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321.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 バート・レイノルズの知名度が上がるきっかけとなった映画『脱出』の話題で大ウケしました。その場面がプツンと切れてオープニング・・・面白そうだなと期待が高まりましたが、風船に映写機というトリックが出てきた時点で「子供騙しの映画だな」とハードルをぐんと下げました。ティム・アレンが想像と違ってかなりおとなしめのキャラ。ちょっと油断すればクリスチャン・スレーターを撃ってしまう危うさが全然なくて「絶対に撃たんやろ」という安心感満杯。映画ネタもさほど盛り上がらず、結局、可もなく不可もなくという印象で終わりました。佳境に入って冒頭シーンに戻る見せ方が印象に残りました。[DVD(吹替)] 3点(2012-03-21 17:20:25)

322.  キャピタリズム~マネーは踊る~ 《ネタバレ》 初めて観る作品のはずなのに、所々で確実に見覚えのあるシーンがあって「あれれ???」な気分でした。まだそんなに物忘れしたりボケる歳ではないはずなんですが、そんな自分が過去に一度見たことを忘れ二度目の鑑賞ならば、よほどインパクトなかったと思えます。そうではなく部分的に別作品と素材を使い回ししてるなら、それもどうかと思いますし、とにかくキツネにつままれたような不思議な気分に陥ってしまいました。ラスト近く、家を奪われた住人が戻ってきて居座ったとき、警察がなにもせず去ってくれたのには感動しました。最後のほうで日本を引き合いに出してましたが、ムーアさんは日本の現実を知らないんだなーと思いました。ブッシュが大統領だった頃、日本郵便局にある大きなお金を欲しがる人々に操られて日本がどうなったか取材してみてほしいなと思いました。「日本はアメリカの植民地」なんて声もいくらだって聞けるのに、ムーアさんはナニ言ってるんだろう? と思ってしまう終わり方でした。そして、正当な権利のために怒り立ち上がることさえ「大人気ない」なんて非難されかねない日本において、労働者が金銭的にも精神的にも抑圧されずに闘うなんて難しそうだなーと寒い気持ちもなったりしました。「一人じゃ闘えない」とか言うのは「俺は闘ってる」という意味になると思うんですが、そんなこと言うようになったらムーアも「何様」な感じになった気がして残念でした。「あんたが言うようなことの大筋は言われなくても分かってるよ。偉そうに言うなら闘い方を示してみれば? それが分かれば動く人はいっぱいいるさ」という気分。作品中で闘っていた人々は言ってみれば『窮鼠』です。これ以上ないほど追い詰められたから猫を噛むのであって、まだ失うものを持ってるうちは「世間教の日本の大人」は大人しい。[DVD(吹替)] 4点(2012-03-21 17:19:54)

323.  続・猿の惑星 《ネタバレ》 見たのはずいぶん昔TVで。当時子供だった僕は、核兵器を神と崇めるところはわりと好きでした。だって、実際に人類は核兵器を捨てられないでいるし、それがあるから戦争が抑止できるとか言ってるし、一歩引いた目で見れば「これこそが世の秩序を守る神」みたいに思ってる人たちがいるんだから。子供心に、そういう大人への皮肉めいたところが気に入ってました。もちろん今じゃとてもまともに見る気はしませんけど。超能力とかテレパシーはげんなりですが、今になって思えば、現代人はケータイとかでいつでもメールという思念を送って、その場にいる誰にも聞かれないように特定の相手だけに意を伝えることができるようになったんですよね・・・・YouTubeでねつ造動画配信してイメージを送り、情報かく乱したりも可能かもしれないし・・・関係ないか。ケータイに、頭が痛くなる思念モードが出来たらイヤですね。町を歩いていて、メールを開いたら頭抱えて悶え苦しむとか(笑) くだらないこと書きました。僕も吹っ飛びます。くそったれ~!(たしかTVの吹き替えは、こうだった)[地上波(吹替)] 4点(2012-03-21 17:19:15)

324.  模倣犯 《ネタバレ》 原作を読んでいないので、面白いと思った部分はあります。藤井隆を二人で冷徹に笑い者にするシーンと、「あなたに何が分かるんですか」とか言ってしまったベンチでの会話シーンと、オリジナルの犯罪であるとする犯人のプライドを利用して自白に持ち込んだラストの罠。これに関しては評価します。けれど、それはきっと、もともと原作そのものが持つ面白さなんでしょう。となると、映画自体におくる言葉としては「原作は分厚い上下刊だったと思いますが、それを2時間枠に削るのは大変だったでしょうね」ということぐらいか。そして、あの首チョンパでホントに全てを台無しにしてしまいましたね。ジャニーズの力がかかってこんなことになったのか、それとも監督自身のセンスなのか・・・??? 出来たCGに「こりゃダメだ!」と思ったものの、やり直させる時間も予算もなかったのか??? CGクリエイターのやる気を損ねる対応でもしていたのか??? いや、いずれにしても絵コンテなり指示なりあるはずだから、勝手に首チョンパが出来たわけじゃあるまい。生々しくしないためという意向があったにせよ表現手段は他に十分考えられる。それこそが監督の手腕のはず。とにかく普通だったら、全てをドブに捨ててしまうような、こんなヒドイ演出はあり得ないでしょう。どうして関係者の誰もダメ出ししなかったんだろう? それに中井くんじゃなくて、ちゃんとした本業俳優さんを起用して欲しかったです。かるーくお茶の間バラエティに出放題のタレントが担うべきキャラではないし、そのイメージを忘れさせるほどの演技者でもないのだから。もう、それだけで映画の質がかる~く感じてしまう。木村佳乃の演技もダメでした。この映画については原作者の感想(本音)を知りたくなります。きちんとした映画として、腕のある監督さんにリメイクして欲しいです。思うのですが、軽々しくジャニーズタレントなどを起用してしまう映画に足を運ぶ馬鹿ギャルの数が減らないと、日本映画(テレビドラマも含め)の質は向上しないのでは? ちゃんとした俳優を主役に立てない邦画は、どれだけ原作が好評でも警戒すべきと学びました。森田という監督の作品は疑ってかかった方がよいとも覚えました。点数は映画というより原作のアイディアに与えてるものと思ってください。[映画館(邦画)] 4点(2012-03-21 17:18:28)

325.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 観たのはずいぶん前だけど、女性の口から突然エイリアンのしっぽみたいなのが飛び出して、その唐突な展開にビックリしたことを鮮明に覚えている。次から次へと常識を逸脱した展開になり、SFなのか超常現象ものか、それとも軍の非人道的実験のドラマなのか「いったいこれは何についての映画なんだ?」と戸惑っているうちに、ラストへ突入。「なんだ夢オチかよ」というのもあったけれど、幻覚とか悪夢とかに蝕まれている者の視点であるなら、その夢オチさえもが事実ではないのでは???と全てに信用が持てなくなり、ワケ分からなくなりました。正常な人間からの視点で現実の基準になる拠り所が欲しかったです。大手術のあとに病室のベッドで悪夢にうなされたことを思いだしました。[ビデオ(字幕)] 4点(2012-03-21 17:18:02)

326.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 子供のためにレンタルしたので、もともと自分自身は「どーでもいい」というノリで子供の鑑賞におつきあい。ギリシャの神様なんて精神のあり方がほとんど下衆人間並みなのは分かっていたけど、いきなり罪も無い人間の船を沈めたりして「なんじゃそりゃー!」と思いました。が、この映画を観て初めて考えることができたことがあります。人為的な殺人だとか事故とかで誰かを無くした場合、ちゃんと恨む先があるわけですが、地震とか嵐とか落石とかの天災で誰かを無くした場合、恨む矛先が無くて、そういう時の恨みの矛先って「神様」なんだなーと、神に戦いを挑むというのはそういうことなんかなーとか思った次第。たとえ勝てないとしても、神というものが人間の怒りを受け止めて相手になってくれるようなら、救いがありますよねー。ところで、なーんか『ロード・オブ・ザ・リング』ぽい映像とかあるので、ついついゴラムの声真似で「旦那さんサソリに乗るのよ!」とかちゃちゃ入れて子供のひんしゅくを買いました。[DVD(吹替)] 3点(2012-03-21 17:17:24)

327.  ミルク(アメリカ映画) 《ネタバレ》 男が男に惚れるということなどは理解できないことではないし、自分はゲイに対する偏見はないと思っていた。男同士のキスシーンを見ても何とも思わない。だからマイノリティーの頑張りを応援する気持ちで見始めたけれど、男女だったら多分何とも思わなかっただろう冒頭のナンパでちょっとばかりバカっぽく感じてしまった自分に驚いた。性同一性障害というのもあるし、はるな愛みたいに見かけも含めて女になろうと努力する人は自然に見ていられるけど、この映画を観て、男の姿をしてヒゲまでたくわえた者がナヨッとした仕草を見せると、自分は引いてしまうのだなとも気づいた(それだけ演技が「いかにも」なわざとらしさがないということかな)。そのときの自分の中に見つけた「ちょっとした軽蔑や嫌悪の感覚」がゲイを忌み嫌う人たちの動機と同じものなのかな? 自分の場合、超ミニスカートにルーズソックスの女子高生とか見ると「視界に入るとこから消え失せろ!」的な嫌悪と軽蔑を感じていた。それはほとんど怒りのようなもので「イラッとする」というのがピッタリだったけど、全ての人が自由に生きる権利があると言っても、やはり自分の生活圏で(海辺でもないのに)上半身裸の男が平気で街路をうろついていたり、ナヨナヨして男同士でいちゃついてたりするのを時々目にしなければならない状況になったら、やはりそれはそれで心地よい生活ではなくなるかもなぁと初めて考えた。けれど、最も嫌悪を感じたのはアニタ。彼女が一番タチの悪いバカに見えた。「家族」という基盤を信仰して、それにそぐわないものは排除という恐ろしい価値感。このバカ女が幅を利かせていた頃、一生独身を誓った者や結婚しても子供ができない者はどんな気分だったろう。しかし、ミルクの本当の敵はこのバカ女ではなく、別の存在。警察が何故あんなにゲイを敵視するのか理由が知りたい。『クルージング』では警察こそがゲイに近しく描かれましたが。『アメリカン・ビューティー』でも見られたように、暴力支配が好きな隠れホモが一番危険な存在かも。車椅子の男の子のエピソードが良かったです。[DVD(吹替)] 4点(2012-03-21 17:16:44)

328.  悪魔の棲む家(1979) 《ネタバレ》 アカデミー授賞式でこの作品の音楽がノミネートで紹介されたとき、会場の拍手喝采がひときわだったことをよく覚えています。作曲したラロ・シフリンといえば『ブリット』だの『燃えよドラゴン』だの『ダーティ・ハリー』だのアクション系が目立ってた印象だったので、この映画での起用や曲調は意外に思ったものでした。そんなことがずーっと記憶の片隅にあり「一度くらい観てみようかな」とレンタル。一切の期待なしに観たのですが、ジェームズ・ブローリンの陰気な演技が序盤から「こいつ、いつ狂って何しでかすか分からん」オーラが出てて意外に楽しめました。結局、大して度肝を抜く出来事はないし、壁や階段から染み出す血(のようなもの?)も「それはないやろ」な感じですが、ブローリンの微妙な狂いっぷりが僕にはツボでした。ハッキリ狂っていると断定しきれない微妙さのため、平静を装い様子をみなければならない。でも、いつ突飛に恐怖の行動に出られるかもしれないムードもあり・・・そんな抑えられた微妙な狂い方がノれました。『シャイニング』より先にこの作品が作られていることは評価に値すると思います。家長が狂気に蝕まれていくという恐怖について、こっちの方が上だと思いました。確か実話がベースだったような気がするけど、そのせいで仕方ないのかもしれませんが、壁をぶち抜いて見つかった隠し部屋や、階段が抜けて落ちたドブ溜めみたいな何かは、古い死体らしきものでも出てきた欲しかったなー。[DVD(字幕)] 4点(2012-03-21 17:16:11)

329.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 小学生の時に劇場公開を観ました。ニューマンとマックィーンは有名俳優だけど、当時自分が彼らに持っていた印象は「車とか銃とかでアクションするカッコつけ専門俳優で、演技力は評価されてない人」というものでした。僕は今でもこの二人にとくに「豪華なキャスト」とは感じないし、渋さもカッコよさも感じないです。華があるとも感じないし、どこか軽い(薄っぺらい)感じがして仕方ありません。『ポセイドン・アドベンチャー』のジーン・ハックマンやアーネスト・ボーグナインみたいな厚みのある存在感を見た目から感じないんです。そういう「ちょっと強い風が吹いたら飛ぶんじゃない?」的な物足りなさを、ウィリアム・ホールデンとフェィ・ダナウェイがカバーしていたような感じに思っています。それでも、女優陣はおばさんばっかの印象でティーンエイジャーくらいの若々しい女性の存在がなかったですね。少年が手すりを渡ったのも、幼女がおばちゃんの犠牲によって命拾いしたのも、猫が助かったのも覚えてるけど・・・。あと、子供心に「最上階のタンクの水程度で消える?」と疑問で、ビルの頂上から流れ落ちる水の映像を見て「心細いな」「あれでビル火災おさまったら嘘やろ」と思ってしまいました。[映画館(字幕)] 5点(2012-03-20 19:20:31)

330.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 きちんと感じさせたり考えさせたりするような作りがどこにもない。スゴく薄っぺらくて軽い。ここまで軽すぎると、皮肉な内容も味がなく、広報に乗せられる人間たちは超おバカなだけにしか思えない。虫の大群に迫力があったので、そこそこ楽しめた。 【2012/3/19追記】原作読んでないけど、ちょっと調べてみたところ、多分、この映画はもっといろんな国籍の人出すべきだったんじゃないかな? あとハインラインの原作に流れる思想をきちんと反映させるなら「市民権要らない、戦うなんてやだね」といった人たちのマイナスな側面をしっかり描写する必要があったと思うんだけど、多分、これは監督の意思とか以前の問題で、この物語を映画化しようなんて企画が挙がった時点で、思想的な部分はうやむやにして巨大虫とのスペクタクルを見せることしか考えてなかったと思います。「自分の生活する社会は自分たちの力で守る」と言えば理にかなっているしカッコよくもあるけれど、世界を市場としたハリウッド映画で、そういうことを真面目にのたまう映画を作ったらどんな反響が起こるか・・・もともとが問題作で、2時間枠でとうてい人々を説得感動させて黙らせられる類の内容ではないし、もう、虫とドンチャンやるおバカ映画にするしか企画の進めようがないとも思えます。そのへん、真面目に作る気のなかったことは、アイアンサイド以外のあまりにクダラナイ出演者たちの顔ぶれが物語っています(原作のプロパガンダに真面目に付き合う勇気のある有名俳優がいただろうか?)。それならそれでも、せめて多国籍なムードくらい作ってくれたら、も少し人間群像の絵的にも楽しめたんじゃないかと思えます。こんな政治的問題原作を真面目に監督したい人どれだけいたかな? 映画がどう反応されようが、よその国の人間に監督させれば都合いいし、バーホーベンは虫と戦う映画企画が実現できるなら原作が何であれ飛びつきたかっただけなんじゃ。そんな感じの出来上がりです。本作含め興行コケまくりで今じゃお呼びもかからない監督ですもんね。点数は虫の特撮だけに。[映画館(字幕)] 5点(2012-03-19 18:48:31)

331.  シャドー(1994) ♪ジョンロンジョンロンジョンロン 楽しいジョンロン 愉快なジョンロン ジョンロ-ン ジョンロン が 一回り瞳が大きく見えるコンタクトしてたこと以外、何も思い出せない。ので0点。[映画館(字幕)] 0点(2012-03-18 21:42:04)

332.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 長回しで撮ったからって何か意味がありますか? 映画そのもの以外のメディアで謎解きの補足をさせようとするような作品の在り方も嫌いです。デ・パルマは大作っぽいものをやるとどうも構えが大げさなわりにちっとも面白みがない。『キャリー』『殺しのドレス』が大好きでピノ・ドナジオの音楽と映像のシンクロに心酔したクチなので、日本の坂本龍一がパルマの映像とどんなシンクロを見せてくれるのか期待したのに、それもべつに面白いところはなくガックリ。『フューリー』でカーク・ダグラスを起用し、音楽も大御所ジョン・ウィリアムスで製作したのに、ガックシだった時と同じ。[映画館(字幕)] 1点(2012-03-18 21:26:50)

333.  カプリコン・1 《ネタバレ》 ストーリーが知れてNASAの協力が得られなくなったという作品。ソ連てものがあった冷戦時代の技術競争や緊張を知らない人は動機に乗れない人もいるかもしれませんね。ソ連に対する優位を保つために有人火星宇宙船を無人で飛ばし、宇宙飛行士たちは秘密のスタジオで火星到着の演技。しかし、地球へ帰還した宇宙船は大気圏突入時に事故で焼失。お芝居をさせられていた宇宙飛行士たちは生きていてはならないことに・・・その展開が面白かったです。当時だとこのごまかしもアリに思えなくもないですが、今ほど技術や知識が一般に広まる時代となると、これでごまかし通すのはかなり無理がありますね。もっと面白くリメイクして欲しい作品なんですが、騙しの技術背景の問題でかなりリメイク難しそうなのが残念です。[映画館(字幕)] 5点(2012-03-18 20:35:33)

334.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 劇場公開第一作エピソード4を観た時、子供だましだとは思ったけれど、エピソード5で気に入り、エピソード6もそれなりに楽しめたので、サーガの全体像に付き合ってみようかと劇場に足を運びました。まさかここまで子供だましの能天気物語だとは・・・。語るべき内容がどこにもないし、幼い子供が死の危険と隣り合わせのようなレースに挑むことそのものがあまりに嘘っぽ過ぎるうえに、そのチャレンジにハラハラもしないお気楽さ満点の御伽っぷり。貧弱な羽でぼったりした体を宙に浮かせるガラクタ屋のキャラで「これに耐えられる年齢向けなのだな」と冷めまくっていたことを忘れもしません。[映画館(字幕)] 1点(2012-03-18 19:26:15)

335.  大地震(1974) 《ネタバレ》 地震というのは長くても数分間しか続かないため、それを見せ場とするパニック映画をどう2時間に持続させるかというのが1つのハードルだったそうです。そこに出されたアイディアが「ダム決壊」という二次災害。今なら舞台を海岸近辺にして大津波などをCGで描いたりできるんでしょうが、当時の映画技術の中でよく頑張った作品だと思います。高圧線が水に触れる恐怖を感じた初めての作品でした。小学5年生で体験したセンサラウンドの超低音振動の面白さも忘れません。『ミッドウェイ』『宇宙空母ギャラクティカ』などに活用されたあと廃れてしまいましたが、何か新しい試みで観客を楽しませようとする志は好感持ちます。ガードナーがはしごにかけた手を踏まれてからエンドまでの光景は観た当時ショックな終わり方でした。点数は劇場で観た当時の印象でつけました。[映画館(字幕)] 8点(2012-03-18 13:18:36)

336.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 『スタンド・バイ・ミー』『ET』『グーニーズ』だのの既視感を言う人の多いこと! 子供の群像を扱ってファンタジックな冒険劇をやっただけで・・・。宇宙人の見かけに可愛げがないだの人間を食うからひどいだの、べつにいいジャンという感じでした。ライオンを野性に帰す話だってあるんだしさ。『ロスト』のように謎を引っ張りながらストーリーを進めていく見せ方はうまいなと思いましたし、主人公やヒロインもなかなかいいし、面白く見れました。列車事故の見せ方も、住宅地が戦場になってしまう展開も「うわっ!」と声を上げてしまうほど盛り上がれました。1つ残念だったのは、主人公とヒロインそれぞれの父親にどんな確執があるのかという謎の種明かしが「そんなこと?!」という内容だったことでした。誰が休んだから代わりに事故に遭ったっていう考え方は感情に入ってこないものでした。主人公が宇宙人に「気持ちは分かるよ」と語りかける短い内容は、映画として優しい気持ちにあふれていて良かったと思います。母を失ったばかりの彼が自分自身に対しての気持ちも含めて心から感じていることだから伝わったんでしょう。母の写真が入ったペンダントが主人公の危機を救うアイテムとして使用されなかった展開も「またかよ」感がなくて好感持てました。そのアイテムをラストに効果的に画面に登場させるけれど、それを手放す理由はちょっと不可解。「過去の思い出を手放して、母がいなくなったことを受け入れ、前に進む」という表れなのかもしれないけど、大事にして欲しかったな。その一方で現在生きている家族同士がしっかり手をつなぐ。このあたりがグッと来るだけのエピソードが散りばめられていたら、もっと好きになれたかも。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-03-18 12:08:59)(良:1票)

337.  ハプニング 《ネタバレ》 ミツバチの問題は実際にあってニュースにもなったけれど、そういうところから導入が始まったところは強く引き付けられました。けれど、そのこととはほとんど関係が見出せない展開に。植物の力に関しては昔読んだ『聖なる予言』など思い出したりしました。でも、なんともつまらないオチ。シャマランは毎回こんな感じですね。こんな中途半端なことしないで、徹底的に自然界が大変化して人間には完全に絶望的なラストにしてくれた方がまだインパクトあったかと。ほとんどの生物が硫化水素をエネルギー源にしていて、酸素が猛毒だった時代、植物の登場はすんごい天変地異だったわけで「風の谷のナウシカ」原作なみに、人間が存続し続けることが善というようなこだわりから距離を置いた自然界の大異変の話でも良かったのでは?[DVD(吹替)] 3点(2012-03-10 18:12:06)

338.  レスラー 《ネタバレ》 プロレスの舞台裏が面白く見れたぐらいかな。格闘技好きなんですがプロレスは格闘技じゃなくて見世物って感じなので、偏見でしょうけど、そういうものに人生かける人をあまり真面目に応援する気が起きないです。流血とか大病(なのに対戦)とか、そういうの生理的にダメ。レズビアンの娘もその設定背景がとくに感慨深いところもないし、デートすっぽかした父がダメなら、あと一回くらいチャンスやる器量もなく性格よろしくなさそうな女と同居してる娘も魅力がない。ダメ親父なのはもともと分かってるんだから、も少し可能性の方に目を向ければいいのに。それができないほど苦しめられてきたと心から伝わってくる描写には欠けてるし、それならそれでデート誘われて揺れるなよ、と思う。レズでもかまわないけど、同居の女がひどくヤナ感じにしか見えなくて、娘までクズにしか見えない。かつてヒーローだったなら、肉屋のバイトとかじゃなくてメディア使った何らかの仕事とかチャレンジできそうな気もするんだけど・・・たとえば「アイアンマン」の悪役をやるとか。ま、ステロイド剤とかヤクとかでボロボロになってそうな感じにしか見えない心臓病男のプロレスとか気持ち悪い。[DVD(吹替)] 3点(2012-03-10 16:56:20)

339.  サマータイムマシン・ブルース ところどころクスッと笑えるところはあるので2点にするのはやめときます・・・という程度の作品です。あとに何も残らない、内容は中身空っぽのおふざけ映画でした。 [DVD(邦画)] 3点(2012-03-10 15:33:34)《改行有》

340.  アビス(1989) 《ネタバレ》 劇場で観て、もんのすごい感動しちゃって、映画館出てからも、しばらく現実に戻れなかったことを思い出します。クレーン落下シーン、指輪シーン、蘇生シーン、もう最高! 公開当時、この映画のように次から次へエピソード畳みかけてくる物語を他に知りませんでした。完全版も大好きでそっちにレビューをしてましたが、そこで書かなかったことをひとつ。バッドが深海へのダイブを遂げ、いよいよ爆弾処理にとりかかる直前、マグネシウムを燃やして照らす白色の松明が燃え尽き、薬品混合による緑色のライトに切り替えます。起爆装置のカバーを外すとコードが2本。黄色と黒のストライプのコードではなく、白と青のストライプのコードを切断しなきゃならないのに、緑の照明下で見る2本のコードは区別がつかない。よくもまぁ1つの物語にこれだけたくさんの小ネタを詰め込めるものだと感心しまくりでした。この難関クリア直後にはまたすぐ山、そしてさらに本当は、カットされた津波シーンも用意されてた(完全版で見られる)。次から次とエピソードを叩き込んでくるので、息切れしちゃう人もいるんでしょうが、1本でこれだけいろいろ楽しませてくれたら満足満足! というシロモノでした。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でおなじみアラン・シルベストリの音楽もいいです。[映画館(字幕)] 9点(2012-03-05 02:20:51)

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