みんなのシネマレビュー
へちょちょさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970

101.  犯罪河岸 《ネタバレ》 アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名が(ヴェネチア映画祭監督賞に輝いたコトで)世界に知れ渡る嚆矢となった記念すべきミステリの秀作。「アスファルト・ジャングル」や「現金に手を出すな」、「探偵物語(1951)」等のコメントでも繰り返し述べたコトではあるが、今一度ハッキリと言わせてもらう。世に傑作と謳われる作品の共通項とは”手抜きのない緻密な描写”と、主役は当然としてホンの端役に至るまで”登場キャラクターが活写されている”の二点に集約される!と。本作の場合で言えば、ルイ・ジューヴェ扮するアントワーヌ警部の凄みだけでお腹一杯になりそうな感じであるにも拘らず、犯行現場付近で怪しい客を拾うタクシー運転手や容疑者夫婦が住むアパートのお人好しな管理人、容疑者夫婦の職場である猥雑な寄席の裏方たち、事件の特ダネを鵜の目鷹の目で狙う出待ちの新聞記者連中までもが活き活きと描写されており正に圧巻。しかも短いショットの切り返しの中で全くテンポを淀ませずに、である。一つの殺人事件の犯行現場に三人の男女が別々に入り乱れた為に思わぬ混乱を来す捜査陣にあって、ギョロッとした鋭い眼光としわがれた声のキレ者・アントワーヌ警部は一歩一歩確実に真相に迫ってゆく。一見、作りとしては(コロンボでおなじみの)倒叙推理モノの系列に属しているかのようだが、終幕の意外な”どんでん返し”によって実は観客もクルーゾー監督に一杯食わされていたコトに気付かされる巧妙な仕掛けが何ともニクイ。原作は(同監督の「犯人は21番に住む」と同じ)スタニスラス=アンドレ・ステーマンの「正当防衛」。さて、記念すべき1300番目のREVIEWだけにココは気前良く10点満点!と行きたいとこだが‥フランシス・ロペスの音楽が余りに大仰かつノイズで可成り興を削がれた為、悪いが1点マイナス。でもオススメ!!9点(2004-12-10 05:17:36)(良:1票)

102.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 全米ランキング3位になっても尚、次のマッチメイクまでは切り詰めに切り詰めて安モーテルを泊まり継ぎ、果ては生活費稼ぎに”泥レス(ポロリ付き)”までせざるをえないカリフォルニア・ドールズ一行に漂う浮き草人生のペーソス。アメリカ女子プロレス界に生きる厳しさ・侘びしさが観る者にひしひしと伝わってくるかのようだ。派手なリング上でのファイトとは対照的な、裏舞台の地味なディテールを手を抜かずにじっくりと描いたアルドリッチの演出が確実にタメを醸成し、ラストの全米女子チャンプ「トレドの虎」とのタッグマッチで一気に爆発する。とにかく、ドサ回りからラストの決戦まで(ミミ萩原の日本ペアとも対戦)彼女らの試合を惜しみなくタップリ見せてくれるサービス精神が嬉しい。見世物ムービーはこうでなきゃ!ドールズ役の二人も激しいプロレス演技は勿論のコト、なかなか夢を実現できない焦りや対戦相手に選ばれる為に興行主に身を鬻ぐ哀愁まで実にうまく演じていたと思う。コロンボ以外での映画出演では余り感心しないことが多いピーター・フォークも今回のマネージャー役はグッジョブ!といって差し支えない名演だった。イケメンの若造じゃアノ味は逆立ちしても出せまい。ハッピー・エンドで後味も爽やかだし、私もスポ根モノでは「ロッキー」より断然こっちだなぁ。ドールズに乾杯!!8点(2004-12-07 03:10:32)(良:1票)

103.  ドラキュラ'72 《ネタバレ》 《CATVで視聴》舞台を19世紀から20世紀の現代(てか1972年)に移す大胆な新機軸も生憎と無様な失敗に終わっている駄作ホラー。やってるコトは結局いつもと大して変わり映えしないドラキュラ対ヘルシングな上に、ラストのドラキュラの死に様が何かわざとらしいトラブルが複合連鎖するドリフのコントみたいな珍妙さで思いっきり萎える。こういう一種のタイムスリップ?を採用するのであれば、時代錯誤的なズレやギャップをもっと積極的に盛り込む等して、いくらでも面白くする可能性はあっただけに残念でならない。ま、「幽霊西へ行く」のクレールみたいなズバ抜けたセンスをハマー・プロ辺りに求めるのもチョット酷過ぎるかな?どうせならヒロインのジェシカ役を我がご贔屓キャロライン・マンローに演じさせていれば、もうワンランク評価も上がったろうに…。4点。 ※ラロシュさん、しょっぱなから酷評してしまって御免なさい‥。4点(2004-12-05 21:07:23)

104.  アレクサンダー戦記 劇場版 《ネタバレ》 あんまり無茶苦茶な設定や描写、キモいキャラデザに初見時は「何じゃあぁぁぁ、こりゃあぁぁぁぁ!!」(by優作)状態。どーもオカシイと思ったら原作が(「帝都」シリーズの)荒俣宏かよ‥。まぁ歴史に忠実に描いたんじゃ大して面白くもない人物伝だったなら、こういうトンデモ設定もアリかなとは思うけどサ。ことアレクサンドロス大王とユリウス・カエサルに限っては(確信を込めて絶対に!)史実通りに描いた方が遥かに(もうコレの100倍は)面白くなっていただろうに…。こういう歴史上に輝く”天才”を妙なSFオタクっぽい解釈で捻じ曲げてんじゃねぇっつの!お子様向けって訳でもナシ、一体誰をターゲットにこんな珍品を作ったんだ?こやつらは。とにかく無性に腹立たしいから7点マイナスゥ!!!3点(2004-12-05 01:25:02)

105.  女子高生チェーンソー 《ネタバレ》 え?「女子高生チェーンソー」??あ、ああ観たよ、観ましたよ。もう何て言うか、その、返却期限ギリッギリに思いっっっっきり義務感で。流れ作業で。惰性で。例えるなら保健所の健康診断で検尿のために渡された紙コップに仕方なくオシ○コなみなみ注いで窓口に提出させられた感じ?黒板消しオープニングやニセ女子高生コスプレ女どもの凄絶な大根演技、驚天動地のラスト”なぞなぞマシーン”に感動の涙を流すでもなく腹を抱えて笑うでもなく「人は何処より来りて何処へ往くのか」と哲学的かつ宗教的な問いを発するでもなく、無表情でひたすら淡々と観終えましたとも、ええ。感想‥ですか?ナタデココを触れば「プニプニ柔らかい」、沸騰したやかんに触れば「むっちゃ熱い」、う○ちの臭いを嗅げば「くっさ~」としか答えようが無いように、こんなクソ映画を観たら「この♀♂@∞★☆$が~!」てな怒りのコメントしか出てきやしません。しかし、それじゃあ「読み手の気分を害するコメント」への道まっしぐらで削除ケテーイ。よって「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」のイングマル坊やを見習って、こう考えることにしますた。「こんな映画と呼ぶことすら憚られるウ●コ作ってるスタッフ共に比べたら、しがない九州の塾講師に過ぎなくても私はまだマシだ」と。0点。(追記)返却期限を一日オーバーした科で 延滞料を請求されますた。あの手書き伝票(12月2日か3日か読めねーんだYo、兄ちゃん!)にまんまとしてやられたって訳だ、コレが。こんなウ●コ映画に延滞料…フ、フフ、ハハハハハハハ!!0点(2004-12-04 02:30:41)(笑:10票)

106.  雨に唄えば 《ネタバレ》 MGMミュージカル数ある中でも抜群の知名度を誇る本作、確かに楽しくて歌と踊りも存分に盛り込まれ飽きさせない見事な作りなのは認める。ただ、個人的にどうしても気に入らないのが「サイレント<トーキー」といういかにも図式的なシナリオの安直さ。確かにリーナみたいに悪声で自滅したジョン・ギルバートのような実例もあるにはあるだろうが、サイレントへのリスペクトにチト欠け過ぎてやしませんか??チャップリンがトーキーの移行へ徹底的に抵抗した矜持とはいったい何だったのか、本作スタッフは恐らく全く理解していない。トーキー延いてはミュージカルというジャンルの「明るい未来」を余りにオプティミスティック(楽観的)に捉えているスタッフの過信(もしくは自惚れ)が無意識の内に作中に滲み出たのだとは思う。が、この論法でいくならばサイレント期の作品&スタッフ&役者は語るに価しない代物というコトになる。コレだけは絶対に!容認し難い。この論法を受け入れてしまっては今までの自分の映画観そのものを全否定することになるから。それと、ジーン・ケリーが不世出のダンサーであることに異論は無いが、タップ&ダンスのエレガンス(洗練)でアステアには残念ながら及ばないと思う。併せて2点マイナス。何か酷評しているように思われるかもしれないが、ハッキリ言いたいコトを指摘しただけで本作が好きであることは大多数の高評価の皆さんと同じなので誤解しないで欲しい。8点(2004-12-03 23:06:12)(良:1票)

107.  リーサル・ウェポン3 《ネタバレ》  おおっ!シリーズ中唯一ヤン・デ・ボンがキャメラを担当したという第3作ですか…。確かに派手なキャメラワーク!!「Shi~~t!!!」とか言いながらリッグスが落下する迫力シーンも彼の為せるワザ。ただ、ジョー・ペシ扮するレオ・ゲッツをレギュラー化したのは頂けないし、本作で登場したレネ・ルッソ演じる女刑事ローナ・コールも次作でレギュラー化とは…何か保守的過ぎてツマラナイですな。5点マイナス!5点(2004-12-02 03:36:59)

108.  リーサル・ウェポン2/炎の約束 《ネタバレ》  まぁ、重苦しい1作目はあんまり好きじゃなかったんで、続編のカラー変更は個人的には正解かな、と…。↓おお、エイスワンダーを御存知とは渋い!!「Stay with me」とかチェックされてた訳ですな?確かにリッグスとの×××シーンには何とも複雑な気持ちでした。しかも呆気なく死ぬし。3以降のレネ・ルッソとはエライ違い。何だかナァ…!あと、外交官特権振りかざすオッサンを射殺したマータフは何の懲罰もナシ??3に出てるから、ヤッパそうなのか??うーーーーーむ、何だかナァ…!7点(2004-12-02 03:34:26)

109.  愛と希望の街(1959) 《ネタバレ》 先ず、何と言っても京子役の富永ユキがとても女子高生とは思えないオバサン顔で吃驚(ビクーリ)。おまけに凄い大根だし。テーマも「ブルジョワの偽善を断固糾弾する!」的な学生運動っぽい図式が余りに露骨ってか陳腐に過ぎて些かハナにつく。千之赫子の女教師もナァ…教え子の就職斡旋と恋愛を公私混同して渡辺文雄を振ってしまうくだりは逆ギレもとい逆恨みにしか見えず、全く同情できない。あと、真鍋理一郎の音楽は何だか特撮怪獣モノみたいな“おどろおどろしさ”で、能天気な邦題ともども凄まじくミスマッチ!!いろんな意味で「フッ若いな、大島…」と思わせずにはいられない大島渚のホロ苦いデビュー作に‥6点。ま、御本人も松竹の仕打ちには納得してないらしいし、こんなモンでしょ?悪いけど。6点(2004-11-30 01:54:45)

110.  ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 《ネタバレ》 クソ映画の連続REVIEWは著しい心身の消耗に見舞われる恐れが可成り強いため、リハビリを兼ねて東宝特撮怪獣映画を観ることにしますた。本作に登場するのは新造の怪獣が何と三体も!こう書くと豪華に聞こえますが、しかしてその実態は「イカとカニとカメを何のひねりも無くただ巨大化させてみました~!」的なシンプル造形。先陣を切って登場するイカの怪獣は、その名も”ゲゾラ”。恐らくは酒のつまみの「ゲソ」に掛けたであろう小粋?なネーミングに出だしからノックアウト寸前。こやつはイカのくせにシレ~と上陸して村を蹂躙するお茶目さん。しかし、火攻めに逢って焼きイカとなり呆気なく死亡。次いでカニ怪獣が出現、その名も”ガニメ”。「オイオイ横歩きしないじゃないか!」なんて野暮は言いっこ無しです。例え直進しようがカニって言ったらカニなんですったら。こやつも平気で上陸して人々を襲うものの、旧日本軍の弾薬に引火させて吹っ飛ばされます。トリを取って最後に登場するはカメ怪獣、その名も”カメーバ”。生憎と某大映のアレみたいに甲羅からジェット噴射したり火炎を吐いたりせず、首をニョキッと伸ばしたり引っ込めたりするだけです。ラストは唐突にもう一匹のガニメが現れ、カメーバと何とも地味~な決戦をしつつ、火口に二匹仲良く転落してEND。セルジオ島という南洋の島に舞台が限定された閉塞感とか光るアメーバっぽいエイリアンはチョットなぁとか突っ込みどころには事欠きませんが、突拍子もないクソ映画の直後に観ると何だか優しい気持ちになり笑って許せるので無問題。個人的には平成ゴジラシリーズなんかよりゃ遥かに楽しめました。よってオマケして6点。6点(2004-11-29 00:04:57)(良:1票)

111.  チアリーダー忍者 本サイトでは作品そのものへのコメントよりも「作品を肴にして自らの心情や体験を赤裸々にしかも熱く語る」風潮が顕著な映画が幾つか見受けられる。ならば私も語らせてもらおう。尚、コレは紛れも無く実話だ。某TSUTAYAで「今日はクソ映画が観たいなぁ。いっちょ”アルバトロス祭り”といきますか…」とチョイスしたのが「案山子男2」と「女子高生チェーンソー」と本作。ビデオ(DVD)カバーから取り出してカウンターのバイト兄ちゃんに会員カードと一緒に渡す。普通なら1~2分で済むハズなのに兄ちゃん何故か妙に手間取る。その間にも後ろには客が列を成している。私「ったく、ナニやってんだ?イライラ」バイト「あのーお客様の会員カードが‥磁気が読めなくて機械で処理できませーん。」私「げげ、マジかい?昨日まで何とも無かったってのに~。」バイト「申し訳ありませんが、伝票で処理いたしますので暫らくお待ち下さい。」私「もう兄ちゃん相変わらず手際が悪いってか悪過ぎだよ!ド下手な字で伝票に手書きかよ!」その間にも人の数が増えている。バイト「お客様、『チアリーダー忍者』は明後日の返却になりますが、よろしいでしょうか?」「こちらの『案山子男2』と『女子高生チェーンソー』は1週間のレンタルとなります~」私「作品名を声に出すなぁぁぁぁ(赤面)!!!」後ろの待ち人たちの「ナニ考えてんだゴルァそのラインナップは!」「バカじゃねーの?プ」とでも言わんばかりの冷たい視線が背中に突き刺さる。私「あああ何で『天井桟敷の人々』とか『戦艦ポチョムキン』辺りにしなかったんだ??オレ!」その間、約15分の拘束。永遠に続くかと思わせる程に長く感じられた悪夢の出来事。「うぉのれ、アルバトロスめ~観る前から随分なご挨拶じゃねえか。上等だぁ~!」こんな心理で観たもので冷静かつ客観的な評価は困難を極めましたが、取り敢えず1点。以下「女子高生チェーンソー」に続く…。1点(2004-11-27 12:42:59)(笑:9票)

112.  ベン・ハー(1925) ネットで検索してたら、何とワイラーは本作で助監督だった事実が発覚!そりゃ本作の魅力を知り尽くしてる訳だ…。後はそれをスケール・アップするだけなんだから59年版が勝って当然ってもんだろう。と・こ・ろ・が・如何に名匠ワイラーと言えど、勝ててないんだなぁコレがw。ハッキリ言ってスケール・アップしたのは予算と上映時間だけ。まずもって映像の有するセンス・オブ・ワンダー!ここでニブロのセンスがズバ抜けている。ガレー船の戦い、チャリオット・レースのド迫力は今を去ること77年前の映像とは思えない斬新さだ。流石のワイラーも並びはしても超えてはいない。実に33年の後というアドバンテージを何ら活かしきれていないからだ。カラーになり音声が付加されはしたが、新たなオリジナリティは皆無だ。見せ場は全てベタベタにニブロの演出をなぞっている。加えて59年版でも話題を集めたチャリオット・レースの迫力はひとえにスタント監督ヤキマ・カナット&第2班監督アンドリュー・マートンの手柄であって、ワイラーではないのだから尚更だろう。第一、ニブロ版(128分)の方がテンポが圧倒的に速く快調で全く飽きさせない作りに仕上がっており、ワイラー版(222分!)が却って冗長に思える程だ。「モノクロでサイレント」というだけで喰わず嫌いな方には是非ご覧頂きたい逸品である。そうそう、一部パートカラーだったっけ。強いて言えばベン・ハー役のラモン・ナヴァロが(ヘストンに比べ)チト「なよっちい」のが難かなぁ。1点マイナス。でもオススメ!9点(2004-11-27 03:13:40)(良:1票)

113.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 こ、こっ恥ずかしかぁぁぁぁぁぁ!!!!下着同然で大通りをコンビニまで疾走するハニーの勇姿?に出だしから退きまくり!!「オニギリ好き」なんて設定、永井センセの原作にゃ確か無かったハズ。庵野の捏造か、大人の事情(ファミ○ーマートとのタイアップ?)か知らないけど興醒めもイイ所っす。佐藤江梨子の大根ぶりを見ていると撮影時に「エリちゃん、違う違う!もっとこう色っぽく!しょうがないなぁ‥じゃあ僕が手本見せるから。いいかい?『ハニーーーー・フラーーーーーッシュ!!』こうだよ!じゃもう一度!!」とか身をくねらせながら嬉々として演技指導している庵野の姿が目に浮かび更に萎える…。3点(2004-11-27 02:40:12)(良:1票)

114.  ゼブラーマン 《ネタバレ》 哀川翔アニキもクドカンとかいう人物も三池というカントクも全然知らずに観ました。どうも彼らに関して或る程度の予備知識つーか予習が必要な作品だったみたいっすね。イキナリ観ても何のこっちゃサパーリですた。皆さんに好評のゼブラーナースも私にはチョット理解できません。ただ…何となくなんですけど、もしかしたら狙いはラストのキメ台詞「白黒つけたぜ!」をシマウマ男に言わせんがため「だけ」だったんじゃないのか??という気もします。一言で評するなら「陳腐」。すみませんが5点マイナス致しまする。5点(2004-11-26 13:15:47)(良:1票)

115.  案山子男2 復讐の雄叫び<OV> 《ネタバレ》 悪の案山子デビッドと善の案山子カールの対決をクライマックスに据えた辺りは東宝特撮の名作「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」を髣髴とさせ…るわきゃねーだろ!!このバカチンが!!くう~何だか無性に”読み手の気分を害するコメント”やら”卑猥なコメント”やら書き殴りたい衝動に駆られちまうぜぇぇぇぇ!!でも削除されたくないんでココは我慢だ、オレ!!もうマジで前作よりショボ。うぉのれ、アルバトロスめ~2点を…食らえっっっ!!!!2点(2004-11-25 01:50:30)(笑:2票)

116.  ターミネーター3 《ネタバレ》 何と言うか…鯛焼きの売り口上に「頭から尻尾の先までアンコ」ってのがあったのを連想してしまった。本作の場合で言えば、見せ場に次ぐ見せ場のチープなパッチワーク。「観客に息抜きする間を与えたらオレ達の負けだ~!」という強迫観念に取り憑かれたジョナサン・モストウやシュワ以下本作スタッフが血管ブチ切れさせながら110分息継ぎナシのトライアスロンやってるのを無理矢理に見せられたような感じ??まぁ一作目・二作目以上にド派手に見せて観客のド肝を抜こうと張り切る気持ちは分からなくもないが、そりゃハナっから物理的に無理、impossibleってモンだw。緩急をつける・静かなタメがあるからこそアクションも一層映える。この当たり前の摂理を忘れた映画人の何と多いコトか…。5点(2004-11-22 03:34:17)(良:2票)

117.  五瓣の椿 《ネタバレ》 何やらNHKのTV時代劇としてリメイクされるらしいですが…。果たして本作の岩下志麻が全身から発散させる”怨念と復讐の炎”を再現できるのかどうか、個人的には甚だ疑問ですな。そもそもお茶の間で見るには余りに際どい内容なだけに「オイオイNHK、ちょっとマズいんじゃ?」と突っ込みたくなります。で、その本作ですが‥野村監督の安定した演出と川又昂のカメラワークの美しさのお蔭で辛うじて悲惨なラストまで何とか観終わることができますた。出演者にかなり曲者を多数配しているので、彼らの演技を見るだけでも充分に堪能できるかとは思います。が、いかんせん長ーーーーーい上に、いくら何でも重苦し過ぎます。救いが無さ過ぎてやりきれません。マイナス2点。もしもNHKリメイクを見て軽い好奇心でオリジナルを鑑賞するつもりでしたら、恐らく凄まじいリバウンドを食らいますから、そこんとこよくよく覚悟して御覧を。先述の岩下の熱演もさることながら、お歯黒メイクの左幸子が演じる業の深いにも程がある”好色一代女”っぷりも隠れた見所かも。8点(2004-11-21 02:13:16)

118.  パラダイン夫人の恋 《ネタバレ》 「レベッカ」の時にも言及したんだけど、とにかく非道い出来でガックリ…。シナリオまでしゃしゃり出るくらいならセルズニックも自分で監督すりゃあイイのに~。てか、上がってきた脚本の余りのトホホさに流石のヒッチ先生もクラッと「めまい」がして戦意喪失て感じ?何しろペックの演じる弁護士がダメ!もうダメダメちゃん!!アリダ・ヴァリ扮するパラダイン夫人の無実を信じる根拠が「美人だから」…ってアンタ思春期の純情少年かよ!しかも女房持ちじゃん!彼の弁論も強引かつ単調かつ間抜け過ぎて、何かもう観てるコッチが「こいつアフォちゃうか?」と堪らなく恥ずかしくなってくる。最後も邦題とは一切無関係なペックとアン・トッドの大甘メロドラマみたいになっちゃうしナァ‥。うーーーーん、褒めドコロが見つからないので6点マイナスゥ!!4点(2004-11-20 04:08:25)(良:1票)

119.  十一人の侍 《ネタバレ》 極端なまでにスーパーマン的な剣豪が、たった一人で大勢の敵をバッサバッサと斬り倒してメデタシメデタシ‥という従来の時代劇へのアンチテーゼなのは分かる。にしても、仮にも映画なんだから娯楽作品としての最低限の礼儀を欠いて、ひたぶるにテーマを追求するのは観客の存在を忘れた本末転倒と言わざるをえまい。工藤監督お得意の”集団抗争時代劇”も斬新に感じたのはぶっちゃけ「十三人の刺客」のみであり、「大殺陣」も本作も二番煎じ・三番煎じの域を一歩も出ていないように思う。特に本作はプロット構成から何から「十三人ー」のモロ焼き直しに過ぎず、しかも著しく見劣りする。まず何よりも菅貫太郎のバカ殿(斎厚)に「十三人ー」時のイッてしまった狂気が(もう大幅に)不足しているのが痛い、イタ過ぎる。あと、夏八木勲も主演としての貫禄が無い上に殺陣や所作が余りにも軽いので、「十三人ー」での千恵蔵の凄みには程遠く、とても作品を支えきれていない。斎厚暗殺の場面も当初の手筈通り木曽山中で決行していれば、少しは見応えもあっただろうに…。雨宿りの斎厚一行を雨中をついて襲撃する場面は「七人の侍」クライマックスを意識したのかどうか知らないが、いかにも取って付けた感じで悲しいくらい緊迫感ナシ!西村晃だけが生き残るラストも、十一人それぞれの個性が全く描写されていないので別に意外性も何も伝わってこない。こうなると「十三人ー」が際立っていたのは、工藤監督が最も否定したかったハズの典型的な時代劇スターである千恵蔵や嵐寛寿郎の功績だったコトになる。図らずも本作が見事にソレを証明した形になったのは何とも皮肉w。6点(2004-11-20 02:40:57)

120.  若草物語(1949) ルイーザ・メイ・オルコットの”永遠のベストセラー”とも言うべき超有名な原作の4度目の映画化作品。94年版のレビューでも書いたんだが、個人的には1933年のジョージ・キューカー版でのキャサリン・ヘプバーン演じる次女ジョーの溌剌とした印象が余りにも強烈で、正直言ってジューン・アリスンの熱演を以てしても全く敵わない。相手が悪過ぎたね~。ジャネット・リーのメグも今イチだったよナァ。「サイコ」のマリオン役ほどのインパクトは未だナシ。あまり目立たないエイミー役を輝くばかりに美しかった(当時、弱冠16歳の)エリザベス・テイラーが演じているのが今回の目玉では…矢張り弱い。そういやベス(マーガレット・オブライエン)が末娘でエイミーと入れ替わってたのは…何の積もりだったのかな??ま、それは兎も角ルロイの演出はおっとりしたタッチでナカナカ味もあり良い…が、女性映画でキューカーを超えるにはチト力不足。それでも充分名作の名に恥じないとは思うので…8点。8点(2004-11-17 02:47:54)(良:1票)

070.50%
180.57%
2221.58%
31007.17%
41228.75%
533123.73%
625918.57%
722215.91%
819413.91%
9856.09%
10453.23%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS