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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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321.  ケープタウン(2013) 《ネタバレ》 結構な製作費で製作されカンヌでクロージング作品にもされた作品なんですが、興行的には大ゴケした映画。 原題が「Zulu」なので、なんかズールー族関係とかアパルトヘイトとかの話がキモになるのかと思いきや全然そんな事はなく、たとえばこの設定のまま舞台をアメリカにしてインディアン…もといネイティブアメリカンな刑事が出てきてタイトルが「アパッチ」とかでもそのまま成立してしまう内容です。 つまりタイトルに深い意味はありません。 だからこそ邦題は「ケープタウン」というめちゃくちゃ雑なタイトルにされちゃったんでしょうね。 で、タイトルにたいした意味がない以上、内容にもそれほど深いものはありません。というかぱっと見ではバディ物の刑事ものに見えるんですが、実際の内容はマッドサイエンティストが開発した「人を馬鹿にする薬」を悪の組織が人体実験しながら流用して金儲け…って内容なので、すでに普通の刑事もののジャンル超えちゃってて相当に荒唐無稽です。 で、ラストも結局はただの私怨ですよね、これ。 シナリオをもうちょっと練りこめなかったのか…と観た後で不思議になるような映画でした。 そりゃ興行的に大ゴケしますよね…[インターネット(吹替)] 5点(2020-04-16 17:23:51)《改行有》

322.  キラー・メイズ これどんな映画?と誰かに聞かれたら 「ジョーダンテがトワイライトゾーンの1エピソードとして悪ふざけで撮ったような映画」と答えます。 ビジュアル面ではすごいものがありますが、いかんせん内容が… トワイライトゾーンの1エピソードサイズ、つまり30分以下ならいいんでしょうが、こんな長尺で観るのはキツイですね。 ところで原題は「Dave made a maze」で(本編中にも似たような会話シーンあるけど)綺麗な韻を踏んでるのに、邦題はキラーメイズ。 この邦題はセンスないでしょう、と、そこは指摘しておきたいです、はい。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-11 17:10:49)《改行有》

323.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 どこをどうみてもインデペンスデイの正しい続編で、前作を楽しめた人にはそれなりに楽しめ、そうじゃない人には全然あわないだろうそんな映画。 そういう意味では正しい続編だと思いますが、前作がわりと好きな自分としては前作よりはだいぶ落ちるかな…という印象です。 その理由はまぁいろいろあるわけですが、一つには前作のキャラがほぼそのまま今回も活躍するという点。 いや20年もたってそれはないでしょう、と。 特にエイリアンに体乗っ取られて20年眠ってた博士なんか、起きたとたんに大活躍で「この20年の進歩とか全然なかったのか?」とどうしても突っ込んでしまいます。20年もたてば本当にいろいろ変わってるはずである程度勉強しないといろいろついてけないのが普通のはずなのに… また、謎の宇宙抵抗勢力を出して話を複雑化したのも失敗かな、と。 ただでさえ頭の悪い映画なんですから、そんな要素突っ込んだらうまく映画としてまとめられないんじゃないの?どうなの?…ほらやっぱダメじゃん!的な。 もっとシンプルにドンといってガンといってバーン!やったー!みたいなのこそがインデペンデンスデイだと思うんですよ。 あとは最近のハリウッド娯楽映画では避けられない中国資本の影響にはやっぱりちょっとひいちゃいますね。 「チャイナマネー!」という看板が映画の中でピカピカしてるみたいで、この露骨さはもうちょっとなんとかした方がいいんじゃないでしょうか? バブル期前後に日本マネーがハリウッドに流入したときでさえ、ここまであからさまに下品な事はしてなかったと思うんですよね。[地上波(吹替)] 5点(2020-04-04 12:13:07)《改行有》

324.  ボヴァリー夫人とパン屋 とりま犬がかわいい映画です。 テリア体型の犬が個人的に大好きなので特に白い方の可愛さはハンパありません。 さてこの映画、何しろボヴァリー夫人というタイトルですしフランス映画。 ボヴァリー夫人と言えばビッチ系仏文学の代表的小説なわけで、その名を冠する以上当然誰しも「エロい」映画だと思います。 つかそもそもタイトルに「夫人」とついたらエロくないわけがありません。それが普通の感覚です。 がしかし、タイトルから想像する内容と違いほとんどエロくありません。 というか(ほんの1分程度のシーンを除けば)完全に普通の映画なのでそういう目的で観ようとするのであればやめた方がいいです。 日本人既婚女性の不倫経験率が25%~30%とされる中、フランスやイギリスの同様の調査では不倫経験率が35%~45%ととんでもなく高い事がわかっていて(なぜか女性の不倫率の方が男性より高い傾向にある)、それを考えればごく普通にある事をちょっと捻って描いただけの話なんだと思います。 一言で言えば「フランス映画らしいエスプリの効いたエロティックコメディ」 …全然一言じゃないような気もしますが、そう書けばこの映画の説明はだいたい終わりです。 重要なヒロイン?のボヴァリー夫人は、適度かつ十分に美人でこの映画のヒロインにぴったりですし、この(仏映画らしい)ゆるいユーモアがハマれば面白いんじゃないでしょうか。 一応「コメディ」ではありますが、日本やアメリカのコメディ映画と違って「ギャグで爆笑」みたいなシーンは一切ないので、人によってはただ退屈で眠いだけ…という可能性もあります。 もう一つ、微妙に西洋文学に対する教養(ボヴァリー夫人は当然としてその他有名小説がいくつか)が問われますが、多分知らなくても大丈夫です。 (なぜ主人公はヒ素にこだわるんだろう?あたりが謎として残るくらいだし本筋と関係ありませんし) さてこのレビューを書いてる時点で、新型コロナウイルスが世界的に蔓延していてフランスも相当の被害にあっているわけですが、この映画を観ているとたとえばパン屋で客が売り物のパンを直接手にとり匂いをかぐようなシーンが普通に出てきます。 (客だけでなく店主も同じことをするので多分普通の行為なんでしょう) 日本人的にはありえない感覚なんですが、そういうのを観ていると欧州でアジアより爆発的に新型コロナウイルスが流行ったのもなんとなくうなずける、そういう変な発見がある映画でもありました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-03 09:45:43)《改行有》

325.  (r)adius ラディウス 《ネタバレ》 観始めから観終わるまでに映画の方向性が270度くらいズレていくすごい映画。 最初の設定の謎とかそういうのは途中からどうでもよくなって、え、そっち?っていう。 「誰も予想だにしない驚きの展開」とでもキャッチコピーが付いてればいいんでしょうけどね。いやいいのか? ストックホルム症候群のバージョンを描くために、ここまでの超絶無理設定を持ってくるのはさすがに反則でしょう。 そもそも製作者は綺麗にオチつけたつもりかもしれないけど、能力の設定が全く解明されてないんだから、死んでも能力だけ残ってるとかあの女に能力が移動するとか、あそこからどうなるかわかんないわけで。全然オチてないっていうね。 映画の途中、主人公が「このサイコ野郎」と言われるところがあるんですが、まさかあれ伏線だったんでしょうか笑[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-25 15:35:04)(良:1票) 《改行有》

326.  ドローン・オブ・ウォー この映画が公開される前年にアメリカの無人攻撃機が結婚式に向かう車列を誤爆して国際的に批判を受けるという事件がありました。 タリバンだのなんだのの高官が死ぬ度「アメリカの無人攻撃機が」と報じられるのはいまやいつもの事ですし、今の戦争はこうなのです。 で、そういう今の当たり前を描いた上で、この映画に何か面白い要素があるかというと…何もありません。 無人攻撃機オペレーターの個人的葛藤が描かれるだけのただ単にめちゃくちゃ退屈なだけの映画です。 古来、戦争映画で主人公の葛藤が描かれる事自体は「普通」なのですが、そこに戦争アクション的な物が伴うので映画としてまだ観る事ができます。 この映画の場合、その葛藤が日常生活の中での話なので楽しみようがないのです。 そういう日常生活を送りながら普通に車で出勤してリモコンで粛々と人を殺しまた普通に車で帰宅する…そういう異常さを描いてるのはわかるんですが、映画としての面白みを何か追加してくれないとキツイです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-23 13:27:17)《改行有》

327.  リグレッション 海外のレビューで「イーサンホークとエマワトソンをもってしても無駄に複雑でつまらないサイコスリラーにしかなってない。」というのを読んだのですが、いやまったくその通り。 それだけはオチにしちゃだめだろ…という一番ダメな方向に作品が向かっていった時点で「ダメだこの映画…」以上の感想がでてこなくなりました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-05 15:00:03)《改行有》

328.  ピラニア リターンズ 「ピラニア3D」の続編「ピラニア3DD」 DDってなんだよ…と当然思うわけですが物語序盤ですぐに種明かしがあり「デカパイ」の意味だそうで笑 実際おっぱいは潤沢に出てくるので嘘はありません。 一言で言えば「トップガン」の続編が「ホットショット」だった…あるいは「スクリーム」の続編が「最終絶叫計画」だった、みたいなもので予算も相当縮小されていて、スマッシュヒットだった前作が好きな人が観ればそりゃ評価も下がるだろうよ…とそんな感じの映画でございます。 この映画の価値は、前作の出来の良さを再確認させてくれること、ヒロインがかわいい事、それくらいじゃないでしょうか。 しかしそのヒロインの水着シーンは不足気味で、コメディシーンがそもそもあまり笑えません。 でもまぁこういう割り切ったバカホラーコメディが存在する事自体はそんなに悪い事じゃないのかな、と個人的には思います。 あ、くそ長いNGシーンはさすがに観なくていいと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2020-02-12 12:33:39)《改行有》

329.  ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 《ネタバレ》 エウレカセブンは放送当時観ていました。 序盤はわりと面白そうだったんですが、話が進むにつれて悪い意味でのセカイ系のお話が全開。さらに無駄に厨二病じみた設定と謎の宗教じみた感じに嫌気がさしたのをよく覚えています。 そのあとのAOも何も変わらず「相変わらずだなぁ」と思ったりしたわけです。 で、本映画ですが、後半まるで宮崎アニメのような展開を見せるガールミーツガールな話は悪くないですし、過去のエウレカセブンを「エウレカが作った複数の話」としてまるっと取り込んで全部アリにしたところは評価できると思います。 「アバターとして…」これは過去の話をまるっと取り込めるナイスアイディアだと思いました。というか「アバター」の話が出たときに過去の映像を使うんだな…と誰しもすぐ気付いてしまったわけですが笑 が、しかし一本の映画として観たとき、冒頭から搭乗人物に設定や状況をだらだら説明させるのはもはや素人の仕事ですし、わけのわからない厨二病宗教的な部分は相変わらず。エウレカセブンを知らないとほんとに意味不明でしょう、これ。(まぁ知らない人はそもそも観ないでしょうけど) もっと素直なガールミーツガールなアドベンチャーにすれば面白いんだろうけどねぇ…ただただそう思わせる残念な映画だと思います、はい。[インターネット(邦画)] 5点(2019-12-16 18:08:12)《改行有》

330.  ダーク・プレイス(2015) 《ネタバレ》 パっと見で面白そうなのに世間的に微妙な評価のダークプレイスですが、それもしょうがないのかな、と思います。 まず画面が暗すぎます。 何が起きてるかわかんないんだよ!って奴です。 AVマニアはホームシアターを作るときに暗部の階調にこだわるわけですが、だがしかし、実際に暗部の階調に挑戦するような映像を撮られるとなかなかストレスになってしまいます。 そしてなにより事件の真相です。 こういう映画はやはり驚くようなラストを期待されるわけですが、しかしこれは… 唐突に出てくる連続殺人鬼! いくらなんでも同じタイミングで同じ家内で偶然2つの殺人が同時進行ってのはおかしいだろ! 警察無能すぐる! てか妹を絞め殺した女をかばうのもおかしいだろ! と、ツッコミどころしかなく、ここで観ている人は「どひゃー!」っと大ゴケしてしまうのです。 実際にこの映画さながらの悲惨な過去(父に殺されかけたところで母が父を射殺して助けられる)をもつシャーリーズセロンが主演とかいろいろ見どころはあるわけですが、これでは評価が上がるわけがありません。[インターネット(字幕)] 5点(2019-11-19 11:19:48)《改行有》

331.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 このジョンウィックのシリーズがどうもイマイチ面白くない理由について考えてみたのですが、結局、主人公の行動原理、行動の根拠等々が僕には理解できないからなんですよね。 たとえばラスト近くのホテルで「ずっとここにいても毎日違うメニューが食えるよ」と嘯きつつ軽く挑発してくるアイツに対し、その後ろで昔からの恩人も必死に止めてるのにも関わらず、あっさり殺しちゃいますよね。 ただ身勝手で周りの事考えてないだけっていう。 「彼は殺し屋だから」で済む問題じゃないと思うのです。 そうなると主人公に感情移入そんな映画、どうしたってそんなに面白いとは思えないのです。 一作目はまだよかったんですよ。 あの犬が殺されたらそりゃ皆殺しですよね。 それはわかります。 「たかが犬だろ」とか言われたらそりゃもう業腹なわけでそれは理解できます。 しかしこの2作目の彼はどうにも不可解で…どうしてこんな事になっちゃったんでしょうか…[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-04 23:17:54)《改行有》

332.  クワイエット・プレイス この映画は予告編から面白そうな雰囲気がプンプンで、向こうのニュースを見ても批評家絶賛とかいう話だし、結構期待してたんですよ。 でも、いやいや… とにかく設定が雑で突っ込みどころ満載、ブサイクな娘にはイライラするし途中はたるいし、ラストがちょっとかっこよかったのでプラス1点ですが、それでも5点がせいぜいの映画でした。残念。 これが批評家絶賛って、どこをどう批評したら絶賛になるんでしょうね…[インターネット(字幕)] 5点(2019-07-22 20:57:03)《改行有》

333.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) 絵作りにシャフトらしさは見受けられますが、いつものくどいシャフト演出は相当抑えられていて一般公開される映画として演出されてるな、というのを強く感じます。 というか前年の「君の名は」のヒットよもう一度的な東宝からの期待(というか要請)なんでしょうね「君の名は」と同じような空気感が画面からプンプンと漂ってくるのはこの映画的にプラスなんでしょうか?多分違うと思うんですよね。二番煎じ感がすごいです。 さて、名作と言われているオリジナル版は、タモリが語り部やってましたよね、確か。 それと奥菜恵が神がかった可愛さだったことくらいしか記憶になく、ストーリーはあらあらしか覚えてません。 ぶっちゃけ個人的にはオリジナルはたいして面白いものではなく、なぜそんなに後で評価されてるのか実は不思議でした。 で、そんなオリジナルがつまらなかった僕からすれば、このアニメリメイクも大差なく思えるわけで、なぜそんなに比較して酷評されるのかがよくわかりません。 オリジナルも5点程度ならこっちも同じくらいだと思うんですけどねぇ… まぁ結局面白くないという意味では酷評してる人達と一緒で何も褒めてないんですけどね笑[インターネット(邦画)] 5点(2019-05-22 00:35:01)《改行有》

334.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 ホモのカップルのとこだけ面白いんですよね。さくっと一瞬でオチを見せるっていう、あそこはセンスを感じますが…しかしいいところはそれだけ。 いろんな話を絡めていく技巧的なタイプの映画や小説の類はすでに多々あるわけで、過去のそういう作品群と比べてこの映画にどんないいところがあるかというと…特に何もありません。 しかも「え、ここそんなに尺取る?」ってとこに無駄に尺を取ったり全体の構成バランスがよろしくありません。 こういうものを作りたいんだ!という製作者の意思は伝わるんですが、しかしそれを成すには力不足でした…ってとこかな、と思います。[地上波(邦画)] 5点(2019-05-17 15:46:18)《改行有》

335.  メイズ・ランナー おそらくCUBEあたりに端を発すると思うのですが、7,8年前から日本のコミックスなどでもこの手の「不条理シチュエーション系サスペンス」が異常に増殖しました。たとえば「今際の国のアリス」とか「神さまの言うとおり」だとか「BTOOM」なんかもそうですよね。これらは映画化されたりアニメ化もされてますが、それ以外にもこの手の「不条理シチュエーションもの」は今や本当に沢山あります。 で、それらと比べたときに、アメリカ産で同ジャンルのこの映画は正直あまりにも普通です。普通すぎてもう凡庸と言っていいレベル。 特に大きな欠点もないのですが、特別なサプライズもサムシングもなし。 内容も撮り方もこれでキャストが日本人だったら「これ邦画?」と思うような感じだし…暇つぶし以上の内容だとは残念ながらとても思えません。 何かこの映画ならではのとがったところでもあればまた評価も変わるんですが…たとえばヒロインが下着同然で駆け回るとか!(BTOOMなんかはそうですよね笑) そういうほめるべきところがこの映画には本当に何ひとつないのです。うーむ。[地上波(吹替)] 5点(2019-03-29 01:28:03)《改行有》

336.  のぼうの城 基本的には可もなく不可もない合戦物なんですが、気になる点が3点。 1点はセリフがあまりにも聞き取りづらい事「うんぼらじゃわかー」「おんじゃわらかーー」とか何言ってるのかわからないシーンが多数。 まぁ本筋は追えるので問題ないっちゃないんですが、これ演出でそうしてるんでしょうか?そうじゃなければ音声担当はもうちょっと気を遣うべきだったと思います。 もう1点は(これは原作の問題でもあるんですが)長束正家を無能な悪人に描きすぎな点。まぁわかりやすいキャラ設定ではあるし、なんとなく悪代官イメージがある長束をそれにあてるのはわからなくもないんですが、いやいやちと安直すぎじゃないですかね? 最後の1点は石田三成役が上地である点。一般的な三成のイメージを考えると上地はないんじゃないかと…どうしてこんなキャスティングなのかわかりませんが、最後までどうしても違和感が抜けませんでした。[インターネット(邦画)] 5点(2019-01-08 14:32:12)《改行有》

337.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 予告編やCMで観る映像はチープで悲惨だし、世間の評判も悪いし、当然のようにスルーしてたわけですが、実際観てみるとこれはこれでそこまで悪くはないのかな、と思いました。 傑作や良作ではないけど超駄作ってほどでもないのかな、と。 テレビアニメ版では原作の第2部を放送してたわけですが、この劇場版は第1部のバグズ2号編。 実際、テレビアニメしか知らない人が観ると、なまじ小吉とか共通キャラがいるせいで「あれ!テレビと話が全然違う??」と勘違いする人がいそうです。 100人以上もメンバーがいて「よくわからない人にフォーカスが当たる→その人の過去が描かれる→死ぬ」というワンパターンループが延々と続きキャラに感情移入も出来ず(ミッシュルだけは大事笑)作劇的にどうなの…と思える2部と違って、15人しかいない分1部の方が話もまとまってますしサイズ的にも劇場版には向いていると思います。 とはいえ、別に褒めるところもないのが悲しいところなのですが、特に言いたいのは主題歌です。 興行的な理由もあるんでしょうが、三代目系の凡庸な曲で本編に全然あってません。超カッコよすぎるテレビアニメの最初のOP(Youtubeあたりで見てください)と比べるとまさに月とすっぽんであり、この映画に限らずビジネス的な理由で本編とまったく合わない主題歌をぶち込んでくる実写日本映画の悪癖は本当にやめていただきたいと思います。 だって、一昨年ヒットした「君の名は」も「シンゴジラ」もそんな事してなかったでしょ?そういう事ですよ。[インターネット(邦画)] 5点(2018-11-15 14:25:12)(良:1票) 《改行有》

338.  宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 ある意味、オリジナルのベタなシナリオの面白さを新ためて認識させてくれた反面教師みたいな映画。 原作をベースに今風に作った2199本編はめちゃくちゃ面白いのにオリジナル外伝のこの面白く無さはいったいどういう事なんだ… 中途半端に今風のストーリーで作った結果、どこにでもある普通につまらない話になったという…ほんとに残念極まりないオリジナル劇場版。 いろいろ言われるオリジナルヤマトなんだけど、あのベタな話が面白いって事をあらためて認識させてくれたその功績だけは認めます。[インターネット(邦画)] 5点(2018-09-12 12:20:12)《改行有》

339.  劇場版 STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ 《ネタバレ》 典型的セカイ系厨ニアニメ(ゲーム)シュタインズゲートからの正しいファンムービー。 シュタゲを知らなければ完全に意味不明な内容ですが、この手のアニメフアンムービーは基本的に全く知らない一見さんが観るものではないのでそれは問題なし。 この手の映画は「蛇足」を描くものですから過度な期待はNGなんですが、この劇場版はうまく蛇足を処理していてテレビの最終話以降を違和感なくまとめていたと思います。 世間の評判を聞くとテレビ版よりも好きという人がいるくらいの出来で、オリジナルのシュタゲが好きな人が観れば(多分)かなり面白いはずで、一方で僕のようなシュタゲ嫌いが見れば「いやぁシュタゲだなぁ」と思うしかない、そんな映画ではないでしょうか。 短い分、シュタゲの悪い部分がやや見えづらくなっていた(後半のありふれてるくせにしつこい展開とかが無いので)のは個人的によかったです。[インターネット(邦画)] 5点(2018-09-05 22:13:43)《改行有》

340.  その女諜報員 アレックス 《ネタバレ》 この映画、シナリオに根本的な問題が多数あって、その典型が最初と最後。 まずは冒頭、ヒロインは元彼に誘われて銀行強盗を行いそれが後の事件につながるわけですが…、そもそも彼女が銀行強盗に参加するモチベーションとか理由って何なんでしょう?というのが根本的問題。 映画後半で、実は元スーパー諜報員というのがわかるわけですが、だとすればなおさらなぜ銀行強盗に参加したの?っていうその目的や理由が全くないという…それって彼女の行動原理にも関わってくるわけで、映画として致命的だと思うんです。 てかそんな基本的な事、スタッフの誰かが当然気づいて指摘するとこだと思うんですが…なぜかそこは全くスルーされたままっていう、どういう事なの?? 「元彼に誘われたから」が理由だろ!と言いたいのかもしれませんが、彼女の背景が多少説明される後半になれば、そんな理由じゃ全く納得できなくなるわけで。 ラストがダメなのは説明の必要もありませんよね。 続編を意識した投げっぱなしのオレたたエンドだから。 何も解決してないってば! …でもこれ続編作られませんよね。しょぼいんだもん。 緊張感が多少あるストーリーですが、いかんせんワンパターンだし登場人物が馬鹿ばっかりでかなりイライラします。暴力シーンが(隠してはいますが)無駄に過剰なのもなんだかなー…で、こんなにイタイタしくする必要は全くないと思う今日この頃なのです。[地上波(吹替)] 5点(2018-07-13 02:21:14)《改行有》

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