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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 26
性別
ホームページ http://xianyi.at.infoseek.co.jp/
年齢 47歳
自己紹介  2004年6月にこちらに入りました。よろしくお願いします。登録待ちの映画を見ての通りの「赤い流星」です。いやべつに全共闘とかの回し者って訳じゃなくて趣味が、「アカ」「プロパガンダ」「主義者」の汚名を着せられた映画とか小説の名誉回復とかそういうことにあるものですから。顔は「偉大なる首領様」ソックリと言われるんだけどね~。
 点数の付け方の基準を一応書いておきます。基本的に奇数しか使いません。1点:ためにならないことが多すぎる映画・あるいはムチャつまらない映画、3点:ただ僕がつまらなかった映画、5点:普通の映画、7点:ためになる映画、9点:面白かった映画。
 偶数は0点がつまらないで済まされない・監督・スタッフの資質を問うできの映画、10点が世界映画史上30本の指(30本も指なんかないよ?)に入れていいような作品に付けられます。
 基本的にロシヤ映画が好きです。メジャーな映画は基本的にきらい。

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評価順12
投稿日付順12
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21.  犬が住んでいました 《ネタバレ》 おそらくロシヤ民話に基づく話。見たら日本のある民話を思い出すでしょう。  雪の日に、犬が恩が忘れられなくて、もう一度狼のいる山に行って、町の祝宴に狼を誘います。そこで狼は飲んだり食べたり。一曲歌おうというのを止める為に犬が彼に酒瓶をくわえさせたり。でも最後には狼は制止を振りきって歌っちゃって、家にいるのがばれちゃうんだよね。それで雪山へ逃げ帰っていく。その時に犬に「お前もまた、遊びに来いよ」と言って、それを老犬が寂しそうに見送る・・・老犬は一度お払い箱になって山へ行ったときに全然獲物が取れずに飢え死にしそうになって、狼は町では警戒されてしまう。だから両者は友達であっても一緒の所に住むことができない・・・そんな寂しさがこの映画の主題ではなかったのでしょうか?  ちなみに場面は前後するが、狼に襲撃された子供が全然怖がっていないで、周りの大人だけが「ギャー」とか騒いでいる姿はにゃさけない。  ちなみに掲載DVDの表紙がこの主人公の犬。 9点(2004-06-14 09:50:22)《改行有》

22.  お姫様と怪人 《ネタバレ》 短編。同じ人物を使って可愛い性格・乱暴な性格2通りの性格を演じさせる構図。反転の際映像が巻戻されていくのがいい。音楽も前後編とも同じ旋律を使う。  お姫様はどっちの編でも怪物の穴に落ちてしまうが、どっちにしても食べられない。理由はどっちも王女の性格によるとされるが、僕は違うと思うぞ。はっきりいって「王女だから」食べられなかったんじゃなかったのかなと僕は勘ぐる。 7点(2004-06-14 09:37:33)《改行有》

23.  不思議な国のコジャヴィン 《ネタバレ》 フルジャノフスキーのデビュー作といわれる。官僚機構の風刺であることは言うまでもない。この映画作った時点ですでに危険分子扱いされたんじゃないのかな。ゴルゴみたいな強面のコジャヴィンが指差された方へと1度も変えずどんどん進んでいく。コジャヴィンの頭にはそれしかないから工事中の所でも平気で進むし、山は全部尾根伝い。ドロボーを見つけても通報する気なし。人が折角発掘した恐竜の骨も踏みしだいていく。こういう「誰かがもう描いたんじゃないの?」と思えるネタほど意外に手付かずだったりする。ここの所と、「魔法のグラスハーモニカ」の金権批判、意外に監督の西側への挑戦意欲も感じられる。 9点(2004-06-14 09:36:33)《改行有》

24.  ベルリン陥落 《ネタバレ》 点数の理由:つまらん映画の部類。深読みしないと全然楽しめないのは映画として問題だが、6点も奮発するのは、2つの理由があるからである。1つはこの映画がなかったらショスタコーヴィチの名曲もなかったこと。しかし、これはCDで音楽だけが出ることが多いから、もうこんな古い音源に頼らなくてもいいとも言える。2つ目が、意外にお目にかかれないヒトラーの「生態」がよく描かれたからである。これは後に描かれた水木しげるの「ヒットラー」に出てくるヒトラー像を思わせる。これほどまで終戦直前のヒトラーの生態に触れた映画は戦後初ではないか。旧ソ連人民の怒りと憎しみを挑発する為に、皮肉なことに正確なヒトラー像を描いてしまい、そしてそれが今度は我々日本人の笑いの種になってしまったのだ。娯楽に乏しい時代の上映だったから、なおのことスターリンはよく見えたはずである。  さて、僕の本題はこの映画の真意だ。日本とユダヤである。ユダヤ人虐殺については何も触れていない。実はこの時期、ロシヤはユダヤ人虐殺計画を発動中だった(*アウシュビッツのロシヤ版)。だからヒトラーは「ユダヤ人の敵」とは書かれていないのだ。そしてもう一つ。この映画がの本当に言いたかったことじゃないかなと思うのが、日本についてのことだ。第1部はソ連の対日参戦についてルーズベルト・チャーチルにその心積もりを言って、これが第1部の締めになるのだが、この映画は「ベルリン陥落」であっても「トキオ陥落」ではない。第2部ではもっぱらベルリンの解放に終始している。しかし、第1部の終わりがこの映画の真意だと考えるなら、「本当は日本を最悪でも2分割に持ちこんで、ベルリンのようにしてやりたかった」というソ連の悪足掻きが見えるようだ。  この映画は過去の遺物だが、プロパガンダは永遠になくならない。例えば今地元で準備中の「愛知万博」の宣伝映画ができたら、こういうのはプロパガンダと言わないのだろうか?プロパガンダは国家がある以上、その必要な時には必要悪として甦るだろう。そのいい見本でもあり悪い見本でもあるのが、北の将軍様の映画だったり、この映画だったりするわけだ・・・ * 最近この「アウシュビッツ計画」を書いた映画「フルスタレッフ、車をまわせ!」という映画が出たそうだ。 6点(2004-06-13 22:30:13)《改行有》

25.  魔法のグラスハーモニカ 《ネタバレ》 この短編ははじめの字幕で「革命以前の金権の暴力に対する批判」となっているが、バレバレの体制批判で、長らくお蔵入りになった。ただ、ソ連の社会主義のみならず西欧社会をも批判した作品であることは想像に難くない。都を支配する資本家が金をばら撒いて都の人をみんな金の亡者にしてしまうのだが、その亡者というのが本当の怪物であり、例えば足が三本になるとか目が三つになったりするわけで、こういうものがサクっと描けるのがアニメの強さだ(参考:資本主義そのものが擬人化された例に、「千と千尋」のカオナシがある)。逮捕された音楽師の衣鉢を継いだ少年の音楽がみんなの心を救う。  ところでこのアニメはセリフがないから、シュニトケの音楽だけがセリフだったのだ。作曲が稚拙だったら全く成功しなかったアニメだ。音楽=少年の心=全セリフ=映画全部。この映画を見てどう思うか、フルジャノフスキー監督は音楽にすべてを賭け、僕はそれで面白いと思った。 9点(2004-06-13 02:20:28)《改行有》

26.  7/6 ソビエトの一番長い日 《ネタバレ》 部類:プロパガンダ映画。ソ連共産党の正当性を人民に再認識させる目的で作られたと思う。 点数の理由:つまらない映画。ああ、時代劇やってんだな~と言うにしては、感情の入れどころがない。ただ事実をドキュメント的に綴っただけのものである。だいたいこんな映画旧ソ連の人だって面白くなかったと思いますよ。点数をあげたのは、音楽が良かったからです。シュニトケが作曲した音楽は、社会主義リアリストの衣を被ったヒューマニスティックなものである。この映画でも、シュニトケ・ファンなら唸るような曲作りをしている。しかもシュニトケの音楽は入手困難だ。この音楽もCDで入手可能になったらランクが3点に下がるかも。  それにしても内容は平凡。一体これは教育の為のフィルムかニュース映画を間違って一般の映画館に出したものだろうと思ってしまう。ただ、ロシヤらしく映像は綺麗だ。  内容を詳解すると、議会が大もめになっている所から始まる。ブレスト条約によるドイツ帝国との和平は、ロシヤにとって屈辱だったからだ。バルト3国やウクライナを失い(これらは劇外でドイツ帝国の崩壊で独立してしまう。その後再びソ連に組み込まれ、ロシヤの属領にされてしまうのだ)、しかもブルジョワ政権との和平である*1。スピリドーノワ女史率いるSR等はこれに反対、議会で多数を得られないと見るや、ドイツ挑発を決意。ドイツ大使を暗殺し、一時的に軍事的に優勢になる所までは成功したが、会議場でSR党員全員が逮捕され、この時点で事件は終わったと見ていい。が、この映画ではご丁寧にもボリシェヴィキ支持各党首演説でクライマックスを迎え、そして軍事的にも反対者を鎮圧させて終わる。  *1レーニンは元々世界革命主義者だが、政権を取るに際し一国革命主義者に鞍替えした振りをした。その際、ボリシェヴィキ党内の世界革命派としてトロツキー一人を孤立させた。なお、トロツキーはレーニン死後、党の人物から抹消されていて、この映画ではあたかもボリシェヴィキには世界革命主義者なんていなかったのように描かれている。 4点(2004-06-13 01:21:13)《改行有》

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