってみたいです。 若い女性が沢山です。 男が女性の昇天のツボを押すシーンがエロかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2015-01-21 00:33:38)(良:1票) 《改行有》

17.  ミート・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 激安だったのでDVDを購入してこれが二回目の鑑賞。 二回目ともなると愛着がわいてくる。 まあ普通のゾンビ映画です。 ただTVゲーム好きの自分としては、ゲームのバイオハザード4のような雰囲気が好きです。 アイルランドの風景は美しい。 ファッションは渋い。全体的に落ち着いた色合い。 最初の場面で車を走らせてるところはナイトオブザリビングデッドを連想させる。 ただこの映画は田舎の少し変な感じが良い。 牛の病原菌みたいなものの驚異がある。 牛ゾンビともいえそうなのが出てきてユニークだ。 そういう牛の恐怖が非常に成功している気もする。 家畜の恐怖というのは生理的にくる。 暗闇から現れる牛は迫力がある。 それと忘れられないのが暗闇から現れるハロウィン姿の子供たちだ。 あれが暗闇に浮かび上がった不気味さは忘れられない。 車の窓を叩く少女も凄い不気味だ。鼻からなんか出てると思った。 このゾンビ映画はしばしば反キリストみたいな味があってそれも面白かった。 そこが「ゾンビとは邪悪である」みたいな感じだ。 また片田舎ということもあってか疫病に感染された村人といった感じがしてよい。 それがあまりにも田舎臭くていい。 ゾンビよりもまだ人間臭さを残している。 修道院で決戦するところもなんだか悪魔と対戦するみたいな感じがしていい。 車の窓から女ゾンビの顔をぶったたく場面はスプラッタ映画の醍醐味。 叫びまくってイカれた体育会系の男は感染防止のために腕を切断された上に殺されるってどういうこと。 ところどころで素晴らしい雰囲気もありますが、「普通のゾンビ映画」というのを抜け切れていないと思うし(それどころか地味な印象もぬぐえない)、なんだか暗い迷路のような森が続く後半の場面では間延びしてボ~っとする。 叙情的だと思える場面や、ヒューマン・ドラマのようなシーンもある。 この上品さと繊細さが逆にゾンビ映画としては失敗? アイルランドの美しい風景とゾンビ映画との相性はあまり良くないのでは? どうも面白くない。 ゾンビ狩りとは人間狩りであると知らされる。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-04 00:08:31)《改行有》

18.  ミミック2 《ネタバレ》 前作もあるようで、ちゃんとした評価は出来ませんが、、、 ま、虫ホラーでは「ザ・フライ」の上を行くものは無いと、今のところは思っています。 オープニング場面から、PS版のバイオハザードをやっているような感じです(CGレベルが)。 冒頭の地下鉄の場面は「ジェイコブスラダー」っぽくて良いです。 そこから表に出て、大雨でタクシーが捕まらないところも「サスペリア」を思わせて良いです。 こういう場面を見ると、旅行するのが不安になるので嫌です。 あれだけ不安で孤独な場所だったのに、 パトカーが到着した瞬間に人だかりが出来て雨も止んでいるというのは、さっきまでのが恐怖演出だったんだと思わされます。 孤独な美人教師に高得点献上を、、、とも思ったんですが、 デート中にレストランでゴキブリの交尾の話を熱心にしながら蟹(節足動物)にムシャぶりつく彼女の姿にどん引き。 それと棚の裏には自分の写真がビッシリ、、、 「どうして私の周りには変態ばかりしかいないのかしらん」 って、彼女自身もちょっと変態というかマニアック過ぎです。 まず普通の男性は寄ってこないでしょう! 低得点のワリにはしっかりしているというか、、、お金もかけているようですし、やはり続編ともなると安定しますね。 ゴキブリを踏みつけた残骸までは綺麗な液晶画面では見たくは無いのですけれどね。 虫って怖いですよね。トランクの隙間から虫の肢がニョキニョキとはみ出て、それでわんさか出てくると、ゾッとします。背中とか首とか服の中にウジャウジャってなったら、もう寒気が走ります。 最後のモンスターは素晴らしいとしか言いようがありません。 人間と虫のちょうど合いのコみたいな感じで、それがドアの向こうに立っていたのでゾッとしました。 僕ってたぶん、着目点が人と違うんですね。見方が間違ってるのかな? ま、色んなマニアックなところに着目する人がいたっていいじゃないですか。 [DVD(字幕)] 4点(2009-12-17 02:05:10)《改行有》

19.  水霊 ミズチ 《ネタバレ》 水には霊が宿るとされますがこれはそのホラー化という感じです。 精神病的な恐怖があります。 日常的なところに恐怖を持ってくるのはJホラーの一つのやり方ですが、 この作品では水(とくに飲料水)が恐怖と結びつきます。 「悪いもの」を宿した水を飲むことで心身に異常をきたすというのは、 病原菌の話ならば普通にありそうですが、それを霊に置き換えてやっているところが昔の人の話っぽくて面白いかもしれません。 あとJホラーは美女が主演を演じてるだけで一定の価値はあります。 [DVD(邦画)] 3点(2015-01-26 01:04:55)《改行有》

20.  ミートマーケット/人類滅亡の日<OV> 《ネタバレ》 最初に監督さんが出てくるけどマジでふざけた人だ。 調子にのってるんじゃない! まぁ、僕だってこういうふざけた映画が好きだから別にいいんだけどさ。 それにしたって最低な映画だ。 執拗なまでの性器、虫、死姦、、、監督はアホだ。 吹き替えで観たらある意味で面白かった。 というのも、吹き替えの人が白人をバカにした風にやっているから。 それで施設のリーダーなんて原語ならそれなりのこといってるつもりなんだろうけど、 吹き替えでは鼻水垂らしてるんじゃないかと思うほどに低能だ。 これはたぶん自主映画なんだろうけど、 女優は美人じゃないどころじゃない。 レズヴァンパイアは不快でならない。 そう、この映画はゾンビ映画なのに主役の一人はヴァンパイアなのだ。 なかなかユニークだ。 そして覆面レスラーが最強でなんかイカしてる。 技巧もなにもかもがチープであるが、その中で作られた地獄絵図は (学園祭の出し物のような手作り感があって)少しは面白かった。 ゾンビは個性的でグチャドロ系のゴアメタル風なデスヴォイスをきかせてる。 しかしこいつら絶対に内臓は食う気ないだろうな。[DVD(吹替)] 3点(2013-07-14 14:04:11)《改行有》

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