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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 蜘蛛巣城 「マクベス」の翻案としてはもちろん、一種の「怪異談」として観ても秀逸です。脚本、映像、演技すべてにわたり神経が行き届いているのが感ぜられ、珠玉の作品と呼ぶに相応しい。9点(2004-05-10 00:39:56) 2. 禁断の惑星 遥か昔に観たときですら、すでに古典SFの傑作と言われていた作品ですが、確かに着想が素晴しく、デザインもいい。古いSF作品を今の目で観る時は、脳内補正しまくりで辛いことがあったりしますが、本作なんかは素直に楽しめるのではないでしょうか。8点(2004-01-26 01:11:48) 3. ゴジラ(1954) 言うまでもなく、ゴジラという不滅の怪獣キャラを生み出した作品だが、私の世代の「○○対ゴジラ」以降のキャラクター映画とは全然別物である。本作を初めて観たのはミニラなんかよりも後だったと思うが、ゴジラって怖い奴だったんだなとビビった記憶がある。TVの怪獣バトルの洗礼を受けた私のような特撮ファンにとっては、怪獣映画というより反核映画である。従って、怪獣映画を求めている未見の若い世代の方には、コアなファンによって神格化された評価に左右されることなく、まずは原点を観てみるというフラットな気持ちで臨んだ方が、意外な感動を得られるのではないかと思います。8点(2003-12-07 01:54:51) 4. ローマの休日 まるで小さな宝石のような、美しい映画ですね。オードリー・ヘプバーンに見惚れてしまいます。8点(2003-12-02 00:01:18) 5. 宇宙水爆戦 有名な「メタルーナ・ミュータント」見たさに観賞。でも、ミュータントって全然ストーリーに絡んでないし、登場も少ない。まあ、ぞろぞろ出られても有り難味がないかな。5点(2003-11-10 18:00:06) 6. 羅生門(1950) 《ネタバレ》 最初に観た黒澤作品。その時は芥川龍之介の「羅生門」が原作と思い込んでいたので、理解不能でした。原作の「藪の中」とビアスの「月明かりの道」を読んでのちは、私は例のラストは余計だとおもっています。映像美はさすがでプラス1点です。7点(2003-10-25 21:25:43) 7. 七人の侍 今やネームバリューが強すぎて、かえって敬遠されるむきもあるかもしれませんが、まずは何も考えずにとにかく観てほしい作品です。9点(2003-10-25 15:41:06)
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