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緑の光線 - ramoさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 緑の光線
レビュワー ramoさん
点数 8点
投稿日時 2020-10-04 14:00:00
変更日時 2020-10-04 14:00:00
レビュー内容
精神的に未熟で自意識過剰、場の空気が読めずに無神経な持論をズケズケ、周りの人間に気をつかわせまくった挙句それを何とも思っていない、痛いところを突かれたら逃げ出し、そして人前で泣く・・・。「なんなんだ、オマエは!」と怒鳴りつけてセーヌ川にでも蹴り落としてやりたくなるような女が主人公で、悪口の材料に事欠かないシーンが次から次へと出てきます。でもなぜか退屈でも不愉快になるわけでもなく、映画として楽しめてしまう、なんとも不思議な魅力を持った作品でした。

ラストシーン、やっと心からの笑顔が生まれましたね。「緑の光線が見えて良かった」から・・・だけではなくて、この瞬間、自分の心も相手の心も読めたから。「決してナンパではなく心から自分のことを思ってくれている」彼の心と、「この人とならやっていける」という正直な自分の心を読むことができてハッピーエンド。
緑の光線について話す老人たちのシーンでオチは見えた感じでしたが、でも良い締めくくり方でした。ただ、日没の瞬間なのに2人の背景がまだ明る過ぎて、別撮り感丸出しなのが何とももったいない・・・。

人々の会話や町の風景から聞こえる様々な音。まるでドキュメンタリーのような雰囲気で、フランスという国の空気感や国民性が伝わってくるようでした。
初めてこの監督の作品を観た時は「はぁ? 何これ?」と理解不能でしたが、なんとなく心の奥隅からじわじわと・・・。気になって何本か観ているうちに、この監督作品の楽しみ方が少しわかってきたような気がします。
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