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タイトル名 |
戦国自衛隊1549 |
レビュワー |
カイル・枕クランさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2005-09-20 00:56:46 |
変更日時 |
2005-09-20 00:56:46 |
レビュー内容 |
『自衛隊が戦国時代に』というコピーからして面白過ぎで、かつ役者陣もそうそうたるメンバーを揃え、決して企画倒れに終わってない名作を今宵リメイク。近年の邦画ブームによりリメイクのゴーサインが出たのだろうが、それは失敗に終わった。オリジナル版と見比べれば一目瞭然。全てにおいて負けている。まず演者。サニー千葉をはじめ、夏木勲(現・夏八木勲)や渡瀬恒彦、鈴木ヒロミツ、ムッシュかまやつに三浦洋一、超脇役に真田広之、そしてスタントinJAC。この濃すぎる面子をどう再現するのか、おてなみ拝見だったのだが、凡庸な面子に。北村一輝のキャスティングのみは評価。まあキャストはしょうがないにしても、肝心要の演出がちゃち過ぎ。城の庭でただ小規模のバトルを繰り広げた所では、ハリウッドアクションに見慣れた客を唸らせる事はできない。もっと兵隊VS戦車のガチンコバトルが見たかっただけに残念でならない。オリジナル版のざらざらした感じの中にマグマのような熱さがある映画にはほど遠い、ぬるま湯映画に。福井春敏の凡庸な脚本にもガッカリ。
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