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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1021.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 ミュージカル映画のレビューの都度書いてますが、私はミュージカル映画が基本的に大好きです。 夢と希望に満ち溢れたある意味エンターテイメントの極致だと思うからです。 という事でこの映画なわけですが… この映画については当初から絶賛する人が多かったわけですが、一方で否定的な感想も相当数見かけました。 どうやら万人受けするタイプではなく、人を選ぶ様子。 …さて自分はどうだろう??と観てみると…いや残念ながら否定派の方でした。 その感想も、まさに多くの否定派の人の感想とほとんど変わらないものです。 要するに「主人公2人がクズで感情移入の余地がまったくないのに、そんな2人に踊られてもなぁ…」と、そんな感じ。 冒頭のミュージカルシーンが素晴らしいというのは事前に聞いていた通りで期待させてくれたんですが…しかし、これもよく言われている「序盤のシーンがピークでした」という感想になってしまうわけで。 個人的には、なぜこのまったく好きになれそうにないクズの主人公(特にライアンゴズリングの方な)のどうでもいい物語を見て「素敵!」と思えるのか不思議でしょうがありあません。 ミュージカルってそんな映画じゃないと思うのです、うん。[インターネット(字幕)] 4点(2019-05-17 15:37:06)《改行有》

1022.  フィンランド式残酷ショッピング・ツアー POVだからやっぱそうなったか…というだらだらとした親子喧嘩がひたすら続くのがつらい、しかし予想の斜め上をいく奇想天外なコメディ映画。 途中、まさに人を食ったうような話が展開するわけですが、おそらくフインランドの人がこれを観たら間違いなく大爆笑だった事でしょう。あぁフインランド人だったら楽しめたのに!![インターネット(字幕)] 4点(2019-01-08 15:40:29)《改行有》

1023.  ババドック ~暗闇の魔物~ 《ネタバレ》 面白いホラー映画ってないかなぁ…とネットで検索するとちょいちょい名前があがってくるこの映画。 母子二人暮しの家をババドッグというモンスターが襲う映画…かと思いきや、実際は育児ノイローゼのお母さんがおかしくなってしまいストレスの元凶である我が子を襲う話でした。 いわゆるサイコスリラー映画にジャンルされるものだと思います。 この映画については、ほんとにモンスターがいるのかそれともお母さんの妄想なのかがわからない…という感想をよくみますが、各種伏線や展開をみるかぎりこれはお母さんがストレスでおかしくなってるだけです。 例えば破棄したはずなのに修理されて戻ってくるババドックの絵本。あれお母さんが自分でやってますよね。それより前に以前は本の仕事してたって言ってますからそのあたりが伏線でしょう。 そもそもあの本が帰ってくるタイミングは渋る医者に子供用の薬を処方させた事がきっかけになってますから、自分の子供へ強い薬を処方する罪悪感とそれでやっとおとなしく寝てくれるという安心感。そのアンビバレンツが契機になってるのはほぼ間違いないですし。 結局はちょっと困った子供をたった一人で育てなくてはならない母親がおかしくなっちゃうだけの映画なのです。 女性監督が自分で作った話を自分で監督してる映画ですから、そのあたりかなり女性視点で深く描かれてるんだと思います。多分。 さて、で、この映画の評価ですが、とにかく陰鬱でイライラします。 特にあの子供については「死ねばいいのに」と思うくらいイライラします。 観ていてとにかくしんどいのです。 それに何より犬をいじめる映画は僕は嫌いなのです。 という事で好き嫌いで言えば大嫌いな映画で本来であれば0点でもいいくらいなのですが、それはいくらなんでもこの映画が可哀そう。 だからと言って高得点をつけるのもおかしいので微妙なこのくらいの点数にしておきます。人によってはひょっとしたらひょっとすると思いますから。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-19 23:41:50)《改行有》

1024.  ディレイルド/暴走超特急 《ネタバレ》 みなさん、模型模型言い過ぎです笑 この明らかにカサンドラクロスをパク…思い起こさせるラストは、かの映画をリスペクトしてオリジナル以上に模型感を出してみたからに相違ないからです。うん、きっとそうだ。そうに違いない。 それにしてもこのテロリストのボス、初動の調査がよくありません。 列車の乗客に向かって「誰か女を見なかったか。男ならだれでも心を奪われるような美女だ」とのたまうわけですが、いやいや女怪盗役の女性、そこまでの美女じゃあありません。そんな聞き方されても乗客は「いやそこまですごい美女は見なかったし…」と多分思ってしまうわけで、これじゃ見つかるものも見つからなくなります。 ここ数年ニュース等で食傷気味の「美人すぎる●●」と同じで「それ盛りすぎだろ」という発言をしても結局は誰も得しない。その好例だと思います。 どんなときも淡々と事実をもとに特徴を聞かないとね。[地上波(吹替)] 4点(2018-12-19 15:44:26)(笑:1票) 《改行有》

1025.  エビデンス-全滅- 《ネタバレ》 POV系映画は、何が映ってるかわかんない…という大きな問題があるわけですが、いくつかの映画はそれを逆手に取り、より面白い映画にしようと挑戦しています。この映画もまぁその1本なのかもしれません。 端的に言えば「映画撮って有名になりたい人のスナッフムービー作成日記」というアイデア一本だけで映画にしたのはいいけれど、細かいところを詰め切れてない上にその見せ方にも問題があってつまらない、とまぁそんな感じの映画です。 何より見せかたです。 とにかく断片的なノイズまみれの映像で何が映ってて誰が登場人物で話がどう進行してるかが非常にわかりづらい映像がひたすら続くのです。 これじゃ誰が誰かよくわかんなくなるし何が起きてるかもわからなくなり…で途中で確実にダレます。 とにかく観ている側の緊張感が保てない。 で、まぁそんな状態で観ていても生存者がいる事がわかった時点で「生き残ってる奴がいるならそいつが犯人だろうよ」くらいは漠然とわかるわけで、まぁ実際そいつが犯人なのですが、しかし途中の展開がよくわからないため「え、結局こいつらって誰なんだっけ」と直感的にピンとこないという…いやそれじゃサプライズもなんもないでしょ。 もちろん消去法で考えれば彼女達が誰なのかはわかるのですが、映像の関係で途中でキャラ薄すぎなんですよ。しかも個々人に思い入れもないから犯人が誰であってもサプライズにもなんにもならない。それじゃダメですよね。 たとえばこの事件に巻き込まれた(癖のある)人達は結局なんなの?とかストーリー上の細かい点がいろいろ不明で、とにかくツメの甘さがハンパじゃない映画でした。 バス事故起こしたときに当人たちが大けが!とか、途中で乗ってくる奴が休暇中のデルタフォース隊員だったらどうするの?とか気にし始めたらきりがありません。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-06 15:44:58)《改行有》

1026.  ウォンテッド(2008) アメリカにも厨ニ病ってあるんだなぁ、という事を我々に教えてくれる映画。 吹き替えだとDAIGOが下手すぎて話が全く入ってこないので字幕で観た方がいいかもしれません…が、そもそもそこまで真剣に観る映画でもないのでどっちでもいいや。[地上波(吹替)] 4点(2018-11-28 15:31:03)《改行有》

1027.  フローズン 《ネタバレ》 まぁありがちなシチュエーション物。 ここ数年、日本のあちこちのスキー場で海外からのスキーヤーが立ち入り禁止区域に入って…というニュースを見かけるわけですが、この映画を観ると「あぁこんな連中がやらかすんだろうな」と思ってしまう、そんな連中が主人公。 この手の映画は主人公達の好感度が高ければ高いで観ていて辛くなるわけですが、しかしこの映画の主人公達のように好感度が低いと、今度はこいつらがどうなろうがぶっちゃけどうでもよくなり、それはつまり映画の根幹がどうでもよくなるという事に繋がるわけで、これはこれで困ったものだと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2018-11-06 08:19:22)《改行有》

1028.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 人生のあの瞬間をやりなおせたら…とは誰しも思う事であって、それを解決するためにタイムトラベルというのもまぁちょくちょくあるパターン。 この映画は、タイムトラベルについての難しい要素をあえてスルーして恋を成就させるための小道具に使ったラブコメ映画…だと途中まで思ってたんですが、あにはからんや、まさかの家族愛物、そして「毎日を全力で楽しんでいくことが真のタイムトラベルだ」的な偽善的ありふれたオチには正直鼻白みました。 そんなありがちで小奇麗にまとめた偽善映画を観たかったんじゃないんだよ!という思いが強くてかなりのがっかり感。 タイムトラベルがなぜできるかという理由付けが全くないため、その運用も自由自在。真面目に見ているとツッコミどころしかありません。 お父さんが何回目かの過去帰りの中で生きてる人生の中にその息子がタイムトラベルして帰ってくる…とか、それ絶対破綻するよね、としか思えないシーンなどが安易に成立するわけで、軽いラブコメであればそれでもいいかもしれませんが、真面目な家族愛映画であればもうちょっときっちり仕様を整理しておかないとダメなんじゃないでしょうか…なんでもありじゃ観てられません。 あと内容に対して時間が長すぎます。100分でまとめられますよね、この内容なら。[インターネット(字幕)] 4点(2018-10-15 17:13:13)(良:1票) 《改行有》

1029.  劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール 《ネタバレ》 abemaTV2周年記念の目玉番組として放送されていたものを観ました。 さて、劇場版と言いつつこの手のアニメ作品が「初心者お断り」のものであるのは当然の事で、本作もその例に倣ってテレビシリーズを完全に把握していない人には全くちんぷんかんぷんな代物になっています。 しかし、この手のアニメ映画はそれでいいと個人的には思っているので、それについては全く問題を感じません。 問題なのは映画の内容です。 原作者がわざわざシナリオを書き下ろした本作は、それまでのVR世界からポケGOで注目されたAR世界にシフトしていて、そのあたりの設定については「いかにも2017年に作られた」のものなんですが、しかし本映画がちょっと変わっているのは「そこだけ」 映画の内容は、またそのネタなの?と思うくらい繰り返されている初代SAOからのワンパターン因縁物で、観ていて正直げんなりします。 原作者は(一般にはあまり知られていませんが)実は小説の発行部数で見ると日本でもトップレベルの大ベストセラー小説家なわけですが、しかしそこで描く物語はあまりにもありがちでワンパターン。これはちょっと厳しいんじゃないでしょうか。 登場人物達の青臭さもここまでくるとかなり痛々しい感じですし、劇中、都度登場する長々とした説明セリフには観ていて失笑すら覚えてしまいます。 そして、そんなにあれこれダラダラ説明しているくせに、ストーリーの肝心のところについては説明がなかったり、(たとえばなぜ風林火山が復讐の最初のターゲットになっていたかというと、ユナが死んだ理由がまさにボス戦で風林火山をサポートしたためだったからなんですが、その説明が全くないのでユナがどう死んだかとかそのあたりの因縁が全くわからないっていう…)それってどうなの? そしてそして、SAOお得意の最終戦闘での無理ゲーからのご都合主義丸出しの逆転劇と相変わらずのキリト無双。 これで盛り上がれる人っているんでしょうか?いたらかなり幸せな方だと思います。 ぶっちゃけ、この映画を素直に楽しめる人がどれだけいるのか、かなり疑問があるレベルの映画です。[インターネット(邦画)] 4点(2018-04-02 19:14:30)《改行有》

1030.  恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 恋愛映画の名作として有名な本作、恋愛映画好きな自分としてはいつか観たいなと思っていた一本なんです。 それをついに今回観たわけですが… 映画の序盤で彼が語る「ある人の一日をただ追いかけるだけのドキュメント」企画をほとんどそのまま映画にしたのがこれ。 序盤の夫婦喧嘩から出会いまでは面白かったし、期待させてくれました。 でも面白かったのはそこまで。ウィーンで降りてからはもうね… 旅行中たまたまであった2人の男女が時間限定のデートをしてキュンキュンするという、人によっては「あるある」系が描かれているわけですが、しかし、あまりにもそのままでドラマ性も何もありません。 ただひたすら(誰かよくわからない)二人の厨二感丸出しの会話を延々と聞かされるだけっていう。 途中で出てくる占い師とか詩人も痛い人だから、これは監督の趣味なんでしょうか。 そもそも旅先でのアバンチュールが盛り上がるのは誰でも知ってる事であって、「スキー場の恋は東京で再会してがっかり(スキー場→海でも可)」というのもこの手のアバンチュールあるあるなわけです。 つまり普通の出会いじゃ何も思わないような相手でも旅行先の偶然というシチュエーションだと相手が10倍素敵に見えちゃうってだけなんですよね。 それをそのまま映画という形にして(しかもしょーもない会話のやりとりだけを)延々とみせられても、ひたすら退屈だったとしか言えません。 ま、長々と書きましたけど、他の低得点の方と同じ事言ってるだけなんですが。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-01-30 22:46:58)《改行有》

1031.  ピッチブラック 《ネタバレ》 続編が作られる映画というのはだいたい面白いのが相場なのですが、いやこれはダメでしょ。 そもそも22年間ずっと昼だという惑星に懐中電灯の光くらいで怖がって寄ってこないような生物が存在するわけないだろ、ってところですでに「えー」って感じなわけでその舞台設定がアホ丸出し。 設定がそんなレベルだから当然そのストーリーもいちいちご都合主義で失笑するレベルなわけです。 たとえば、みんなで電池を引きずっていこうのコーナーで、突如としてキレて暗闇に向かって走り出す古物商。 おかげで皆の照明が消えて危機に陥っちゃうわけですが、いくらなんでもあの状況でどんなにキレたって暗闇に走っていくアホはいないでしょ。 ご都合主義にしてもひどすぎます。 たとえばパート2、雨ふってきて避難した洞窟から駐屯基地までの往復の道筋が何往復かされるわけですが、なぜか毎回難易度が違いすぎます なぜ一人で重い電池しょってえっちらおっちら歩いたときや、光る虫を入れただけの瓶をもった女性が一人で移動するときには無事なのに、ある程度明かりをもって4人で移動するときにはピンチに陥るのか。 どこもかしこもそんな感じのご都合主義展開が多すぎて観ててもただただしらけるだけ。 まぁしょせんC級娯楽映画にすぎないわけだから細かい事を言うなよ、ってとこなのかもしれませんが、その割に続編が作られたりそれなりに面白いという人がいるのがどうにもこうにも解せませ  同じような製作レベルの映画でも例えばエイリアンが映画史に残る傑作になったようなものもあるわけで、低予算のしょーもない映画であってもちゃんとした物を作る義務ってのはあると思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-22 22:21:02)(笑:1票) 《改行有》

1032.  アラフォー女子のベイビー・プラン 《ネタバレ》 今やラブコメの定番ジェニファーアニストンだし、タイトル的にもコミカルなものだろうな…って感じの期待で観ちゃうとあらびっくり。 これ全然コメディではないし楽しくもない映画じゃないですか。 なんなんだろうな、この残念感は。 そもそも他の男の精液なんて近づくのすらいやなんだけど、それをさんざん見てひっくり返したからって自分のを入れちゃうってのはどうなんだろう… 主人公が男性サイドなわけですが、同じ男性として感情移入の余地が全然ないのが致命的です。 だって、ラブコメというか恋愛物って感情移入してナンボじゃないですか。 それができないんじゃお話になりません。[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-13 18:48:00)《改行有》

1033.  パディントン 《ネタバレ》 海外の映画レビューサイトでの評価は高く、国内でも例えばYAHOO映画の平均点は4.1つまりこのサイトで言えば8点くらいの高評価映画にも関わらず、こちらのサイトでは驚くべき低評価のこの映画。 このサイトに書いてる人がひねくれてるの?と思って観てみたわけですが…すみません、私もこのサイト側の人間でした。 とにかく熊の迷惑行動にいちいちイライラします。 てか、熊が風呂の入り方なんかわかるわけないにも関わらず普通に放置して風呂に入りにいかせる家族にもイライラします。 そりゃ問題起こすに決まってるだろ!と。 とまぁ、終始イライラしっぱなしの映画で、かわいいだとか面白いだとかこの映画を観てそんな感想はとても抱けないのです。 しかし前述のとおり、他では評価の高い映画なので、これはおそらくこのサイトのレビュワーが(自分も含めて)この映画を素直に楽しむには年をとりすぎてるって事なんでしょうね。 悲しい話です。[地上波(吹替)] 4点(2018-01-04 00:02:56)《改行有》

1034.  モーテル 《ネタバレ》 え、これ何年に作られた映画??2007年? それってマジですか…と驚くほど、よくまぁいまどきこんな脚本を映画化しましたね…と悪い意味で感嘆する映画。 んー1970年代ならありだったと思うんですよね。 しかし1980年代ですら「もう一ひねり」と思ったと思うんです、この脚本。それを2007年に作られてもね、っていう。 ポジティブに解釈してあげれば、「2000年代なのに古典的王道なホラーを」とでも思ったのかもしれませんが、それならシナリオはもっと緻密でなくてはいけません。王道は緻密に計算づくでがっちり作るから面白いのです。 なのにこれ脚本は穴だらけ、無駄だらけ。 たとえば通報を受けて警官がパトロールに行ったにも関わらずそれが連絡もなく帰ってこなければ明らかに事件。 即警察が動きますよね?っていう…誰でも疑問に思うだろうところなんかは、これツッコミ待ちなんでしょうかね… なぜ翌朝になっても誰もこない?? どこもかしこもそんな穴だらけのしょーもないシナリオを映画化して、その上なんのひねりもないとなると、これはもうどうにもなりません。 とりあえず映画を観ていて緊迫感だけはあるんですよね それは「きっとこれは何か予想外の事が起きるに違いない」と漠然と予想しながら観てるからこそなんですが、しかし映画を最後まで観ても予想外の展開なんかなく…というか予想外以下だったりするわけです。 終わり方も…なんなのこのだらっとした終わり方は…っていう非常に残念なしろもの。 よくこれ「2」が作られたよな…と逆に感心しちゃう残念な映画です。[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-02 18:15:09)《改行有》

1035.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル リアルタイムでガチガチのガンダム世代です。 世代的にスターウォーズや松本零士ブームのリアルタイム真っただなかの世代なわけですが、当時から「ガンダムの方が面白い」と思ってたんですからほんとにガチ。 そんな世代にはドンピシャの当時(とその後出てきた)の裏設定をベースにコミカライズ、さらにそこからアニメ化した作品なわけですが… なんなんでしょうか、この面白くなさは。 たとえば(ファーストではハモンのラル仇討につきあった)タチ少尉とか、フアンが見たらくすりと笑える細かいキャラのオンパレードなわけですが、とにかくストーリー自体が面白くない。 だいじな「遊びの部分」がないんですよね。ただただなんかそれっぽいストーリーを描いてみただけ。 このTHE ORIGIN は富野ではなく安彦良和が(もともと)話をすべて書いてるわけですが、富野と安彦のストーリーテラーとしての資質の差が露骨にあらわれた感じになっていて、残念ながらガンダムではない別の凡庸な何かになってしまっています。 富野ガンダムの魅力は、富野特有のけれん味のある数々のシーン、セリフ、演出にあるわけですから、そういう富野要素がないだけで、ガンダムとは全然違うものになってしまうんだな、と実感してしまうわけです。 安彦は絵はいいんですが、アリオンなどを見ても残念ながらストーリー構築面ではイマイチですから、お話作りに関しては他の人に任せた方がいいんじゃないかなぁ…と個人的には思います。 てか、クラジョウ、アリオンなどこの人が監督したものを観て面白いと思った事がないので、単に僕がこの人の作風を嫌いなだけかもしれません、っていうかきっと単にそうなんでしょうね。[インターネット(邦画)] 4点(2017-12-27 15:44:14)《改行有》

1036.  スターシップ・トゥルーパーズ 日本ではガンダムの元ネタの一つとして有名なハインラインの「宇宙の戦士」の映画作品なわけですが、日本のSFフアンにとってはこの原作、加藤直之デザインのパワードスーツの印象がとにかく強すぎます。つか原作は「宇宙の戦士=パワードスーツで戦う右翼小説」なわけですが、この実写版は、看板であるパワードスーツを捨て、さらに反戦パロディ映画として撮られていて右翼小説である原作とは180度真逆のスタンスで描かれていてます。 これ、そもそも監督が自分のやりたいネタ(ナチのプロパガンダ映画のパロディ)を撮ろうとしたら、ちょうど似たシチュエーションの元小説があったのでその名前で映画を撮ったという事らしいのですが、それってオリジナルの小説に対してかなり失礼な事なんじゃないでしょうか?つか失礼です。 まぁ最初と最後のプロパガンダパロディ部分は個人的に面白かったので、そこまでひどい評価にはなりませんが、面白いのはそこだけ。 本編はどうでもいいごく普通のB級娯楽映画にすぎず、「小説の映画化」としては、原作の基本要素をほとんど破棄して勝手に都合のいい反戦映画として撮っている時点で駄作というのもおこがましい(基本的な在り方として許せない)映画になっています。 とはいえこの映画、公開時にワシントンポストでナチ万歳のひどい映画だとレビューを書かれたそうで、それはちょっとワシントンポストの映画レビュー書いてる人がやばいんじゃないかと…どう見たって(安っぽい)反戦反ナチ映画だよ!さすがにそれくらいはわかろうよ>ワシントンポスト[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-19 18:44:23)《改行有》

1037.  ウォーターボーイズ このサイトの「好みの近いレビュワーより抜粋したおススメ一覧」を見ると、そこに出てくる映画の半分はすでに観たけどここにレビューを書いてない映画なんですよね。 で、そもそもレビューを書いてないという事は、少なくとも自分にとってあまり重要な映画ではないという事なのです。 この映画もその中の一つで「好みの近いレビュワーより抜粋したおススメ一覧」には出てくるものの、個人的にはどうしても乗れない好きになれない映画です。 多分、この監督の芸風が好みではないんだと思いますが、とにかく映画中のいろいろな部分(キャラクターだったり設定だったりギャグだったり)がいちいちわざとらしかったりあまりにもすべってるようにしか思えなくて、とにかくシラケっぱなしで受け付けないわけです。映画に入れず覚めた目で眺める事しかできないんです。 ずっとシラけてそんな状態なんですから面白いわけがありません。 まぁ、例えば今の玉木宏しか知らないとこの映画の彼には(あまりに今のイメージと違うので)びっくりしたりするわけですが、そういう点をのぞけば個人的には人にこの映画を勧める要素は皆無です。 あ、真鍋かをりはかわいいです。…けど、それがあんまり映画に出てこないのでやっぱり「違う!そうじゃない!!」としか思えないわけで、結局はやっぱりそんな映画なのです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-11-14 23:57:37)《改行有》

1038.  モンスターズ/地球外生命体 《ネタバレ》 タイトルだけ見てありがちB級モンスター映画かと思いきや全然違う内容でびっくり。 最近流行りの?低予算ながら安っぽく見せないタイプのSF風映画でした。 冒頭「え、これ面白そうじゃない?」と期待させてくれるんですよ、うん期待。 見せ方うまいんでしょうね。全然安っぽくないし、いかにも面白そうで、ほんと期待させてくれるんですよ でも… そこから最後まで緊迫感の全くないだらだらとしたロードムービー状態。 こういう状況なのに主人公たちに緊迫感が全然ないんですな。ある意味世界観的にそれがリアルなのかもしんないけど。 「最後のフェリーでこれを逃すと後がない」とか言ってるのに、酒飲んで女連れ込んでグースかねていろいろ盗まれたりしてる状態で「おまアホだろ」としか見てて思わないわけです。 そしてそれが最後までだらだら続くっていう。ひどいよ! 話も面白くないわけですが、もっと致命的なのはキャラクター造形。 とにかく主人公達に致命的に魅力がなさすぎるのが大問題。 女性の方はルックスがいいだけまだ許せますが、男の方だよ、男の方。 お前とっとと死んでいいよってくらいどうしようもない奴でこんな連中のだらだらした逃避行を見せられても…ぶっちゃけきついです。 ほとんど出てこないモンスターですが、ラストクライマックス的に出てきたと思うとなぜかモンスターのラブシーンとかもうどうなの? ラストも全く持ってどうという事もなく最初から最後まで「面白くなりそうなのに全く面白くない」ままだらだらと終わっていく、残念な映画でありました。[地上波(吹替)] 4点(2017-10-20 15:46:05)(良:2票) 《改行有》

1039.  最強のふたり 《ネタバレ》 数年前まで住んでいたマンションの隣になんとシネコンができまして(文字通りの隣にです)、今もあのマンションに住んでいたら「うちの隣はシネコンなんだぜ」と他人に言えたんだな、と思うわけですがそれはさておき、そのシネコンのこけら落としにシネコン関係者それぞれがおススメする映画を500円で上映するという企画をやっておりました。 で、そのシネコンの支配人のおススメとしてかかっていたのがこの映画です。 ちょうど未見だったので、こりゃいいや、と観てきたわけですが… 主人公の大金持ちの方、パラグライダーで大けがをして首から下が完全に動かないわけですが、しかし仕事もしてないのにものすごく裕福なんですよね。 豪邸に住み多くの使用人をかかえ高価な美術品をポンと買いつけちょっと遠くに行きい気分のときはプライベートジェットでひとっとび、これが裕福じゃなくて何なんだ?というレベル。 子供のころから割と貧乏だった自分としては、体は動いても食べるものにも困る生活と、体は動かなくても多くの使用人をかかえてそのサポートで悠々自適で暮せる生活、どっちが幸せなのか、ちょっと考えさせられる映画ではありました。 そして、その疑問それ自体、実はこの映画の裏テーマなんじゃないかと思ったりします。 さて、この映画の内容ですが、いろいろ問題ある主人公2人を偽善的に描きすぎな点がとにかくハナにつきます。 パラグライダー遊びがすぎて勝手に付随になった人が金にあかしてわがまま放題、まっとうな介護士はかたっぱしからクビにして1週間も居着かないって、あんた、そもそも金はあるけど人間的には最低だよ…って人だったからこそ、失業手当目当てにやってきたチンピラと仲良くなれたっていう、単にゲス方向で「類は友を呼ぶ」ってだけの話にもかかわらず、なぜか美談風に描かれているのがどうにもこうにも不愉快です。 個人的にはこの2人とは仲良くなれそうにはありませんし、仲良くしたくもありません。 …という事は、この映画を名画としてお勧めしてくるそのシネコンの支配人とは仲良くできないって事なんでしょうか、おおう…[映画館(字幕)] 4点(2017-10-17 20:27:19)(良:1票) 《改行有》

1040.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》 2015年、カナダの映画サイトが選ぶ「最悪なオチの映画ランキング」で見事1位、つまり史上最悪のラストの映画と評された本映画ですが、実際その通りだと思います。 オリジナルのリメイクかと思いきや、いやこれリメイクじゃないよねと気づく映画中盤、そうなると当然この猿は宇宙船に乗ってた猿が進化した奴だな…とちょとカンのいい人なら気づくわけです。 そこに気づきさえすれば割と予想通りにストーリーは進んでいくのですが(しかしそうだとしても、猿に下克上されて殺されたであろう人間がなぜあんなに沢山あの星にいるのか根本的にナゾだったりツッコミどころは満載なんですが)、そんなちょっと「わかっちゃった感」の観客を驚かせる衝撃のラスト。 少なくとも映画見てるときにあのラストの意味が分かる人っていないと思うんですよね。 謎の磁気雲を経由すると先にあの惑星に向かった人間ほど後に着くという時間逆行があるわけですが、反対方向にもそれが効いてて、主人公より後にあの星を出た猿将軍がはるか過去の地球に到着。で人間を駆逐した…って意味なんでしょうけど、映画中にもっとそのあたりを説明してくんないと映画を観た客はポカーンですわ。 まぁツッコミどころ満載のファンタジーってことで。[地上波(吹替)] 4点(2017-10-14 00:24:21)《改行有》

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