みんなのシネマレビュー
元みかんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627

101.  イースター・パレード カエサルの「来た、見た、勝った!」同様、DVDがウチに「来た」→帰宅後すぐに「観た」→そして素晴らしかった「やったぁ@×○△!」ってな映画。この映画を映画館で観られた方々に、ジェラシーを感じます。なのに、あんまり覚えてないですとーー?(笑)。これは是非ともどこかの映画館でやってくれなければ。観る前より観た後のほうが、より観たい欲求が出てくる、麻薬的映画ですね。この映画のどこが素晴らしいか、それは、観た人にしか伝えられないという“映画をレビューする”ことの意味をまったくなくしてしまうところにあります。劇場で観ていないので、何ともいえませんが、きっとその空間をみんなと共有できたこと、そして映画を観る幸せや喜びがつまった映画だと思うのですね。スローモーションで踊るアステアを観て、ジュディの目を通したアステアの姿だと感じたとき、これはジュディのための映画なんだって、よーーくわかりました。彼女は本当に愛されているんだなぁ。タメて、タメて、タメて……うわぁ、爆笑!とか、ナンバーごとに盛り上がる歌と踊り……いやぁ、映画館で観たいなぁ。[DVD(字幕)] 9点(2005-07-02 10:16:12)(良:2票)

102.  希望の降る街 《ネタバレ》 頭が固くて頑なだった法律学者の教授(ロナルド・コールマン)が、脱獄者レオポルド(ケイリー・グラント)とちょっと姦しくておせっかいな女性(ジーン・アーサー)と友情を育むことで、心がほぐれてくる過程がとても心地いい。なかでも周りの人、出来事なんかにまったく興味のなかった教授が、レオポルドの好物をおみやげに買って帰るくだりはほろりとするものが。それが卵入りのボルシチ。「ボルシ~チ! ボルシ~チ!!」とレオポルドが大喜びする。その姿はまるで子どもで、本当にほほえましい場面なのに……。そのボルシチに卵という変わった注文が、レオポルドがご用になるきっかけになってしまう。それに、ジーン・アーサーへの恋心がいったりきたりして、ささやかな三角関係が展開する。みんな相手を思いやり、尊敬の心をもって接するため、観ていてとても清々しい気持ちになれます。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-16 00:57:29)

103.  決断の3時10分 とにかくグレン・フォード演じる悪者の親分、ベンがかっちょいい。そして、ベンを見張る牧場主のダンもかっちょいい。前者はスマートでかっこよく、後者は誠実でかっこいい。こんな男同士(念のため言っておくけれど、決して顔がいいわけではありません)が、各々の考えに基づいて心理戦をする。かたや捕まりながらも悠然と過ごす男。かたや200$のために命をかけて慎重に見張る。もともとダンは金のために見張り役に志願したんだから、ベンはダンを買収しようとする……。この二人の一挙一動を、私たちはただみつめるだけ。この均衡が崩れるのはどこなのか……それを、ただじっと待つのです。ダンが仲間を集める。ベンの手下がやってくる……。どこで動くか、乞うご期待!ってな映画です。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-13 00:11:51)(良:4票)

104.  ギルダ 《ネタバレ》 まさしく“女(男も?)の執念、岩もを貫く”的映画です。主だった登場人物はみんな、本当に根にもつタイプ。いわゆる三角関係なのですが、その関係はとても複雑です。ある程度で終わりになるのかと思ったら、どんどん続く、まだまだ続く。往生際の悪い映画というかなんというか……。誰がどーのと、ここに書くのはとっても大変な作業になるので、触りだけでパスさせてください。とにもかくにもギルダには問題が多い。自分の感情をコントロールできなくて、なんとなく当たり散らしている状態。そんでもってダンナがいなくなったら、超喜んで、最愛の人と結婚する。一方の男は、その結婚を使い、ギルダに対してなんだかわけわからない復讐をする。近しい人同士の三角関係映画って、よほど清々しい終わり方をしないと、後味悪いものになっちゃうんですよね。まっ、映画のタイトルが『ギルダ』なんだし、ギルダがどーした、ギルダがどーされたっていうのを追っていけばいいのかもしれません。そう観ていくと、まぁ、ギルダの気持ち(というか不運?)もわらなくもないよーな。あそこで再会しなければ、十分すぎるほどのゴージャスな生活を送り、徐々に男を忘れていったはず。そうして、勢いで結婚したけれど、これはこれで良かったのかな、と思い返せるような人生だったのかもしれません。ここ1年くらいで、リタ・ヘイワースものをそこそこ観ているのですが、いろんな役柄に応じて、さまざまに変化するリタ・ヘイワースという女優の魅力は詰まった映画だと思います。でももっとかわいい役柄の彼女もいるので、いろいろと観てもらえると嬉しいです。[DVD(字幕)] 5点(2005-06-11 20:50:31)

105.  東京ジョー ボギー扮するジョーが経営していた「東京ヂョー」という名前の酒場、この「ヂ」という字がよい。そして、人力車を含め、銀座の街を行き来する人たちの雰囲気がよい。そして、すでに再婚している元妻を追いかけるという、ちょっと女々しいボギーがまたよい。そんなふうな感じがやっぱり『カサブランカ』似ていますね。ジョーがいない間、店を守っていた?日本人がいたけれど、彼らが再会した時にJUDOの組をして、かつての仲良さをあらわす場面がありましたよね。その部分のわざとらしさが、けっこう気に入っています。逆に目が離せないというか、なんか忘れられないシーンのひとつになっています。ストーリーは、なんかの陰謀に巻き込まれて(脅されて)どーのこーのするもの。そっちのほうはちょっとわかりにくく、ただ最後の対決?だけが妙に印象に残っています。6点(2005-02-20 22:19:27)

106.  スイング・ホテル 「ホワイト・クリスマス」の元ネタとされていますが、ストーリー自体はまったく違うもの。アステアがクロスビーの目をつけている女の子をとるお話……なのか…な。ちょっと違う。とにもかくにもアメリカの祝日をテーマに、クリスマスはもとより、リンカーン誕生日、独立記念日、バレンタインデイなどの歌と踊りを、クロスビーが経営する“ホリディ・イン”で披露していくのです。それぞれ祝日の特徴をつかんだショーが用意されているので、アメリカの祝日を覚えるにはちょうどいい?かも。ちゃんと普通以上にはよくできたショーなのですが、クロスビーとアステアが出ている割には…ってことで、ちょっと残念ではありました。ちなみにバレンタインデイがテーマの歌としては……『夜の豹』のキム・ノヴァクが歌う姿が脳裏から離れてくれません。6点(2005-02-18 00:25:26)

107.  晴れて今宵は(1942) 今度は南米の大富豪の娘(リタ・ヘイワース)と恋に落ちるアステアのお話。リタ・ヘイワースがむっちゃかわいい。彼女って、実際に映画を見る前のイメージってちょっと妖艶な感じなのかなぁって思っているところもあったのですが、かわいくって踊りが上手で、とってもチャーミング。こういうイメージ先行型のところが、マリリン・モンローとかぶります。セクシー女優といっても、やっぱりかわいいというか、チャーミングさがなかったらここまで人気になったり、語り継がれたりはしないものなのかもしれません。はじめは「心が冷たい」と言われていた彼女なんですが、頑なに振舞うのは周りの環境のせい。お父さんは自己中で横暴だし、お姉さんはその父親に忠実。次女の彼女は結婚なんて冗談じゃない!って思っているんだけれど、意外と王子様を待っているロマンチストで、父親の策略にまんまとはまってしまう。むぅ、あらすじを書いてもこの映画の魅力を伝えることはできないなぁ。彼女の妹二人もかわいいし、アステアとアドルフ・マンジューのバトル→和解の過程もよい。もちろんアステアからリタ・ヘイワースへの熱烈アプローチも素敵&面白い。ストーリーの大筋もよければ小ネタも効いているうえ、アステアのダンスは相変わらず楽しくって素晴らしい。アドルフ・マンジューの前で自由自在に踊る彼は、ほんとに踊りの魔術師で、部屋にある小物をなんだって使ってしまいます。いやぁ、いいもの見せてもらったなぁ。8点(2005-02-14 23:41:53)(良:1票)

108.  赤い風車 傷つくのがイヤで、好きな女性に対して威張ってみせたり、卑屈になったり…。アルコールに依存して、自分の肉体と精神をいじめ続けるロートレックに対して「できれば前向きに生きて欲しい」と、彼の母親のように願うことしかできない。私には、とうてい彼のような極端な生を理解することはできない。映画の前で、というより、ある人生の前には誰もが無力だ。ロートレックは人からの視線と言葉に傷つき、自分をいじめることで、彼のために心を痛める人をいじめ、周りの人からの陵辱をアルコールで緩和してきた。ロートレックの描くムーラン・ルージュのイラストは、踊り子たちがとても健気にみえる。というのも踊り子を囲む紳士たちが冷たく感じられるからだ。絵に何の知識もない私が感じることなのでまったくトンチンカンなことを言っているだけかもしれないけれど、踊り子の健気さにちょっと感じるところがあり、若い頃、このムーラン・ルージュのポストカードを部屋に飾っていたことがある。このお話は、映画なので一部を描いているだけでまったくの事実ではないけれど、あのポストカードにはこんなストーリーがあったのかと思うと、感慨深いものがあった。かなりつらいお話なので、お勧めはできないけれど、私は興味深く見ることができた。7点(2005-02-13 23:21:32)(良:1票)

109.  東京原発 《ネタバレ》 何人かの方が書かれていますが、とっかかりは面白かった(ハズ)なのに、メキメキ面白くなくなった映画の代表格といえます。知事が「東京に原発を(誘致)」と関係者各位に発表するところが最高の見せ場。どーなるんだろう?という期待感だけで、結局なんにも起こらなかった…。というか、いろんなところを茶化しすぎて逆に目も当てられないというか…。原発賛成側を一方的にアホにしただけで議論はなし。あっちの意見、こっちの意見に流される人々にはしーんとしらけるばかり。挙句、知事の「東京原発誘致」は狂言だった!というオチ。もう、どーしてくれるの状態です。でも、極秘のトラックジャック対策に米軍からの協力連絡がきたとき、「なんで知っているんだ?」ってところは、クスリとやられてしまいました。終始、トボケたノリで通してくれたら逆に考えさせられたのかもしれません。中途半端にリアルにしたり、意味不明の人々が出てきたりでげんなりしたのが正直な感想です。ちなみに、私は映画で原発の知識を知りたいとは、まったく思っていません。ドキュメンタリーでやってくれ!って感じです。2点(2005-02-13 22:18:44)

110.  裸足で散歩 レッドフォードがかわいい。あんな彼だったら、ワガママを言って困らせたくなるよなぁ。サドっけが出てくるというか、いじめたくなるというか(笑)。ただ、ジェーン・フォンダの感情の起伏の激しさには、かなりビックリさせられました。アレにいちいち付き合っていると、こっちの神経がすり切れるというか。ほとんど、あの電話修理のおじさんと同じ心境。新婚アツアツのときに当てられ、ちょっとしたらすごい仲が悪くなっている二人に、「くわばら、くわばら、さっさと退散しよう」と思ってしまいました。そうそう、お母さん役のミルドレッド・ナトウィックがなかなかかわいらしかったです。常識がありながらも、変なものを受け入れることのできるバランス感覚の良さがグッドでした。6点(2005-01-16 22:43:43)

111.  踊るニュウ・ヨーク 素晴らしい作品です。とにかくラストのフレッド・アステアとエレノア・パウエル。この2人のタップが見事で、見事で。瞬きするのも惜しまれるくらい、踊りの間じゅう視線は画面に釘づけ。観ている私はただただ踊りを観るだけの阿呆になってしまいます。はじめは場末のお見合ホールの余興で踊るだけだったアステア。そして、パウエルはブロードウェイで男どもを従え、女王様然と舞台で踊りまくっている。なかなかこの2人が一緒に踊ることはなく、少しずついろんな踊りが小出しにされていく。パウエルのアクロバティックダンスも観られるし、アステアの小物を使った一人ダンスもちゃんと観られる。ソロで見せるナンバーもあれば、コンビで、ペアで、トリオで……次々と超一流のダンスナンバーが。ストーリーも人間の弱さと人の温かさ、芸の厳しさ、ショーの喜びがつまったもの。さすがミュージカルの雄MGMですよ。ミュージカルの美味しいところをすべて知り尽くしているスタッフと、実力と輝きをもったスター。根っからの悪い人がでてこないという古典的なエンタテイメントに、もう私は魅入るばかりです。迷わず10点!10点(2005-01-15 11:56:14)(良:2票)

112.  ハッピー・フライト(2003) 《ネタバレ》 タイトル通りのおバカ映画です。バカっぽいコメディエンヌ、クリスティーナ・アップルゲイトがまたまたやってくれました。「i」の上の点「・」をハートマーク「・」に替えた履歴書&答案はかなりのおバカ度です。泣いて笑って喧嘩しての大暴れ。いやぁ、やっぱ彼女の思いきりの良さが好きですわぁ。前半部分、グゥイネスとアップルゲイトの中途半端なお色気とバカっぽさが面白く、ホステスのような衣装に喜んでいたのですが、大手航空会社のフライトアテンダント訓練をはじめたあたりから、トーンダウン。グゥイネスが優等生モードになってきたのに尻すぼみを感じました。イマドキの耳障りのいい軽快な音楽に、フライトアテンダントとしてのキャリアを順調に積み重ねるサクセスストーリー。陰に表に主人公を助けてくれる力をもった素晴らしい先輩。夢を実現したハズなのに物足りなさを感じ……というスルリと抜けていくようなストーリーに、中途半端さを感じてしまいます。普通に楽しく、サラリと観ることができるのですが、前半の初飛行機体験でわーわー大騒ぎしているバカっぽいグゥイネスのノリが好きな私としては、後半のなんでもできるスーパーウーマンのグゥイネスに違和感が残ってしまいます。うーん、惜しい……な。6点(2005-01-14 22:32:18)

113.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 定期的に観たくなる映画のひとつ。結果も経緯もわかっているのに、ちゃんとドキドキ、ハラハラさせてくれます。男性陣がパーティに行っている間、つまらなそうにお留守番をするグレース・ケリーに映画でもどこへでもでかけて楽しんでおいで!と、毎度毎度アドバイス?をする私。電話が鳴ると、ああダメダメ起きちゃあいけないよ、と思う私……。バカだ。結果はわかっているのに……。欲を言えば、推理小説家の彼が彼女を助けるために半分でっち上げる作り話。アレが本当のお話マンマだったのが残念。せっかくだったら、さもありなんって感じの話をもう一つ作って、もっと観客を楽しませてほしいなぁ、もったいない……と貪欲な観客の一人は思うのでした。チャンチャン9点(2005-01-14 21:58:57)(良:1票)

114.  カバーガール ジーン・ケリーの店で働くコメディアン?役のリー・ボウマンがとってもいい人。ジーン・ケリーとリタ・ヘイワースの間にいて、どっちかが離れそうになると、おせっかいながらも仲をとりもつ。二人ともいじっぱりだから、彼みたいなキャラがいると安心して物語を楽しむことができます。話の展開はこれでもかというくらいベタなもの。歌を唄い、踊って、恋愛や友情が散りばめられたお話です。ただ恋愛というよりも、主役の2人にリー・ボウマンを加えた3人で夜の街を踊り歩くのがとても楽しい。金曜日の夜に決まってする3人のおまじない(運だめし?)もコミカルでいいです。牡蛎がキライなのに、毎週決まって生牡蛎を注文。「真珠よ出てこーいっ、出てこーいっ」と願をかけて牡蛎の殻を開く3人の姿には、ホントほほえましさを感じます。8点(2005-01-14 19:52:15)

115.  マタンゴ 《ネタバレ》 この『マタンゴ』というタイトル。コレに惹かれて観る前から「マタンゴ!マタンゴッ!」と盛り上がっていた。ドラクエの敵キャラ“おばけきのこ”を見ては「マタンゴ!」と言い、自らを鼓舞してきた。なもんだから、実際に観て失望しないか?という不安が……。そんな不安はさておき、観ました、観ましたよ。ちょいセレブな感じの若者7人のヨットクルーズ。そのときの音楽がとても楽しくで期待感が増幅。それもつかのま、嵐に合えば、あっと言う間に仲間割れの予兆が!期待どおりに話が進む。ラジオはすぐに電池切れ。マタンゴがいつ出てくるかと楽しみに待っていた30分。マタンゴと名付けられた巨大キノコの標本?が出てきたときに期待感は最高潮へ。難破船の中がむせそうになるくらいカビ(胞子)にまみれているのも、観ているだけで気持ち悪い。その後もオキマリのパターンでストーリーが突き進む。仲間割れどころではなく、狂ったうえでの喧嘩、殺人、裏切り、出し抜き……人間のエゴが露になって、なかなか醜い展開となる。はっきりいって後味は悪い。それにしてもどーして、マタンゴが人間を襲うのか?がわからなかった。それが明らかになったのはDVDの特典映像「予告編」を観たとき。じ、実は、マタンゴ……吸血モンスターだったのだ!!いやぁ、気付かなかった。それはともかく、私もプロフェッサー同様、あの島に行ったとき、愛する人と一緒にキノコとして生きるのが正しい道だったよーな気がしてならない。《印象に残ったセリフ》「あいつら半分キノコだ!」←真剣に言っているのが、妙におかしい。 5点(2005-01-13 23:39:11)(笑:4票) 《改行有》

116.  紐育(ニューヨーク)の天使 面白いストーリーなんですが、出だしの勢いがとても良すぎて、すんごくすんごくすんごく面白い展開を期待してしまったので、尻すぼみに終わった感が(笑)。まっ、それはともかく、この映画は、なにかと生きにくいニューヨークで生活をするために、小金を持っているふうの人をだまして、小金をせしめている男が、人々にまきこまれて自殺をしようとしている男を助けるという話。本人にはその気がなかったはずなのに、立派?に男を助けてしまうのです。けっこう心温まるお話ではあるのですが、どうやって助けたのか、そのいきさつをもっと丁寧に描いてくれたら、もっともっと楽しい映画になったように思います。『駅馬車』でアル中の医者を演じたトーマス・ミッチェルの酔っぱらいぶりが、この映画の見どころの一つか!7点(2005-01-13 00:30:01)

117.  ザッツ・エンタテインメントPART3 食事をしながら、よくバックグラウンドムービー(BGM)としてつけています。さまざまなMGMミュージカルのいいところが収められていますが、毎回目が釘付けになるのがアステアの編。アステアの歌と踊りに魅入ってしまいます。ところで、アメリカにとっての「ジュディ・ガーランド」=日本にとっての「美空ひばり」説を聞いた。←これは人からの受け売りですが、それを受けて私は「ミッキー・ルーニー」=「えなりかずき」説を押したい!! ↓【キリコ】様、いかがでしょう(笑)?  その前に↑の方にダメ出しされた……出直しますm(_ _)m シツレイシマシタ8点(2004-12-26 16:05:43)

118.  グレートレース 《ネタバレ》 嬉々として悪役になりきるジャック・レモンと、これまた嬉々としてスーパー・スターを演じるトニー・カーティス。ある種のハジケチャッタノネ演技がとてもいいのです。ジャック・レモンはずっこけ悪人なんだけれど、途中立ち寄った国でワガママ王子様と間違えられる(姿がそっくりなもので)。この頃から、なぜか私は「こ、この映画は、、、も、もしや『ウハウハザブーン』(正式名称『アップ・ザ・クリーク』)と同じでは……(汗)と思いはじめました。よくよく考えてみると、繋がるところはレースをしていろんな妨害・罠がしかけられ、ライバルたちを陥れながらレースが進んでいくところのみ。「いや、そんなハズはない。だってあの映画と一緒ってことは、ラストがとんでもないことに……ブルブルブル」と恐れていたのですが、本当にラストが恐れていたとおりになったときは逆にビックリ! そう、ゴール地点のパリでエッフェル塔があんなことに!!!『ウハウハザブーン』ではログハウスが粉々になっていただけなのに……。この作品より過去につくられた『グレートレース』のほうがスケールがでかい!というのがとってもいいです(笑)。6点(2004-12-26 01:30:53)

119.  帰らざる河 《ネタバレ》 ロバート・ミッチャムことマットが、ケイ(モンロー)に惹かれていく過程がわかりづらい。もうちょっといろんなエピソードとか、マットの表情・行動とかに表してくれれば、もっと面白くなったのにと残念でした。それでも、ケイの恋人に対する怒り+盲目的なケイへの苛立ち+ケイの色気→放っておけない存在+理性との闘い→むっつり顔……という流れはわからなくもないかも(笑)。基本的にはちゃめちゃなストーリーですが、私はコレくらいならオッケーです(笑)。許容範囲……というより、十分に楽しめました。インディアンがわかりやすいし、川下りだって適当だし、挙げ句の果ては猛獣だし!そんな節操のなさが私は好きです。そしてケイの人を観る目のなさも私は好きです。人を好きになったら、現実を見ずになるべく擁護したいですよね。いいように解釈したい病の女性をみると、ちょっと切なくもあり、そこに女らしさを感じたりもします。↓の方々が書かれていますが、モンローの色気と可愛さは文句なし!6点(2004-12-25 19:54:21)(良:1票)

120.  麻雀放浪記 イカレた話ですが、面白いです。男の物語としては、『華麗なるヒコーキ野郎』と通じます。甘えん坊の男の、バカなこと(彼らにとっては麻雀に克つってことは、家の権利書なんかより大事なこと)にとりつかれて周りのことが見えなくなっていくお話。大竹しのぶの「私があんたを好きなんじゃない、あんたが私を好きなんだ」と叫んだ場面がとても好きです。7点(2004-12-25 19:23:04)

000.00%
130.57%
271.34%
3305.73%
4478.97%
55610.69%
69718.51%
719937.98%
87013.36%
9122.29%
1030.57%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS